Go-Busters Mission 12 Transcript
(宇佐見ヨーコ)フッ。
急上昇 いくよ。
(ウサダ・レタス)ラジャーラビット!
急降下! フッ!
・~
よし もう一回。ヨーコ~ もうやめない?
やめない。もう~!
「さあ いくよ! ウリャッ!」
(桜田ヒロム)まだやってんのか?(岩崎リュウジ)もう20回目。
少しでもタイムを短くしたいんだって。
吹っ飛ばされたのがよっぽど悔しかったのか。
(ウサダ・ヨーコ)ウ… ウソでしょ~!?
(チダ・ニック)ハハッ 負けず嫌いだな。
ヒロムと いい勝負だ。
(仲村ミホ)ヨーコちゃんって休みの日とか何やってるんでしょうか?
(ゴリサキ・バナナ)トレーニングしてるか 寝てる。
勉強嫌いだから。
えっ…。遊びに行ったりしないんですか?
あまりしないね。まだ16歳なんですよね…。
(エンター)我がマジェスティ メサイア。
計画は順調でしょうか?
(メサイアの声)新たな力… もうすぐ完成する。
だが まだ足りない!ウィ ウィ!
設計図 レアメタル エネトロン。
あと…亜空間で手に入らないものは…。
(黒木タケシ)メガゾード開発工場から警告があった。
ヴァグラスが次に狙う可能性があるのが これです。
(ミホ)メガゾードの製作過程で亜空間にないもの。
クリスタル…。
メガゾードのカメラアイに使われるクリスタルです。
国内にはない 珍しい鉱石だ。
3日後 このクリスタルが日本にやってくる。
美術展か何かですか?
(森下トオル)香港映画の記者会見です。
その主演女優の所有物だそうです。
特命を伝える。
ヴァグラスから クリスタル及び その所有者を守れ。
(3人)了解!(森下)これが その主演女優アンジー・スーの写真です。どれどれ?
(ヒロム・リュウジ・ヨーコ)えっ!?
そっくりじゃない?ヨーコちゃん…。
そう? 全然似てないと思うけど。
〈新西暦2012年〉
〈都市生活を支える巨大なエネルギー エネトロン〉
〈それを狙い人類をおびやかす存在 ヴァグラス〉
〈ゴーバスターズとは人々を守る特命を帯びて戦う若者たちのことである〉
・~
このへんかな。立ってもらって…。
結構強め…?そうだね。
強めに当てる感じになるかな。
(電子音声)「コールモード」配置についた。 ヒロム どうだ?
準備オーケー。 ヨーコ そっちは?「視界良好」
ヴァグラス反応は見逃さない。
(シャッター音)
映画誌のインタビューが始まる。
クリスタルはイヤリングについているの確認。
了解。了解。
映画はトレビア~ン!華やかでパッショノン。
「それでは ご紹介しましょう」
「世紀の名優の登場です」
メタウイルス 写す インストール。
(電子音声)「コピーロイド…コピーロイド…」
(コピーロイド)シャーッ!シャッ シャッ。
シャーッ! シャッ!
アールグレイです。
(アンジー・スー)トーチェ。
どうぞごゆっくり。
(電子音声)「コールモード」
こりゃハンパないぞ。ムチャクチャ似てる。
余計なこと言わないで任務に集中してよ!
凛戸地区R‐024ポイントでエネトロン異常消費反応。
皆さんの近くです。
敵メガゾードの転送反応あり。タイプαです。
転送完了まで 時間は…。
え? 4時間33分20秒…。
遅いですね。
転送完了は15時過ぎ。 楽勝だね。
気を抜くな。 やっぱり狙ってきた。
(シャッター音)あっ ちょっと待って!
近い!すぐそこにメタロイドがいる!
シャー…。
フクッシャ…。
フクシャッシャ~。
シャッ!
フクッシャッシャ。
あれ? ヴァグラス反応が消えた。
何!?どういうことだ?
わからない。 とにかく消えたの。
どうする? 取材を中断させるか?
シャー…。
シャッシャッ シャッシャッ!もらったっシャー!
わあっ!?えっ?
シャッ シャッ シャッ!ハアーッ シャッ!
ハッ!シャーッ! ハッ!
こいつがヴァグラスか?
待って。その人はヴァグラス反応がない!
「この強さは人間じゃないぞ!」
シャーッ! シャッ!フッ!
(コピーロイド)シャーッ! シャーッ…。
シャーッ! 痛いっシャ!衝撃を与えちゃ駄目っシャ!
シャッ。
ウソ! メタロイドだった!?
シャッシャッシャッ…ああ 腹痛い…。
おっとっとっと…。 シャー…。
どうして?ヴァグラス反応がなかったのに。
考えるのは あとだ。 いくぞ!
(電子音声)「イッツ モーフィンタイム」
(3人)レッツ モーフィン!
シャーッ!?レッドバスター!
ブルーバスター!イエローバスター!
バスターズ レディ…。(3人)ゴー!
う… うわ~!
・~
ハアッ!シャーッ!
こいつ あんまり手応えがないな。たまには いいんじゃないの?
