Gokaiger Episode 47 Transcript
〈マーベラスたちは
最後に残った カクレンジャーの
大いなる力を受け取った〉
〈あとは バスコが奪った
５つの大いなる力を手にすれば
宇宙最大のお宝への扉が開く！〉
〈…が それはバスコも同じ〉
〈果たして ３４の大いなる力
すべてを揃えるのは
どちらなのか！？〉
（ジョー・ギブケン）まずは…
居場所を突き止めないとな。
（ルカ・ミルフィ）
あのフリージョーカーって船も
レーダーには
反応しないんでしょ？
目で探すしかないってこと。
（ドン・ドッゴイヤー）それでも
なんとか見つけないと。
直接戦うより
ゴーカイオーや
豪獣神で戦うほうが
大いなる力が使える分
有利だと思う。
（伊狩 鎧）確かに
やっかいな相手ですもんね…。
（アイム・ド・ファミーユ）あの…
思い切って 電話をしてみたら
どうでしょう？
えぇっ！？
バスコも わたくしたちが持つ
大いなる力が必要なわけですから
同じように わたくしたちを
探していると思います。
うまくすれば
船ごとおびき出せるかも…。
（ナビィ）おぉ～。
（呼び出し音）
（バスコ・タ・ジョロキア）
「やっほー マベちゃん」
「電話くれるなんて
うれしいじゃん」
（キャプテン・マーベラス）
バスコ…！
出たの？
（ナビィ）えっ ほんとに！？
（バスコ）大いなる力が揃ったから
決着つけようって言うんでしょ？
いいじゃない いいじゃない。
どうする？ いつ どこにする？
ちょっと待て。
明日にするか…。
（一同）明日！？
（バスコ）「何 何？」
明日なんてつれないじゃない。
せっかく マベちゃんが
電話くれたんだから
今すぐ そこに行っちゃうよ。
（サリー）ウキーッ。
何！？
（衝撃音）
（一同）うわーっ！
（ナビィ）なんだ！？
なんだ なんだ なんだぁ～っ！？
（ドン）これは…！
バスコか！
（ジョー）ふざけやがって！
先に見つけられてたか。
まあ いい。
大いなる力…
一気に手に入れるぞ！
さあ マベちゃん…。
派手にいこっか。
〈冒険とロマンを求めて
宇宙の大海原をいく
若者たちがいた〉
〈宇宙帝国ザンギャックに
反旗をひるがえし
海賊の汚名を誇りとして名乗る
豪快なやつら〉
〈その名は…〉
・～
こんな でかいだけの人形に
負けられるか！
（ゲロンパ）ハ～… ホリャーッ！
（ルカ）何 これ！
（鎧）ああっ！
金粉で固まっちゃいました！
（ソーラー）サン… サン！
（衝撃音）
（６人）うぅっ！
いいよ いいよ！ 押して 押して
押しまくっちゃって～！
（バスコ）
サンロイドのソーラー君に
ゴールドロイドのゲロンパちゃん。
いきなりきたら いきなり返す～！
豪獣トリプルドリルドリーム！
サン！ サン！
フワッ！ ホワッ！
（アイム）今です！
（５人）完成 デカゴーカイオー！
（砲撃音）
（衝撃音）
（砲撃音）
ウワ～…！
サン…！
（ジョー）食らうがいい。
（５人）完成 マジゴーカイオー！
ゴーカイマジバインド！
（ソーラー）サン！ サン！ サン！
トッ トッ トッ トッ…！
（ソーラー）サーンッ！！
（ゲロンパ）トリャーッ！
（５人）うわあっ！！
（鎧）あーっ！ だぁーっ！
こんな こけおどしに負けるか！
ど派手にいくぜ！
マッハルコン！
（炎神マッハルコン）バリバリー！
（一同）海賊合体！
（マッハルコン）海賊合体！
（一同）
完成 カンゼンゴーカイオー！
あ～あ…。
気前よく 大いなる力
渡しすぎちゃったかなあ～。
手持ちのロイドも品切れだし
ザンギャックに戦力を借りるって
わけにもいかないし…。
さ～て どうするか…。
（サリー）ウキーッ。 ウキキッ。
ウキーッ ウキキッ。
ウキッ ウキーッ。
（一同）カンゼンミサイル！
（砲撃音）
（一同）カンゼンドリル！
サーン！
アリャ～！
（一同）レッツゴー！
ゴーカイカンゼンバースト！
ドワ～ッ！
サーン…！
（ゲロンパ・ソーラー）アアーッ…！
（爆発音）
（ドン）やったぁ！
それより探せ！
バスコは近くにいるはずだ。
（ルカ）あっ あそこ…。
（サリー）ウキッ ウキッ ウキッ…。
（アイム）…様子が変ですね。
