Kamen Rider Fourze 08 Transcript

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Kamen Rider Fourze 08

〈これが
前回の『仮面ライダーフォーゼ』〉
(佐竹 剛)
特別生活指導担当の佐竹だ。
(大文字 隼)利用できる人間は
すべて駒のように動かせ。
俺の父の教えだ。
(風城美羽)スイッチの悪用は
私たちが許さないわ!
(歌星賢吾)わあぁっ!
(大文字)なんなんだ
仮面ライダー部とは!?
(如月弦太朗)怪人退治の部活だ。
お前もやるか?
天高のキングである俺が
不愉快に思うものは 学園にあってはならない!
消えちまえ… 仮面ライダー部!
(ハウンド・ゾディアーツ)フッ!
(弦太朗)うわぁっ! わあーっ!
この野郎!
(城島ユウキ)ゲンちゃん これを!
おっと!
そっか これ ハサミだったな。
よし。
(電子音声)「シザース」
(電子音声)「シザース・オン」
うーっ ハッ!
うっ! ああっ…!
おわっ!
守ってやがんのか 猟犬野郎を!
うっ… わあっ!
わっ! わあぁっ!
あっ… あれっ!?
あー 逃げられちゃった!
スコーピオン追っ払えないと
ハウンドも倒せないよ!
(スコーピオン・ゾディアーツ)
人間を捨てる覚悟があるか?
(ハウンド)いつでも捨てられるさ
そんなもん。
フッフッフッフ…
君のスイッチは極まった。
(スコーピオン)
もうじき ラストワンだ。
〈宇宙…〉
〈無限のコズミックエナジーを
秘めた 神秘の世界〉
〈若者たちは アストロスイッチで
その扉を開き 未来を創る〉
〈Space on your hand!〉
〈その手で 宇宙をつかめ!〉
・~
(佐竹)黒が近づくと
白も たちまち汚れます。
大文字みたいにね。
(園田紗理奈)私にも
お手伝いさせてください!
(大杉忠太)私も園田先生の…
教育のために!
私に任せてください。
では。
あぁ~ そりゃ 残念だなぁ。
まあ これは仕方ないですね。
うん…。
園田先生 あの… 日曜ですしね。
え… 映画でも
観に行きませんか?
いないし!
とっくにいないし!
はい 父さん…
わかってます。
(大文字 高人)私の贈った
あの像を見るたび 思い出せ。
「自分に 大文字家の名誉が
常に のしかかっていることを」
父さんの望む自分になれるよう
いつも考えてます。
(電話を切る音)
(弦太朗)隼! お前には
言っておくことがある!
こっちには もっとあるぞ。
お前に言うことが。
抜け出したのには
いろいろと訳が…。
野座間以外 全員 外へ出ろ。
罰として グラウンド整備だ。
(ユウキ・弦太朗)えーっ!
俺もですか!?
大文字。 もう お前は灰色だ。
白くない以上 黒と同じだ。
私が 洗い流してやる。
真っ白にね。
(JK)
さそり座のゾディアーツか…。
また出てきたら 今度こそ
弦太朗さん やばいっすよね。
(美羽)パワーダイザーが
ちゃんと使えれば…。
まあ とりあえず俺は
ネタ探しに行ってきますわ 部長。
無理 無理!
1日フルでも 無理だって~!
どけっ!
うーっ! くっ…。
(賢吾)すっごいパワーだ。
さすがアメフト部 部長。
うせろ!
1人で十分だ。
なんで 仮面ライダー部の
邪魔をした!?
怪物退治の部活なんて
俺は認めない!
小さいキングもいたもんだ。
学園全体の危機だぞ?
三浦みたいな奴が
増えてもいいのか?
(三浦俊也)
あんたがいけないんだ…。
ずっと俺を ゴミ扱いして!
うおーっ!
あいつは
アメフトが下手なんだ。
下手な奴を選んだら
試合に勝てない!
三浦は まだ病院なんだろ?
謝ったのか?
俺のせいじゃない!
うわっ!
この野郎!
やめてよ!
これ以上暴れるの まずいって!
お前に アメフトの何がわかる!
全然わかんねえや。
ラグビーと どう違うんだよ?
俺と父さんの名誉のスポーツを
バカにするな!
(通信音)
「またハウンドよ。
今度は東5番街の店」
わかった すぐ行く。
俺がダイザーでフォローする。
おう。
(銃声)
もう まったく痛みを感じねえ!
