Kamen Rider Wizard 04 Transcript

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Kamen Rider Wizard 04

〈魔法使い ウィザードによって ファントムの魔の手から
救われた 凛子と瞬平〉
〈2人は ウィザードの
新たな協力者となった〉
よーし よし!
コヨミ! ほら!
(コヨミ)別に
今日じゃなくても いいのに。
こういうのは マメに
やっといたほうがいいんだよ。
ん。
(電子音声)「プリーズ プリーズ」
おはようございま…。
おう おはよう。
どうしたの? こんなに早く。
(凛子)あ… 近くまで来たんで。
そう。
っていうか 何? 今の?
ねえ…。
あ~ 腹減った!
うまそう!
おはようございまーす!
これ 皆さんで。
ナイスタイミング!
輪島さんも どうぞ!
食べてください! どうぞどうぞ。
コヨミちゃんも食べて!
…いらない。
えっ!?
・~
(ミサ)起きなさい ケットシー。
もうちょっと…。
いいから起きろ!
うわぁっ!
イッテテテ…!
もう 何するんすか…。
日向ぼっこは終わりよ。
ゲートを絶望の淵に追い込み 新たなファントムを
生み出しなさい。
もう かったりいなぁ!
(ユウゴ)何っ!?
ゲートを絶望させるために
いろいろやるの 超面倒なんすけど!
やっちまうなら
すげえ楽なのに。
その意見は もっともだけどな!
ハッハッハ…!
はいはい わかってますって!
すべては ワイズマンの意志。
文句があるなら…。
あん?
うおぉっ!
やります!
やりますよ メデューサ様!
怖いなぁ もう…。
ゲートは この男よ。
〈魔法の指輪 ウィザードリング〉
〈今を生きる魔法使いは
その輝きを両手に宿し 絶望を希望に変える…〉
・~
・~(ピアノ演奏)
・~(ピアノ演奏)
どうした? 高木君。
ダメです 全然…。
そうか?
悪くはないと思うが…。
僕は 高木栄作です!
この程度の演奏で みんなが満足してくれるとでも
思ってるんですか!?
(ため息)
誰も わかっちゃいない…。
僕は絶対 明日のコンクールに
優勝しなければいけないのに…。
よかった! よかったー!
…んっ?
(ケットシー)お前なら
絶望させるの すっげえ楽そう!
化け物!?
ドーナッツばっかり
よく食べるわねぇ…。
魔力使うと お腹が減るんだ。
(凛子)魔力!? 魔力って言った!?
ちょっと!
そんな一気に食べるから…。
これ飲んでください これ。
うわぁっ!
タオル! タオル!
タオル! タオル!
ぞうきんだよ これはよ!
えっ ぞうきん!?
ファントム!
ファントム!?
どれどれ どれどれ…!?
晴人!
今日は… 気をつけて。
エネルギーは満タンだ。
行ってくる。
私も行く!
えっ! あっ… 僕も僕も!
ああっ!
イッテエ…!
すいません 割っちゃいまし…。
(輪島)まずいタイミングで
ファントムが現れたな。
うん…。
いくよ~!
わっ! うわっ!
(ケットシー)
なんだ!? なんだ これ!?
やめろ!
邪魔だっていうの!
あっ 待てっ!
さすがのピアニストでもさ その手 なくなっちゃえば
ピアノ弾けねえんじゃねえ?
(ケットシー)それって
超絶望的だよなあ?
うわっ! イッテエ!
乗って! 早く!
あっ 待てっ!
逃がすか!
ほらっ! 降りてこい!
うわぁっ!
イテエな…。
誰だよ? 邪魔すんのは!
俺。
指輪の魔法使い!?
ウィザードって お前か!
魔法使い!?
ゲートは任せて!
ああっ!
ちゃっちゃと済ませて
帰りたかったのによ!
気が合うな。
俺も そういう気分なんだ。
(電子音声)
「ドライバーオン プリーズ」
・~「シャバドゥビ
タッチ ヘンシン」
変身!
(電子音声)「フレイム プリーズ」
・~「ヒーヒー ヒーヒーヒー」
(電子音声)「コネクト プリーズ」
さあ ショータイムだ。
(銃声)
危ねえなあ!
もう面倒くせえな!
(銃声)
(ケットシー)ハアッ!
・~
おいおい そんなもんか?
まだまだー!
