Kamen Rider Gaim 14 Transcript

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Kamen Rider Gaim 14

初瀬!?
もう一度 俺に力を!
おい! 吐き出せ!おい!
(初瀬)うわーっ!
♪♪~
グワーッ!
初瀬が…?そんな! なんで!?
手遅れか…。
やめろ!
何をする!?あんたこそ!
そんな武器で撃ったら初瀬が死んじまうだろ!
当然だ!殺さないで どうする!
何言ってんだ! 人間だぞ!?
初瀬!
あれは もう人間じゃない。人を襲う怪物だ。
決めつけんなよ!あいつは まだ何もしてねえだろ!
こいつには 俺も借りがある。
ここは任せろ!わかった!
愚か者が!
ハッ!
♪♪~
初瀬!
どこ行ったんだ…。初瀬!
やめろ 初瀬! 落ち着け!
♪♪~
やめろ!お前を助けたいだけなんだ!
うわっ! わあっ…!
わあっ…!
♪♪~
ハーッ!
♪♪~
なあ… 俺がわかるか?
鎧武の葛葉紘汰だ!
お前を傷つけるつもりはないんだ!
なあ 初瀬。お前は 今 病気だ。
一緒に病院へ行こう。
初瀬!
アアッ! ウウ…。
おい!大丈夫か? おい…。
ウウ…。 ウウウ…!
よかった…。
うわあーっ!
♪♪~
病院へ行こう。
なっ? きっと治してもらえるよ。
うっ!
グワーッ!
わあっ…!
♪♪~
グワーッ!
♪♪~
おい! 初瀬…!
待ってくれ… 初瀬!!
♪♪~
セイッ!
ハッ! ハッ ハッ ハッ!ハッ!
ムダな抵抗はやめろ。
お前に 勝ち目などない。黙れ…!
俺が屈しない限りきさまが勝ったわけではない!
往生際の悪い奴。
ハッ!ああっ…!
ハッ!
うっ…!
まあいい。 どのみち お前は身柄を押さえる予定だった。
なんだと!?しょせん そのベルトは試作品。
完成したゲネシスドライバーの敵ではない。
(電子音声)「ロックオン」
(電子音声)「カモン! バナナスカッシュ」
ハー… ヤアッ!
ハーッ!(電子音声)「メロンエナジー」
うっ…!
きさまごときが ユグドラシルに刃向かえると思ったか?
ユグドラシルだと…?
きさまらが…。 ああっ!
初瀬… どこ行ったんだ…。
♪♪~
あれは いったい なんなんだ!?
(光実)おかえりなさい 兄さん。自分で運転なんて珍しいね。
運転手を呼ぶ時間も惜しかったのでな。
また すぐに戻らなくては。
忙しいみたいだね。何かトラブル?
(貴虎)お前が気にすることではない。
でも!世間はトラブルだらけだよ。
怪物だけじゃなく変な病気まで騒ぎになってる。
ユグドラシルは 何を…。
今のお前は勉強にだけ専念しろ。
よけいなことを考えてる暇はないはずだ。
うん…。
♪♪~
インベスの事件て→
全部 私たちのせいにされちゃってるわけ?
ネットのコメントも散々だよ。
(リカ)先週までは ファンのコメントもたくさんあったのに。
(ラット)こういうときに大騒ぎする奴に限って→
事件とか関係なく→
誰かを叩きたいってだけなんだよな…。
でも 誤解は解かないと。
ホントに怖いことは 何か別の原因で起こってるんだもの。
みんな それに気づかないままだとますます ひどいことになるよ。
でも どうやって?
よう。(リカ)紘汰さん。
ミッチ 来てないか?
今日は電話にも出ないっすね。
そうか…。
なんかあったの?
いや…。レイドワイルドの初瀬が…。
ともかく初瀬を捜してるんだけど…。
じゃあ 私たちも手伝おうか?
いや いい…!大丈夫だ。
あいつは 今 危ないんだ。 もし見つけても 絶対に近づくなよ。
どういうことよ!?
事情は いずれ話す。
ごめんな。 じゃ。
(リカ)ミッチといい紘汰さんといい→
ちょっと 最近おかしくない?なんか 隠し事してるみたいでさ。
(チャッキー)うん… だよね。
♪♪~
おはようございます。
♪♪~
《兄さんが 何を企んでいるのか→
今日こそ 突き止めてやる》
ったく…。水くせえよな 紘汰さんも。
だよね。
あっ 初瀬!えっ?
いらっしゃい。
お前…!
ちょっと! どうしたの? あんた。何やってんのよ…。
近づくな!
グハッ! グハッ…!
うおーっ!!
♪♪~
(女性客の悲鳴)
離れろ!キャッ!
(ラット)おい リカ 逃げろ!
えっ!? ラット? ラット!
≪(救急車のサイレン)
(救急車のサイレン)
まさか…。
ラット? ラット!
♪♪~
リカ! リカ!
紘汰さん! ラットが…。何があった?
ラットが私をかばって ラットが…。
おうちの方は?私 行きます!
じゃあ どうぞ。すいません 下がってください。
阪東さん。
初瀬だ。 いきなり怪物になって暴れ出した。
すぐに逃げちまったが。
ラット…。
♪♪~
ちょっと いいですか?なんだ?