こうなったら逃げるが勝ちっシャ!
逃げるな!
シャッシャッシャッ ビヨ~ン。シャッシャッ シャッシャッ…。
おっとっとっと…。わあっ!
おお いい男。 フクッシャ。
いない…。
そんな…。だって 逃げ場なんて…。
(シャッター音)
プロジェクターどこやったんだよ?
人間に化けるとヴァグラス反応を消せるメタロイド?
恐らく。じゃあ あの時…。
やられた。
厄介だな。
人混みの中で狙われたら守りきれない。
そうくると見て間違いない。
次に襲うとすれば…。この記者会見の会場。
記者会見って何時からだっけ?
15時だ。
ってことは記者会見中に敵メガゾードが…。
(ノック)
失礼します。
ヴァグラスがクリスタルを狙っています。
記者会見を中止してください。中止?
ハハハ…バカなこと言わないでください!
いいですか? メタロイドが来たら記者会見どころじゃないんです。
それを守るのがあなたたちの仕事でしょ。
世界の未来が かかってるんです!
(アンジー)私も…。
私の夢がこの映画にかかってるんです。
私の夢は世界で活躍する女優になること。
だからやめるわけには いかないんです。
では クリスタルを外して記者会見に出るというのは…。
(マネジャー)駄目 駄目!
クリスタルは映画の大事なテーマです!
あなたたちねそんなことのために世界が どうなってもいいと思ってるの!?
えっ えっ? 何?
そっくり!
そんなことのため?
どうして そんなひどいことが言えるんですか?
えっ… ひどいって?
あなたには 夢がないんですか?
夢?
これは 母の形見なんです。
母は世界的に活躍する女優でした。
だから 私も母のような女優になりたい。
このチャンスを逃したくないんです。
お願いします。
でも…。考えがある。
えっ…。考えって?
向こうが化けるならこっちも化けるってのは どう?
「ヴァグラスは恐らく 記者会見を襲撃します」
「我々は それを逆手にとってヨーコちゃんをおとりにメタロイドをおびき出します」
敵メガゾードへの備えは?
「ヒロムにエースで待機してもらいます」
「作戦の許可を」
わかった。 作戦を許可する。
心配?全然心配じゃない。
だって ヨーコだもん。
(アンジーの声)あなたには 夢がないんですか?
母は世界的に活躍する女優でした。
だから 私も母のような女優になりたい。
お母さんか…。
あんまり覚えてないな…。
ヨーコちゃん どうかした?
ううん なんでもないよ。
(ミホ)ヨーコちゃん13年前 お母さんが亜空間に飛ばされちゃったんですよね。
それから ずっと訓練を?
ヴァグラスを倒すためにね。素質あったし。
普通の女の子なのに…。
そうだよ。ウサダたちやリュウジに司令官エネルギー管理局みんなの愛をたっぷり受けて育った普通の女の子だよ。
基地に戻るんでこっちは頼みます。
ああ。
ねえ ヒロム。ん?
夢って なんかある?夢?
そういうヨーコは どうなんだよ?えっ…。
ヴァグラスを倒すこと。
それは夢じゃない。
ヒロム ちょっと…。いい リュウさん。
そうなんだよね。 夢じゃないよね。
ああ。 ヴァグラスを倒すことは夢や願いじゃない。
絶対にやらなきゃいけないことは夢って言わない。
でも 全部終わったら…ヴァグラス倒したら何か夢を見つけられるといいね。
うん。
・~
ヨーコちゃん 本当にそっくり。
心配しないで。メタロイドをおびき出してみんなに危険がないところに連れ出したらあなたと代わるから。違うの。
さっきは言いすぎたと思って謝りに来た。
いいよ。大事な記者会見なんだから。
でも…。私 夢って持ったことないかも。
ずっとヴァグラス倒すことばかり考えてきたから。
・~
やってあげる。
目を閉じて。
つらくない?
あなただって普通の女の子なのに戦うなんて…。
私は自分の意志で戦ってる。
ヴァグラスは絶対倒す。
あなたや みんなの夢を守るためにも。
ありがとう。
こっちこそメークしてくれて ありがとう。
(ノック)
時間だよ。
行ってくる。
ヨーコはアンジーに変装して記者会見に出て おとりになる。
ヒロムはメガゾードが出現したらエースで迎撃。
敵は我々で引き受けますので安全になったら記者会見を引き継いでください。
(電子音声)「コールモード」さあ ミッション開始だ。
(司会者)「それでは ご紹介いたします」
「主演女優のアンジー・スーです!」
(拍手)(シャッター音)
・~
CB‐01 発進!
(森下)「01専用ハッチ 展開」
CB‐01 発進!
敵メガゾード転送完了まで 5…。
(ミホ)「4 3 2 1…」
来ます!
・~
くっ…。 バスターソード転送お願いします。
・~
エースの姿もコピーできるのか?
・~
うっ…。まずいな。 応援を呼ぶか?
いや いい。でも これ 戦いにくいな。
ここは 俺の持ち場だ! フッ!
