Kamen Rider Fourze 04 Transcript

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Kamen Rider Fourze 04

〈これが 前回の
『仮面ライダーフォーゼ』〉
(歌星賢吾)この
ホッピングスイッチは使えないな。
(如月弦太朗)あんたがクイーンに
なれなかったら 俺と友達になる。
(風城美羽)賭けに負けたら
二度と 私の前に姿を見せないで。
さそり座のゾディアーツか…
格が違う。
俺のピンチを救ってくれるのは
お前以外にいない!
(美羽)見てなさい
クイーンのパフォーマンスを。
打ちのめしてあげるから。
世の中に ムダなものなんてねえ!
やるときゃ やるんだよ!
(美羽)ホント 天高の生徒って
バカばっかり。
(生徒たちの怒る声)
(カメレオン・ゾディアーツ)フッ。
(弦太朗)待てっ!
これも お前の仕業か!?
フン。 ハッ!
あっ…!
逃げ足の早い奴だ!
・~
(大杉忠太)
はぁ… なんだ これは。
・~
(美羽)《何これ…》
(佐久間珠恵)美羽…。
・~
大丈夫か?
そんな目で見ないで!
俺は ただ…。
・~
〈宇宙…〉
〈無限のコズミックエナジーを
秘めた 神秘の世界〉
〈若者たちは アストロスイッチで
その扉を開き 未来を創る〉
〈Space on your hand!〉
〈その手で 宇宙をつかめ!〉
・~
ああ~ なんか
スッキリしねえな!
(城島ユウキ)はやぶさ君の良さ
なんで わかんないかな?
君は よくやったよ ユウキ。
でも あと1人 誰だろ?
私にポイント入れてくれたの。
私と 賢吾君と ゲンちゃんと
あと1人。
そういえば そうだな…。
・~
奴か…。
あ~ なんか
スッキリしねえな!
とにかく 狙いは風城美羽だ
ということは はっきりした。
怪物の正体は 風城先輩に
恨みを持ってる奴ってことね。
怪しいのは
サイドキックスの2人だが…。
あれっ? でも2人とも
ゾディアーツに襲われてるよね。
ああ。 だが 何かあるはずだ。
・~
(珠恵)ねえ 美羽。
何?
棄権したら どう?
…えっ?
だって
このまま負けちゃうくらいなら いっそ棄権したほうが
美羽らしいかなって。
あなたに
そんなこと言われるとはね。
私は 美羽のこと思って…。
もういい。
私は 同情が 一番嫌いなの。
(繁野ジュン)えぇ~ まずいよ…。
おいしいけど…。
まずいよ 珠恵!
そうかなぁ?
美羽は もう終わりよ。
この先 誰につくか
考えといたほうがいいよ ジュン。
(操作音)
・~
「っと…。 うおっ…!」
(電子音声)「ホッピング
ホッピング・オン」
うおお…! うう…!
わあぁっ…!
おっ おっ おっ…。
おぉ…!
よし!
(通信音)
(電子音声)「レーダー・オン」
「そうやって
1人で練習してたのか」
お前の手伝いをするって
誓ったんだ。
ヘタな真似は できねえだろうが。
ホッピングを使いこなしたのも
その結果か。
まさか お前が
努力型だったとはな。
こう見えて
コツコツやるときゃ やるんだよ!
あっ…?
(賢吾の声)まさか お前が
努力型だったとはな。
努力型…?
なんだ おんなじじゃねえか。
お前… 待て!
(JK)あんたらには
関わりたくない! じゃ。
うるせえ! 情報通
お前 美羽のいるとこ 教えろ。
・~
私が外すなんて…。
よう!
キャッ!
イッテテテ…!
Oops! あなた…!
大丈夫 大丈夫。
痛みは 心の栄養だ!
何すんだよ!?
人を呼ばれないだけ
ありがたく思いなさい。
あなたが勝ったから わざわざ
私のこと 笑いに来たのね。
俺が勝った?
まだ終わってねえだろ!
私は辞退するわ。
クイーンフェスは諦めた。
バッカ野郎!
鼻っ柱が折れた
あんたなんか 見たくない。
あなんたはクイーンらしく
堂々としてなきゃいけないんだ!
あの場で 一番
クイーン目指していたのは 他でもない あんただ!
でも もう あの点数差を
逆転できるわけがない!
やってみなくちゃ
わかんねえだろ!
何言ってるの? 私が負ければ
あなたは転校しなくて済むのよ?
そんなことは関係ねえ!
あんたが本気で
クイーン目指してんなら 俺は それを本気で応援する。
あんな姑息な罠に負けずに 最後のスピーチで
ガツンと かましてやれ!
