Go-Busters Mission 24 Transcript

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Go-Busters Mission 24

(宇佐見ヨーコ)あっ リュウさん
ヒロム 知らない?
(岩崎リュウジ)ああ… ヒロムなら
ニックと出て行ったよ。
えー! 宿題やってもらおうと
思ったのに…。
(ウサダ・レタス)ヨーコ!
聞こえてるよ!
やばっ… ウサダ いた!
ったく もう…!
でも 珍しいよね。
ヒロムが非番とはいえ
出かけるなんて。
まさか… ショッピングとか!
(チダ・ニック)なあ おい ヒロム
これ なんか どう?
(桜田ヒロム)うわっ いいな!
お前 意外とセンスいいんだな。
違うでしょ。
あっ 草野球でもやってるとか。
セイッ!
カッキーン!
ねえねえ 意外と
映画 観てたりして…。
えっと…。
(ニック)ねえ ヒロム ちょっと
ポップコーン ちょうだい。
なんか想像つかないな。
ヒロムって
どんな生活してたんだろう?
ん?
リュウさんと私は ずっとここで暮らしてたけど ヒロムは 普通に学校とか
行ってたわけだよね。
確かに ちょっと気になるよね。
自分のこと 全然 話さないし…。
(ゴリサキ・バナナ)リュウジ!
これ ニックが
落としていったんだけど。
「サマーフェスティバル」…。
〈新西暦 2012年〉
〈人類の命の源である
新エネルギー エネトロン〉
〈それを狙い 亜空間からの
侵略を進める ヴァグラス〉
〈人々の平和を 命を守る
特命を受けた若者たち〉
〈ゴーバスターズ〉
・~
あっ ニックだ。
あれ? どっちだった…。
あっ こっちか!
リュウさん 見て。
あ…。
(ニック)ジュース 買って来たよ。
・~
全部 ハズレだったね。
想像の斜め上いってる。
やっぱうまいな ヒロム。
ずっと練習してたとか?
全然だよ。
久しぶりに触ったわ。
さすが!
天才!
おい ヒロム お客さんだよ。
どうして…。
またピエロ?
その格好 本当に好きだね。
似合ってる。
みんな すぐ戻るわ。
おっ!
なんか… 怒ってる?
怒ってるわけじゃない。
ただ ここに その格好で
来られると困るんだよ。
それって… 正体を
知られたくないってこと?
はい。 あいつら
中学の時の部活の仲間で 今日は急にボランティアの欠員が
出たんですよ。
だから 頼まれて
今日はここに来ました。
え… 部活って?
大道芸部…。
あ?
全然 想像できない。
いいだろ! 昔の話だよ。
・~
(エスケイプ)あんたもバカね。
パパを喜ばせておけば あとは好き勝手できるのに。
(エンター)確かに。
それでは 私は私なりのやり方で。
人々を苦しませ
エネトロンを奪い取る。
両方やってみせましょう。
メタウイルス 「絡め取る」。
インストール。
(電子音声)「ワタアメロイド
ワタアメロイド」
(ワタアメロイド)
フワフワ ワタアメ~!
(森下トオル)獅子田地区
S‐075ポイントで エネトロン異常消費反応です。
(仲村ミホ)
敵メガゾードの転送反応あり。
タイプβです。
転送完了時間は 55分40秒。
(黒木タケシ)
陣とJはもう向かった。
(黒木)「お前たちも
直ちに現場へ向かえ」
(3人)了解。
行こう。
ここを離れてもいいの?
いいも悪いもないです。
(設楽キョウコ)ヒロムくん?
どこ行くの?
リハーサル 始まるわよ。
先生…。
こんにちは。
あっ こんにちは。
こちらの方は?
あ… その… えっと…。
友達です。
友達!? ヒロムくん
ちゃんと紹介して。
あ… はい!
