Go-Busters Mission 20 Transcript

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Go-Busters Mission 20

・~(オルゴール)
・~(オルゴール)
(宇佐見ヨーコ)どうしたの?
こんな暗いところで。
(桜田ヒロム)いや…。
ちょっとボーッとしてた。
もう寝るわ。 じゃあ おやすみ。
あれ 陣さんが亜空間で拾った…。
(ウサダ・レタス)うん。
13年前のクリスマスプレゼント。
〈新西暦2012年〉
〈人類の命の源である
新エネルギー エネトロン〉
〈それを狙い
亜空間からの侵略を進める ヴァグラス〉
〈人々の平和を 命を守る
特命を受けた若者たち ゴーバスターズ〉
・~
(エンター)映画… つまり娯楽。
アミューズモの提供。
人間たちが己のくだらなさを
ほんの一瞬 忘れるための トレビア~ン。
そう 我がマジェスティ
メサイアにも ぜひ!
メタウイルス「見せる」
インストール。
(電子音声)「フィルムロイド
フィルムロイド…」
(フィルムロイド)はあ~ う~ん。
(森下トオル)まくた地区
M‐193ポイントで エネトロン異常消費反応!
(仲村ミホ)
敵メガゾードの転送反応確認。
タイプはβ。
転送完了まで5分30秒です。
(フィルムロイド)う~ん 遅い~!
遅い! 遅い! 遅い!
何やってんの まったくもう!
(3人)は?
今から おもしろいもの見せるから
ちゃんと見てよ。
いい? いいね?
はい 3 2 1 スタート!
(3人)フッ!
レッド。
イエロー!
えっ… 私たち?
(岩崎リュウジ)ウソ…。
幻覚?
(銃声)
…じゃない。 実体だ!
ハハッ そのとおり!
ボクちゃんの映像は常に本物。
う~ん 最高! ハハッ。
(電子音声)
「イッツ モーフィンタイム」
(3人)レッツ モーフィン!
フッ!
(銃声)
テヤッ!
フッ!
(電子音声)「トランスポート」
・~
ハアッ!
ハッ!
ハアーッ…!
(2人)ハアアアーッ!
ハッ! ハッ! ハアッ!
うわっ!
なっ…!?
テヤッ!
うわっ! くっ…!
(2人)フッ! ハッ! フッ!
フッ! ハッ! ハアッ!
ハアッ!
あっ!
・~
ハ~イ!
もっとやって もっとやって!
頑張れ! 頑張れ!
何? あいつ。 ウザすぎ!
ハッ! ハッ!
デヤッ!
うわっ!
(ミホ)敵メガゾード転送完了。
来ます!
・~
なんだ!?
(フィルムロイド)ちょっと ちょっと…。
よそ見しない。
もう どっちも本物でいいから。
ちょっと ちょっと~。
いい加減にしろ!
うわっ!
(フィルムロイド)うわあ~!
ハッ!
フッ!
(フィルムロイド)うわ~!
それの どこが本物だ?
納得できない作りだよね。
しぐさが かわいくなさすぎ。
(3人)正真正銘 ニセモノだ!
ああ… ああっ! ああっ!
お前ら ボクちゃんの傑作を…。
もういい! 本日終了! ハアッ!
待て!
ヨーコちゃん。
今は あっちが先。
(電子音声)「コールモード」
司令官 バスターマシンを。
(陣マサト)
ダメダメ 今は やめとけ。
先輩…。
どういうことですか?
(陣)あの中な 亜空間になってる。
(3人)えっ…。
いや もちろん
本物の亜空間じゃない。
さっきのメタロイド
映した映像を… ほい。
(ビート・J・スタッグ)よっ!
実体化させたろ?
(陣)メガゾードは さらに大がかりなことが
できるらしいんだな。
街一帯に亜空間を映して ニセモノとはいえ
亜空間を作り出しちまった。
で お前たちのバスターマシンじゃ
あの中は きついってわけよ。
(モーフィンブレスのコール音)
(黒木タケシ)
「陣 こっちに来てくれ」
「詳しく聞きたい」
おっ!
