Kamen Rider Fourze 21 Transcript

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Kamen Rider Fourze 21

〈これまでの
『仮面ライダーフォーゼ』は…〉
(朔田流星)仮面ライダーメテオ。
(野座間友子)仮面ライダーは
人知れず悪と戦う 正義のヒーローなんだから!
(歌星賢吾)自分を傷つける奴と 守ろうとする友達の区別も
つかないのか!
(タチバナ)わかっているだろうが 君がメテオであることは
誰にも知られてはならない。
フォーゼ… マグネットステイツ!
(如月弦太朗)
これが俺たちの青春の磁力だ!
ライダー超電磁ボンバー!
(ドラゴン・ゾディアーツ)
うっ… うおぉーっ!
(非常ベル)
今度は なんだよ?
何…?
また怪物騒ぎかな?
(大杉忠太)教室に戻れ!
(弦太朗)ゾディアーツか? 賢吾。
そうとも思えないが。
なんでもない。
なんでもないから 教室に戻れ!
コラ 如月。
また きさまのいたずらか?
はぁ?
俺は知らないっす!
いいや。 火災報知機のスイッチが
誰かに壊されてたんだよ。
いいから 職員室に来い。
そして 俺の話し相手になれ。
なんで 俺が!
俺は さみしいんだよ!!
園田先生…。
私の愛しい人…。
いつまで休んでるんですか?
(城島ユウキ)結局 そこか!
(速水公平)
園田先生は辞職しました。
ええっ!?
(速水)やっぱり 体調が 思わしくないということです。
残念ですね。
やめたんだ 園ちゃん…。
終わった…!
俺の人生 終わった…。
始まってないのに 終わった…。
(泣き声)
2年B組の新しい担任
宇津木遙先生。
(宇津木遥)やめたい…。
えっ?
あ… いえ
なんでもないです。
こちらが2年B組の
問題児たちです。
特に この3人。
えっ!? 俺たちの
どこが問題児なんすか!?
そういう態度も含めてね。
君が 交換編入生の朔田君か。
どうですか? 天ノ川学園は。
(流星)面白いですね。
毎日が刺激的です。
それは よかった。
《この笑顔…。
なんか うさんくさいな》
(泣き声)
なぐさめてください
宇津木先生…。
あっ! あっ…!
すっげえ!
ごめんなさい。 後ろから
変な声 出すから 驚いて…。
先生! すげえキックだな!
なんか やってんのか?
君には関係ない。
3 4 5 6…!
(ペガサス・ゾディアーツ)
お前 どのくらい強い?
なんだと?
ハーッ!
きさまー!
やあっ! うっ…!
うわぁっ!
(舌打ち)
〈宇宙…〉
〈無限のコズミックエナジーを
秘めた 神秘の世界〉
〈若者たちは アストロスイッチで
その扉を開き 未来を創る〉
〈Space on your hand!〉
〈その手で 宇宙をつかめ!〉
・~
(風城美羽)Oops!
弦太朗たちは?
進路指導です。 僕は編入生なので
今回はパスです。
(美羽)ああ~ そういう時期か。
じゃあ 時間かかるかもね。
(JK)まあ 先輩方は
とっくに決まってるから 余裕っすよね?
(美羽)当然!
私はクイーンよ。
AO入試で決めたわ。
(大文字隼)俺も推薦枠でな。
じゃ 先に始めましょ。
友子 映像 出して。
(美羽)バガミールが
撮影したものよ。
公園でトレーニングしてた若者が
襲われてる。
羽根のある馬か…。
ペガサス座ですかね。
《今度こそ 俺が探している
アリエスに化けてほしいが…》
じゃあ みんな
次に出そうなところに フードロイドたちを配置して
監視させて。
私は ここで待機してる。
(遙)城島ユウキさん。
将来の進路は… 宇宙飛行士?
はい!
そのためには 大学に行って 航空宇宙工学を
勉強しなきゃいけないんですが この際 一気に アメリカ留学っていう手も
あると思うんですよ!
あぁ~ いいね。
どっちにするか 自分で決めて。
はい 次!
えっ!? これで おしまい?
歌星賢吾君…。
成績は抜群だけど…
出席日数が足りないんだ?
留年も 覚悟してます。
この学校で
やらなきゃならないことが…。
自分でわかってんなら いいわ。
はい 次!
えっ…?
如月弦太朗君の進路は…
一直線。
ウッス! 俺の進む道は
一直線です!
あぁ~ いいんじゃない。
曲がり角に気をつけてね。
あと 進学するなら
志望校を この紙に書いて 3日後の進路指導で提出して。
はい 終了。
あぁ… ちょっと待ってくれ!
それで終わりかよ!?
生徒 一生の問題だぞ?
私の一生じゃないもの。
先生。 昨日
やめたいとか言ってたよな?
