Kamen Rider Fourze 48 Transcript

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Kamen Rider Fourze 48

〈これが
前回の『仮面ライダーフォーゼ』〉
(歌星賢吾)俺は
コアスイッチから生まれた コアチャイルド。
(歌星緑郎)選ばれた人間だけが
進化するなんて 間違ってる。
(我望光明)ゾディアーツスイッチによる
急激な肉体進化なら 俺がプレゼンターに会うことが
可能だ。
(賢吾)俺はサンプルだ!
だったら サンプルらしく
振る舞うしかないだろう!
(如月弦太朗)俺たち
すべてのダチの代表として 胸張って行ってこい!
(サジタリウス・ゾディアーツ)
月面の塵と消えろ コアチャイルド!
賢吾ー!!
賢吾…!
(扉の開く音)
(我望)コアチャイルドは消えた。
よくも賢吾を!!
わあっ!
(朔田流星)弦太朗!
大丈夫か!?
(我望)君の親友とやらの形見だ。
それを使って
救いたい者を救うがいい。
ただし 今度
目障りなことをすれば 容赦はしない。
(扉の開く音)
おぉ… 君たちか。
騒がせたね。
無事で何よりだ。
(城島ユウキ)理事長…。
明日は始業式だ。
私の最後のスピーチを
聞かせてやろう。
そうだ。 学食に 新メニューの
特製スープがあるから ぜひ味わってくれたまえ。
逃げるぞ 弦太朗! 来い!
(流星・弦太朗)うわぁっ!
(ユウキ)ゲンちゃん!
(野座間友子)流星さん!
(流星・弦太朗)うわっ!
(爆発音)
(爆発音)
(風城美羽)Oops!
(JK)これで…
永遠にラビットハッチとは お別れになっちゃいましたね。
俺たちに…。
俺たちに 我望を
止めることはできないのか!?
これ…。
賢吾君から渡された。
(賢吾)さあ 行ってくれ!
賢吾から…?
うん。
「仮面ライダー部の友人たちへ」
「この手紙が読まれているころ 俺が どうなっているか
わからない」
「コアチャイルドとして
銀河の彼方に旅立っているか 最悪 我望の手により
消滅しているか」
「でも だからこそ
これだけは伝えておきたい」
「ユウキ 君の明るさが…」
俺の使命を支えてくれた。
俺1人では フォーゼシステムも
アストロスイッチの開発も 何ひとつ
やり遂げることはできなかった。
それと ちゃんとした料理が作れて
安心したよ。
料理くらい
ちゃんと作れるよ もう…。
会長。 あなたは
あなたのプライドを持って どこまでも突き進んでほしい。
大文字先輩。 俺ごときが
言うことではないかもしれないが 会長にふさわしい男は
あなたしかいない。
JK。 君は どこか
俺と似ているところがある。
自分の本心を押し隠すことで
自分を守る。
でも それはもういい。
君は もう十分 強いよ。
野座間。 君の直感に
何度 助けられたことか。
君も ライダー部をきっかけに
人との交わり方を見つけた。
その生き方を大切にしてくれ。
朔田。 君とは
もっと ゆっくり話がしたかった。
友を思う その真っ直ぐな心で 弦太朗とライダー部を
守ってやってくれ。
そして… 如月弦太朗。
君は 俺の親友だ。
宇宙の果てに行こうが
存在が消滅しようが その思いは変わらない。
言っても言い切れないが
ただ一言…。
ありがとう!
「最後に。 もし俺が
我望に消されても 彼を恨まないでくれ」
我望を恨むな…?
「人を恨むのは
君たちらしくない」
「恨まずに
ただ 我望を止めてくれ」
「我望の絶望に 光を与えてくれ」
「君たちなら きっとできる」
わかったよ 賢吾。
お前の言葉…。
胸に染みたぜ。
(大杉忠太)だから
理事長は ヤバいんですって~!
信じてくださいよ!
(佐竹 剛)
我望理事長が怪物の親玉で 日本を壊滅しようとしてる…。
そんなバカバカしい!
ねえ? 先生。
(諸田)そうそう。
いや それが ヤバいんですって!
ヒャー!
(宇津木 遙)でも 如月君たちが
怪物と戦ってたのは事実です。
それは 私も知っている。
だが…。
ない ない ない!