本気で言ってるの?
俺は いつだって本気だ。
なんで?
ダチだからだ。
…えっ?
ハッ!
気をつけろ 如月!
賢吾!
お前の正体は わかった。
これ以上 そのスイッチを
悪用するのは やめろ。
佐久間珠恵。
フン。
もう ごまかせないぞ。
さあ スイッチを渡せ。
よくわかったわね。
珠恵… あなただったの!?
サイドキックスのどちらかが
怪しいと思っていたからな。
君と繁野ジュン
両方とも マークしていたんだ。
でも 珠恵も襲われてたわ。
フリをしてただけだ。
自分が疑われないようにな。
そのスイッチ
どこで手に入れた?
もらったのよ ある人に。
(スコーピオン・ゾディアーツ)
星に願いを。
さそり座の怪人か。
そう… 私が
クイーンになる力をくれるって。
そんな真似 なんで!?
ごめんね 美羽…。
あなたが うらやましかった。
私… どうしても
あなたに追いつきたかったの。
珠恵…。
ごめん…。
私 あなたに ひどいことをした。
・~
でも もっと
ひどいことするけどね。
・~
うわぁっ!
ハッ!
(カメレオン)フフッ…。 それじゃ
クイーンフェスは無理そうね。
この野郎!
(電子音声)「スリー ツー ワン」
変身!
・~
っしゃー!
宇宙 キター!!
バッカみたい。
(美羽)弦太朗…。
仮面ライダーフォーゼ
タイマンはらせてもらうぜ!
ダアッ!
あっ! 痛い…。
よーっ しゃー!
痛い…!
私の邪魔をすると
今度は 命の保証をしないわよ。
おう!
俺が 病院に連れていく。
君はゾディアーツを!
わかった! 頼んだ。
うわぁっ!
た… 頼んだぞ!
ハッ!
ハッ!
うおぉ…っ!
うおぉっ…!
・~
ハッ! フッ!
わあぁーっ!
あっ… あれっ?
…しまった!
佐久間珠恵は
クイーンフェス会場に現れるはずだ。
みんなに知らせて
クイーンフェス 中止させようよ!
ダメだ! それはダメだ。
なんで!?
・~
(大文字 隼)やあ。
スピーチ 頑張れよ。
あら 学園のキングが なんの用?
キングだからこそ 新しいクイーンには
礼儀を尽くさないとね。
いいの? そんなこと言って。
美羽に怒られるわよ。
キングの横にいるべきなのは
クイーンだ。
(珠恵)どうしたの ジュン。
食欲ないんじゃない?
なんか 珠恵 怖いよ
雰囲気が。
そう?
ジュンは 今までどおりに
してたらいいの。
そしたら 怖いことなんて
起きないから。
(大杉)はぁ… まったく。
なんで中止にしないかな!
いくら校長の意志とはいえ
現場は やってらんないですよ。
(園田紗理奈)でも
生徒たちの楽しみですからね。
(園田)私は応援したいですわ。
いやっ クイーンフェス 結構!
どんどんやりましょう。
はい!
ねっ 園田先生…。
はい! 皆さん
お待たせしました!
またか!
「天ノ川学園高校 クイーンフェス」
「いよいよ 最終選考となりました」
「トップバッターは 風城美羽!」
(ざわめき)
(珠恵)美羽は来ません。
(ざわめき)
彼女は逃げたんです。
・~
「私には ずっと
あこがれている人がいました」
「風城美羽。 この学園で
一番輝いていた人です」
「その人が裏で みんなのことを
あんなに ひどく言ってた…」
「しかも それがバレると逃げ出す」
「私は それが許せません!」
「この学園のクイーンに
ふさわしいのは どんな困難にも負けない
強い存在だと思います」
「そして 私はそうなりたい」
(歓声)
いいぞ!
誰が逃げたって?
・~
「美羽… なぜ ここに」
スピーチをしに来たに
決まってるじゃない。
「たいした根性ね」
「でも 今ごろ現れたって みんな あなたの言葉には
耳を貸さないと思う」
「そうよね? みんな」
そうだ そうだ!
帰れ! 帰れ!
(生徒たちの怒る声)
確かに 私には嫌いな人がいる。
プレゼントなのに
相手の欲しいものを考えない。
手紙なのに 読めない字で書く。
そういうのは応援って言わない。
ただの自己満足。
応援している自分に酔ってるだけ。
私は そういう人はバカにしてた。
だって そういう人たちは
輝いていないじゃない。
みんな 自分のために輝き その中で 一番輝いているのが
クイーン。 私は そう思ってる。
そのための努力なら
私は惜しまない。
必死になって努力して
正々堂々と その座を手に入れる。
・~
たとえ ケガしていようと
たとえ 他人が罵倒しようと 私がクイーンになるための場所を
人に譲るつもりはないわ。
さあ どいて。
そこは 私が
スピーチをする場所よ!
