Kyouryuuger Brave 07 Transcript
〈ガブリンチョ!〉
〈恐竜プラス人間〉
〈億千年の時を越え地球を守るために今→
史上最強のブレイブチームが誕生した!〉
〈聞いて驚け!〉
・~
(桐生ダイゴ)みんな!俺たちがやることを→
わかりやすく 絵にしてみた!
十大獣電竜とガーディアンズの力を復活させて→
人間を滅ぼそうとしてるデーボス軍をぶっ潰す! だろ?
(賢神トリン)非常に大ざっぱだがそのとおりだ。
(アミィ結月)ワオ!これ ラミレスね。 かわいい!
早く 他の先輩や→
獣電竜たちにも会いたいぜ!
(立風館ソウジ)そっか… それ→
お父さんの置き土産だったよね。ああ。
俺の人生のみちしるべだ。
(イアン・ヨークランド)《似てる…》
《俺と士郎が見つけた超古代の秘石に》
(御船士郎)イアン!
ちょっと 俺の研究のために→
そのペンダント貸してくんねえか?
え? …おう いいとも。
(有働ノブハル)軽っ!そんなに あっさり…。
…だよな。
大事なもんが手元にある幸せをわかっちゃいねえ。
他に 親父さんが残したものなんかねえか?
置き手紙とか使ってた道具はバッグの中に。
旅のバッグ…島に置きっぱなしだ!
(一同)えーっ!?
ジュワーッ!デーボ・ヤキゴンテ!
(アイガロン)ドゴルドのモンスターか?
(ラッキューロ)ハハッ!どうやって人間を怒らすのかな?
こうやってですよ。 ジュワッ!ゾーリ魔!
(ゾーリ魔)ヌルヌル~!
ジュワッ!
ラッキュー!え? 僕が増えた!
私はガブティラの様子を見てくる。
おう。 俺もバッグ見つけたら会いに行くぜ。 じゃあ あとで。
(イアン)牙か… 爪か?
ちょっと どういうこと?私の どこが不満なのよ!
うわ~… 恋愛の修羅場に出くわしちゃった。 やだねえ。
もう一度 言ってみなさいよ!うっとうしいんだよ!
えっ!?
ちょっと待ちなさいよ あんた!なんなのよ!
なんだよ? どう…。どうとか そういう…。
・~
おお… ジュワジュワきてる。ジュワジュワきてる。
怒りの感情が高まってる!
おおっ!みんな デーボモンスターだ。
ああ もう…キングがいない時に!
(一同)キョウリュウチェンジ!
(一同)ファイヤー!
(イアン)待て!(ヤキゴンテ)ジュワッ ジュワッ!
ジュワッ…。
おっ! …あ?
(アミィ)大丈夫? イアン!
(イアン)ああ。逃げてばっかりの野郎だ。
この辺りに逃げ込んだから→
気をつけろ。うん。
(ソウジ)手分けして探そう。(ノブハル)よし。 よいしょ!
・~
(ドゴルド)キョウリュウレッドはなぜ いない? 腹立たしい!
まあ まずは やつらを。
そら… ジュワッ!
ジュワッ! ジュワッ!ジュワワッ!
おう ソウジくん。見つかった?
どこだ? モンスター見つけてどんなモンスター!
ノッさんの親父ギャグ超つまんないよ。
えっ?
なんだって!?
びくついてんの? ソウジくん。
弱虫な男って 格好悪いよね。(ソウジ)なっ…!
格好悪いって何さ!
敵に警戒するのは当然だろ!
ふーん…。
何よ イアン。じろじろ見て。
足 太くなったよなぁアミィちゃん。
フフフフフ…。ムカーッ!
おう!おい!
モンスターなんてどこにもいないぞ!
僕たちを引っかけたんだろ?
まったく…信用できないやつだよ!
なんだと!?
ちょっと! ちょっと待て!こっちだよ。
弱虫!このっ…!
ヒューヒュー!待ちなさい!
待て こら!
(アミィ)さっきのはどういうことなのよ イアン!
(イアン)そんなことよりノッさんだよ! 俺のどこが…。
(ノブハル)そんなにつまんない?みんな そう思ってたの?
(ソウジ)いくらアミィさんでも許せない!
ジュワッハッ! 私の作った偽者は相手の精神情報も読み取り→
一番 腹の立つ言葉を焼きつけられるのです。 ジュワ。
(ゾーリ魔たち)ヌルヌル~!
ハッ!
これで 戦隊のチームワークもバラバラです。 ジュワ!
攻撃の時だ。 とりゃー!
(一同)うわー!
なんだ?
うおー!
やばい! みんな 反撃だ!勝手にすれば!
フンッ!
(アミィ)うわっ!うおっ! アミィちゃん 大丈夫?