理事長の我望光明だ。
(我望)「今日は 君たちに
別れを告げようと思う」
「私は 選ばれた生徒たちに
スイッチを配り ゾディアーツへと進化させた」
「君たちの愚かなる欲望を ゾディアーツとして
顕現させることで 私は 宇宙へ羽ばたく力を得た」
「私の進化に協力してくれた この学園のモルモットたちに
心から感謝する」
「1時間後
私は 宇宙の深淵に旅立つ」
「そのとき この地上は壊滅する」
「残り少ない人生を
好きに使うがいい」
以上だ。
・~
(大文字 隼)来たな 弦太朗。
いい調子でしたねぇ 理事長。
いよいよね。
行こう!
私たちの学園を 私たちの手に取り戻そう!
ちょっと待った。
我望のとこに行くのは
俺と流星だけでいい。
何言ってる!?
俺たちも戦うぞ!
そうよ。 これは 私たち
仮面ライダー部 全員の戦いよ。
そのとおりだ。
だからこそ お前たちには
やってもらいたいことがある。
やってもらいたいこと?
(電子音声)「スリー ツー ワン」
(弦太朗・流星)変身!
宇宙 キター!!
(レオ・ゾディアーツ)うん?
(サジタリウス・ゾディアーツ)
あいつら…!
(レオ)私が。
・~
・~
くらえ! ハッ!
・~
うっ! わっ!
お前とは
ここで決着をつける!
ウー ホワチャッ!
ハッ!
(電子音声)
「ロケット ロケット・オン」
うおーっ!
私の邪魔をするか!
賢吾は言った!
恨みじゃ 前に進めねえ!
だから俺は
あんたの怒りも あんたの絶望も 全部ひっくるめて ダチになる!
(電子音声)
「ロケット リミットブレイク」
ライダーきりもみクラッシャー!
仮面ライダーフォーゼ。
最後の
タイマンはらせてもらうぜ!
・~
滅びよ!
うわぁっ!
(電子音声)「エレキ エレキ・オン」
・~
(電子音声)「リミットブレイク」
ライダー100億ボルトシュート!
うわっ!
(電子音声)「ファイヤー
ファイヤー・オン」
ライダー爆熱シュート!
お前たちに 私は倒せない。
それが お前たちの限界だ。
青春に限界はねえ!
(電子音声)「NSマグネット
NSマグネット・オン」
ライダー超電磁ボンバー!
おわっ!
ウー… ホワチャッ!
うわっ!
・~
くらえ! ハッ!
ハーッ!
(電子音声)「マックスパワー」
心が折れない限り 勝機はある!
メテオストームパニッシャー!
ムダだ!
倍にして返す!
うおっ! ぐわっ…!
立神!
お前は 我望のためなら
命は惜しくないと言った。
だが 俺は違う!
弦太朗と この天高でできた
新しい友と一緒に 生き抜く。
自ら滅びを認める男に 負けるわけがない! ハッ!
ほざくな!
ウー ホワッ!
・~
(立神 吼)なぜだ…。
俺の運命は…。
俺が決める。
若造が…。
ライダー超銀河フィニッシュ!
わあぁっ!
俺たちは
何度も 何度も失敗した!
だけど 誰かが くじければ
誰かが支える!
そうやって グルグルと
人の思いが渦を巻いていく!
これも銀河だ!
うわぁっ!
あんたが作った学校は 明日を信じる
希望の銀河になってるんだ!
天高は… 俺たちの青春銀河だ!
なんだと…!
ライダーキーック!
あんたに贈り物がある。
抜いて さす!
受け取ってもらうぜ!
(電子音声)「リミットブレイク」
ハーッ!
(サジタリウス)うわぁっ!
…天高だと?
なぜ ここに!?
一同 礼!
開会の言葉。
ただ今より 我望光明理事長からの
卒業式を行います。
きさまら 何を言っている!?
俺たちの思いを
受け取ってもらうぜ 理事長!
おーりゃっ!
うおーりゃっ!
(サジタリウス)うわぁっ!