・~
すばしっこいなぁ。
これでいくか。
(電子音声)「ウォーター プリーズ」
・~「スイ スイ スイ スイ」
あぁ? 色が変わったからって
なんだってんだ?
(電子音声)「リキッド プリーズ」
うりゃっ! あれっ?
うりゃっ! …どうなってんだ!?
ハーッハッハ!
どうだい? ネコちゃん!
ああっ! ギブ! ギブ!
・~
待てっ!
じゃあ さっさと片づけようか?
俺が ただ
すばしっこいだけだと思うなよ!
うりゃっ!
おっ!?
あぁ…。
もう…!
もう やめだ やめだ!
あ~あ…。
逃げられちゃった…。
でも… やっぱり
さすが晴人さんですね。
あのくらい
晴人なら 当たり前よ。えっ?
あっ そうだ! 凛子さんは
ナイスバックアップでしたよね!
い… いえ…。
つまり 僕は
ゲートという存在で ファントムという化け物に
狙われていると?
そういうこと。
まったく…。
明日は
大事なコンクールなのに。
命より
ピアノのコンクールのほうが 大事だっていうの!?
ピアノは僕の希望だ!
希望?
でも いつファントムが
襲ってくるか…。
そんなこと
僕が知ったことか。
はぁ… マジ 疲れた~。
もう なんなんだよ
あいつは もう~!
やめたいよ もう!
よいしょっと!
終わったのか?
あっ!?
まだっす…。
じゃあ
なんで戻ってきたの?
魔法使いが出たんすよ!
なんだ?
ウィザードに邪魔されたのか?
あのー… できれば これ 他の人に
代わってもらえませんかね?
ダメっすか?
あっ! じょ… じょ…
冗談! 冗談っすよ!
人に化けて近づくかぁ。
面倒くせえなぁ!
とんでもねえ野郎だな。
やっぱり 部屋までは
入れてもらえないみたい。
護衛したいなら
外で勝手にやれって。
フッ。 今度のゲートは
気難しい芸術家らしいな。
まあ… 実際に すごいピアニスト
みたいなんだけどね。
(凛子)子供のころから
いろんなコンクールを総なめにして 今の音大も
推薦で入ったんだって。
けど ここ最近は
スランプ続きで 全然 賞が
とれなくなっちゃったみたいで。
(ケットシーの声)
さすがのピアニストでもさ その手 なくなっちゃえば
ピアノ弾けねえんじゃねえ?
(凛子)明日のコンクールに
彼の再起が かかってるんだって。
・~(ピアノ演奏)
そういうことか。
さっきの戦いで
疲れたんでしょ?
私がいるから休めば?
大丈夫。 ってか 凛子ちゃんは
付き合ってくれなくても…。
そうよ!
あなたは必要ないわ!
(凛子)コヨミちゃん!
なんだよ 瞬平まで!
コヨミちゃんが
急に 店を飛び出すから あわてて追いかけて…。
どうかしたのか?
手伝いに来たのよ。
晴人1人じゃ 大変だと思って。
えっ?
1人? 私が一応…。
あなたは何もできない。
…えっ?
私なら 人間に化けたファントムを
見分けられる。
晴人を助けられるのは
私だけよ。
・~
どうしてコヨミちゃんは
ファントムが見分けられるの?
ねえ?
ねえ!
冷たい…。
触らないで!
どうしたんですか?
いいから
2人とも 早く帰って!
あ~ わかった!
じゃあ こうしよう。
ここは 俺1人で大丈夫だから 俺以外は
みんな帰るってことで。 なっ?
ファントム!
えっ!?
(チャイム)
はい。
ハッハ! こんちは!
何? 誰?
誰かな~?
ファントムさんだよね?
(ケットシー)えっ!?
なんのこと 言ってんのかな?
ファントム!?
とぼけてもムダよ。
私には わかるんだから。
ハッ!
おっと!
その動き 見覚えあるな。
なんで わかるんだよ?
人に化けてきても
意味ねーじゃん!
ハーッ!
すごいね…。
ホントに わかっちゃうんだ?
心配しなくていいわ。
晴人がいれば 大丈夫よ。
ちょっと…
どこ行くつもり!?
ちょっと… コヨミちゃん!?
・~
なんだ? あの女は…。
(ケットシー)バイバーイ!
とりゃっ!
ヒマね~。
ホントですねぇ。
どうしたの?
あっ ハル君!
ネコの化け物みたいな奴
見なかった?