学校 やめたいのか?
あなたには関係ない。
関係なくねえ!
ダチだから。
はあ?
俺は 天ノ川高校の全員と
友達になる男だ!
先生とだって友達になる!
何言ってんの?
さあ! 悩みがあるなら
俺が どーんと受け止めてやるぜ!
あぁ もう
面倒くさい子ね!
フッ!
あっ! あぁ…。
やめるつもりよ 教師なんか。
これでいいでしょ。
じゃあね!
・~
お前 どのくらい強い?
・~
君は誰だ? どこで
そのスイッチ 手に入れた?
へえ… 同類か。
知りたかったら 腕ずくで来い。
(リブラ・ゾディアーツ)生意気な。
・~
(鳴き声)
いた!
さすがワンちゃん 鼻が利く。
美羽 出たぞ
ゾディアーツだ。
わかった。
弦太朗に知らせる。
(友子)あれ…?
ゾディアーツ同士が 戦ってる?
(電子音声)「メテオ レディ?」
・~
変身!
・~
メテオ!
お前の運命は 俺が決める。
邪魔が入ったか。
んっ!?
・~
ウー… ホワチャッ!
・~
ウー! ウー…!
ホッ! ホッ…! ホワチャッ!
その動き キックボクシングか。
面白い。
(バイクのエンジン音)
おりゃっ!
弦太朗さん!
待たせたな。
…って また馬ヅラか!
(電子音声)「スリー ツー ワン」
変身!
・~
っしゃー! 宇宙 キ…。
(呼び出し音)
(電子音声)「レーダー・オン」
なんだよ?
33番だ。 新しくロールアウトした
クロースイッチを使え。
接近戦では有効だ。
わかった。
(電子音声)「クロー クロー・オン」
うおっ!
クロー キター!!
セイヤー! なんてな。
・~
フン。
正義の味方気取りってわけ。
そのとおり!
学園と地球の自由と平和を守る 仮面ライダー部だ!
なっ?
俺を一緒にするな。
・~
おい! 乗るんじゃねえよ!
うるさい!
うわっ!
あれ…?
流星さん どこに行ったのかな…。
あっ!?
戦闘になると 逃げ出しますよね。
(JK)あの速さ 見習いたい。
《まずいな… 戻るか》
うわっ!
うわぁっ!
フッ!
今のキックって…。
(流星)如月君 大丈夫?
おう。
それにしても 流星は
いっつも 逃げ足 速いな。
まあね。 臆病ですから。
扇子?
(我望光明)なぜ ペガサスの正体を
聞かなければならないのかな?
リブラ。
(我望)君は
自分が選んだ生徒を指導して ホロスコープスに
育て上げるはずだったが?
申し訳ありません 理事長。
先日 フォーゼの邪魔が入って…。
おい 待てっ!
(速水)ゾディアーツスイッチを
紛失してしまいました。
紛失?
では あのペガサスは 君が選んだ生徒ではない
ということだね?
…残念ながら
そういうことになります。
(ヴァルゴ・ゾディアーツ)
とんだ失態だね リブラ。
ヴァルゴ。
君のてんびんに
狂いが出るとは面白いな。
フォーゼとメテオ
2人のライダーの出現で バランスが崩れたかな?
心配いりません。
あのペガサスも
私が指導してみせます。
期待してるよ。
君まで ダークネビュラに
送りたくはない。
…はい。
(美羽)これを ペガサスが
落としていったってわけね。
JK 当たってみてくれる?
了解!
ん~! きた きた きた…
キター!!
この先っちょに
ビビビッと きたぜ!
気になることがあると
ここに ビビビッと くるんだ。
なんだ それ。
おい ちょっと触らせてみろ。
おっ! …ホントだ!
すっごい!
リーゼント・センサー!?
…痛いっ!
ただの静電気だ。
今の時期 乾燥してるからな。
静電気じゃねえって!
俺の直感だ。
ちょっと出てくる。
あっ 待て 如月。
34番 ボードスイッチだ。
クローと組み合わせれば
効果的だろう。
ありがとよ。
あっ 待って ゲンちゃん 私も!
リーゼント・センサー ステキ!
(鬼島夏児)じゅげむじゅげむ
ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょの
すいぎょうまつ うんらいまつ…。
あれが 2年の鬼島さん。
落語研究会の部長っす。
はい。 じゃあ 各自 稽古ね。
(部員たち)はい。
あいや… お待たせ お待たせ。
突然の訪問者とかけて 水曜の締め切りが
繰り上がったと解く。
おっ! その心は?
何!? 火曜かい?
何か用かい?
なるほど!
《くだらない…》
で… 用件 いいかな?
(JK)この扇子
心当たりないっすか?
(大杉)おい お前ら。
何 ウロウロしてるんだよ?
大杉先生
遙先生 知らない?