続きまして
卒業生 別れの言葉。
ありがとう 我望理事長。
感謝しています。
天高を作ってくれて。
俺たちは ここで かけがえのない人たちと
出会えた。
新しい自分に生まれ変われた。
私たちは ここで 自分の醜さと
自分の弱さを突きつけられた。
でも それを超える
自分の強さを見つけられた。
俺たちは
ちっぽけな人間です。
けど ちっぽけな手でも みんなでつかんだら
大きなものがつかめる。
それを学んだ この学園を 私たちは
私たちの手で つかみ直す!
学園も 地球も 宇宙も みんな みんな
私たちは 私たちの手でつかむ!
ハッ! ハーッ!
うおーっ!
希望を ずっと 仲間と!
それが 俺たちの絆だ!
だから今日 天高は
あんたの支配から卒業する!
(一同)スリー ツー ワン!
変身!
・~
っしゃー!
宇宙…。
(一同)宇宙…。
(一同)キター!!
卒業キック 授与!
(電子音声)
「ロケット ドリル・オン」
(電子音声)「ロケット ドリル
リミットブレイク」
ライダーロケットドリルキック!
青春銀河大大大ドリルキックだ!
(一同)いけーっ!!
うおーっ!!
卒業生代表
仮面ライダーフォーゼ 如月弦太朗。
うおぉっ!
やったな 弦太朗…。
負けただと? この私が…。
ダチになってくれ 理事長。
如月…。
賢吾も きっと
賢吾の親父さんも それを望んでる。
まったく… 君は何者なんだ。
俺は如月弦太朗。
天高の連中全員と
友達になる男だ!
んっ!
・~
理事長!?
これも 自業自得だ…。
(我望)超進化の無理がきた
ということだ…。
如月君…。
最後の頼みだ…。
君たちが…
プレゼンターに会え。
私ができなかったことを
成し遂げてくれ…。
わかった…。 約束する。
・~
一同 礼!
・~
(我望少年の声)わかった 約束だ!
きっと行くよ!
約束は果たせなかったな…。
だが 私の生徒が必ず行く。
そのときは よろしく頼む…。
賢吾…。
お前のことは忘れない。
でも この手紙持ってると
毎日 泣いちまう。
だから… 悪ぃ。
捨てる奴があるか。
賢吾!?
…賢吾君!?
人からもらった手紙は
ちゃんと読め。
相手の思いは
きちんと受け止めろ!
生きてたのか 賢吾!
もう~!
ああ。 気がついたら
自分の部屋にいた。
たぶん 理事長の仕業だ。
・~
ただ コアスイッチは
どこにも見当たらない。
頭痛もしない。
じゃあ 普通の人間に!?
だと いいんだけどな…。
細かいことはいいんだよ!
今度は人間の力で
宇宙に行こう!
プレゼンターに会いに行こう!
ああ。
・~
よーし!
(弦太朗・ユウキ)宇宙 キター!!
キター!!
(佐竹)理事長も校長も不在という
事態になってしまいましたが 天ノ川学園は 残った先生方で
頑張っていきましょう!
はい!
はい!
異議なーし! うおぉーっ!
また 昴星にも遊びにおいで。
でも 彼女さんいるでしょ?
あぁ… 白川君?
違うよ。 そんなんじゃない。
えっ?
じゃあ また。
そっか…
彼女さんじゃないんだ…。
これ。
Oops!
これって…!?
あれっ!? 美羽? 美羽?
あっちのほうが きれい!
ええーっ!
(草尾ハル)弦太朗さん。
おうっ!
蘭 体調 治ったか?
(黒木 蘭)はい! もうすっかり。
・~
よーし!
いくぜ 宇宙仮面ライダー部!
次は 宇宙人ともダチになるぜ!
ダアッ!
何? こいつら…。
きさま 魔法使い!?
私と晴人はゲートだったの。
絶望しなかったから 魔法を
手に入れることができたんだ。
ファントムを倒す
ただ1つの道だ。
約束する。 俺が最後の希望だ。
変身!
〈新番組
『仮面ライダーウィザード』〉
さあ ショータイムだ!
(風城美羽)みんな
絶対 生きて帰ってくるわよ!
〈人類の存亡をかけた
宇宙ミッションが 今 始まる〉
〈『仮面ライダーフォーゼ
THE MOVIE』〉
(如月弦太朗)
『みんなで宇宙キターッ!』