リュウジさんとヨーコです。
こんにちは。
ヒロムくんの
中学の時の担任の設楽です。
大道芸部の顧問も先生が。
ああ…。
今日は ヒロムの大道芸を
見に来たんです。
そうなんだ。 じゃあ ヒロムくん
いいとこ見せなきゃね。
それなんですけど
先生…。
ヒロム。
先輩たちも向かってる。
ひとまず 俺たちが先に行くよ。
でも…。
いいから。
状況見て
また連絡する。
あの人たち
変わった服を着てたわね。
ひょっとして…。
え…。
あの人たちも 大道芸人?
え?
違います。
ねえ 昔 やりたいことあるって
言ってたじゃない。
ちゃんとできてる?
今 どんな仕事してるの?
それは…。
ダメじゃない!
ちゃんとやりたいことに向かって
頑張らないと。
はい。
素直でよろしい。
さあ 行きましょう。
みんなのところへ。
あ… はい。
さあ さあ おいしい綿アメは
いらんかね~?
1つ 頂きましょう。
カラカラ 絡めて…。
あれ?
なんだよ!
火がつかねえよ おい!
こっちもだ。 これじゃ
たこ焼きが焼けねえ。
(子供たち)え~ まだ?
(ワタアメロイド)カラカラ~!
(ワタアメロイド)
もっと泣けばいい!
フワフワ カラカラ~!
(エンター)トレビアン!
エネトロンがなくなって
人間が悲しむ場所。
それが夏祭りです。
(ワタアメロイド)フワフワ~!
(陣マサト)おい! 随分
浮かれた格好してるじゃねえか。
(ビート・J・スタッグ)
その綿アメ うまそうだ。
俺にくれ。
バカか。 イテッ… 行くぞ!
了解。
(電子音声)
「イッツ モーフィンタイム」
(2人)レッツ モーフィン!
(エンター)ハッ!
(陣)フッ ハッ!
フッ! ハッ!
(J)フッ ハッ! フーッ!
タアッ!
ハッ! ターッ!
カラカラカラー!
(J)ハーッ! フンッ!
(ワタアメロイド)フンッ!
おー! とっとっと!
その綿アメを
よこせと言っている。
デヤーッ!
ハッ!
(ワタアメロイド)おうおう!
冷やかしなら帰ってくんな!
冷やかしじゃないんだけどね。
フンッ! フッ トウッ!
ハッ!
ハッ!
ウッ!
アアッ! イテェな…。
フッ…。
エネトロンも頂いたことですし
潮時です。
次の会場に参りましょう。
(3人)うわっ!?
(ワタアメロイド)毎度あり~!
フワッ! フフフフッ。
さよなら!
あ…。
あっ 逃げた。
あいつらの狙いは
夏祭りみたいだな。
んっ! これは…。
(陣)まあ 確かにエネトロンを 効率よく集めるには
ちょうどいいか。
(電子音声)「コールモード」
ヒロム メタロイドは
夏祭り会場を狙ってる。
じゃあ ここも
狙われるってことか?
今日 夏祭りが行われる場所は さっき襲われた場所とここ。
あと もう1か所。
そっちには
陣さんたちが行ってる。
事情を説明して 中止にした方が
いいかもしれないね。
リュウジさん なんとか中止にしないで
済む方法って ないですか?
ヒロム?
子供たちもみんなも
楽しみにしてるんです。
だから…。
ヒロムらしくない。
確かに。
いつもなら真っ先に ヒロムが中止にしようって
言い出すのに。
でも 気持ちはわかる。 ねえ?
(男性)真夏の大道芸大会やります。
(女性)見に来てください。
よかったら来てください。
ぜひ 来てね。
ぜひ 来てください。
大事な人たちなんだ…。
先生には恩があるんです。
(ヒロムの声)俺 中学の頃
早く特命部に行きたくて 仕方なかったんです。
だから ずっとヴァグラスと
戦うことばっかり考えてた。
そんな俺を…。
なんですか?
