Kamen Rider Fourze 20 Transcript

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Kamen Rider Fourze 20

〈これが
前回の『仮面ライダーフォーゼ』〉
(歌星賢吾)マグネット NとS…。
これだけは よせ!
(ドラゴン・ゾディアーツ)
打倒仮面ライダー そそるぜ!
もう限界だ! こんな部
俺のほうから出てってやる!
(朔田流星)《ガキのケンカ
そのものだ。 めまいがするぜ》
やめろ 如月! 実験もせず
いきなり使うのは危険だ!
(如月弦太朗)
絶対 成功させてみせる!
お前と仲直りするためにも。
(城島ユウキ)携帯 飛んでったー!
朔田なんか信じるからだ。
君は… 大バカだ!
(流星)なぜ 分離しなかったんだ!?
(ドラゴン)
お前の正体を見てやる!
オラァッ!
あっ… メテオ!
(電子音声)「エレキ エレキ・オン」
ハッ! おりゃっ!
(ドラゴン)オラァッ!
ハッ!
フォーゼ 同時攻撃だ!
お前のリミットブレイクに
俺が合わせてやる!おう!
ハッ!
ウー ホワチャッ!
(電子音声)
「メテオ オン レディ?」
(電子音声)「メテオ リミットブレイク」
ウー… ハッ!
(電子音声)「リミットブレイク」
ハー…ッ!
ライダー100億ボルトシュート!
(ドラゴン)ああっ…!
これは また
越えがいのあるハードルだ。
(弦太朗・流星)わあっ!
うっ!?
あっ… おい。
(ユウキ)ゲンちゃん 大丈夫!?
(弦太朗)賢吾… 俺 無我夢中で 賢吾が作ったマグフォンで
挽回しなきゃって…。
朔田が作ったマグフォンだろ。
俺の話は
ひとつも聞いちゃくれない。
君には… 心底 愛想が尽きた。
・~
何もかもが裏目に出やがる。
最悪のコンビだな あいつら。
頼む…。
また力を貸してくれ。
断る。 俺はもう
陸上部の人間だ。
賢…。
あのドラゴンに
俺1人で勝てるか?
〈宇宙…〉
〈無限のコズミックエナジーを
秘めた 神秘の世界〉
〈若者たちは アストロスイッチで
その扉を開き 未来を創る〉
〈Space on your hand!〉
〈その手で 宇宙をつかめ!〉
・~
(速水公平)
しつこいですねえ 刑事さん。
だって 非常識でしょう。
こんな怪物騒ぎが
何度も起こるのに すべての行事が
平常どおりなんて。
我が校の基本方針ですから。
とはいえ 警察としても
立ち入り捜査をしないわけには。
(ため息)
(我望光明)お断りする。
理事長。
・~
立ち入り捜査は
何度もしたじゃないか。
そうだよね?
はい 何度もしました。
物的証拠は
何も見つからなかった。
そうだね?
(刑事)はい
何も見つかりませんでした。
(我望)他を当たっては
どうかな?
お手数かけました。
いかに ここが
私の学園都市でも もみ消しの限度があるよ。
急ぎたまえ リブラ。
今度の若者は当たりです。
ご期待ください。
私の十二使徒
その勢ぞろいの日が待ち遠しい…。
(風城美羽)はい!
部を2つのチームに分けました。
「ここほれワンワン隊」。
「おねがい賢吾くん隊」。
マグフォン捜索のチームが 私と弦太朗 友子 JK。
賢吾君を説得しにいくチームが ユウキ 隼 流星君。
ねえ… ゲンちゃん ホントに
こっちのチームでいいの?
マグフォン見つけなきゃ
賢吾に会う資格がねえ。
(江川留美)ハッ! ハッ…!
キャーッ! 今の見た?
そういえば ドラゴンも
鉄球を出してきたな…。
《何か 如月が勝つための
ヒントが欲しい…》
《いや それ以前に 如月は なぜNSマグフォンを
使えなかったんだ?》
何やってるんだ 俺は…。
陸上部に来ても
考えるのは 如月のことばかり…。
・~
(美羽)うーん…。
(野座間友子)寒い…。
(JK)…寒いです。
「気合いを入れろー!」
(JK・友子)はいっ!
(電子音声)「スクリュー・オン」
マグフォン マグフォン…
賢吾のマグフォン。
(美羽)
「どう? 弦太朗 見つかった?」
ダメだ。 湖の中にはねえ。
「方角的には この付近で
間違いないと思うんだけど」
こういうとき
賢吾がいりゃあな…。
はいっ!
如月の真似なら もうしない。
うわぁ… あっちゃー!
《お前が握手しても
意味ないだろ》
(留美)賢吾君!
また記録 伸びた!
お友達?
いや 別に。
よその部の奴らだ。
賢吾君…!
渡さないんだからね!
えっ?
賢吾君は
私のベストアドバイザーなの。
私が うまくなるのに
必要な人なのよ。
でも 賢吾君のアドバイスを 宇宙で一番必要としてる友達が
他にいるの!
えっ?
わかってるでしょ?
賢吾君も!
