Go-Busters Mission 42 Transcript

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Go-Busters Mission 42

(デンシャロイド)おっと!ハハーッ!
(3人)うわっ!
・~
おおっ!
さっさと地獄行き特急列車に乗りやがれー!
(岩崎リュウジ)遠慮しとくよ。
(桜田ヒロム)行くならお前 1人で行くんだな。
(モーフィンブレスのコール音)
(仲村ミホ)「敵メガゾード転送完了まで あと3分です」
遠慮してんじゃねえよ!ハーッ!
おー とっとっと!ああっ!
ったく… いつまでも遊んでられないな。
(宇佐見ヨーコ)よし! 任せて!
あいつ メサイアのメタロイドじゃないし一発で決められる。
リュウさん ヒロムついてきて!
ヨーコちゃん?おい!
ハハ~ッ!逃げてもムダだっつうんだ。
さあ 決着をつけるか。
あ?
1人足りねえな。
(電子音声)「イッツ タイムフォー スペシャルバスター」
ん? ああっ!? 何ーっ!!
ハッ!わわわっ アアーッ!
うわっ ああ~っ!
あっ!ヨーコちゃん!
ああ~っ!おっと!
ナイスキャッチ!
削除完了!ありがとう リュウさん。
もう… ちゃんとあとのことも考えて。
は~い。
まあ ヨーコらしいけどな。ヘヘッ。
(モーフィンブレスのコール音)
(ミホ)「敵メガゾード転送完了まで あと1分です」
了解。
(ミホ)「バスタービークルCB‐01緊急発進準備」
(黒木タケシ)バスターマシン全機発進!
(エンター)ボンジュール マジェスティ。
お目覚めなのに宿るものに迷っておられるご様子。
私が用意しました。
もうすぐ参りますよ。
(ミホ)「3 2 1…」
(ミホ)来ます!
マジェスティのお気に召せばよいのですが…。
・~
何っ!?(チダ・ニック)あいつ エネトロンを…。
ああっ!
(電子音声)「メガゾードロイドメガゾードロイド」
(ゾードロイド)はい わたくしメガゾードロイド間もなく発車いたします。
な…!?えっ? メガゾードでメタロイド?
(ウサダ・レタス)どっちなの!?
・~
(一同)バスターズ レディ ゴー!
(森下トオル)司令官あれって メガゾードがメサイアのメタロイドになったってことじゃ…。
まさか…!
間違いないです。敵メガゾード転送反応あり。
速いです。 あと5秒。
(ミホ)「3 2 1…」
来ます!
え… 来ない…。
(ゴリサキ・バナナ)また土の中とか…。
・~(発車のベル)
(ゾードロイド)出発進行!
待て!
・~
(警笛)
あ…。
(森下)ダメです。列車の巨大メタロイドも転送されたはずの2体目のメガゾードもまったく見当たりません。
(ミホ)転送は かなり近い位置だったはずなんですが…。
(ヒロム)巨大なメタロイドに行方不明のメガゾードか…。
(リュウジ)これは手こずりそうな予感だね。
街中の監視を強化する。
メサイアのメタロイドなら必ず人間のデータを集めるために動くはずだ。
全員で当たってくれ。
(3人)了解!
あんなミスするなんて俺って 本当に… ダメだな。
もう会社に戻りたくない。
(ゾードロイド)電車が参ります。
白線の内側までお下がりください。
なんだ…?
(警笛)
(ゾードロイド)意気地なし~意気地なしに止まります。
え…? 俺のことか?
(ゾードロイド)ご乗車お急ぎください。すぐにドアが閉まります。
うわぁーっ!?(ゾードロイド)ドア 閉まります。
(警笛)
上橋地区K‐294ポイントにメタロイド。
了解。
(森下)「待ってください。すでに移動しました」
(ニック)なんだよ おい!
あっ!
(泣き声)
(警報音)
(ゾードロイド)弱虫~ 弱虫に止まります。
うわぁーっ!
森岡地区M‐008ポイントで発見。
了解。
う~… 甘いもの断ちしてたのに。
(ゾードロイド)根性なし~根性なしに止まります。
キャーッ!
M‐023ポイントに移動です。
(ヨーコ)あ~もう!あっちこっち あっちこっち!
いた! ヒロム リュウさん!
帰ろう。
勉強したってダメだ。
(ゾードロイド)後ろ向き~後ろ向きに止まります。
危ない!(2人)うわっ!?
(ゾードロイド)ドア 閉まります。
ヨーコちゃん!(銃声)
(ゾードロイド)出発進行!
(警笛)
(電子音声)「コールモード」ヨーコちゃん! ヨーコちゃん!
