Go-Busters Mission 22 Transcript
(銃声)
(エンター)ハッ!
・~
キディヴ?
ウフフフ…。
なんだ 強いのね。
じゃあ あんたは いいモノだわ。
誰か? と聞いたんですが。
こっちがゴクで
こっちがマゴク。
なるほど。 マジェスティが
新しく
アバターを作ったわけですね。
しかし なんのために?
あんたが パパ メサイアを
満足させないからよ。
まだ誰かという質問に
答えて頂いてませんよ。
アハハハハハ!
私はエスケイプ。
すっごく いいモノよ。
(黒木タケシ)わかった。
(森下トオル)お願いします。
ちょっと集まってくれ。
今 管理局から回ってきた情報だ。
大前地区のアリアドネビルに
エネトロンを頂戴するという
メールが届いたらしい。
(宇佐見ヨーコ)
えっ… ヴァグラスかな?
(桜田ヒロム)
いくらなんでも ないだろ。
いたずらだな。
(岩崎リュウジ)エネトロン
欲しいなら ビルじゃないしね。
(森下)メールの送信元は
今 追っていますが
その可能性 高いです。
…が 無視はできん。
それとなく警戒に当たってくれ。
(3人)了解!
(仲村ミホ)あっ 潜り込むのに
ちょうどいいイベント
やってますよ。
脱出ゲームねぇ…。
あんなの はやってるんだ。
パズルとかアイテムとかを
手がかりにして
ある場所から制限時間内に
脱出するってことらしいですよ。
へえ~ 楽しそう。
そう?
まあ 中は任せるよ。
俺は待機しとくから。
了解。
フフッ…。
なんだよ?
ヒロムって 案外 変装凝るよね。
悪い?
ううん おもしろい。
はいはい。 いってらっしゃい。
(子供たち)あった あった…!
(リン)よーし!
絶対 脱出成功しようぜ。
(カイト)でも ここのって
レベル高いらしいじゃん。
(瀬川ショウタ)
大したことないって。
データ分析してきたから。
行こう。
・~
〈新西暦2012年
人類の命の源である
新エネルギー エネトロン〉
〈それを狙い 亜空間からの
侵略を進める ヴァグラス〉
〈人々の平和を 命を守る
特命を受けた若者たち
ゴーバスターズ〉
・~
・~
(スタッフ)「ミステリー脱出ゲームの
受付は こちらです」
受付を終えた方はスタート15分前に…。
嘘ばっか言うなよ ショウタ。
1人でできるわけないだろ?
できるよ。
俺は こんな遊びじゃなくて
本物知ってるんだから。
うわ~ 出た。 一番嘘くさいやつ。
そんなの信じると思ってんの?
お前が ゴーバスターズの
サポートしてるとかさ…。
ちょっとパソコン詳しくたって
子供にできるかよ。
でも ホントだし。
今日 来てくれるかも。
忙しくなければ。
絶対ない!
ないない。
ホントだよ!
ヒロム!
あっ… えっと…
ニワトリが すっごい苦手で
見ると固まっちゃうんです。
えっ?
でも もとに戻りますから。
大丈夫です。 はい…。
かっこ悪い。 大人のくせに。
(モーフィンブレスのコール音)
(森下)「メールの送信元が
わかりました」
個人宅ですが 確認したところ
主に利用しているのは
小学生の子供です。
子供!?
(森下)「名前は瀬川ショウタ」
「今日 そこの脱出ゲームに
参加しているそうです」
あの子!
・~
(エスケイプ)
メタウイルス 閉じる。
インストール。
(電子音声)「キーロイド…
キーロイド… キーロイド…」
(森下)エネトロン異常消費反応。
ヒロム君たちのいるビルです!
何?
どういうこと?
子供のいたずらのはずじゃ…。
(キーロイド)
ワッハッハッハッハッハ!
閉じるがいい! その全てを!
・~
あっ!
ロック完了!
メタロイド! 今 何をした!
知るがいい! 自分自身で!
そうきますか…。
(電子音声)
「イッツ モーフィンタイム」
ハアッ! レッツ モーフィン!
開かないぞ!
助けてくれー!
(ざわめき)
よそ見はしない方がいい!
ハッ!
フンッ!
ハアッ!
ドアが開かない! 出られない!
(男性)こっちも開かねえよ!
もう脱出ゲーム
始まってるんですか?
(スタッフ)いや そんな予定は…。
(男性)ちゃんと説明してください。
(エスケイプ)
アーッハッハッハッハッハ!
あんたたち 楽しんでる?
でも これから
泣きわめいてもらうから
準備しといて!
強そうなのは いるかしら?
撃つ気はない。
ここで うかつに戦いを始めたら
みんな逃げ場がない。
チャンスを待つ。
でも なんだろう あいつ。
メタロイドじゃないよね…。
ショウタ
呼べないのか? ゴーバスターズ。
えっ?
信じるから ゴーバスターズに
助けてもらってくれよ!