(ヤキゴンテ)ジュワッと すばらしい。
ハハッ なるほろー。 最初から→
狙いは キョウリュウジャーだったわけね。
そう 怒りの感情を手に入れつつ戦隊も潰せる。
ジュワッと 一石二鳥なのですよ。
ジュワッと!
・~
受けよ我が剛剣! 喧・嘩・上・刀!
・~
(一同)うわーっ!
おっ! ああ 中身もまんまだぜ。あー よかったー!
あっ…。
(桐生ダンテツ)これはな強い男になるための→
みちしるべだ。
俺 キョウリュウジャーになっちまったぜ 親父。
ちゃんと あんたに近づいてっかな?
おっ!
・~
(百面神官カオス)キョウリュウレッド桐生ダイゴか。
お前 何もんだ?我は デーボス様の代弁者→
百面神官カオス。
じゃあ 敵の親玉か!?
ここで 何してやがる?
くっ…!
うっ! しまった!
うおっ!
ターッ!うおっ!
危ないっ!
トリン!
ダイゴ この場は私に任せて戻るのだ。 みんなが危ない!
何? でも大丈夫か?あいつ とんでもねえぞ。
知っている。長年の私の宿敵だ。
仲間たちを頼む。
・~
勝負だ カオス!
笑わせるな トリン。
獣電竜やキョウリュウジャーに頼らなければ→
戦えない お前ごときが。
・~
(爆発音)
なんでよ ソウジくんまで!かまうことないよ→
そんなひどいやつ。俺が何したっていうんだ?
おっと!
みんな 大丈夫か?俺のこと そういうふうに…。
ちょっと待ってよ。あたしが何したっていうのよ?
おお イアン!
みんな どうしたんだ?敵と戦ってるんだろ?
なんで 傷だらけでケンカしあってるんだ?
それはな… お前のせいだよ。え?
肝心な時に役に立たない。みんな お前のせいだ。
この大バカ野郎!
ん?
あっ!
ジュワッ… これでキョウリュウレッドも大激怒。
5人の心は 完全にバラバラだ。ハハハハ…。
なんてことするのよ イアン!ひどすぎるぞ。
最初からいつか こうしてやるつもりで→
ペンダントを借りたのさ。
俺は お前が憎い。
お前みたいなバカはなリーダー失格なんだよ!
やった! 言葉が焼きついた。それ 怒れ 怒れ!
(イアン)《キング…!》
どうだ? なんとか言ってみろ!
うおー! 許せねえ!
やったー!
お前の言うとおりリーダー失格だ…。
俺は自分が許せねえ!
(ヤキゴンテ)えっ?(アミィ・ノブハル)えっ!?
何言ってんだよ キング。君の宝物が壊されたんだぞ。
これが俺の大事なものだってイアンは ちゃんと知ってる。
俺が よほどのことしなければこんなことしないはずだ。
全然 身に覚えがない!
はあ… 情けねえ!
なっ… 泣くバカがあるか!
いけ 偽者!もっとジュワッと言ってやれ!
友情ごっこは うんざりだ。ファザコン野郎!
あっ うん… まあ親父が大好きなのは事実だ。
そんなことより…教えてくれ イアン!
一体 俺が何したんだ?
なんなんですか あの人ー!
(ノブハル・アミィ)え?
うっ…!
おっ? どうなってんだ?
ほらよ。 本物の証しだ。
あのモンスターがゾーリ魔を偽者に加工して→
俺たちを怒らせてたってわけだ。
ジュワッ…。
計算が違ったな。
こいつは バカみてえに仲間を信じてんだ。
桐生ダイゴは バカにおいてもキングなんだよ。
照れるぜ…。(3人)褒めてないよ!
ああ… そう?
まあ いいだろう。
仲間は絶対信じる。 それが戦隊だ。
いくぜ みんな。(一同)うん。
・~
(一同)ブレイブイン!
「ガブリンチョ!」(一同)キョウリュウチェンジ!
・~
(一同)ファイヤー!
・~
ジュワッと気持ち揃っちゃった!
聞いて驚け!
牙の勇者 キョウリュウレッド!
弾丸の勇者キョウリュウブラック!
鎧の勇者 キョウリュウブルー!
斬撃の勇者キョウリュウグリーン!
角の勇者 キョウリュウピンク!
(一同)史上最強のブレイブ!
獣電戦隊…。(一同)キョウリュウジャー!
荒れるぜー!よいしょー! よいしょ!
止めてみな!
この役立たずが!
こうなったらやつらを斬らねば 収まらん!
とりゃー!アームド・オン!
「メッチャムーチョ!」
・~
ずるいまねしやがって。真っ向から来れねえのか!
黙れ! 腹立たしい!
ジュワッ! ジュワッ!ジュワッ! ジュワーッ!
さあ これで また見分けがつくまい。 かく乱しろ!
(一同)ヌルッと!
(ノブハル)よいしょー!どっこいしょー!
