Kamen Rider Fourze 46 Transcript

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Kamen Rider Fourze 46

〈これが
前回の『仮面ライダーフォーゼ』〉
(我望光明)人間には
友達を必要としない人種もいる。
(レオ・ゾディアーツ)きさま
我らホロスコープスを裏切るつもりか!?
(速水公平)こうなったら 君たちに
すべてを話す。 一緒に戦ってくれ。
よせ! 黒木ー!
(我望)ついに揃ったね
12個のスイッチが。
(速水)サジタリウスの正体は
我望光明だ。
(我望)
私は人類の進化の頂点に立ち 宇宙最高の知性
プレゼンターに会う。
(我望)私は 我が内なる フロンティアスピリットに
従っている。
そうだ。 開拓者は
孤独を恐れてはいけない。
(如月弦太朗)あんたにも
歌星博士という 親友がいたじゃねえか!
彼が 立派な科学者だったことは
事実だ。
が 私に友がいたことは
一度もない。
過去も未来も含めて
一度もね。
私は 人類の進化の頂点に立つ サジタリウス・ゾディアーツ。
(サジタリウス・ゾディアーツ)
ひれ伏せ 未熟なる若者ども。
(朔田流星)ハーッ!
ウー ホワッ!
(流星・弦太朗)うわぁっ!
(城島ユウキ)ゲンちゃん!
(JK)流星さん!
(サジタリウス)よく目覚めた。
最後のホロスコープスよ。
さあ 来たまえ ピスケス!
どうした?
せっかくの美しい姿を捨て 平凡な人間の姿に戻るとは。
(黒木 蘭)嫌だ! 私は
弦太朗さんたちと一緒に戦う!
んっ…。
いいだろう。
だったら 少し時間をやろう。
12個の使徒スイッチが
揃ったとき ワープゲートである
ダークネビュラが誕生し 我々ゾディアーツを 宇宙の深淵に
いざなってくれるのだ。
改めて考えたまえ。
選ばれた存在になるか
私に逆らい 滅ぶか。
(サジタリウス)裏切りの報いも
また今度にしてやる。
来るべき処刑の日まで 己の愚かさを呪い
眠れぬ夜を過ごせ。
(歌星賢吾)待てっ!
我望… 俺たちは必ず お前を…。
(レオ・ゾディアーツ)
我望様…。
行くぞ レオ。
はっ。
なんだ…? ここは…。
うわっ! あっ… ぐわっ!
このスイッチは…?
(赤ん坊の泣き声)
〈宇宙…〉
〈無限のコズミックエナジーを
秘めた 神秘の世界〉
〈若者たちは アストロスイッチで
その扉を開き 未来を創る〉
〈Space on your hand!〉
〈その手で 宇宙をつかめ!〉
・~
(我望)ピスケススイッチは 完全に覚醒したわけでは
ないようだね。 まだ青かったよ。
(立神 吼)はっ。
ところで 我望様 コアスイッチは
よろしいのでしょうか?
(我望)お前も気がついたか。
はい。
あの少年…。
今はいい。 あれは
一度 失われた力だ。
ホロスコープススイッチが
すべて揃えば 私を止められる者は
誰もいないよ。
(大文字 隼)よし。
(速水)ありがとう。
しかし 月面に
基地があったとはな。
さすがに驚いた。
(風城美羽)理事長は
私たちライダー部のことを どれだけ認識しているの?
フォーゼもメテオも
基本的には 容認していたよ。
ゾディアーツ発生のための 刺激剤ぐらいに
考えていたんだろう。
(野座間友子)ひどい…。
(大杉忠太)ええーっ!
速水校長がリブラ・ゾディアーツ!?
(大文字)反応が遅いよ 大杉先生。
じゃあ こいつが…
いや この方が…。 えっ 何? 何?
どういうこと? どういうこと…?
(弦太朗)全然ダメだ。
やっぱり 幹部スイッチは
破壊できない?
フォーゼになっても無理だった。
頑丈にできてやがる。
(流星)ラビットハッチの存在は 我望には
知られていないんだよな?
ああ。
(流星)だったら
蘭とピスケススイッチは ここで守るのが 一番いいだろう。
ええーっ! 園田先生が
スコーピオン・ゾディアーツ!?
だから 遅いよ!
(大杉)俺の愛しい園田先生が…!
あの… ハルの病院に
行きたいんですけど。
今はダメ!
ラビットハッチを出るのは危険よ。
だが いつまでも ここに 閉じこもっているわけには
いかないだろう。
(速水)私に考えがある。
協力してくれないか。
どうするつもりだ?