如月は 俺の忠告を無視した。
何度も何度も止めたのに
俺の気持ちも知らないで…。
バカ野郎…。
俺の気も知らないで!
あんな奴
もう どうなってもいい。
お前なんか
もう どうなってもいい!
りゅ… 流星君!?
(井石二郎)
俺は 力が欲しいんだ! 流星。
(流星の声)友達の俺が
これほど頼んでもか!?
(井石の声)友達? …くだらない。
俺に必要なのは スイッチだ!
(流星)うわっ!
ダメだよ 歌星君。
どうなってもいいなんて…。
その一言だけ 言っちゃいけない。
その言葉は
君を絶対に 不幸にする。
朔田…。
・~
(鉄球の飛ぶ音)
そこのジャージは違うとわかった。
どっちがメテオだ?
(大文字隼)逃げろ!
ん…?
そっちかな。
(電子音声)「メテオ レディ?」
・~
変身!
・~
どこへ逃げる?
…うわっ!
現れたな 仮面ライダーメテオ。
そそるぜ!
勝手に そそってろ。
ウー… ホワッ!
ホワチャッ!
・~
ゲンちゃん 呼ばなきゃ!
よせ! 如月は もういい!
まったく! お前と弦太朗は
なんで いっつもそうなんだ!?
離れたっきり
近づこうともしないで!
違う! 俺だって
もともと あいつのために…!
そうか そういうことか!
お前たちは 早く逃げろ!
逃げるよ!
オラァ どうした!
ウー… ホワッ!
(電子音声)「ジュピター レディ」
(電子音声)「OK! ジュピター」
ウー…!
ウー… ホワチャッ!
んっ!?
自分も逃げやがった!
食えない奴だな メテオ。
メテオが助けてくれた…!
もう行こう。
選抜会が始まる。
おい 歌星!
あっ そうだ! ゲンちゃんに。
「ゲンちゃん どうしよう~!」
そうか 賢吾の奴 俺を呼ぶのを
そんなに嫌がったか…。
今にも
泣き出しそうな感じっすね…。
たぶん もう泣いてる。
弦太朗! あなた
もう いても仕方ないわね。
戦力外通告よ。
なんだと!?
マグフォンは
私たちだけで捜してみせる。
いやいや… 無理でしょう!
俺は どうすれば…。
ユウキたちのチームにでも
行くのね。
・~
ありがとな みんな。
うおーっ!
《賢吾… 賢吾… 賢吾…!》
とは 言ったものの…。
(3人)寒い!!
どうやって捜しましょう?
大丈夫。
こんなときのための…。
白蛇の抜け殻だから。
(美羽・JKの悲鳴)
(JK)なんで!?
なんで持ってんの? そんなの…。
あっ! 感じた…。
なんだ? 朔田。
もう お前に用はない。
単刀直入に言います。
如月君に謝ってください。
俺が?
俺が悪者か。
磁石…。
君たちは マグネットだよ。
ほら こうすると…。
同じ力だと反発する。
さっき あいつのためにって
言ったでしょ。
如月君も
同じことを僕に言った。
賢吾の奴 体 弱いくせに
無理ばっかしてんだ。
流星。 お前が少しでも
負担してやれれば 賢吾が楽になる。
スイッチ開発に
トライしてみてくれないか。
賢吾のために。
そんな… あいつも…。
それが 君のプライドを
傷つけるとは 思わなかった。
如月君の罪は それだけでしょ?
君の気持ちが 少し変われば…。
ねっ? 結び合う。
もう~!
どうすればいいかなぁ?
ゲンちゃん!
弦太朗…。
賢吾に…
もう一度 謝りに来た。
それが一番!
さあ 行こう!!
こっちだ こっち! こっちだ!
(野本 仁)
江川… きさま よくも…。
よくも 俺以外の人間の
アドバイスで 成績を上げたな。
えっ!?
(野本)陸上部はな 俺が ここまで強くしたんだ。
あんな素人の助言でうまくなる
お前は 何かが間違ってる。
そんな… ムチャクチャです!
お前は変わった。
だから あれほど
恋愛は禁止だと言ったんだ。
おい 野本!
大文字…。
お前がメテオか?
(電子音声)「ラストワン」
見てろ 江川。
俺のハードルの越え方を。
おいっ!
ゲンちゃん…。
部長が 怪物…!?
(電子音声)「スリー ツー ワン」
変身!
・~
っしゃー! 宇宙 キター!!
・~
部長の野本がドラゴンだ!
おいっ!
うわっ!
うわっ!
賢吾!
大丈夫か!?
(電子音声)「OK! サターン」
ウー ホワチャッ!
最輝星が輝いている…。
こんなときに
当たりに出くわすのか!
ウー… ホワチャッ!
ウー!
賢吾… すまねえ!
如月…。
すまなかった。
俺には もう
お前に謝ることしかできねえ。
これを切り抜けたら
俺の土下座で 地面を叩き割るからな!
うっ…!
オラッ!
マグフォンが
今 ここにあれば…。
(JK)帰りたい…。
家に… 家に帰りたい…。
(友子)ここだから…。
絶対に ここだから!
よいしょっ!
結構 掘ったけど?
諦めないで掘る!