ヨーコ!
(ゾードロイド)ご乗車誠にありがとうございます。
この列車 お客様の弱気なデータを集めております。
ご協力ください。
弱気なデータ?何それ…。
(電子音声)「コールモード」
こちら ヨーコ!「(ノイズ)」
《通じない…》
《…ってことは変身もできない》
開けろよ! 降ろせよー!
なんなんだよ これ!
ムダだよ。もう二度と出られないよ。
・~
もうダメだ…。
一生このままね…。
俺の人生もここまでか…。
《これってさっき言ってた人の弱気なデータ集めてるんだ》
《止めないとメサイアが成長しちゃう》
(エンター)トレビアン!
我がマジェスティ メサイアはこれまでにない成長をしそうですよ マドモアゼル。
それにしても随分 おとなしくなりましたね。
(エスケイプ)パパのカードが1枚あんたの中にもあるんじゃね。
大事にしないわけにはいかないでしょ。
メルシー。
願わくば気まぐれではないことを。
(陣マサト)おいおい!ヨーコちゃんが捕まったって?
(ビート・J・スタッグ)俺が助けに行く。 レッツ…。
落ち着け!
って… お前らは落ち着きすぎだろ!
焦ってもしょうがないですよ。あ?
通信もできないし電車が霧に隠れててレーダーにも引っかかりませんしね。
いや だからって…。
なんかすることあんだろ!
メタロイドのさらっている人間の共通点は調べた。
原因はともかく 落ち込んだり弱気になっていたらしい。
弱気?
そんなもん集めてどうすんだ…。
とにかく中に人がいたんじゃ戦えねえ。
何か対策 考えねえと…。
乗り込みます。はい?
メタロイドと言っても元はメガゾードですからね。
動力部をたたけば動かなくなるはずです。
けど さっき場所がわかんねえって…。
これまでの経路を元に大まかな進路を予測してます。
で 彼女に囮になってもらってるんだ。
「(泣き声)」
(ニック)なかなか うまいよな。
あれならメタロイドも引っかかる。
なんだよ しっかり作戦できてんじゃねえか。
当然! 心配しなくたってヨーコも中で頑張ってるよ。
ああ。
皆さんそんなにしょんぼりしてたら本当に帰れなくなっちゃいますよ。元気 出しましょう! おー!
本当に帰れないの?お母さん…。
あー…。 ごめんごめん。大丈夫。
はい これ。食べて元気出して。
そうだ! おなかがすいてたら元気が出ない。
皆さんも どうぞ。 はい。
どうぞ。
私 甘いもの我慢できない根性なしだったから ここに…。
えっ!? いや そんなこと全然!
私も我慢苦手だし…。
失敗を反省するのはすごくえらいことだと思います。
俺は…反省しないで逃げようとした意気地なしだ。
うぅ~…。
そうだ!
皆さん 一緒に歌いましょう!
1 2 3 はい!
・~「ぼくらはみんな いきている」
・~「いきているから うたうんだ」
・~「ぼくらはみんないきている」
・~「いきているからかなしいんだ」
・~「てのひらをたいようにすかしてみれば」
・~「まっかにながれる」
(ゾードロイド)次 止まります。うわぁーっ!
(ゾードロイド)揺れますのでご注意ください。
あぁ… イテテッ…。
私のバカ…。 痛いっ!
《私はダメだ私はダメだ 私はダメだ》
来たか?
(警笛)
(泣き声)
(ゾードロイド)この駅 通過いたします。
え…?
バレた。
来ません…。
えっ!? いい芝居だったのになあ。
ダメか。そんな…!
(ゾードロイド)車内で異常が発生いたしました。
点検のため 少々停車いたします。
(ニック)えっ? なんで? なんで?
ヨーコだよ!ヨーコが何かしたに決まってる!
お姉ちゃん 大丈夫?
うん。
ゴーバスターズだって失敗するんだな。
なんか 君 見てたら元気出てきたよ。
(ゾードロイド)車内で前向きになるのはおやめください。
従っていただけない場合大変ひどい目に遭っていただきますのでご了承ください。
(バグラーたち)ジ ジ… ジー!
今だ!
運行の妨害はおやめください!おやめください!
悪いがこのチャンスは逃せねえ!
列車が障害物に接触した模様…。
ヒロム! リュウジ!行け!
(銃声)
デヤーッ!
(ゾードロイド)駆け込み乗車はおやめください。
おやめください!おやめくださーい!
うわっ!?
(ゾードロイド)折り返します。
ん?