なんですかじゃないわよ。
先生は ヒロムくんが心配なの。
大丈夫です。
大丈夫じゃない。
1人で本ばっかり読んで
誰とも口きかないなんて。
なんのために学校に来てるの。
勉強はしてます。
成績だって悪くないし。
そういう問題じゃないの。
友達の1人くらい作らないと…。
今の俺に友達なんて
必要ないです。
やりたいことがあるから…。
無駄な時間
作りたくないんですよ。
あっそう!
だったら 実力行使よ!
うちの部活に入りなさい!
かわいげのない中学生だね。
アハッ そうなんだ。 大変でさ…。
ニック!
まあまあ… ヒロムらしいよ。
最初は
気が進まなかったんですけど だんだん…。
(キョウコ)
こっち こっち。 座って。
はい。 ちょっと それ 貸して。
はい。
よし…。
見てて。 こうやってやるのよ。
1 2 3… あっ あっ!
おかしいわね。 もう1回!
ああーっ!
貸してください。
はい。
すごいじゃない!
ヒロムくん!
すごい。 ねえ!
(ヒロムの声)部活の活動の中で
いろんな人の笑顔を見たんです。
そしたら 不思議と
焦りとかが消えてったんです。
(キョウコ)最近 ヒロムくん
いい顔するようになってきた。
そうですか?
うん。
どうしてか わかる?
わかんないです。
頑張ってる君たちを見て 楽しんでくれる人たちに
元気をもらってるから。
忘れないでね。
どんなことでも
1人じゃできないの。
1人でできることって
とっても少ないのよ。
いい先生だね。
今日は
先生の送別会でもあるんです。
送別会?
どっか行っちゃうの?
日本の大道芸を
海外に広めたいんだって。
すごいね それ。
だから 今日はどうしても
中止したくないんです。
私たちも先生に感謝しなきゃね。
え?
だって 中学時代のヒロムは 今より
ひどかったってことでしょ?
ひどいって言うな!
よし 決まりだな。
この夏祭り
俺たちの手で守ろう。
オーケー!
(男の子)うわぁ~ かわいい!
はい。
やった!
やった!
ありがとうございます。
(女性)今日 6時からです。
よろしくお願いします。
来てください。
・~
(ヒロムの声)メタロイドが
会場に入る前に見つけ出して 俺ができるだけ会場から
遠くに引き離す。
メガゾードの転送半径から
考えれば 最低でも3キロ以上。
(電子音声)「コールモード」
メタロイド発見。
「会場の西側」
先輩 こちらに来ました。
なんだ… こっちはハズレか。
いや~ いいものだ。
くじ運 わりぃな。
「ハズレじゃないです」
「バスターマシンで
敵メガゾードをお願いします」
了解。 J 行くぞ。
わかった! わかったー!
さあ~ 寄ってらっしゃい
見てらっしゃい。
待て!
(ワタアメロイド)おおっ!?
ハーッ! フッ!
おおっ!?
何しやがんでえい!
それはこっちのセリフだ。
(モーフィンブレスのコール音)
(仲村)「敵メガゾードの
転送完了まで あと3分」
時間がない。
さっさと片づけよう。
(電子音声)
「イッツ モーフィンタイム」
(3人)レッツ モーフィン!
ウゥッ…!
バスターズ レディ…。
フンッ!
(3人)ゴー!
ハッ!
デヤッ!
ハッ!
うおっ!
トーッ!
うわっ!
ハッ! フッ!
フンッ!
ハッ! ハッ!
うわっ!
フッ! フッ ハーッ!
(電子音声)「トランスポート」
ハッ!
おっ!?
フッ! ハッ! ハーッ!
わわっ!
おっ おっ おっ おっ!
気合入ってるね。
俺たちも…。
(電子音声)「トランスポート」
うぅっ…!
(3人)ハッ!
