Kamen Rider Fourze 12 Transcript

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Kamen Rider Fourze 12

〈これが
前回の『仮面ライダーフォーゼ』〉
(牧瀬弘樹)だって 城島君 全然 天文部に
顔出さなくなったじゃないか。
(如月弦太朗)確かに ロッカーが
消えてる。 ゲートもない。
(城島ユウキ)あなた
ゾディアーツ能力で どんなものでも探せるって
言ってたよね?
(ピクシク・ゾディアーツ)
もう お前なんかに興味はない。
あんな男と くっついてる女なんか
汚れている。
ただ… 僕に屈辱を与えた
お前を許さない!
(歌星賢吾)
俺はもう 月から帰れない…。
(弦太朗)あっ… 消さなきゃ!
(電子音声)「ファイヤー
ファイヤー・オン」
よし!
・~
(ユウキ)ひどい… ひどすぎる!
バカな…。
ゲートが壊れただと?
きさま!
(ピクシス)おいおい
壊したのは君だろ?
きさまという奴は…!
その性根 叩き直してやる!
曲がれ。
いいのかなぁ?
今度は その攻撃で 君の仲間を傷つけることに
なるかもしれないよ?
じゃあな ユウキ。
もう二度と
僕の前に姿を見せるな。
そんな愚かな男と
つるんでる女の顔なんか 見たくもない!
(牧瀬)まだまだ
僕の輝く星座は たくさんいるんだ…。
えっ…? 「僕の星座」?
ふざけるな!
〈宇宙…〉
〈無限のコズミックエナジーを
秘めた 神秘の世界〉
〈若者たちは アストロスイッチで
その扉を開き 未来を創る〉
〈Space on your hand!〉
〈その手で 宇宙をつかめ!〉
・~
(電子音声)「タワーモード」
(電子音声)「マシンセット」
(電子音声)「レディ
スリー ツー ワン」
今 行くぞ 賢吾!
(電子音声)「ブラスト・オフ」
うおーっ!
よっと!
うおっ… よっ!
うっ!
届け! 届けーっ!
(電子音声)
「パラシュート・オン」
ダメダメ。
(通信音)
「何をやってる!
今のフォーゼの装備で 月まで来られるわけがない。
ふざけてるのか!?」
ふざけちゃいねえ!
やれることをやってるだけだ。
何が仮面ライダー部だ!
肝心なときに
なんの役にも立たたない。
(電子音声)「重力コントロール」
こんなの
ただの ごっこ遊びじゃないか!
・~
出せよ ここから。
出してくれよ! 早く!
(大文字 隼)しかし
もう 手はないんじゃ…。
(風城美羽)隼…。
ああ いや… 失敬。
(野座間友子)やっぱ おかしい…。
えっ?
(携帯電話の着信メロディー)
どうした? JK。
(JK)あの牧瀬って奴
かなりヤバいっす。
奴が狙った女の子が
行方不明になってるし 大変なものも見つけました。
わかった すぐ行く。
まったく…
どいつもこいつも役に立たない!
お前は気にくわねえ。
だから ダチになる。
頼む! お前の仕事
俺にも手伝わせてくれ!
何がダチだ…
口だけじゃないか!
仮面ライダー部?
ふざけるな!!
(フラシェキーの作動音)
父さん… あなたは
ここで1人で フォーゼを作った。
なんで…
そんなことができたんです?
怖くなかったんですか?
僕は…。
怖い…。
ここで死ぬのは嫌だ!
(泣き声)
こっち こっち!
早く 早く!
これこれ 見てくださいよ。
うーわっ!
なんだ こりゃ…。
どうやら あの天文部 天高のかわいい子は
みんなマークしてたらしいな。
(JK)この中の何人か
知り合いがいたんすけど 携帯かけても
つながらなかったんす。
ヤバいなぁと思って。
牧瀬に狙われたってことか!?
おい!
あの野郎 どこに消えた!?
たぶん… バス旅行?
(牧瀬の声)「今日は
僕の星座たちと楽しいバス旅行」
「みんな 流れ星になっちゃえ!」
犯行計画じゃないか。
ヤバいぞ これ どこだ!?
(大杉忠太)
理事長に会わせろだ?
あっ。 無理 無理 無理…。
そこを なんとか。
生徒が簡単に
会えるわけないだろ。
(園田紗理奈)城島さん。
(大杉)園田先生!
理事長に会いたいの?
はい!
じゃあ ご都合を
確認してみましょう。
イーッ!?
(園田)失礼します。
2年B組 城島ユウキです。
(我望光明)知っているかね?