(シャッター音)
シャシャーッ!あれだ。 来るぞ!
もらったっシャー!
フッ フッ!
シャーッ!
むう~…!
シャーッ イタタタ…。(記者たちの悲鳴)
・~
フンッ!フッ! ハッ!
うわっ!
いいぞ。 そのまま外へ連れ出せ。
皆さん これはアトラクションなんでご安心を。
(コピーロイド)くうっ… シャーッ!
わっ!
隙ありっシャ!危ない!
しまった!(コピーロイド)シャーッ!
シャッシャッシャッいただきっシャ! もう一つ!
下がって!(コピーロイド)シャーッ!
シャッ! シャーッ!
ハッ!
ワーオ! シャッターチャンス!ハアッ!
わあ~!
絶対に渡さない。
これには アンジーの思い出が詰まってるんだから!
絶対いただくっシャ!ハアーッ! ハアッ!
ハッ!うわっ! おっとっとっと…!
やっぱり逃げるっシャ!
シャッシャッシャッ。エンター様 受け取るっシャ!
まず1つっシャ!
シャッ?(エンター)上出来です。
アデュー ゴーバスターズ。
あっ。(コピーロイド)行かせないっシャ。
(銃声)うわっ!?
リュウさん。ああ。 あっちは大丈夫。
「それでは 再びご紹介させていただきます」
「主演女優のアンジー・スーです!」
(拍手)(シャッター音)
シャーッ…。
いこう。
(電子音声)「イッツ モーフィンタイム」
(2人)レッツ モーフィン!
バスターズ レディ…。
フクシャ フクシャ。お前を複写するっシャ!
(2人)ゴー! ヤアーッ!
シャーッ!デヤッ!
違法複製はご遠慮願います。
くーっ 悔しいっシャ!フッ! ハッ!
ハアッ!うわっ!
おのれ…。フッ ハッ ハアッ!
ハッ ハアッ!ハアッ!
シャーッ!タアッ! ハアッ! テヤッ!
うおっとっとっと…!?
ハアッ!シャーッ!!
くう~!(電子音声)「トランスポート」
フッ!うわあ~っ!
シャーッ…。
ハアアーッ!むむっ!?
フッ! ハアッ!
くっ… シャッ シャッ…。
(電子音声)「トランスポート」
(電子音声)「イッツ タイム フォースペシャルバスター」
(2人)ハアッ!(コピーロイド)うわっ!
複写失敗っシャ…。
(爆発音)
削除完了!
・~
エースが2体…。
どっちが本物なの? ヒロム!
何よ それ!
「ヴァグラス反応もない。さて どうするか…」
だったら両方攻撃すれば わかる!
フッ!
(銃撃音)
乱暴だな…。
そんなことよりゴーバスターオーで!
コンバインオペレーション!(リュウジ・ヨーコ)了解!
特命合体!
ゴーバスターオー…。
(ヒロム・リュウジ・ヨーコ)レディ ゴー!
エネトロン インターロック。
出力アップ。 70… 80…。
「100パーセント!」
(電子音声)「イッツ タイムフォー バスター」
(ヒロム・リュウジ・ヨーコ)ディメンションクラッシュ!
・~
(爆発音)
(3人)シャットダウン完了!
・~
お前も飲むか?おう サンキュー!
おっと…。 お前 飲めないだろ。ヨーコちゃん。
アンジーからメール来てるよ。
イヤリング1つ守れなかったから気まずいよ…。
いいから読んでみなって。
・~
英語読めない。
なんて書いてあるの?もう~!
だから勉強しろって言ったでしょ!
守ってくれて ありがとうって。
それに これ見てって。
(コピーロイド)「シャーッ!」「フッ!」
「ネットで話題騒然!!」だって。
「映画も世界的ヒット間違いなし」か。
すごいなぁ。
ヨーコ 案外女優向いてるんじゃないか?
やだ。 そんなの恥ずかしいよ。
そうそう。 ヨーコには無理~。
ちょっと!わあっ… 逃げろ~!
ウサダ 待て~!(ウサダ)やだ~。
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〈ゴーバスターズネクストミッション〉
サプライズツアーに参加せよ!
(チューバロイド)歌いたまえ 絶望の歌を!
奴の狙いさえわかれば…。遊びは終わりだ。
(エンター)そろそろ本番を始めましょうか。
バスターズ レディ…。(ヒロム・リュウジ・ヨーコ)ゴー!
(如月弦太朗・桜田ヒロム)戦隊ライダー宇宙キック!
〈これまでの『仮面ライダーフォーゼ』は…〉
(如月弦太朗)京都 キター!!
(江本州輝)僕は 歌星の古い友人だ。
(歌星賢吾)しし座の幹部だと!?
(朔田流星)天高に コズミックエナジーを集中させるつもりか。
(我望光明)賢吾君君のお父さんを殺したのは 私だ。
(城島ユウキ)友達が危ないときは体を張って助けてくれる。
それが ゲンちゃんの普通なの。
(リブラ・ゾディアーツ)サジタリウス…?
(我望)まさか 君の超新星がラプラスの瞳だとは思わなかったよ。