このモニターの容量を少し 移し変えたいのですが。
(研究員)なんだそんなこともできないのか?
♪♪~
《あれは… クラック!?》
《人工的に維持してるのか?》
♪♪~
♪♪~
≪ゲネシスドライバーの完成で→
開発プランについては一応のメドがついた。
シド!?
性能面は これで十分だと?
ああ。 今後は量産化に向けたコストダウンに→
研究の比重を移すことになる。
それ… プロフェッサー凌馬は了解してるのかい?
凌馬の見解は関係ない。
(携帯電話)
ああ 私だ。
何…?
そうか。
問題のカテゴリーHが見つかった。
(貴虎)今度こそ始末をつけなくては。
やれやれ…。気が滅入る仕事だねえ。
お前も来い。
この機会に ゲネシスの性能を確認しておくといい。
…はいよ。
♪♪~
「研究記録」って…。
♪♪~
これは…。
♪♪~
「5月18日 ケースファイル143」
ヘルヘイム植物について総括する。
その異様な繁殖力と成長速度もさることながら→
最も脅威となるのはその果実の効能だ。
摂取した生物の遺伝子構造に劇的な変化を及ぼし→
まったく新種の生命体を出現させる。
♪♪~
グワーッ!
そんな!?
じゃあ 今までのインベスは→
こちら側の生き物が変身してたってことも…。
♪♪~
キャッ…!キャーッ!
ハッ!
早く逃げて!ありがとうございます!
お前に初瀬の心が残ってるなら→
今すぐこんなことはやめてくれ。
グワッ! ウガーッ!
もし…。
もし お前がこのまま続けるっていうなら…。
(電子音声)「オレンジ」
お前は もう…初瀬じゃねえ!
(電子音声)「ロックオン」
♪♪~
(電子音声)「ソイヤッ!」
(電子音声)「オレンジアームズ花道オンステージ」
グワーッ!
わーっ!
♪♪~
うっ…! うっ…。
ハッ! ハッ!
オラッ!
♪♪~
初瀬…!
うわあーっ!
わあーっ!
♪♪~
《俺たちは今 何をやってる?》
《どうして こんなふうに戦わなきゃならない!?》
(貴虎の声)敵に「なぜ」などと問いかける者は→
そもそも 戦う資格すらない。
戦いに意味を求めてどうする?
答えを探し出すより先に死が訪れるだけのこと。
こうなることあいつは知ってて…。
この数字もしかして 日付だとしたら…。
裕也さんがいなくなった日だよな。
(凌馬)「10月6日 ケースファイル167」裕也さん!
「ヘルヘイムへ迷い込んだ一般人の経過と行動記録」
♪♪~
(裕也)「うっ! ああっ…!」
♪♪~
そんな…!
♪♪~
ハッ!
♪♪~
♪♪~
俺は 人殺しなんてできない…。
できるわけねえだろ!!
こいつは 初瀬だ!
初瀬なんだ…。
♪♪~
「ヘルヘイム感染により変態した犠牲者は→
その後 被験者ナンバー01により排除された」
「戦極ドライバーの性能を実証する貴重なサンプルである」
じゃあ…。
じゃあ 裕也さんは…。
紘汰さんの手で もう…。
頼む…。目を覚ましてくれよ 初瀬!
おい 初瀬!
こんなのは嫌だ! 初瀬!
(電子音声)「メロンエナジー」
(電子音声)「チェリーエナジー」(電子音声)「レモンエナジー」
(電子音声)「ピーチエナジー」
(電子音声)「ロックオン」
(電子音声)「ソーダ」
(電子音声)「メロンエナジーアームズ」
初瀬! おい…!
おい! 初瀬…。
うわっ!
♪♪~
まさかユグドラシル…!?
お前の悪ふざけが招いた結末だ。
後始末ぐらいしたらどうだ。はいはい。
フッ!
♪♪~
おいおい どうした?
おい… やめろ!
おい!やめろーっ!
♪♪~
ウオーッ!
初瀬!
待てっ! やめろ!
♪♪~
やめてくれ…。
そいつは人間だ!
俺たちの仲間なんだよ!
♪♪~
(電子音声)「ロックオン」
やめろーっ!!
(電子音声)「チェリーエナジー」
グワアーッ!
あっ…!
あっ…。
♪♪~
ふう…。
どうして…。
どうして 殺した…!?
そいつは…!
「なぜか」だって?
いったい何がおかしいっていうんだ?
♪♪~
シド…!
人を襲う化け者を始末したんだぜ?
こいつは いわゆる→
「正義」ってやつだろ。
この野郎…!
ふざけんな!
♪♪~
何すんだ…!?
うっ…!
♪♪~
〈次回『仮面ライダー鎧武』〉
(シド)とっ捕まえた あのガキどもいったい どうするつもりだ?
(凌馬)私は より更なる高みを目指している。
引き続き協力をお願いしたいんだ。
ここからは俺たちのステージだ!
平成ライダーだと?甘ったれるな!
(紘汰)昭和ライダーは俺たち 平成ライダーが倒す!
平成ライダーなどライダーとは認めん!