Kamen Rider Wizard 30 Transcript

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Kamen Rider Wizard 30

〈ベルトを奪われ ピンチに陥った仁藤攻介〉
〈だが 新たに手に入れた指輪が キマイラの力を さらに引き出し→
彼を 魔法使いビーストハイパー として進化させた〉
・~
ハロ~ 内藤さん。
(ソラ)欲望に従っただけで こんなところに→
閉じ込められるなんて かわいそうに。
僕が出してあげるよ。
うっ!
ふーん…。 結構 強力な結界だな。
フフフ…。
(グレムリン)ハッ!
うわっ!
噂どおり めちゃくちゃだな 内藤さん。
僕は 助けてあげたんだよ。
俺は内藤じゃない…。
ファントム・レギオンだ。
今から このピンポン球を 浮かせます!
チチンプイプイ!
お~お~ お~お~…。
ああ…!
途中まで うまくいってたんだけどな。
意外に難しいんですよ この手品。
えっ!? (輪島)んっ!?
(輪島)おいおい…。 これ 浮いてる!?
これがホントの空中浮遊ってね。
なぁんだ…。
わっ! あっ…。
ちょっと ちょっと! 晴人さんのは→
手品じゃなくて 魔法じゃないですか!
まあね。 いい加減にしてくださいよ。
どうした!?
大丈夫か? コヨミちゃん?
魔力が足りないのか?
ごめん。 なんだか急に…。
俺の魔力も上がってるから。 遠慮なんかすんな。
(電子音声)「プリーズ プリーズ」
〈魔法の指輪 ウィザードリング〉
〈今を生きる魔法使いは その輝きを両手に宿し→
絶望を 希望に変える…〉
・~
レギオンが脱獄した…?
(ワイズマン)この結界を 断ち切れる奴がいたとはな。
(ミサ)一体 誰が…。
それよりもレギオンだ。
放っておけば 欲望のまま 見境なく人間を襲い→
貴重なゲートが失われる。
私が見つけ出し 止めてまいります。
・~(ギター演奏)
(拍手)
いい…。 実にいい。
おっ! わかる? この曲の良さが。
美しい曲は 美しい心がないと作れまい。
いや… 照れるな。
エキサイティング!
あっ…!
うわあーっ!
どんだけ食うんだよ? 回転寿司じゃないんだから…。
あ 寿司 食べたいですねえ。 寿司 食いてえな。
お待たせしましたー。
新作のさくらドーナツで~す! (凛子)いただきまーす!
ま… すごい食欲!
うん! うんうん…。
えっ!? …そんなに?
昨日から働き詰めで 何も食べてないんですって。
あら どうして?
昨日 ニュースになってた 昏睡事件のせいらしい。
これって あれ? 意識不明で倒れている人が→
あちこちで発見されてる ってやつ?
(携帯電話)
はい。 えっ!? わかりました。
どうしたんです? 昏睡してる人が→
また見つかったみたい。 ドーナツありがと。 ご馳走様!
刑事も大変ね…。
あっ! あんたもね。
(詩織)そんなに引っ張らないで お兄ちゃん!
(健太)ああー! やっぱりいいなあ 外は。
うん…。
また そんな顔する。
よし! これで元気出せ。
手品?
フフッ。 見て驚くなよ。
(ため息)
貸してみ。
(電子音声)「グラビティ プリーズ」
すごーい!
何…!?
何って 君の手品が失敗したから 魔法で 晴人さんがフォローをね。
魔法?
何を隠そう 晴人さんは… 魔法使いなんです!
そんなデカい声で 言わなくていいから。
はあ? 魔法なんて あるわけ…。
わあっ!? うわー…。 ふふふ…。
お兄ちゃん 魔法だよ。 本当の魔法使いさんだよ。
手をありがとうございます。 気をつけてください。
はい。 気をつけてくださいね。
どうもありがとうございます。
いい… 実にいい。
ぜひ 覗いてみたい。
…えっ?
エキサイティング!
(お腹の鳴る音)
あ~ 腹減った…。
どっかに うまそうな ファントムでも 落ちてねえかな。
(女の声)キャーッ! おっ!?
エキサイティング…。
おっ!? ファントム!
ゲートから離れろ。
ゲート?
(レギオン)俺は そんなものに興味はない。
はあ!?