ようやく黒リンも 俺たちを 司令室に入れてくれる気に
なったかい。
(エンター)
我がマジェスティ・メサイア。
感じていただけてますか?
あれほど望まれた
人間たちの苦しみを!
息が…。 ゲホゲホッ!
く… 苦しい…。
(メサイアの声)
何かが満ちていく… 何かが…!
ウィ。 かりそめであっても
今はご存分に!
(メサイアの声)ああ… これこそ
私が いずれ手にする世界!
(陣)亜空間は とにかく
すべてが重すぎる。
人間は
満足に動くこともできないし 息をするのも苦しい。
まあ 言ってみれば こう
ゼリーの中にいるようなもんで 動くには
すげえパワーが必要なんだ。
バスターマシンも同じことだ。
ゴーバスターオーでもですか?
ああ 足りねえ。
中にメガゾードがいる限り 外から破壊しても すぐに元どおりだしな。
これは困ったねぇ。
困ったねぇ みんな?
(黒木)陣 普通に話せないのか?
何か対策があるんですね?
言いたいんですね?
ピンポーン! なんと すべてのバスターマシンを使った 特別な対抗策がある。
ただし メーンとなる
エースのパイロットには かなりの負担がかかる。
なあ ヒロム。
俺がお前に 強くなれって言った
理由のひとつは それだ。
できるか?
やります。
ヒロム…。
(アナウンス)「BC‐04
第2格納庫への入庫完了」
(黒木)「ただ今より
対亜空間用バスターマシンの チューンアップを行う」
「指揮は陣マサト」
「各マシン部署は総力を挙げて
これに協力せよ」
何 あいさつは抜き 抜き。
スタートは
ゴーバスターオーからだ。
よし 早速かかってくれ。
(一同)了解!
司令官
俺たちも一緒に作業のほうを。
パイロットは休むのも仕事だ。
今のうち 食事をとって
休んでおけ。
仲村 森下 お前たちは
逃げたメタロイドの探索を続けろ。
(一同)了解!
(フィルムロイド)ニャハハハ!
いいドームだねぇ。
あなたの能力なら 他に もっと有効な攻撃が
あるはずですよ。
他にって? 何? 何? なあに?
例えば 人間が心から欲しいものを
映し出したとしたら…。
(アナウンス)
「BC‐04 SJ‐05 第1格納庫へ入庫」
チーフ お願いします。
了解!
陣 次のエネトロンの時間は?
よし!
(アナウンス)「アームパーツ
ジョイント オフ」
(アナウンス)「フロントパーツ
ジョイント オフ」
「ヘッドギア ジョイント オフ」
・~
ヒロム。
やっぱり 目が覚めちゃったんだ。
なんか ちょっと怖いね。
らしくないな。
戦いは平気だけど ああいう亜空間みたいな
よくわかんないとことか ヒロムの負担が大きいとか…。
俺は大丈夫だよ。
13年間 目指してたのは
そこだしな。
そうだけど…。
本当に大丈夫?
フッ… お前にウソついても
しょうがないだろ。
う~ん そうだけど…
他にも いろいろ…。
なんか うまく言えない。
やっぱ もっと本とか読まなきゃ。
そこ いくんだ。
(陣の声)亜空間は とにかく
すべてが重すぎる。
人間は
満足に動くこともできないし 息をするのも苦しい。
(桜田ヨウスケ)
建物ごと 亜空間へ転送する。
幸い エネトロンなら
十分あるしな。
早く助けないとな。
うん。
・~
よっ! おはよう。
メタロイド発見!
岩谷地区I‐347ポイントです。
(黒木)チューンアップ完了まで
まだかかる。
まずは メタロイドを完全に削除しろ。
(リュウジ・ヒロム・ヨーコ)了解!
あれ?
