Kamen Rider Wizard 14 Transcript

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Kamen Rider Wizard 14

〈進化する晴人の役に立ちたいと空回りしていた瞬平〉
〈一度は くじけかけたがその思いを知った晴人の言葉もあり魔法使いの助手として決意を新たにした〉
うっ…。
ううっ…!
・~
さて お前のいざなう先は絶望か?
フハハハ…。 それとも…。
こんにちは!
あれ…?コヨミちゃんも いないんだ。
なんと…。
デートに行きました!
ああ… デートか。
えっ?コヨミちゃんが!?
(輪島)いや 違う違う。 コヨミはあんまり外に出ないからたまに 晴人が連れ出すんだよ。
じゃあ あそこ行こっか。
できた。
ああ こういうのもいいじゃん。うん…。
他のも着てみる?うん。
・~
…おお!
やっぱり 今日はいい。また今度にする。
まあ… コヨミが言うなら。うん。
…おっ。
ごめん!
はい これ。
プレゼント。
せっかく来たんだから1つくらいね。
かぶってみたら?
ありがとう。
どういたしまして。
(ケルベロスの鳴き声)あっ?
使い魔?また見たことないやつだな。
(鳴き声)
私たちを呼んでるみたい。行ってみるか。
〈魔法の指輪 ウィザードリング〉
〈今を生きる魔法使いはその輝きを両手に宿し絶望を 希望に変える…〉
・~
おい! どこ見て歩いてるんだ コラ!
おめでとうございまーす。はあ?
今日の死体役その1に決定しました。
見ーつけた。
フッ。うわーっ!
わあーっ!
ば… ば… 化け物だ!
ファントムか!?行って! 晴人。
でも…。あの使い魔は 私が。
わかった。 なんかあったらすぐ連絡しろよ。
はぁ… はぁ… はぁ…。
(物音)わっ!
フッ。
逃がさないわよ。ハッ!
うっ! あっ…!
フフ… うっ!
あっ!お前は あのときの…。
えっ? 誰だっけ?
(メデューサ)指輪の魔法使い…。 なんの用だ?
わかってるくせにおねえさん。
(電子音声)「ドライバーオン プリーズ」
変身!・~「シャバドゥビ タッチ ヘンシン」
(電子音声)「ハリケーン プリーズ」
・~「フーフー フーフーフーフー」
フン。
ハッ!
・~
魔法使いになったのか…。
・~
わあっ!
さて。
フフフ…。
(電子音声)「ビッグ プリーズ」
うわっ!ハッ!
邪魔をするな ウィザード。
ゲートを見殺しにしろって?
フッ… 冗談!
ほう…。
(電子音声)「ハリケーン ドラゴン」
・~「ビュービュービュービュー ビュビュー」
フン!
(電子音声)「コピー」
ハッ!
・~
(電子音声)「チョーイイネ!サンダー サイコー!」
(爆発音)
やっては… ないよな。
まいっか とりあえず。
大丈夫? ケガは?
いや… 助かったよ。
えーっと…前に どっかで会ったっけ?
さあ… 勘違いじゃないか?
じゃ… ありがとな。
ちょい待ち。まだ何か?
このまま さよならってわけにはいかないんだよね。
あんたのこと守らせてくんない?
・~
ねえ どこまで行くの?
(鳴き声)
・~
あっ…。フフフ…。
・~
あっ!
(扉の開く音)うわぉー!
こんにちは!
あぁ 久しぶりのお客さん…。
いらっしゃいませ。
店主の輪島でございます。
あの…。
ショーウインドーの映写機見せてもらっていいですか?
(輪島)映画 お好きなんですか?
前に 映画の撮影に参加したことがあって。
だから 懐かしくて…。
映画の撮影って…なんて映画ですか?
『ル・レーヴ・ルート』。フランス語で夢の道っていう意味。
って言っても…わかんないですよね?
自主映画だし完成したかどうかもわかんないし…。
えっ?
監督が行方不明になっちゃったの。
行方不明?あのよかったら話 聞かせてもらえませんか?