(拍手)
(拍手と歓声)
やっぱり クイーンは
あなたしかいませんよ!
(拍手と歓声)
「改めて 紹介します」
「最初のスピーチは
風城美羽さん!」
あのバカ いい気になって。
思い知らせてやる。
(電子音声)「ラストワン」
よせ!
人間に戻れなくなるぞ。
(珠恵)ハッ!
あっ!
(美羽)うっ! うっ あっ…!
キャーッ!
(カメレオン)
まったく しつこい女ね。
病院で寝てればいいものを。
そう簡単に諦めちゃ
笑われたくない男に笑われるの。
いつまで
そんな口が叩けるかしら。
そこまでだ!
(カメレオン)はん?
(電子音声)「スリー ツー ワン」
変身!
・~
っしゃー!
宇宙 キター!!
イッター! 美羽を返せ!
はい どうぞ。
えっ? あっ… ありがとう。
ハッ!
(カメレオン)おいで!
女の言葉を 簡単に信じすぎ!
はい… 勉強します。
ハーッ!
ああっ! この野郎!
ハッ!
美羽 こっちだ!
フッ。
うっ!
うっ!
お前 卑怯だぞ!
落ち着け!
動かないで!
美羽を突き落とされたく
なかったら 動かないで。
そして 変身を解きなさい。
なんだと!?
フッ。
カメレオンか。
確かに あなたにお似合いね。
陰に隠れて コソコソして
周りに合わせて 自分を消す。
黙って!
おい…。
…おう。
(美羽)それで私に勝つ気?
ナンバー5だ。
ああ。
知ってた?
私 あなたの その偉そうなとこ 入学したときから
大っ嫌いだったの。
知ってたわ。
知らなかったのは
私に逆らう度胸があったこと。
言ってな!
(電子音声)「マジックハンド」
(悲鳴)
(電子音声)「マジックハンド・オン」
(悲鳴)
Oops!
Oops!
何それ!?
体が伸びるのはな
お前だけじゃないってことだ。
私を わざと怒らせたわね…。
自分のサイドキックの性格くらい
わからないと クイーン失格なの。
でも ムチャするぜ。
クイーンを助けられなきゃ
ナイト失格よ。
ナイトじゃねえし。
うーしっ!
タイマンはらせてもらうぜ!
こっちだ!
・~
おりゃっ!
(電子音声)「ランチャー・オン」
おーりゃっ!
ああっ…!
これで決めるぜ!
(電子音声)「ロケット
ロケット・ドリル・オン」
くらえ!
(電子音声)「ロケット・ドリル
リミットブレイク」
ライダー
ロケットドリルキーック!
(爆発音)
よし!
しっかり!
お前とも ダチになるからな。
邪魔。
カメレオンなんて
みっともない。
私に勝とうと思ったら
本気で努力しなさい。
結局 クイーンフェスは
風城先輩の三連覇か。
私なんて スピーチも
聞いてもらえなかったのに。
オイーッス!
ふーん…。
ここが仮面ライダー部。
おい 如月…。
なぜ 彼女がここに?
クイーンは 学園のすべてを
知る義務がある。
私には 秘密は許されないの。
すまん!
俺 賭けに負けたから 転校を許すかわりに
ライダー部の秘密を教えろって…。
ってことで
ライダー部員が 1人増えた!
部員!?
失礼ね 私が部長でしょ。
えっ!?
いやいや… ちょっ ちょっ…。
風城先輩 それはいくらなんでも
勝手すぎるでしょ。
Oops! あら ギークごときが
クイーンに意見する気?
この部では 私が先輩です。
フフーン。 私に逆らうつもり?
面白いじゃない。
如月 この責任はとれよ。
ダメだ…
俺 気分悪くなってきた。
JKナイトへ集まってくれて
ありがとう!
あの お調子者…。
絶対に 許さねえ!
エレキスイッチだ。
他のスイッチとはパワーが違う。
電撃パワーが ビリビリ響くぜ!
〈青春スイッチ オン!〉
(如月弦太朗)あのバスコって奴
相当なクセモノだな。
大丈夫か? ゴーカイジャー。
(ドン・ドッゴイヤー)美羽ちゃんが
仮面ライダー部に入部。
いきなり部長!?
〈次回も
スーパーヒーロータイム〉