我望が今まで集めた
ホロスコープススイッチを 保管してある場所を
知っている。
彼の手元から奪いたい。
リブラスイッチがあれば
私も戦えるしね。
わかった。
信じるのか?
このままじゃ
埒があかねえ。
それに校長は
本気で命を賭けてる。
俺は それを信じる。
信じていいんだよな? 校長。
ああ。
よかった!
やっと気がついた!
丸一日 寝てたんだよ。
すまなかった…。
もう大丈夫だ。
如月たちは?
一旦 ラビットハッチ戻ってるよ。
お腹空いた?
おかゆかなんか作るよ。
宇宙 キター!!
ホントは 宇宙おかゆに
しようと思ったんだけど 材料が足りなくて。
はい!
俺は これで十分だ。
うん…。
あ… うまい。
よかった。
今年の誕生日は
にぎやかだったね。
ああ…。
去年の今頃は 2人で
ゾディアーツ対策してたけど ゲンちゃんが転校してきて
仮面ライダー部ができて 友達が いっぱいできて。
人嫌いの賢吾君が
嘘みたいだよ。
そうだな。 みんな
如月と君のおかげだ。
ありがとう。
本当にあるんだろうな?
その赤い部屋とやらに。
ああ。 我望と十二使徒が
謁見する部屋だ。
我望は 我々幹部に
その部屋で指示を出していた。
さあ こっちだ。
うっ!?
さあ。
弦太朗たち 大丈夫かな?
今は 速水校長を
信じるしかないわね。
ハル 手紙 読んだかな…。
「こちら JK」
「ちょっと ヤバいことに
なったっす。 うっ!」
返せよ!
黒木蘭 聞こえているか?
草尾ハルは預かった。
ハル!
「返してほしければ
お前1人で ピスケススイッチを持って
さざなみ海岸に来い」
ハルが!
(美羽)Oops!
(美羽)蘭 ダメよ!
(大文字)よこせ!
やめなさい!
ごめんなさい!
ここだ。
なんだ ここは?
危ないっ!
(流星)爆弾ジェミニだ!
逃げるぞ!
ああっ!
間一髪だったな…。
ああ。
校長が 爆発に巻き込まれた!?
よせ!
たてがみつきのダスタード!
レオの置き土産か。
(流星・弦太朗)変身!
・~
ウー ホワッ!
おりゃっ!
ウー ホワチャッ!
わあっ!
だったら マグネットだ!
割って さす!
(電子音声)「NSマグネット
NSマグネット・オン」
おりゃっ!
弦太朗!
Nマグネットを貸せ!
えっ!? お… おう!
ほらよ!
ハッ!
(電子音声)「Nマグネット」
いくぞ!
おう!
(流星・弦太朗)
ライダー超電磁ストライク!
弦太朗。
ああ。
(NSマグフォン)
もしもし?
弦太朗?
蘭が大変なの!
それは?
江本さんが残してくれたデータだ。
調べてみないと。
(携帯電話)
もしもし。
ああ ゲンちゃん?
《江本さん…
そういうことだったのか》
(草尾ハル)離して…!
離して! 離してよ!
ハル!
蘭!
現れたな。
ハルを放して!
(立神)助けたければ
俺に勝つことだ。
ごめん ハル…。
蘭! なんで!?
・~
ハル!
・~
来たー! 弦太朗さんだ!
(ピスケス・ゾディアーツ)
弦太朗さん!
・~
蘭ちゃん! 気をつけて!
…えっ!?
なんで!?
まさか…!
・~
流星さん!
弦太朗さん!
あれ!
(流星)どういうことだ?
(リブラ・ゾディアーツ)
遅かったな。 フッ!
蘭!
フッ。
校長! 生きてたのか!?
(流星)きさま!
やっぱり スイッチ目当てか!?
(速水)ああ。
このピスケススイッチは スイッチャーが自分の意志で
押さないと 覚醒しないという 厄介なものでね。
黒木君に押させるのには
手間が かかったよ。
(流星)全部
芝居だったってことか!?
当然だ。
私が あの方を
裏切るわけがないだろう。
私が ヴァルゴの次に選んだのは
君とレオじゃないか。
誰が見捨てたりするもんか。
ありがとうございます!
ピスケスは見つけています。
ただし 少し手順が。
立神の協力が必要です。
お前の三文芝居に付き合うのにも
苦労したがな。
手加減しながら
傷を負わせるなど 性に合わないこと させやがって。
私を理解してくれているのは
我望様だけだ。
(速水)あの人の力の前では
誰も逆らえない。
だったら あんたが 自分が生徒を裏切ったって
反省してたのも 嘘なのか!?