宇宙は 創生と消滅の連続だ。
若い銀河が生まれた瞬間
年老いた銀河は消えていく。
『遥かなる 銀河の呼び声』…。
理事長が書かれた
この本の書き出しです。
ああ… 読んでくれたのか。
はい。
100万光年 読みました。
違うね。 光年は距離だ。
時間の単位じゃない。 ましてや…。
(ユウキ・我望)回数じゃない。
よく読み込んでいるね。
君のような生徒がいて
うれしいよ。
改めて 天ノ川学園高校理事長の
我望光明だ。
ところで 私になんの用だい?
お願いします!
月への有人探査を 大至急 行ってほしいんです!
えっ?
理事長なら NASAや
ロシア航空宇宙局に 独自のコネクションがあると
聞いています。
大至急 月へロケットを
飛ばしてほしいんです!
なぜ?
それは 友達が…。
(ドアの開く音)
(美羽)やめなさい 城島さん。
風城さん。
なんで ここに?
彼女は友達と
賭けをしたんです。
ひと月後に また人類が
月に行くっていう。
それで こんな無茶を言いに。
そんな…!
理事長に
こんな無理 言っちゃダメでしょ。
失礼します。
あっ でも…!
(笑い)
園田先生。 あなたは
実に面白い生徒を受け持っている。
はい。
理事長の方針に従っています。
思い切り伸ばしてあげてください。
生徒たちの個性を。
もちろん そのつもりです。
・~
(スコーピオン・ゾディアーツ)
ピクシスの邪魔はさせない。
お前の相手をしてる暇はねえ!
いくら賢吾君 助けたいって
言っても 無茶しすぎ!
もし 学校とラビットハッチが
繋がってることが 先生たちに知れたら
大変なことになるわ。
でも…!
ゾディアーツ退治もできなくなる。
じゃあ… 賢吾君が
どうなってもいいんですか?
ユウキ…。
このままじゃ…
賢吾君 死んじゃうんですよ?
私… 私…。
もう 何もできない…。
(泣き声)
(通信音)
賢吾君…。
ああーっ! 何これ!?
あっ… キャッ!
美羽先輩
ちょっと どこ行くんですか?
Oops!
わかんないわよ! 体が勝手に…。
ちょっと待ってください!
・~
うわっ!
わあっ! わあぁっ!
こんなところで
グズグズしてられねえんだよ!
(電子音声)「ファイヤー
ファイヤー・オン」
今の俺は
気が立ってるんだ!
なめてかかると ヤケドするぞ!
うおっ!
うっ…!
うわぁっ!
ライダー爆熱シュート!
(電子音声)「リミットブレイク」
マントを身代わりに!?
しぶとい野郎だな ったく!
(女子生徒たちの悲鳴)
入れ!
もう1人 入れ…。
あんた…!
(ピクシス)入れ…。
もっと入れ…
いっぱい入れ…!
えっ!?
(女子生徒たちの悲鳴)
転がれ!
(クラクション)
ゲンちゃん!
あのバスに女の子たちが。
美羽先輩もいる。
わかってる。
こっちは任せろ。
ユウキは賢吾を頼む。
えっ?
あいつには俺たちがいる。
あいつが どう思っていようと 俺たち 仮面ライダー部は
あいつのダチだ。
そのことを伝えてくれ。
頼んだぞ。
(ピクシスの笑い声)
(広田玲子)美羽先輩…。
体 勝手に動くし 怪物いるし。
落ち着いて 広田さん。
やあ みんな。 僕のために
集まってくれて ありがとう。
君たちは みんな
僕を振った子たちだ。
やだー 知らない!
だから その報いを受ける。
マジで!?
キモーい!
・~
追いついたぜ!
(電子音声)「スリー ツー ワン」
変身!
・~
宇宙 キター!!
「賢吾君 ユウキです」
さっきは なんで出なかった?
俺を見捨てたのか!?
「賢吾君 落ち着いて!
お願い」
大丈夫?
体の具合 悪くしてない?
今さら そんなこと聞いて
どうする?
時間のムダだ。
ムダじゃないよ!
全然 ムダじゃない。
人の気持ちだもん!
心配しちゃいけないの?
ゲンちゃんだって
ホントは賢吾君のこと いっぱい心配してるんだよ。
でも 今は我慢してる。
ゾディアーツを止めるほうが
先だから。
今 自分にできることを
一生懸命やってる。
それは…
賢吾君が望んだこと。
俺が望んだこと…?
うるさい奴だー!!
(電子音声)「ラストワン」
(女子生徒たちの悲鳴)
よっ!
(電子音声)「ウインチ・オン」
(美羽)危ないっ!
よっ… 捕まえた!
(電子音声)「ロケット・オン」
うおぉーっ!