絡めて… さあ 綿アメ 一丁あがり!
(3人)うわっ!?
ヘヘッ いくらでも
いらっしゃい~!
だったら…。
(電子音声)「トランスポート」
フッ!
オーケー!
(電子音声)「トランスポート」
そんな… 営業妨害しやがって!
フンッ… ダアッ!
フッ フンッ!
間もなく敵メガゾード
転送完了します。
5 4 3 2 1…。
来ます!
(黒木)位置は?
盛ヶ丘地区 M‐075ポイント。
夏祭り会場のすぐ脇です。
(ニック)急いで! 早く!
こっちは大丈夫だ。 みんなを
安全な場所に避難させた。
先生が 会場 戻っちゃって…。
えっ!?
(ニック)「先生が何かを
取りに戻ったらしい」
なんだって!?
ヒロム ここは任せろ。
頼みます!
あっ あった!
あっ! あ…。
きゃっ!
フッ!
(銃声)
さあさあ お前の相手は…。
(J)俺だ!
かぶるな!
・~
どうして
わざわざ危ないところに…。
ごめんなさい。
忘れ物しちゃって…。
そんなもののために…。
あっ!
それは…。
これを どうしても
みんなに渡したくって…。
私の一番大事な写真なの。
とにかく 安全なところへ。
はい。
向こうに。
ニック!
CB‐01 発進!
・~
クッ… フンッ!
・~
来たか。
一気に決めます。
連携攻撃だ。
タイミング合わせろ。
フンッ!
ハッ! フッ!
ほい!
ヤーッ! ハッ!
うおーっ!
ハッ!
うわーっ!
待て待て! 綿アメをやる!
それで許せ!
甘くない綿アメなんか
食べたくな~い。
ヨーコちゃん
こっちも絡め取りますか。
いい考え!
(電子音声)「トランスポート」
アアァーッ!
(電子音声)「イッツ タイム フォー
スペシャルバスター」
アアァーッ!
んんっ!?
ハッ!
ハッ!
タアーッ!
デヤーッ!
うおぉっ!?
おぉ…。
ぬあぁ… 人生… 甘くなーい!
(爆発音)
(2人)削除完了。
・~
陣さん
05を貸してください。
いいぜ。 J!
(J)了解!
(陣)ビートカタパルトアタック!
・~
(ショート音)
(爆発音)
シャットダウン 完了。
こちらになります。
ようこそ~。
無事に始まりそうですね。
ヒロムくん。
なんですか?
さっき 助けてくれたの ヒロムくんだよね?
はい。
すごいね。
目指してたこと やれてるんだ。
はい。
・~
ありがとうございます。
先生が教えてくれたこと
今はよくわかります。
さあ 本番 始まるわよ。
ヒロムくんの技 楽しみ!
スタンバイしましょう。
はい。
ようこそ! いらっしゃいませ。
ようこそ。
・~
〈ゴーバスターズ
ネクストミッション〉
(ウサダ)とんでもない数の人が
夢の中に!
(エスケイプ)私の相手をしてくれる
いいモノはどれ?
俺が行きます。 お前は
メサイアのアバターだったよな。
(陣)リュウジ お前1人で
敵う相手じゃねえぞ!
バスターズ レディ ゴー!
(ニック)ヒロム いくらなんでも無茶だ!
無茶でもなんでもやる。
〈この夏 ゴーバスターズが
映画館で大活躍!〉
〈これまでの
『仮面ライダーフォーゼ』は…〉
(城島ユウキ)
声がしたんです… 宇宙から。
返してよ!
私の家… 私の家族…!
(速水公平)ホロスコープススイッチが
12個 揃ったとき 我々は どうなる!?
(サジタリウス・ゾディアーツ)
止めてみたまえ。
私とジェミニが
プレゼンターに会いにいくことを。
(速水)我望様が必要なのは 私ではなく
私のスイッチだけなのか…。