さあな…。 いっつも
すぐ帰っちまってるからな。
あ でも なんか ジムに行く
みたいなこと言ってたけどな。
ジム?
ああ。 なんか 宇津木先生 キックボクシング
やってるんだってさ!
危ねえ!
何… 何これ?
おお~…。
弦太朗さん… あれ。
・~
なんか 別人みたいに
生き生きしてる!
にいちゃん
入門希望か?
おう…
程よく締まってるじゃねえか!
キックやろうぜ!
俺と一緒に 世界 目指そうぜ!
俺は用事が!
じゃあ いいや。
ねえちゃん キックやろうぜ!
世界 目指そうぜ!
私には宇宙が!
ま… ねえちゃんは いいか。
ええ~!
あ… あなた 2Bの…。
えっと…。
如月弦太朗っす。
担任になったんだから
覚えてくれよ。
うおぉ~! わぁ~!
どうして ここに?
遙先生
キック 教えてくれよ。
えっ?
前にやったキック すごかったじゃねえか。
あれ もう一度 見せてくれよ。
そんなことのために
私の後を つけ回したの?
ふざけないで…。
ここが 私の本当の場所。
あんたたちに
土足で入られたくない。
先生…。
先生って呼ぶな!
もともと 教師なんか
むいてないの。
キックで食べられれば
とっくにやめてるわ!
でも…!
あぁ…!
おお!?
どう これで満足?
だったら とっとと帰りなさい。
シュッ!
美羽が ああいう顔するときは 
だいたい こういうことなんだよ。
隼。 あなたには
お願いがあるの。
美羽!
君の頼みなら
言われる前から オールOKさ!
隼! あなたは おとりになって
ゾディアーツ 誘い出して。
よし! …えっ!?
危険な役目だけど
美羽の頼みじゃ しょうがない。
大文字隼! ファイト!
シュン! シュン! シュン…!
うわっ! ホントに出た…。
お前 どのくらい強い?
俺は強いぞ。
ただし 逃げ足も速い!
(呼び出し音)
出たぞ ペガサスだ! 美羽!
弦太朗さん。 どうしたんすか?
こんなところで。
お前らこそ。
扇子の持ち主がわかったんで
確認に。
宇津木先生なんです
あれ持ってたの。
えっ?
(JK)落語研究会の鬼島さんが 通りがかった宇津木先生に
没収されたそうなんです。
これ 没収!
つながったね…。
ああ。
(NSマグフォン)
ペガサスが出たわ!
急いで!
フッ。
逃げてもムダと悟ったか?
フッフッフ。 天高のキングを
なめてもらっちゃあ 困る。
それじゃ あと よろしく!
フン。
教えてくれ!
あんた 遙先生なのか?
知りたかったら 腕ずくで来い。
仕方ねえな。
(電子音声)「スリー ツー ワン」
変身!
・~
っしゃー!
(弦太朗・ユウキ)宇宙 キター!!
タイマンはらせてもらうぜ!
・~
ハッ! オリャッ!
うわぁっ!
…ッテエ!
さあ お前が当たりか はずれか
どっちかな。
(電子音声)「メテオ レディ?」
・~
ウー… ホワッ!
・~
(呼び出し音)
(電子音声)「レーダー・オン」
「そこには鉄材がある。
磁力で動きを止めろ!」
あぁ~ そうか! わかった。
割って さす!
(電子音声)
「Nマグネット Sマグネット」
(電子音声)「NSマグネット・オン」
よし! ハッ!
オラオラ! オラオラ…!
(銃撃音)
(銃撃音)
・~
逃がすか!
おい!
置いてきぼりかよ!
ゲンちゃん ボード ボード!
新しいスイッチ!
それだ!
(電子音声)「ボード ウインチ」
(電子音声)「ウインチ・オン
ボード・オン」
いよっ!
おおぉーっ!
メテオスターに
傷がつくだろうが!
細かいこと言わずに
引っ張ってくれよ! 行っけー!
行け! 行けーっ!
(笑い声)
羽根付き!?
新しい幹部か!
・~
おりゃ! おりゃっ!
・~
おりゃっ!
よっと!
(電子音声)「クロー クロー・オン」
・~
ハッ! ウー ホワチャッ!
ハァ…。
露払い ご苦労。
偉そうに!
・~
やめてよ!
先生を殴る気!?
やっぱり そうなのか!?
遙先生!
うわっ!
(ヴァルゴ)意図せざるものが
新しい誕生を導くこともある。
なんで ゾディアーツなんかに
なっちまったんだよ!?
(遙)私だって 迷ってんのよ!
進路指導だぜ 先生。
〈青春スイッチ オン!〉
(キャプテン・マーベラス)
すべてのライダーを倒すまでは…。
(如月弦太朗)売られたケンカは
買わせてもらうぜ。
〈全面戦争 勃発!〉