化け物どころじゃないわよ!
隕石が…。
隕石!?
逃げ足が速い奴だ。
あっ!
新作 食べていかない?
準備して!
秋の新作 ダブルマロンよ!
プレーンシュガー。
なんか ごめん…。
私のせいで。
いや 逃げられたのは
凛子ちゃんのせいじゃ…。
そうじゃなくて!
その…。
コヨミちゃんのこと。
いつまで
ついてくるつもりなんだ?
あなたこそ
どこに行くつもり?
僕の勝手だろ。
あなた
ファントムに狙われてるのよ?
そうですよ!
晴人に 余計な面倒
かけないでほしいんだけど。
(ミサ)面倒なのは お前のほうだ。
ファントム?
えっ? ファン…!?
ほう…。 やはり
ファントムを見分けられるのか。
(笑い声)
またファントム!
早く逃げて!
(メデューサ)
私が知りたいのは お前だ。
人間でも ファントムでもない。
お前は何者だ?
答えなければ…
その体に聞くまで。
(笑い声)
うっ…!
(メデューサ)ほう…。
離して!
魔力で動く ただの人形か。
離して!
なら…。
コヨミちゃん…。
コヨミちゃん!
これで面倒も消えた。
コヨミちゃん? コヨミちゃん!
恋バナよ!
三角関係かしら!?
コヨミちゃん 私たちのこと
邪魔だと思ってるよね?
あんまり
気にしないほうがいいよ。
俺だって 初めは あいつに すんごい
邪魔者扱いされてたし。
えっ!? じゃあ
どうやって仲良くなれたの?
うーん…。
あいつのすべてを
受け入れた… から?
すべてを受け入れる…。
すべてを受け入れるのよ~!
(携帯電話)
どうした?
(瞬平の声)コヨミちゃんが
死んじゃったよ…。
あっ 晴人さん!
コヨミちゃん!
嘘だろ!?
魔力が消えてる!?
朝 渡したはずなのに…。
(電子音声)「プリーズ プリーズ」
何があったの!?
さっきとは違うファントムが
現れて コヨミちゃんに…。
ファントムが2体!?
晴人…。
間に合って よかった。
えーっ!!
どうなってんの!?
生き返った!?
何してんの!?
ほら こっち こっち…!
わぁー! 化け物!
ファントムか。
ダメ!
今の晴人じゃ…。
すぐ片づけるから
大丈夫だって。
晴人!
こんなとこで会えるとは
ツイてるなぁ おい!
さあ 早いとこ
その手をナイナイしちゃって とっとと絶望してもらおうか!
どうする? ん?
痛いかもよ~。
やるならやれ。
…えっ!?
ピアノを弾けなくするんだろ?
早くしろ!
どういうこと?
いやいや そうじゃないでしょ!
絶望だよ? 「嫌だー!」とか
「助けてー!」とか…。
うわっ!
(銃声)
危ないとこだったな。
(電子音声)
「ドライバーオン プリーズ」
余計なことを…。
えっ?
あ~ もう! どうして こう
面倒くさい展開になるんだよ!
面倒は すぐ終わらせるさ。
変身!
(電子音声)「フレイム プリーズ」
・~「ヒーヒー ヒーヒーヒー」
・~
晴人…。
・~
わあっ!
・~
待って。 ちょっと タンマ。
ハッ!
うおっ! とっと!
フフ… 待つわけないでしょ。
(電子音声)「バインド プリーズ」
逃げ足が速くても
これじゃ動けないな。
さあ フィナーレだ。
(電子音声 「チョーイイネ!
キックストライク」
「サイコ-!」
ハー…ッ!
うあ… やっべえ!
(電子音声)「エラー」
んっ? えっ!?
(電子音声)「エラー」
こんなときに…!
晴人…!
助かった!?
あれっ? なんで!?
魔力切れか…。
〈次回 『仮面ライダーウィザード』〉
(高木)僕はもう ピアノなんか
弾けなくなっても かまわない。
(凛子)コヨミちゃん
普通の人間じゃないのかも…。
せっかく あいつが
弾く気になってんだ。
邪魔するのは やめてもらおうか。
さあ ショータイムだ。
(晴人)ギャバンと一緒に戦うの?
すごいことになってきたね
ゴーバスターズ。
(マサト)相変わらず強い
ウィザードだが ちょっと
様子がおかしいみたいだな。
スーパーヒーロータイム
次回も お見逃しなく!