俺の欲望を満たすのは→
美しい心…。
(仁藤)おっと! みなまで言うな!
聞いたところで どうせ意味はねえ。
(電子音声)「ドライバーオン」 なぜなら お前は→
俺に食われる運命だからな。
ヘンーシン!
(電子音声)「セット オープン」
・~「L・I・O・N ライオーン」
よし ランチタイムだ!
うおっ!
うわっ! わっ!
この野郎…!
・~
うわっ!
人間でも ファントムでもない…。 お前はなんだ?
俺を知らねえとは お前 もぐりだな?
俺は お前らファントムを平らげる 魔法使いビーストだ!
フフ…。 珍しい存在だ。
見てろよ。
(電子音声)「カメレオ ゴー! カカカカ カメレオ」
あ そりゃっ!
・~
こうなったら…。
(電子音声)「スリー カメレオ」 「3」!?
微妙なの来たが しょうがねえ!
・~
うわっ! わあーっ!
あんにゃろ…! おとなしく 俺に食われろってんだ!
(電子音声)「ハイパー ゴー! ハイッ ハイッ ハイッ ハイパー」
・~
っしゃー いくぜ! どりゃーっ!
(銃声)
下品な奴だ。
俺の求める美しさは お前には皆無だ。
・~
フン。
おい 待ちやがれ!
こうなったら お前らだけでも…。
(電子音声)「ハイパー マグナムストライク」
どりゃーっ!
(電子音声) 「ドレスアップ プリーズ」
おぉー。 かわいいじゃん。
(電子音声)「プリーズ」
わあ…!
お兄ちゃん 見て見て! お姫様みたい!
お姫様。
この魔法使いに なんでもお任せください。
あんた ホントに 魔法使いなんだな。 すごいよ!
(携帯電話) えっ? ちょっと ごめん。
どうした? 凛子ちゃん。
わかった。 すぐ行く。
ファントムですか? ああ。
ごめん。 もう行かなくちゃ。
えー どうして?
もっと魔法見たい…。
(電子音声)「コネクト プリーズ」
晴人?
これで ショーはフィナーレです。
きれい!
後は頑張れよ!
じゃあね!
(凛子)意識不明の状態で 原因は不明です。
後は よろしくお願いします。
(凛子)お待たせ。
今の人 これまで 報告があった人たちと→
まったく同じだわ。
例の昏睡事件は ファントムの仕業だったんですね。
ああ。 でも ゲートから 意識を奪って 一体 何を?
ありゃ ゲートじゃねえ。 えっ?
ファントムが言ってた。 ゲートなんかに興味はねえって。
どうやら奴は 美しさを求めて 無差別に人を襲ってるみたいだ。
美しさ? まあ この俺を→
「美しさは皆無だ」とか言って スルーしやがるぐれえだから→
かなり歪んだ 美的センスの持ち主だがな。
ブホッ! それって ある意味 正しい気が…。
あ? なんだと? お前にも美しさあるのか?
無差別に人が襲われると 厄介だな。
《早くなってる気がする。 私の魔力が切れる時間…》
キャーッ!
エキサイティング!
ずいぶん 好き勝手やっているようね。
(内藤)ワイズマンの飼い犬か。
わかってるわね? なぜ私が来たのか。
ハロ~ ミサちゃん。
内藤さんの邪魔しないでよ。
グレムリン!? まさか… お前が!
エキサイティング。 フッ。
(ミサ)待ちなさい! (ソラ)おっと。
邪魔しちゃダメだって。
ワイズマンに逆らって 生きてられると思うな!
(ソラ)うわっ!
かもね。
でも 僕は どうしても 知りたいことがあるんだ。
いろいろ考えたけど 彼に会わなきゃ 先には進めない。
少々 お待ちくださいませ。
あれっ? あの子 さっきの…。
どうした? 妹は一緒じゃないのか?
さっきは ありがとう。
俺 詩織のこと喜ばせようと思って 手品 習ってるんだけど→
不器用だから失敗ばっかりして。
そんな 気にすんなよ! 俺だって 手品うまくできないよ。
手品なら こいつのほうが上だ。
ありがとうございます。 ありがとうございます。
あいつ お花もらって 喜んでたから→
今度は これで元気になってくれれば。
いいお兄さんですね…。
妹さんのために こんなに一生懸命で。
うーん 実にいい。
妹を喜ばそうと思う心…。 実に美しい。
ファントム!?