一本釣りじゃないか!
止まらない! なんで!?
バスが…!?
(ピクシス)止まらないよ。
あのバスは
僕の力で進めてるんだから。
このまま行けば あの橋から
真っ逆さまで 流れ星さ。
賢吾君の望みをかなえるために ゲンちゃんは体を張って
フォーゼになってる。
「ゾディアーツから人々を守る」
「賢吾君の願いを
みんながやってくれてる」
(女子生徒たちの悲鳴)
(女子生徒たちの悲鳴)
・~
(作動音)
ムッカ!
・~
(女子生徒たちの悲鳴)
(電子音声)「パワーダイザー」
(大文字)うおーっ!
うっ… ううっ…!
(クラクション)
うー… ううっ!
(歓声)
隼…!
間に合ったな 美羽。
(歓声)
やった…。
えっ!? あ… もう一度!
させるか!
「仮面ライダー部は
ごっこ遊びじゃない」
「みんな 必死にやってる」
「賢吾君が始めたことを
みんなが実行してる」
「すごいと思うよ。
みんなも 賢吾君も」
父さんは このラビットハッチに
1人残された。
父さんは ここで死んだ…。
でも 父さんは絶望しなかった。
ここで1人で
フォーゼシステムを作り上げた。
「その息子の俺が
ここでヤケになってちゃ 笑われるな」
うん。
如月 聞こえるか?
賢吾か? おりゃっ!
連絡 待ってたぞ。
「ピクシスの誘導能力に
手こずってるようだな」
そのとおりだ。
なんか手はないか?
新しいスイッチを
持って行ってるだろ。
そいつを使え。
10番から21番の連携だ。
おっ そうか。
わかった!
(電子音声)「エレキ」
(電子音声)「エレキ・オン」
(電子音声)「ステルス・オン」
消えた!?
ハッ! おりゃっ!
ああぁーっ!
ステルスモジュールは
光学迷彩だ。
5秒間だけ 姿を見えなくできる。
すげえじゃん。
おっ…?
こっちだ。 うりゃっ!
取れちゃったじゃないか!
これで誘導はできねえだろ。
あとは正々堂々
タイマンで決めてやる!
・~
ライダー100億ボルトシュート!
ああーっ!
よし。
やったな 如月。
(女子生徒たち)お前…!
ごめんなさい!
まあ 牧瀬のことは
美羽たちに任せればいっか。
賢吾 やったぞ!
おい 賢吾!
聞こえないのか?
賢吾君?
どうしたの 賢吾君!?
「賢吾君!」
「おい 賢吾! おい!」
「父さん 見えるかい?」
「俺にも 仲間ができたよ」
「父さんの志を継いだ仲間が」
「これは その旗だ」
「教えてくれよ 父さん」
「地球に帰る方法を」
「俺は帰りたいんだ あの地球に」
「待ってる仲間の元に…」
だったら 一緒に帰ろうぜ
賢吾!
如月!? まさか…。
まさかじゃねよ。
よっと!
牧瀬に壊されたロッカーは
本物じゃなかった。
この扉… 私が描いた
おまじないのイラストがない。
大杉の野郎 園田先生のもんだと
思って すり替えたんだ。
破壊したのは
すり替えたニセモノだったんだ。
(友子)…あった。
心配かけたな。
悪かった 賢吾。
いや… 俺のほうこそ…。
たいしたものだよ。
俺の…。
友達は。
えっ?
「賢吾君!」
「おーい!」
「おーい 賢吾君!」
「一緒に帰ろう!」
「よっ!」
「ナイス ツンデレ!」
「来たよ~」
おい!
「如月」
んっ?
賢吾 お前…。
「今度 君に会ったら
これをしようと決めてた」
・~
(美羽)「わあっ!」
(友子)「すごい…」
(大文字)「やったな」
この!
「やった やった やった やった!」
「よし!
学園と地球の自由と平和を守る 仮面ライダー部
ここに正式スタートだ!」
賢吾!
(美羽)「さすが賢吾君」
(友子)「これで友達」
仮面ライダー部!
(一同)「イエーイ!」
宇宙 キター!!
一度 ゾディアーツ化した生徒の
学校復帰か…。
(三浦俊也)学校なんて行かない!
校長の速水です。
宇宙に夢を 星に願いを。
(スコーピオン)オリオンの若者よ。
一緒に学校に行こう!
〈青春スイッチ オン!〉
(如月弦太朗)彼女 キター!!
(美咲撫子)変身!
宇宙 キター!!
〈仮面ライダーなでしこ登場〉
〈運命の戦いが 今 始まる〉
〈『フォーゼ&オーズ
MOVIE大戦MEGA MAX』〉