Kamen Rider Wizard 07 Transcript

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Kamen Rider Wizard 07

〈瞬平や輪島など 多くの男を騙していた詐欺師
川崎愛美〉
〈ゲートである彼女を ファントムから助けた
晴人だったが 愛美は そのまま
姿を消してしまった〉
愛美さんが…
詐欺師だったなんてー!!
ようやく ハッピーが
やって来たと思ったのに…!
心に 穴が開いたみたいだ…!
(すすり泣き)
おかしいと思ってたのよ
最初から。
美人には
コロッといっちゃうんだから。
男って ホント 浅はか。
フフフ… 浅はかって…。
凛子ちゃん 男を全部
ひとくくりにしないでくれる?
よく言うわ! 自分だって
デレーッとしてたくせに。
(咳払い)
コヨミ…。
コヨミ まだ見つからない?
うん…。
愛美さんも ファントムも。
ガルちゃんたちも
頑張ってくれてるんだけど。
(鳴き声)
あっ! そういえば…。
お2人は
どちらで知り合ったんですか?
ルネサンスっていう
スポーツジムです。
そこ行けば 何かわかるかも。
うん。
(泣き声)
・~
(輪島)こんなもの こんなもの…!
こんなものー!
ちょっ… 何やってんだよ!?
それ 魔法の指輪!
あぁ… あぁ…!
彼女に プレゼントしようとしてたのよ。
はっ!?
(泣き声)
ったく…。
なんの指輪なの?
うん… 煙?
試しに使ってみるか。
(電子音声)「スメル プリーズ」
(一同)くさーっ!
…くさっ!
(愛美)《まだよ…》
《こんなことで
諦めるわけにはいかない》
《絶対に…》
〈魔法の指輪 ウィザードリング〉
〈今を生きる魔法使いは
その輝きを両手に宿し 絶望を 希望に変える…〉
・~
またゲートを
見失ったらしいじゃねえか?
何そんなとこで
ボーッとしてんだよ!?
おい! 聞いてんのかよ!?
シッ!
来ました! 爽やかな透明感の中に漂う、上品で物憂げな甘さ・・・この香り、間違いありません!
何言ってんだ?
ゲートの匂いを
嗅ぎ当てたのよ。
・~
やっぱりな…。
やっぱりって…
気づいてたんですか?
薄々。
あんな美人が 僕なんかと
仲良くしてくれるなんて 財産目当てなのかなって。
でも きっと
何か事情があったんだろうな。
えっ?
あのとき 僕の手を
取ってくれたんです。
(山形)わーっ! あっ… あっ…!
山形さん 早く!
早く!
僕のことなんか ほっといて
自分だけ逃げるのが当たり前です。
なのに 愛美さんは
僕の手を取ってくれた。
だから… 僕は信じます。
彼女には お金が必要な
何か事情があったんだって。
(携帯電話)
もしもし?
見つけたわよ。
偽名を使ってなくて助かった。
じゃあ 後で合流ってことで。
(携帯電話)
はい。
(署長)「コラ 大門君!」
近頃 謎の単独行動が
多いそうだな。
今日も署にいないようだが
一体どこにいるんだね!?
「まさか ファントム事件を
追ってるんじゃ…」
ご安心ください!
今は 詐欺事件の捜査です。
失礼しまーす。
おいっ!?
怪しい! 国安ゼロ課の
木崎さんに ご報告…。
いや でも そんなことしたらな
管理不行き届きで 私の立場が…。
いや でも 報告しないと…
どうする!?
コインの裏表で決めよう!
表が出たら 報告。
えーっと… あれっ?
どっか いっちゃった…。
・~
待っててね。
一旦 東京
離れるけど すぐに お金貯めて
戻ってくるから。
絶対…
絶対 取り戻すから。
ほほう。
(愛美)誰?
それが あなたの夢ですか。
けれど かわいそうに それが叶うことはありません。
(愛美)あっ…!
この辺りだと思うんだけど…。
(愛美)キャーッ!
さあ 逃れられませんよ。
死の恐怖に 絶望するがいい!
んっ!?
ハッ!
・~
愛美さん! 大丈夫!?
しっかりして! 愛美さん!
あっ…! 待って!
・~
わあっ!
(電子音声)
「ドライバーオン プリーズ」
変身!
(電子音声)「フレイム プリーズ」
・~「ヒーヒー ヒーヒーヒー」
(銃声)
・~
おわっ!
・~
んっ? あれっ?
・~
ハッ!
・~
うわぁっ!
んー… ヤアッ!
(電子音声)
「ディフェンド プリーズ」
ハッ!
ふぅ~。 んっ?
あ~あ…。
(足音)
愛美さんは?
ごめん 逃げられた。
今 彼女の行き先の
手がかりがないか 探してたんだけど…。
ん…?
小さいころの写真かな?
たぶん。 あと… これ。
不動産広告?
なるほどね。
詐欺で稼いでた割に 安いアパートだと思ったら ドーンと
家でも買っちゃうってことか。
…あれ!?
気づいた?
これ 全部
おんなじ家の広告じゃん。
・~
よっ!
どうして ここに…。
こっちを離れる前に
立ち寄るんじゃないかと思って。
この家を買うために
詐欺なんて始めたの?