(電子音声)「スリー ツー ワン」
変身!
・~
(銃声)
宇宙 キター!!
・~
うわっ!
来たのは てめえの最期だ!
うわっ!
(電子音声)「スパイク」
(電子音声)「スパイク・オン」
・~
前より強くなってる!
ふん…。
うわっ!
さそりも やっぱり
出やがったか!
・~
わあっ!
まずい やられちまう…。
(電子音声)「パワーダイザー」
賢吾か!
ナイスフォロー!
(電子音声)「ランチャー・オン
レーダー・オン」
ロック・オン。
今度は止めさせない!
あっ… ああっ!?
すまねえ 賢吾。 せっかく無理して
助けてくれたのに。
(足音)
えっ!? おっ おい…
誰が操縦してる!?
Oops!
美羽!
先輩!
うわっ! 大丈夫か?
悪いわね 賢吾君。
少なくとも君よりは
体力あるかなって思ったんだけど 無理だったみたい…。
無茶にも程がある。
美羽!? 美羽!
先輩! 先輩!
しっかりしろ 美羽!
美羽が… こんなことを…。
(大文字)美羽が 誰かのために あんなに懸命になるのなんか
見たことない。
ずっと付き合ってたんだろ
お前ら。
(広田玲子)さっき見ちゃったし。
そこのトラッシュたちと
掃除させられてる 学園のキングの姿。
(大文字)玲子…。
さよなら。
・~
先生 今回は 応援にきてくれた友達が
倒れちゃって 保健室で…。
もういいんだ 脱走の件は。
おかげで 君たちは 自分の自習時間を
自分で潰したんだからね。
先生! 来週の試合に出られないと
父さんとの約束が…。
一生 地獄に付き合わせてやる。
問題児ども。
・~
困るよ こんなとこまで来て。
聞くこと聞いたら
すぐに帰るって。
隼! 俺を見ろ!
ゲンちゃん また壊れた!?
俺には 隼の気持ちが
全然わかんねえ!
アメフトのことも
ガールフレンドのことも さっぱりだ!
だから 形から
隼に近づいてみた。
レッツ トライ!
プレーボール!
(野座間友子)どんなアメフト…?
隼のポジションは
クォーターバックとか言ったよな。
何をする役だ?
作戦の指揮官で スタープレーヤーの
ポジションだ。
そいつは妙だな。
隼は 指揮官には見えねえぞ。
自分で何かを決めてる感じが
しねえよな。
自分で何も決めない
指揮官がいるか。
悪いか!
(大文字)
みんな 父さんが決めたんだ!
美羽は 学園一のクイーンだから。
アメフト部は
学園一の人気部だから。
試合の作戦だってそうさ。
全部 父さんの受け売りだ。
だって 試合に
勝たなきゃいけない。
父さんの期待に
応えなきゃいけない!
なのに…!
部長の戦術は
楽しくないんです。
本当に こんなフットボール
やりたいんですか!?
なんだと!? オラ!
(もみ合う声)
俺が楽しんでやってるとでも
思ってるのか!?
そう思ったら…
部員に 手を出してしまっていた。
それが 特別補習の理由…。
三浦を外したのだって
父さんの忠告だ。
そしたら
あいつは怪物になった…。
父さんの言うとおりにすると…
みんな 俺から離れていく。
大文字先輩…。
なのに お前らは…
あんなに楽しそうに みんなで支え合って…。
俺だって できることなら
そんなアメフト部にしたかった。
なあ…。
俺のしてることは
間違いだったのか?
(号泣)
隼…。
お前の気持ちが
初めてわかった…。
如月…。
安心しろよ。
父親の望む人間に
なりたいと思う気持ちは 別に悪くない。
なあ?
…ああ。
お前たち…。
うぅ~ なんか みんなの心を
見せ合えちゃった感じがするね!
まだ あなたの補習の理由だけ
不明。
ギクッ!
・~
流行れ 宇宙… 流行れ!
入らない!
流行るがいい!
(大杉)おい 城島。
図書室の本を
勝手に増やすな!
いやぁ~!
(笑い声)
あっ やっべえ!
さあ テストの時間だ。
何か言い残すことはあるか?
ちょい待ち!
問題児用の追試を
受けなきゃいけない生徒が もう1人 いるっすよ。
(佐竹)どういうことだ?