あら
ゴーバスターズを知ってるの?
じゃあ 紹介してもらおうかしら。
とっても
いいモノらしいじゃない。
お… 俺は…。
それとも あんたを撃てば
飛んでくるとか?
(3人)うわー!
待て!
ここにいる。
俺がゴーバスターズだ。
ゴーバスターズだ!
助かった!
すげえ!
ホントだったのかよ ショウタ。
えっ…。
(エスケイプ)アハハハハ!
そう あんたなの。
今すぐ試したいわ。
どれぐらい いいモノか。
頼む! 助けてくれ!
あ いや… 助けてください!
はあ?
俺にはわかるんだ。
あんたが強いこと。
俺は… 俺は死にたくない。
助けてください!
助けてください…。
助けてくれるんじゃ
なかったのかよ!
最悪。 ハッ!
(チダ・ニック)ああっ! ヒロム!
なんだ あの女!
あんな場所で
ドンパチできるかって!
外出ろ 外!
(ゴリサキ・バナナ)
ニック! 落ち着け!
(ウサダ・レタス)ほら…
うまくいったみたいだよ。
ここに いいモノは ないわね。
じゃあ あとはメガゾードに
潰してもらいましょう。 ビルごと。
(人々のざわめき)
仲村
敵メガゾード転送完了時間は?
あと18分45秒です。
タアッ!
ハアッ!
ハッ!
うっ…。
ロック完了!
ハッ!
(引き金を引く音)
何っ? ハッ!
お前の銃もロックした!
うわっ!
(陣マサト)助っ人…。
(ビート・J・スタッグ)参上!
ムッ?
先輩…。
大丈夫か?
お前は この…。
(陣)かぶるな!
おっとー!
おおっ?
ハアッ!
うわーっ!
ああっ! キーが…!
ああっ! ロックが解けたー!
今だ!
(陣)俺が先だ!
(J)待てー!
(人々のざわめき)
皆さん 下がってください!
デヤーッ!
(リン)
なんだよ ゴーバスターズって
あんなに弱いのかよ。
(カイト)
めちゃめちゃ情けないじゃん。
(モーフィンブレスのコール音)
ヨーコちゃん ヒロム!
今なら出られる!
中の人の避難を!
了解。
皆さん ドアが開きました!
非常階段から避難してください!
残ってる人 いませんか?
逃げてください!
オッケー。 誰もいない。
でも よかった。
ここで戦いにならなくて。
ヒロム お芝居うまいね。
フフッ… どうも。
あれっ? どうした?
早く逃げるぞ。
なんで?
ん?
待っているがいい。
すぐに また閉じ込めて…。
(エスケイプ)何やってんの!
イタタタ… あーっ!
せっかくメガゾードが
ビル潰しても
からっぽじゃ パパは
満足しないわ。
人間たちを足止めして。
ザッ!
ジッ!
ねえ
なんで言わなかったの?
あんな恥ずかしいことをしたのは
みんなを助けるためだって
ちゃんと。
言う必要ないだろ。
あるよ! みんな
ゴーバスターズ弱いって
思ったよ。 かっこ悪いって。
そんなの嫌でしょ?
別に。 なんでそうしたか
俺がわかってれば いいことだろ。
私も わかってるよ。
ショウタ だっけ?
予告状を出したのは
俺たちを
呼び出したかったからか?
ゴーバスターズの仲間って
証明するために。
ホントに来るかは
わからなかったけど…。
どうして そんなことしたの?
すっごく悪いことだよ。
ごめんなさい。
かっこいいって
思われたかったからか?
俺 得意なの パソコンだけで
なんか クラスでもランク低いし
みんなに
すげえって言わせたくて…。
みんなが すげえって言ったら
すげえのか?
すげえよ…。
(バグラーたち)ザー! ジ ジ…。
戻ってきたの?
建物から逃がさないつもりか?
じゃあ カイトたちも…。
待て! 1人で行くな!
うっ!
わあっ!
(人々の叫び声)
リン! カイト!
ジ ジー…。
ジーッ!
(3人)わーっ!!
(銃声)
ジーッ!
(人々の叫び声)
皆さん 逃げてください!
わあ…。
ハアッ!
(銃声)
すげえ…。
(銃声)
(カイト)おお…。
大丈夫か?
大丈夫?
やっぱり強かったんだ。
どうかな?
弱点があるのは本当だし。
ショウタ。
自分の価値を
他人の判断で決めるから
ほめてもらわなきゃ
安心できないんだ。
嘘をついてまでな。
でも 俺にすげえとこなんか…。
お前が友達を心配して
走ったことは
俺たちが知ってる。
いいとこも 悪いとこも
どっちも自分なんだよ。
ショウタ もっと ちゃんと
ホントの自分を見ろ。
じゃなきゃ
自分が かわいそうだろ。
お前たち! 中へ戻るがいい!
メガゾードが来るまで!
ヒロム いいこと言うね。
まあな。
ショウタ みんなと逃げろ。
うん!