ハアッ! …ああ ソウジくん!
ヌルッ!ああ イッテー!
ハッ! ハッ! …違う!
危ない!ヌルッ!
ハアーッ!まったく手間がかかるねえ。
・~
おっと… ハッ!
・~
みんな 本物には小さなプレゼントしといたぜ。
ワーオ! いつのまに?
やるなぁ。
さすが イアン!よーし 仕返しといこうか。
ああ。うん。
「ガブリンチョ! ガブリンチョ!」
(一同)アームド・オン!
「メッチャムーチョ!」
(アミィ)ハッ!
(ノブハル)よいしょー!
・~
あのれー!バイナラ!
ジュワッ ジュワーッ!
ステゴシールド!
あれー!? ジュワッ!
ドリケランス!ザクトルスラッシャー!
ジュワーッ! ジュワー…!
パラサショット!
どえ~! ジュワッと痛い…。
フンッ!よし!
キング ケントロスパイカーだ。
よっしゃー! ハアーッ!
うわー!
ブレイブイン! おりゃー!
「ケントロスパイカー!」
(一同)ケントロスパイカー!
獣電ブレイブフィニッシュ!
「スパパーン!」
ジュワーッ!
ジュッ… ジュワワワワ…。
ブレイブだぜ!よいしょー!
・~
モンスターはダイゴたちが倒したぞ。
そうかね。 だが それは大勢に影響はない。
うう… ああ…。
・~
まさか… 封印を解くつもりか?
ジュワーッ! ジュワワワワーッ!
いいところにいたなラッキューロ!
キング キョウリュウジンだ。
いやぁ それがガブティラが来ねえんだ。
えっ? なんだって?
(ゾーリ魔たち)ヌル~!ヌルヌル~!
・~
ジュワ-ッ!
・~
俺の姿だと!?
(一同)うわーっ!
(プテラゴードンの咆哮)
おっ プテラゴードン!
(咆哮)
キョウリュウジャーを襲ったのは→
プテラゴードンを奪うための陽動作戦だったのだな!
いかにも。
封印されし無敵の獣電竜。確かに いただいた。
・~
(咆哮)
今は ひとまずダイゴたちを救わねば。
おお 待ってたぜ ガブティラ。カミツキ合体だ!
ブレイブイン!
受け取れ!
「ガブリンチョ! ガブティラ」
「ガブリンチョ! ステゴッチ」
「ガブリンチョ! ドリケラ」
「キョウリュウジン!」
ジュワーッ!
おりゃーっ!
(一同)うわー!イテテテ…。
(モバックルの着信音)
トリンか!
(トリン)「17番の獣電池オビラップーを使え」
「臀部より 強烈な催涙ガスを噴射できる!」
い… 今 なんか さらっとものすごいこと言った…。
しかも イケメン声で!
要は オナラのことだろ?
そのとおりだ。ブレイブに ぶっ放せ!
よし! ブレイブイン!おりゃー!
・~
「ガブリンチョ! オビラップー」うっ! うわ…!
うわー! 目が… 目が痛え…。
コミカルな名前のくせにえげつねえ技だな。
よーし とどめだ!
(ノブハル)うわっ!キング 容赦ない…。
来い アンキドン!ブレイブイン!
・~
「ガブリンチョ! アンキドン」
「キョウリュウジン マッチョムッキムキ!」
・~
(一同)キョウリュウジン マッチョブレイブフィニッシュ!
・~
(一同)おりゃー!
・~
このペンダントもういいのか? イアン。
ああ。しっかり データは取ったからな。
しかし ただ者じゃなさそうだなお前の親父さん。
まあ 引き続きいろいろ調べてみるよ。
わかったら教えてくれ。ああ。
竜の道は きっと俺たち全員の道だ。
しかし 思わぬことで→
みんなの気にしてることがわかったね。
あたしは 足のことなんか気にしてない…!
そもそも全然気にしてなかった人もいるし。
ん? 誰のことだ?
(トリン)《まさか プテラゴードンを奪われるとは…》
《キョウリュウジャーでなければ→
真の戦闘力が出せないのがせめてもの救いだが…》
俺の姿にあんな無様なまねさせおって!
腹立たしい!(カオス)いや…。
今回は よくやった ドゴルド。
おかげで我々はすばらしい戦力を得た。
ウソ!それ キョウリュウジャーの…。
君の力を加えてみろ。
そんな人間のようなまねできるはずが…。
あっ…!えー?
・~
・~
〈ここは どこ?私は だーれ?〉
〈デーボモンスターが遊園地を迷宮にしちゃった!〉
〈人々を助けるため ノッさんが史上最大の 必殺 親父ギャグ〉
〈笑うぜ〉
ウィザードとビーストを倒せ。
このままだと宇宙は破滅です!
そんなことは させない!
〈オールヒーロー 夢の共演!〉