天ノ川学園1年生
佐竹輝彦。
佐竹って…。
佐竹先生…
あんたの息子だ。
・~
まさか 彼がハウンドの子!?
こいつ
仮面優等生ってやつです。
私生活では ヤンキー趣味。
学校と私生活が
真逆だったんです。
あんたの息子自体が
Bad Boyだったのか。
だから私は
不良が大っ嫌いなんだ。
(佐竹輝彦)
俺は親父の人形じゃない。
(佐竹)輝彦 お前 一体…!?
親父 あんたの鎖を
引きちぎる日が来たようだぜ。
片っ端から
この力で狩ってやるんだ!
(電子音声)「ラストワン」
やめろ 押すな!
うわぁー!
(佐竹)輝彦が 化け物に…!
輝彦… 輝彦!
任せてくれ 佐竹先生。
あんた風に言えば
俺たちが 輝彦を 白く洗い流してみせる!
如月…。
うおーっ!
うおっ!
父さん!
迎えに来てみれば なんだ!?
待ちやがれ!
今のは誰だ?
まさか あんなBad Boyと
関わり合ってないだろうな!?
私の言うことが
聞こえないのか? 隼!
彼は Bad Boyじゃない。
何っ!?
僕の友達を決めるのは
僕自身です 父さん!
(電子音声)「スリー ツー ワン」
変身!
・~
(電子音声)「ロケット・オン」
宇宙 キター!!
・~
かってえ!
ラストワンのパワーが暴走して
装甲が極限まで向上している!
それでも やるしかねえ!
(電子音声)「エレキ」
(電子音声)「エレキ・オン」
フッ!
うーっ!
よし。
・~
うおぉーっ!
…おわっ!
ダメだ!
また さそりが邪魔を!
・~
わあっ!
(電子音声)「ビークルモード」
もう俺は どうなってもいい。
ダイザーしかない!
保健室の常連や チアリーダーには
重すぎる道具だ。
運動部のお手本を見ろ!
いいだろう… 任せる。
(操作音)
(電子音声)「パワーダイザー」
うおっ!
最後の狩りといくぜ!
うおーっ!
うおーっ!
しっかりしろ!
その声… 隼か!?
ああ。
隼 一緒に戦おう。
仮面ライダー部で。
この部なら お前の決断で
自由に戦えるぞ。
自由に? なぜ?
表ヅラの名誉がねえからさ。
ひそかに学園や街を守るっていう
陰の名誉はあるけどな。
それは 俺たちだけの勲章だ。
俺たちだけの勲章か… 悪くない。
いくぞ!
おう!
・~
うわーっ!
エレキとドリルの力を
合わせろ!
(大文字)おーりゃっ!
うわぁーっ!
(電子音声)「ドリル・オン」
(電子音声)「エレキ・ドリル
リミットブレイク」
ライダー電光ドリルキーック!
よっと!
よし。
輝彦! 気がついたか?
よかった! 大丈夫か?
アメフト部のタックルは
さすがだ。 すげえよ 隼。
お前もな 弦太朗。
えっ… 弦太朗か。
ハハ…。
おい どこ行く?
1つ やっておきたいことがある。
んっ?
うわぁーっ!
・~
(大文字)「2人で月に…。
信じられないな」
「なあ 美羽」
「もう一度 付き合わないか?」
「い~や!
ムードで私は落とせないわよ」
「フッ… そうだったね」
「部員としては認めてあげる。
ようこそ 仮面ライダー部へ」
「知ってのとおり 私が部長よ」
「そんな部もなければ
部長もいない!」
生まれて初めての 50点だー!
きっと輝彦君のこと
多少 感謝してくれたんだよ。
補習も もうねえ!
いいクォーターバックも入った!
これで仮面ライダー部も
ますます充実だー!
そんな部はないと
何度 言わせる!
月世界の魔女!?
逆らうと呪うよ。
月が私を呼んでくれるって
どういう意味だ?
(友子)世界は破滅する…。
いっけー 消防士さん!
お前 ホントに魔女なのか?
〈青春スイッチ オン!〉
(如月弦太朗)
ゴーオンジャー キター!!
でも 異次元に
閉じ込められちまったぞ。
(キャプテン・マーベラス)仮面ライダー部にも
新しい仲間が増えて また派手になったな!
〈次回も
スーパーヒーロータイム!〉