どこだ?
いない…。
(フィルムロイド)グッドモーニング!
遠いところまで ご苦労さま。
その代わり 今日は昨日より
もっといいもの見せちゃうよ。
せっかくだが 断る。
(電子音声)
「イッツ モーフィンタイム」
(3人)レッツ モーフィン!
バグラーちゃ~ん!
レッドバスター!
ブルーバスター!
イエローバスター!
バスターズ レディ…。
(3人)ゴー!
(フィルムロイド)やっちゃえ!
ハッ! ハアッ!
ヤアーッ! ハアッ!
ここの
モーター部分なんですけど…。
フッ! ハアッ!
ハアッ!
ヤアッ!
(フィルムロイド)
ヒラリ。 う~ん ハアッ!
(3人)うわっ!
うっ…。
(ウサダ)ヨーコ。
もう勉強なんかいいから 遊ぼう!
えーっ いいの!?
(ウサダ)いいよ。
リュウジ。
お前は もう
エンジニアとして 俺を超えた。
これからは 師匠と呼ばせてくれ。
先輩…。 そんな~! フフフ…。
父さん 母さん 姉さん…。
ウサダ うれしい!
フフッ うれしい!
はあ~ いいねぇ。 もっと強く。
はい 師匠。
どうよ?
これがボクちゃんの新しい攻撃。
名付けて 「いい夢見ろよ」だ!
しかし 地味な夢だな。
ハハハハ…!
色は派手なのに。 ハハハハ…!
あっそ。 悪かったね。
何!?
仕掛け知ってるんだから
引っかかるわけないでしょ。
ヨーコ~…。
この…! 偉そうに言うな!
じゃあ あいつは なんだ!?
あっ…。
あれは?
ヒロムの両親とお姉さんだ。
13年前のままの。
えっ…。
(桜田ミチコ)
ヒロム 寂しかったでしょ?
母さん…。
ヒロム
それはメタロイドが作った幻だ!
わからないの? ヒロム!
いいシーンなんだから お静かに!
ほいっ!
(2人)うわっ!
ヒロム 小さいお前に
重荷を背負わせた。
つらかったろ。
(桜田リカ)ヒロムのことは
お姉ちゃんが守るよ。
ヒロム いらっしゃい。
ママ!
(ミチコ)もう大丈夫。
おいおいおい
いい夢見せてやったのに!
黙れ!
あんなニセモノ見せるなんて!
また消えちゃうのに!
そーれ。
今までで一番 頭にきた
メタロイドだよ お前!
(フィルムロイド)そりゃどうも!
くっ… うわっ!
フッ!
おー ほいっ。
ハアッ!
(リュウジ・ヨーコ)ハアッ!
《ヒロム…》
(モーフィンブラスターのコール音)
(陣)「おい もうすぐで完成だ。
パイロットたちを呼んでおけ!」
それが…。
(陣)「どうした?」
戻ってくる。 3人とも 必ず。
ハアッ! ハッ!
デヤッ! フッ! ハッ!
う~ん それっ!
(リュウジ・ヨーコ)うわっ!
あ~ 面倒くさい。
消してやるよ あいつごと。
う~ん バイバ~イ!
ハアーッ… うわっ!
うわっ! ああっ…!
ああっ… うっ…。
ヒロム… 戻ってこい!
ヒロムに言いたかったことが
わかった。
怖くなくても
寂しい時あるでしょ?
言ってよ…
いつも1人で我慢しないで!
ほら~ 呼んでるぞ ヒロムちゃん。
ん?
ハハッ! もう こいつは
戻れないみたいだよ。
(2人)ヒロム!
フン お前たち
さっきから うるさすぎ。
消えろ!
(爆発音)
ニャハハハハハ…!
ヒロム…。
ニャハハハハ… あれ?
・~
(フィルムロイド)アハハハハ…。
お前に撃てるわけないだろ!
父さん…。
母さん…。
姉さん…。
ごめん。 俺が今 帰る場所は
そこじゃない!