(警笛)
(モーフィンブレスのコール音)「ヨーコ 聞こえるか?」
「こちらは突入に成功した」「ヨーコちゃん 無事だよね?」
ヒロム リュウさんこっちは大丈夫。
今から動力室を潰す。電車が止まったら すぐに避難だ。
「了解」(2人)あっ…!
エンター…!
サバ? ゴーバスターズ。
これを潰すのはもったいないですよ。
せっかく2つセットのいいデータが集まったのに。
2つセット?
さあ 降りていただきますよ。
フンッ!
うわっ!
ハッ!
フッ! リュウジさん動力部のシャットダウンは任せます。
了解!
待て!
あっ!
・~
あ…!
今のは まさか…。エンター…!
いきますよ レッドバスター。
(電子音声)「セット!アー ユー レディ?」
(ニック)「オーケー!」
ハッ!
パワードモーフィン!
ハッ!
フッ! ハーッ!
ハッ!
ウッ!
ここか…。
(ゾードロイド)お下がりください。
こちらは立ち入り禁止でございます。
いいのよ。 ブルーバスター私がお相手するわ。
エスケイプ!
いくわよ ゴクにマゴク。
(電子音声)「セット!」
(電子音声)「パワードカスタム!イッツ モーフィンタイム」
パワードモーフィン!
ハッ!デヤッ!
(ゾードロイド)車内での危険な行為はおやめください。
おやめください。
ハッ!ハッ!
ハッ! ハーッ!
みんな ここにいてください。列車を止めて必ず…。
(おなかが鳴る音)うっ… しまった…。
充電 切れた…。
《ない!》
《そうだ さっき…》
お姉ちゃん どうしたの?
お姉ちゃんおなかがすくと動けないの。
はい。
さっきはありがとう。
ありがとう。
お姉ちゃん 頑張って!
頑張れ!
頑張って!
(電子音声)「イッツ モーフィンタイム」
レッツ モーフィン!
頑張れ!よろしくお願いします!
ハッ!デヤーッ!
ハッ!
ハッ! アアッ!?
(エスケイプ)ハハハッ!うぅーっ!
フフッ どう? ブルーバスター私 いいモノになったでしょ?
(装着音)はっ!?
(電子音声)「パワードカスタム!イッツ モーフィンタイム」
パワードモーフィン!
(電子音声)「トランスポート」デヤーッ!
ヨーコちゃん いけ!動力部の中心を狙うんだ!
了解! フッ!
ハーッ!
(ゾードロイド)緊急停止。
ヨーコちゃん 脱出だ!
(メサイアの声)エスケイプ エスケイプ!
パパ…!
終点~ 終点~。
(ゾードロイド)本日は ご乗車誠にありがとうございました。
早く あちらへ!早く!
・~
エンター もう諦めた方がいいんじゃないか?
ジュヴォワ?
ハーッ!
やっぱりか。 エンターお前 自分の中にカードを…。
フッ… 気づきましたか。
そう 13枚の内の1枚はここに。
(メサイアの絶叫)
全員 離れろ。シャットダウンする。
(陣)ヘラクレスクライシス!
転送されて行方不明になってたメガゾード…。
中に寄生してたんだ!
(メサイアの絶叫)
(陣)何っ!?(J)あっ!?
え…。あっ!
パパ とってもいいモノになったみたいね。
(メサイアの声)エスケイプ…。
まさか… メサイアのカードがさらに成長したってことか!
ウィウィウィ!集めていたのは人間の弱気なデータだけではありません。
その弱さから立ち上がる人間の強さ。
2つセットのいいデータが集まりました。
トレビアン!
マジェスティも これまでになく大きな成長を遂げたわけです。
エンター…!
いくわよ パパ。
・~
うおっ!?うぅ…!
タテガミライオー!
(タテガミライオーの咆哮)
(電子音声)「タテガミライオーヒア ウィ ゴー!」
ヒロム 早く倒さねえとやばそうだ。
ええ。 いきますよ!
ライオインパクト!
(2人)ヘラクレスクライシス!
(爆発音)
(ヒロム・陣)あ…!?な… 効かない!?
フッ…。
うぅ…!
マドモアゼル 成長したばかりでまだ安定していないようです。
今日は ここまでに。
くっ…!
まさか 今みたいにさらに成長して…。
(メサイアの絶叫)
メサイア…。
・~
(ニック)〈ゴーバスターズネクストミッション〉
(エスケイプ)メリークリスマス。(ウサダ)なんで今日なわけ!?
怒るな! 狙いは それだ!
(エンター)失望しましたよレッドバスター。
俺たちは このクリスマスに負けるわけにはいかない!
〈あの宇宙海賊が帰ってきた!〉