おおっ!
ここ掘れ ワンコフ!
(3人)…ん?
キャーッ!
(JK)お母さーん!
・~
(美羽)弦太朗!
美羽!
みんな!
マグフォン!
見つかったのか!?
これで勝てる!
だが 調整の時間が必要だ。
フォーゼ
エレキスイッチを貸せ。
何っ!? なんでだ?
早くしろ! やられたいのか?
(電子音声)「エレキ オン レディ」
お前…
フォーゼのスイッチも使えんの!?
俺が こいつで
時間を稼いでやる!
ウー ホワッ!
ウー ホワチャッ!
この場で プログラムの
最終調整をする。
如月! 今こそ
マグネットステイツになれ!
美羽!
サンキュー。
でも 割れねえんだよ これ!
俺が バカなせいだ。
お前のアドバイスを ちゃんと聞かなかった
俺のせいだ…。
《そっか この人なんだ…》
《賢吾君を 一番必要な人…》
もう何も言うな 如月。
俺たちは
お互いを思うが故に 反発した。
賢吾…。
お前が 俺の体を
気遣ってくれたように 俺も お前に
傷ついてほしくなかった。
だから 危険なマグネットを 絶対に 未完成では
使わせたくなかったんだ。
えっ…。
賢吾…。
マグネットスイッチは お前の
精神的な力みを敏感に感じ取り 強い磁力を出して マグフォンを
吸着させてしまったんだ。
その感度調整さえ修正すれば
完成する…。
朔田が全部 気づかせてくれた。
流星が?
あいつに 自分の居場所を
とられたようで… 妬ましかった。
悪いのは俺だ。
許してくれ… 如月。
賢吾君…。
許すも許さねえも あるか!
ダチでいいんだろ? 俺たち。
もちろん ダチだ。
お前が そう認めてくれるなら。
当たり前だ バカ野郎!
賢吾のバカ野郎!
・~
できたぞ 如月! 行け。
おう!
(電子音声)
「エレキ リミットブレイク」
…何っ!?
今度こそ 割れる!
俺のダチが 俺のために
仕上げてくれた このマグフォン!
俺に使えない道理はねえ!
…うっ!
やった!
(電子音声)
「Nマグネット Sマグネット」
(電子音声)
「NSマグネット・オン」
・~
ジャジャーン!
…キター!!
フォーゼ マグネットステイツ!
フッ!
(銃撃音)
オーラッ! オラオラオラ…!
(銃撃音)
わっ! うわぁっ!
すごっ…!
そいつは もう効かねえぞ!
・~
鉄球 跳ね返した!
マグネットモジュールの磁力で
反発させたんだ。
そして あれは強力な
超電磁砲でもある。
決めろ! 如月!
くらえ! これが俺たちの
青春の磁力だ!
(電子音声)「リミットブレイク」
ライダー超電磁ボンバー!
よし!
やった やった!
やったぜ!
弦太朗さーん!
(JK)弦太朗さーん!
ドラゴンも はずれだったか…。
またな!
ありがとう。
ヘッ。
《なかなかのコンビだよ
お前らは》
(友子)あれ…。
そういえば 流星さんは?
あいつ 逃げ足 速いんだよな。
野本仁も病院送りか…。
二度と 最輝星は
輝きそうにないね。
次の駒もいるんだろう?
リブラ。
無論です。
期待しているよ。
(我望)ペースを上げて
徹底的にやるといい。
なあに
生徒なら いくらでもいる。
・~「宇宙のかなたに…」
わーお! うおっ…!
うわぁっ!
ダッセー!
江川が大会で
見事 トップをとったそうだ。
(一同)おおっ!
このメダルは
お礼にと言って くれた。
あら 隅に置けない!
彼女のことは もういいの?
彼女には 陸上部がある。
俺には… 仮面ライダー部がある。
(ひやかす声)
おっと。 ここはもう
俺だけの席じゃない。
私物を飾るのは 良くないな。
何言ってる。
お前は そこが一番だ!
ええ。 やっぱり スイッチ開発は
歌星君の役目です。
雨降って 地固まる。
3人とも また少し
認め合えたみたい。
朔田の力は認めた。
この席は みんなで使うべきだ。
お前こそ 流星の気持ちを
素直に受け入れろよ!
そっちこそ
俺の気持ちを汲んだらどうだ?
なんだと!?
なんだ やんのか!?
おい! お前は… いつもそうだ!
お前だろ それは!
なんだ 変な頭しやがって!
うっせえ!
青春の磁力が また反発…。
《頼むから もう俺で もめるのは
勘弁してくれ…》
(美羽)弦太朗たちは?
(流星)進路指導です。
生徒 一生の問題だぞ。
私の一生じゃないもの。
(我望)ヴァルゴ。
(流星)新しい幹部か。
邪魔をするな!
辞めるつもりよ 教師なんか。
〈青春スイッチ オン!〉
(如月弦太朗)
ついに バスコを倒したんだな!
そして 宇宙最大の宝 キター!!
(キャプテン・マーベラス)
マグネットステイツか。
相変わらず
型破りなライダーだな。
〈次回も
スーパーヒーロータイム!〉