・~
ふう…。
ん!? あ… あれ!?
ウオオオオーッ!!
(電子音声)「イッツ タイム フォー
スペシャルバスター」
ハアッ!!
わあああ~っ!
おしまい~!
(爆発音)
削除… 完了!
ヒロム…。
おかえり。
(モーフィンブレスのコール音)
(チダ・ニック)「ヒャッホー!」
「ヒロム 早く戻ってこい!」
ああ。
(ミホ・森下)やった!
司令室から格納庫へ。
パイロットたちが戻ってくる。
徹夜で厳しいだろうが システム完成まで
もうひと働き頼む!
(作業員たち)了解!
・~
(陣)おい 早く乗れ。
・~
(アナウンス)「リフト上昇。
パイロットが搭乗します」
ヒロム
ひとつ強くなったみたいだな。
逆ですよ。 自分でも
あんなに弱いと思わなかったです。
それだ。
強さってのはな
弱さを知ることだ。
まあ これで迷いなく
新マシンを預けられるな。
驚異のバスターマシン5体合体。
名付けて…。
グレートゴーバスター!
なんで お前が言うんだよ!
・~
いくぞ!
(電子音声)
「イッツ モーフィンタイム」
(5人)レッツ モーフィン!
・~
(電子音声)「レッツ ドライビング」
(アナウンス)「グレートゴーバスター
メーンシステム スキャン完了」
「全回路 動力伝達 問題なし」
(5人)ゴーバスターズ 搭乗完了!
(作業員たち)合体完了!
グレートゴーバスター
起動を許可する!
グレートゴーバスター 発進!
(森下)「リフト上昇
ハッチオープン」
・~
(陣)こいつは普通の空間より
亜空間が得意だ。
突っ込め!
了解!
・~
まさか! ゴーバスターズ…。
この空間で まともに動けるとは…
トレビアン。
うっ! あっ…!
負担って これか…。
(ニック)大丈夫か? ヒロム。
ああ。 けど 長くないほうがいい。
一気に片付ける!
リュウジ ヨーコちゃん
援護操作だ。
(2人)了解!
あっ すごい。
今だ!
了解。 ニック いくぞ!
(ニック)「オーケー!」
(電子音声)「イッツ タイム
フォー バスター」
デモリッションスラスト!
(爆発音)
シャットダウン…。
(5人)完了!
(歓声)
(ミホ・森下)よし!
(メサイアの声)ゴーバスターズ…
ゴーバスターズ…!
メサイアだ。
あのガイコツは飾りだけどな。
あれが… メサイア…。
マジェスティ ここは お静まりを。
この手は また使いましょう。
サリュ ゴーバスターズ。
(メサイアの叫び声)
息ができる…。
助かった…。
よかった…。
ああ。
初めてにしちゃ上出来だ。
けど さすがに きつかったろ?
全然… 大丈夫… です…。
ヒロム!
(ニック)「大丈夫みたいだ」
見てみろよ この満足げな顔。
・~
〈ゴーバスターズ
ネクストミッション〉
(陣)リュウジに限界がきてる。
(ゴリサキ・バナナ)これ以上 暴走したら 死んでしまう!
何? あいつのパワー。
これが最後の変身かもな…。
レッツ モーフィン!
バスターズ レディ ゴー!
〈この夏 ゴーバスターズが
映画館で大活躍!〉
〈エネタワーが
街ごと狙われた!〉
行こう。
〈これが
前回の『仮面ライダーフォーゼ』〉
(我望光明)覚醒の日は近い。
邪魔者は すべて排除する。
(タチバナ)友情は危険だ。
今の君に必要なのは
友情ではなく 非情だ。
(速水公平)ヴァルゴの正体が
江本だと知っていたか?
(朔田流星)あんた 敵だったのか!?
なぜ 俺をメテオにした?
(ヴァルゴ・ゾディアーツ)消えろ!