その心 覗かせてもらうぞ。
魔法使いの前に 堂々と現れるとは いい度胸だ。
晴人さん ちゃちゃっと やっつけちゃってください!
(電子音声)「コネクト プリーズ」 (銃声)
うっ! また魔法使いか。
お前が 仁藤の言ってた 連続昏睡事件の犯人か?
だったら なんだ?
・~
んっ? うわっ!
ワイズマン…!
うわっ! うっ…!
私を呼び出すために 私に背くとは…。
ふざけたことを。
やっと… 会えた…。
望みどおり 私が終わらせてやろう。
(ソラ)その前に 教えてくれないかな ワイズマン。
サバトのこと 魔法使いのこと。
そして… 賢者の石のこと。
んっ…?
・~
ハッ! ハアッ!
(銃声) 今のうちに逃げろ!
早く こっち!
俺の快楽を邪魔するな!
うっ!
うっ! あぁっ…!
晴人さん!
俺のことはいい…。 早く そいつを! ハッ!
(銃声)
早く逃げて!
身を挺して 誰かを守る心…。
いい…。
お前も 実にいい!
気持ち悪い奴だ。
(電子音声) 「ドライバーオン プリーズ」
変身! ・~「シャバドゥビ タッチ ヘンシン」
(電子音声)「ランド プリーズ」
・~「ドドド ドドドン ドン ドドドン」
さあ ショータイムだ。
・~
うっ! うわあっ!
(電子音声)「ドリル プリーズ」
ハッ! うわっ!
(電子音声)「ハリケーン プリーズ」
・~
(電子音声)「チョーイイネ! サンダー サイコー!」
うっ! わあっ!
(電子音声) 「バッ バッ バババ バッファ」
先に 晴人が 見つけやがるとはな。
・~
うっ! おいっ!
(電子音声)「フレイム プリーズ」
・~「ヒーヒー ヒーヒーヒー」
ムカつく野郎だ!
こうなったら 何がなんでも 俺の美しさを認めさせてやる!
(仁藤)こいつは俺に食わせろ!
(レギオン)下品な奴は消えろ!
わあっ!
仁藤! 晴人!?
どこまでも人を守ろうとする その心…。
(レギオン) お前は やはり美しい…。
その心 覗かせてもらうぞ。
エキサイティング!
うわあーっ!
ああっ…!
ファントムが… 晴人さんの中に入った!?
あの野郎… アンダーワールドに 入れるのか!?
《ここは…》
ここが あいつの心の中か。
《こいつ… 俺のアンダーワールドに!?》
実に美しい。
そして その美しい心を めちゃくちゃに壊すことこそ→
最高のエキサイティング!
フッ!
うわあーっ!!
おいっ! おい どうした!?
おい…。
あいつ…。
俺の心を… 壊してる…。
(仁藤)何っ!?
晴人さん! 晴人さん…!
もしかして 意識を失った人たちは こうやって心を!?
ああー もうっ! 男に指輪をはめるのは→
趣味じゃねえが 緊急事態だ!
(電子音声)「エンゲージ ゴー!」
どりゃっ!
うおーっ!
どーりゃっ!
どりゃっ!
どーりゃっ!
俺の快楽を邪魔するな!
来い! キマイラ!
(電子音声)「キマイライズ ゴー!」
いくぜ!
うおー…!
・~
うわっ!
おっ!? これが 晴人のドラゴンか!
感心してる場合じゃねえ。 助太刀するぜ!
うおーっ!
どーりゃっ!
・~
(仁藤)うわあーっ!
(仁藤)しまった!
ドラゴン!!
(爆発音) (仁藤)うわあっ!
晴人さん…。
うわあーっ!!
晴人さん!? 晴人さん!!
晴人さーん!!
〈次回 『仮面ライダーウィザード』〉
魔力が消えてる…。
(仁藤)魔法の使えないお前じゃ ファントムは倒せねえ!
謝らないで…。 晴人のせいじゃない。
俺は… 俺は諦めない。 命がある限り。
『スーパーヒーロー大戦』が ネットでも勃発!?
〈ヒーローが 日常の様々な悩みを解決〉
〈ネットでしか見られない 面白映像 満載だ〉
〈『ネット版 仮面ライダー スーパー戦隊 宇宙刑事→
スーパーヒーロー大戦乙!』〉