私 こう見えても一応 刑事なんです。
ただいま。(輪島)おう 晴人 おかえり。
ゲートを見つけた。だから 俺は別に…。
しばらく隠れてたほうがいい。あんたの命が かかってんだ。
さとっち?えっ?
さとっち!あっ… やあ。
痛いっ! イタッ…。
(悟史)千鶴…。
「やあ」じゃないわよ バカ!!
みんなが どんだけ心配したかわかってんの!?
ごめん!卒業してから半年以上どこで何してたの?
えっ?あっ… えっと…。
ファントム!ファントムから逃げてたんだ。
何それ?
まさか 借金取りにでも追われてたの!?
あの… ファントムっていうのは化け物。
簡単に言うと命 狙われてんだ 彼。
えっ!?
っていうか…。あの… そちらの方は?
石井悟史。 さっき言ってた行方不明の監督よ。
(3人)えーっ!?
えっ…。
この中に入るの?
(鳴き声)
(電子音声)「コネクト プリーズ」
ホンットに魔法使いなんだ!そういうこと。
それじゃあ さとっちが化け物に狙われてるっていうのも?
(悟史)ホント ホント。
ふーん… そっか。
それじゃあ映画どころじゃないよね。
えっ?
あの映画未完成のままなんでしょ?
…あっ!
そう! そうなんだよ!編集が残ってて。
見たかったんだけどなぁ。
しょうがないか…。
いや!えっ?
晴人君。 やっぱり 俺こんなところでじっとしてる場合じゃない。
一刻も早く映画を完成させたいんだ!
じゃ。おい 何も こんなときに!
そうよ!命が危ないっていうのに。
映画は 俺の命だ!
じゃあ。
わかった。 俺も行く。
こんなとこ来るの 初めて…。
(コウモリの飛ぶ音)キャッ!
もう…。
・~
うわぁ~ 相変わらずねえ!
お邪魔しまーす。
いかにも 映研って感じですねえ!
みんなしてついてこなくても!
だって 来たかったんだもん!
あっ!
これ! ラストシーン撮ったときの!
あれ? これもしかして千鶴さん?
うおっ!
はい はい はい!
編集始めるからおしゃべりは外でやって!
もう! 早く!
悟史さん ちょっと待って…。
(悟史)いいから! もう 早く!
ちょっと… おい!
へえ~。 千鶴さんて女優さんなんだ。
まだ 卵だけどね。
あの自主映画が きっかけなんだ。
学校 歩いてたらさとっちに捕まって「俺の映画の主演女優になってくれ!」って。
初対面で いきなりよ?
でも 引き受けたんだ。
暇だったから。
(千鶴)あのときはたった1週間だったけどなんだか 毎日 すっごい濃くて。
あんなの初めてだった…。
はい 本番!よーい… スタート!
「雪子 俺…」
「いいんじゃない?夢でもなんでも 勝手にすれば」
「泣きべそかいて戻ってきてもあんたに貸すものなんてもうないから…」
カット!
(悟史)OK!
クランクアップでーす!
よっしゃー! お疲れ!
よかった!よかったよ 千鶴!
お前 最高の女優だよ。
あのころは楽しかったなぁ…。
何? 今は楽しくないの?えっ?
「あのころは」って言うから。
そうね… 正直。
さとっちに持ち上げられてその気になっちゃったけどレッスンじゃ怒られまくるしオーディションも落ちまくり。
もう… やめちゃおうかななんて…。
もったいないですよ。
せっかくやりたいこと見つけたのに。
もったいないって 君…。
そう簡単にいかないの。
あっ…ちょっと見てくるね。
ねえ! 調子はどう?
さとっち?
さとっち?
さとっち!?
・~
まさか ファントム!?
たぶん。 捜してくる。
私たちも見てくる!
瞬平君は 大学の中 お願い!はい!
(鳴き声)
ちょっと待って!
(ケルベロスの鳴き声)
えっ…。
ここは?