最悪ね。 計画が台無しじゃない。
あんな計画 許せるわけないだろ!
人間を
ものみたいに潰すなんて…。
ヒロム! ヨーコちゃん!
おっ!
なんか すっごいのがいるねぇ。
俺の見たとこ アバターか?
よろしく。
こっちがゴクで
こっちがマゴク。
そして 私はエスケイプ。
とびっきり いいモノよ。
やられるがいい! 全員!
(電子音声)
「イッツ モーフィンタイム」
(3人)レッツ モーフィン!
(2人)レッツ モーフィン!
レッドバスター!
イエローバスター!
ブルーバスター!
ビートバスター!
スタッグバスター!
バスターズ レディ…。
(一同)ゴー!
ゴーバスターズだ!
かっけぇ~!
・~
うわっ!
これでも くらえー!
(陣)アイタッ! J てめえ!
ハアッ!
フンッ!
先輩 気をつけて!
ロックされると武器が使えない!
あいよ!
(キーロイド)ハアッ!
お前ら おとなしくするがいい!
フンッ!
ハッ!
ハアッ!
ハッ!
(銃声)
アハハハハハッ!
アハハハハハハッ!
いくわよ。
(銃声)
マゴク。
(マゴクの鳴き声)
ハアーッ!
ハッ!
アハハハ!
いいわ レッドバスター。
あんた いいモノだったのね。
ハッ!
(エンター)我がマジェスティは
これからは
私ではなく エスケイプを通して
この世界を
味わおうというわけですか。
快楽を教えたのは
早すぎましたかね…。
ぐわーっ!
(電子音声)「ブーストアップ
フォー バスター」
(電子音声)「イッツ タイム フォー
スペシャルバスター」
(3人)ハアッ!
(銃声)
うわーっ!
終わるがいい… 俺…。
うわぁー!!
(爆発音)
削除完了。
敵メガゾード 転送完了!
来ます!
ハアッ!
(銃声)
そうそう パパを喜ばせなくちゃ。
・~
司令官 あれは この間の
亜空間もどき!
一度作ると
あとは何度でも作れるのか…。
やっかいだな…。
さあ 思う存分 味わって。
パパ メサイア。
(メサイアの声)感じる…
満たされるぞ 私が…!
ゴーバスターズ 急げ!
グレートゴーバスターの出動を
許可する。
(森下)「グレートゴーバスター
合体作業 開始」
・~
(森下)「グレートゴーバスター
合体完了」
(電子音声)「レッツ ドライビング」
(一同)
ゴーバスターズ 搭乗完了!
(黒木)
「グレートゴーバスター 起動」
グレートゴーバスター 発進!
(森下)
「リフト上昇 ハッチ オープン」
・~
(銃声)
・~
Shit!
ロックされた!
うう…!
ああ…!
動かない!
何してんだよ!
うわぁ~!
もう!
このまま手も足も出ないの?
そうだ! ヒロム!
ホバーなら使える!
なるほど… 了解!
・~
(ニック)よし! キーは破壊した!
ロックも解けたぞ!
(ニック)今だ! ヒロム!
決めるぞ!
(電子音声)
「イッツ タイム フォー バスター」
デモリションスラスト!
(爆発音)
シャットダウン完了!
ぬう~…!
アハハハハ…
なかなかいいモノたちね。
気に入ったわ。
(リン)ショウタ ホントに
ゴーバスターズの
サポートしてたんだ。
ううん。 違う。
俺 嘘で呼び出したんだ。
ゴーバスターズを。
みんなに すげえって思われたくて
一番ダメなことしちゃった。
巻き込んで ごめん!
まあ 助けようとしてくれたのは
ホントだし…。
うん。 それは
すごいんじゃねえ?
(リン)今度は ちゃんと3人で
挑戦しようぜ 脱出ゲーム。
うん!
ありがとう。
・~
・~
〈ゴーバスターズ
ネクストミッション〉
(ニック)くっついたー!
(J)離れろ!
無理!
(ゴリサキ)プロテクターを転送する。
(陣)ヨーコちゃんに
傷でもつけたら 顔向けできねえ。
心配しないで。 それに…。
バスターズ レディ…。
(一同)ゴー!
〈この夏 ゴーバスターズが
映画で登場!〉
〈エネタワーが
街ごと狙われた!〉
〈バディロイドは なんと
さびついて動けない!〉
〈これが
前回の『仮面ライダーフォーゼ』〉
(城島ユウキ)
昔… 声がしたんです 宇宙から。
(レオ・ゾディアーツ)
より優れた人間になるため
2つの人格は 淘汰し合うのだ。
あなたね!? 私のニセモノ!
(闇ユウキ)私も城島ユウキ。
私は影 あなたは光。
(サジタリウス・ゾディアーツ)
新しい城島ユウキの誕生だ。
(歌星賢吾)
それは ただの分身体じゃない!
爆発エネルギーの塊だ!