俺は あんたを信じたんだぞ!?
それは お前が愚かなだけだ。
お前の言う 友情の絆なんて 我望様の力の前では
なんの意味もない。
サジタリウスが理事長で
リブラが校長で…。
ゾディアーツを
つくるための学校が天高なら そこに通う俺たちの青春は
なんだったんだよ!!
決まっている。
お前たちも 我望様の駒だ。
違う!!
俺たちの青春は…。
俺たちのものだ!
それを汚す奴は
俺は 絶対に許さない!!
(電子音声)「スリー ツー ワン」
変身!
・~
速水!
(電子音声)「メテオ レディ?」
お前は 俺が会った中で
一番最低な男だ。
変身!
ハッ!
・~
人を騙し
人の弱みに つけ込む…。
そんなやり方
俺は 絶対許さない!
(電子音声)「メテオストーム
メテオ オン レディ?」
我望の野望は 俺が止める!
速水 お前の目も
覚まさせてやる!
ウー ホワッ!
ウー ホワチャッ!
大丈夫? 蘭…。
ごめん ハル
私 バカだった…。
悪いのは 蘭ちゃんの気持ちを
踏みにじった 校長だよ!
(電子音声)「コズミック
コズミック・オン」
みんなの絆で 宇宙をつかむ!
(弦太朗・流星)うわぁっ!
我望… てめえ!
(サジタリウス)私の野望を
君ごときが止める?
そんなことは ありえない。
ゾディアーツは
生体ワープのための 超進化生命体だ。
そして その頂点が
このサジタリウス。
そんなの やってみなくちゃ
わかんねえだろう!
ウー ホワッ!
フッ!
(弦太朗・流星)おわっ!
フンッ!
(弦太朗・流星)うわーっ!!
わあっ…!
うっ…!
流星さん!?
君と私が
相容れることはない。
誰とでも友達になれる
なんていうのは 子供の夢物語にすぎない。
そこで 私の旅立ちを
おとなしく見ていたまえ。
(笑い声)
12個のスイッチが揃った今 私を阻むものは 何もないのだ。
キャッ!
さあ 来い ダークネビュラ!
私を プレゼンターの元へと
いざなうがいい!
それはどうかな。
我望!
今なら お前を倒せる!
江本さんのデータが
教えてくれた。
サジタリウスが
ワープゲートを開くために 12個のスイッチを使うとき
お前の攻撃力はゼロになる。
何?
だから 江本さんは
スイッチの拡散に協力し 一方で 俺にフォーゼを
朔田にメテオを託した。
サジタリウスを倒すことができる
この瞬間に賭けたんだ。
行け 如月!
サジタリウスを倒せ!
わかった!
(電子音声)「リミットブレイク」
行かすか!
きさまは ここで
おとなしくしていろ!
行け! 弦太朗!
(JK)行けー 弦太朗さん!
ライダー超銀河フィニッシュ!
校長!?
そうはいくか!
ハッ!
ゲンちゃん!
大丈夫!?
我望様…
見ていただけましたか。
私の存在の重さを…。
(リブラ)うわあぁっ!
友達はいないと言ったな…。
だけど 速水は
身を挺して お前を守ったぞ!
ダチに
助けられたんじゃねえのか!?
彼は 私という
太陽を回る衛星だ。
私を守るのは当然のことだ。
友達などではない。
きさま…!
友達を…
友達を なんだと思ってるんだ!!
うおーっ!!
ああっ…!
何っ!?
おわぁっ!
なぜだ!? なぜ
ダークネビュラが消える!?
まさか…。
レオ 行くぞ。
はっ!
待てっ!
賢吾君!
賢吾君!? 賢吾君!
賢吾! しっかりしろ!
大丈夫!?
どうなってんだ…。
賢吾… 賢吾!
俺は コアスイッチから生まれた
コアチャイルド。
プレゼンターの母星に戻る。
(サジタリウス)歌星賢吾は
排除しなければならない。
やめろ!
ライダー部のみんな 忘れないよ。
〈青春スイッチ オン!〉
(風城美羽)みんな
絶対 生きて帰ってくるわよ。
〈人類の存亡をかけた
宇宙ミッションが 今 始まる〉
〈『仮面ライダーフォーゼ
THE MOVIE』〉
(如月弦太朗)
『みんなで宇宙キターッ!』