(鳴き声)
・~
魔法石…。
もしかしてこれを教えてくれたの?
いない…。
(鳴き声)
ご苦労だったな ケルベロス。
・~
うわっ…。
ようやく抜け出せたぜ。 ったく…。
よかったわね。
ゲートの記憶が役に立って。
俺たちが 逃がすと思ったか?
(フェニックス)ハハッ。
なあ リザードマン。ねえ リザードマン。
勝手に人間を襲いゲートを減らした罪は重いぞ!
まあまあ 焦るな。お前にチャンスをやる。
指輪の魔法使いを消せ。
奴は お前をゲートだと思い込んでいる。
この状況を利用するのね。
フッ。面白そうなゲームじゃねえか。
(ドーナツ屋店員)勇気と力… えいっ!
わーっ!イエーイ!
今日は暇ね…。
あっ! ハル君!今月の新作 食べてかない?
悪い。 今 急いでんだ。
あっ! 待って 待って!
自信作なのよ~!
ポワトリンドーナツ!
(輪島)新しい魔法石じゃないか!
こりゃあ 晴人も驚くぞ…。
晴人は?
ゲートを守りに出かけたよ。
そう…。
・~
晴人!
(悟史)なんか行き詰っちゃってさ…。
ああ… ついでにちょっと散歩でもしながら帰ろう。
うん。
おーりゃっ!
・~
大丈夫? おばあちゃん。
ありがとうございます。ご親切に どうも。
ケガとかない?ないです ありがとうございます。
ここ… 大学への近道なんだ。
へえ~。
すげえな…。
うわ…!
・~
わあっ!
チッ!
危ねっ…!
(悟史)大丈夫か? 晴人。
悟史! 大丈夫か?ああ…。
巻き込まれなくて よかった。さっさと行こうぜ。
(リザードマン)うわぁっ!
悟史…お前 ファントムだったのか!?
フン! そのとおり。
石井悟史なんて人間はとっくの昔に死んでんだよ!
うっ! うぅ…。
うわぁーっ!
お前の勘違いを利用して抹殺する命令だったがまあ いいや。
それに これは半年前のリベンジだ。
半年前?
フッ…。 オラッ!
うわっ!
お前… あのときの!
今日の死体役 お前に決定!
オラッ!
ハッ!
(電子音声)「ドライバーオン プリーズ」
変身!・~「シャバドゥビ タッチ ヘンシン」
(電子音声)「フレイム プリーズ」
・~「ヒーヒー ヒーヒーヒー」
・~
わあっ!
・~
(リザードマン)あのとき おとなしくファントムになってりゃ…。
化け物の仲間にならずに済んだのにな!
化け物は お前らファントムだろうが!
(千鶴)さとっち!
さとっち?
(千鶴)ねえ さとっち!?あの女…。
まずい!
さとっち?
千鶴さん 来ちゃダメだ!
えっ… もしかして 晴人君?
見ーつけた。
あの女 ゲートだ。
フフフフフフ…。
あれがファントム…?
まさか さとっちに何かあったの!?
いや…!
いいとこに来てくれたぜありがとよ。
(リザードマン)おっと!
動いたら のどを かっ切るぜ。
ハッハッハッハ…。
うっ! あぁ…。
(リザードマン)何すんだ? メデューサ!
魔法使いを消しゃあいいんじゃなかったのか!?
それよりその女を殺られちゃ 困るのよ。
えっ…?まさか!?
フフッ… フッ!
〈次回 『仮面ライダーウィザード』〉
(リザードマン)これで お前を絶望させられる。
(千鶴)一体 何があったの?狙われてるのは さとっちなのよ!?
(輪島)迷えば迷うほど彼女を苦しめるぞ。
(千鶴)答えてよ 晴人君!悪い夢は 終わりにしよう。
(晴人)絶対に お前を倒す!
〈人類の命運を懸けてウィザード&フォーゼが立ち上がる〉
〈『仮面ライダー×仮面ライダーウィザード&フォーゼMOVIE大戦アルティメイタム』究極の大ヒット〉