子供のころに住んでたのよ…。
(愛美の父)愛美は 絵が上手だな。
将来は イラストレーターに
なるんだもんね?
うん! あとね お菓子屋さんと
お嫁さんにもなるんだ!
(愛美)でも 父親が
詐欺師に騙されて あの家も 何もかも
失ってしまった。
そうだ 写真を撮ろう。
よし! 撮るよ。
はい いい笑顔で。
はい チーズ!
(愛美)いつか この家を買い戻す。
そしたら また一緒に
暮らそうって言ってたのに 無理しすぎたのか 結局
私1人だけ 残された…。
(愛美)大人になっても 私は
ときどき あの家を見に行った。
つらいことがあっても あの家での
幸せな日々を思い出したら 頑張れる気がして。
でも 今年の夏…。
(不動産屋)いかがでしょうか?
あ~ 上物はいらないな。
すぐ潰しちゃって 更地にしてくれるかな。
(愛美)すぐにでも
私が買わなきゃ…!
でなきゃ
思い出の家がなくなっちゃう!
だから 至急
お金が必要なの。
ねえ お願い。 見逃して!
それはできない。
お願い!
あんたには
わかんないのよ。
家族を失った
私の気持ちなんて!
わかるよ…。
俺も 家族いないもん。
…えっ?
俺や あんただけじゃない。
他にも たくさんいるよ。
家族を失った人…。
・~
火事!?
家が… 私の家が…!
・~
ダメだ!
ようこそ
お待ちしていました。
ファントム!
お前のしわざか!?
フッフッフッフ…。
ゲートよ
その目で しかと見なさい。
あなたの心の支えが
崩れていく様を。
そして 絶望するがいい!
(ノーム)フッフッフ…。
そんな…。
危ないっ!
別に よかったのに…。
えっ?
この家がなくなるんなら
私なんて もう…。
バカなこと言ってんなよ!
あんたの希望は 俺が守る。
・~
(電子音声)「ドライバーオン」
変身!
(電子音声)「ウォーター プリーズ」
・~「スイ スイ スイ スイ」
ハッ!
(愛美)キャッ!
(ノーム)うおぉっ…!
・~
俺が言いたいのは 過去ばっかり見て
今を捨てんなってこと。
(ノーム)指輪の魔法使い!
どこまで邪魔する気ですか!
どこまでもに 決まってるだろ!
そうよね…。
ここには もう
誰もいないのよね…。
うわぁっ!
(銃声)
さあ 今度こそ ケリをつけようぜ。
つけてさし上げましょう!
・~
ハッ! ハッ!
おわぁっ!
フンッ!
んっ!? ハッ! うっ!
わっ! うわぁっ!
・~
ハアー… ヤアッ!
ならば… フンッ!
待てっ!
また 潜りやがったのか!
(ノーム)フッフッフッフ…。
・~
わあっ!
・~
わあっ!
地面の下から
俺の居場所がわかるのかよ!?
わあっ!
あなたの匂いは
しっかり覚えました。
鼻が利くのか。
そういうことなら…。
(電子音声)「ランド プリーズ」
・~「ドドド ドドドン
ドン ドドドン」
(電子音声)「ビッグ プリーズ」
フッ!
うおわっ!
トウッ!
モグラ叩きは得意でね。
・~
(電子音声)「スメル プリーズ」
ハッ!
何をした!?
うわぁっ…!
なんという強烈な臭い!
クソッ!
私の敏感な鼻が…!
くさ~!
これ以上 戦ってなどいられるか!
同感だ。 終わりにしようぜ。
フィナーレだ。
(電子音声)「チョーイイネ!
キックストライク」
「サイコー! プリーズ」
ハー…ッ!
・~
(電子音声)「ドリル プリーズ」
ハー…ッ!
ダアーッ!
ふぃ~。
・~
(愛美)ありがと。
私 警察に行くわ。
やり直したいって思ったの。
今を ちゃんと生きるために。
(車のドアが閉まる音)
ちょうど
お迎えが来たみたいね。
あなたに会いたいって人が
いるから 連れてきたの。
山形さん…。
ごめんなさい。
私… あなたを騙して…。
愛美さん。
僕が この家 買います!
…えっ?
あ いや…
あげるなんて言ってませんよ。
戻ってきたら 僕から
この家 買い取ってください。
待ってますから。
ありがとうございます!
(山形)顔を上げてください。
ねっ?
・~
ノームも しくじったようね。
まどろっこしいこと
してっからだよ!
あぁー!
ストレスたまるぜ!!
うおーっ! うおーっ!
〈次回 『仮面ライダーウィザード』〉
(輪島)新しい魔法石じゃないか!?
(メデューサ)ワイズマン…。
パパやママなんか嫌いだ!
いないほうがいい。
お望みどおり 俺が遊んでやる。
(フェニックス)
思う存分 いたぶれそうだ。
(晴人)陣が負けを認めるなんて
ヒロムも なかなかやるね。
(ヒロム)スメルの指輪 大活躍。
ビックリさせてくれるね ウィザード。
(リュウジ)
次は フェニックスと対決?
スーパーヒーロータイム
次回も お見逃しなく。