（バスコ）サリー。
ロイドが品切れになった以上
君に食べさせるバナナはないよ。
（銃撃音）
（サリー）ウキーッ！
（銃撃音）
（一同）あっ…！
ウキーッ… ウキー…。
・～
（ルカ）嘘でしょ…。
・～
ウキー…。
ウキー… ウキッ。 ウキ… ウキッ。
（ドン）どうしよう…。
君に食べさせるバナナはないよ。
（銃撃音）
ウキッ ウキーッ！
あんたたちを捨てるよ。
てめえ…！
（銃撃音）
ううっ うっ…！
ガレオンに連れていって
手当てしてやれ。
よいのですか？
（ルカ）ちょっと。
（アイム）大丈夫ですか？
（ジョー）マーベラス！
手当てするだけだ。
（ナビィ）わあ～っ でかっ！
猿でかっ！
（ナビィ）ああ ああ
ちょっ ちょこ ちょこ…。
ダメですよ ナビィ。
（ナビィ）ああーっ！
サリーさんも
ほら 傷口が開いちゃいます。
そうですよ。
ウキッ ウキー…。
…そうか！
やっぱ
猿語で話さなきゃダメですよね。
猿語って あんた…。
ウキッ！ ウキッキー！
（サリー）ウキーッ！
なんか デジャヴ感が…。
…なんだよ。
（サリー）ウキキ。
（ドン）ウキッ。
ウキキッキ。
キキ キー。 ウキ。
おお～。
ウキッ。
ウキッ。
ウキ～。
（バスコの声）
ったく マベちゃんさあ
弱いんだから かっこつけて
アカレッドのまねしてると
死んじゃうよ。
うるせえ。
自分だって
たいして強くねえくせに。
まあね。
でも 俺がメシ作んないと
みんな 飢え死にしちゃうよ。
せっかく仲間なんだからさ
自分のできることをやれば
いいじゃないの。
仲間か…。 わかってるよ。
ならいいけど。 どうする？
メシ食べさせてあげようか？
フーフーして。
そんぐらい自分でできる！
いってえ！ てめえ…！
ハハハ…。
（バスコの声）宇宙最大のお宝だよ。
独り占めしたいじゃない。
（アカレッド）そのために
私たちを裏切るのか？
（バスコ）そういうこと。
てめえ…！
（銃撃音）
ううっ！
何かを得るためには…
何かを捨てなきゃ。
俺… あんたたちを捨てるよ。
どういうつもりなのか…
聞かせてもらおうか。
罠に決まってるだろ。
だろうな。
だったら なんで…！
わっかんねえ。
はぁ？
あの猿がバスコに裏切られたのが
芝居だとしても…
あの猿は どうせ これから
バスコに裏切られるんだろうな
って…。
心配すんな。
別に
仲間に入れようってわけじゃない。
けがが治れば すぐに放り出すさ。
ほんとか？
・～
うちの船長は…
信じられない お人よしだからな。
元ザンギャックに 女盗賊
ろくに戦えそうもない技術者に
お姫様 通りすがりの地球人…。
一度 裏切られた男が…
よく ここまで集めたもんだ。
ジョー…。
好きにしろ。
・～
・～
（バスコの声）いいな？ サリー。
やつらの船に入って
宝箱を盗んでこい。
宝箱だ。 た か ら ば こ。
ウキッ。 ウキーッ。 ウキッ。
そうすれば
宇宙最大のお宝が手に入る。
バナナだって食い放題だ。
ウキッ ウキーッ！
ウキキッ ウキーッ！
ウキ？
じゃあ 頼んだよ サリー。
ウキッ ウキー… ウキッ？
お守りだ。
ウキッ！？
さぁて どう転ぶか…。
・～
（寝息）
（鼻ちょうちんが割れる音）
ウキィ…。
ウキッ！ ウキー…。 ウキ？
ウキー… ウゥ…。
ウキッ？ ウキッ？
ウキッ…！
ウキッ…。
ウキッ。 ウキッ ウキー…。
ウキッ。
ウキッ…。
ウキ～…。
ウキ…！
（アイムの声）信じられません。
どんな理由があったとしても
自分の仲間を
ここまで傷つけるなんて…。
（ルカ）さあね…。
仲間とも思ってないんじゃないの。
（ジョー）ま… 猿だしな。
（アイム）
そういう問題じゃありません！
（鎧）あああ アイム… アイ…！
（サリー）ウキキッ ウキー…！
ごめんなさい！
ウキー…。 ウキ…。
ウキー…。
（バスコの声）やつらの船に入って
宝箱を盗んでこい。
バナナだって食い放題だ。
ウ… ウキーッ。 ウキッ。
（アイムの声）
どんな理由があったとしても
自分の仲間を
ここまで傷つけるなんて…。
ウッ ウッ…。 ウキッ ウキー…。
ウキッ ウキッ。
ウキ… ウキー…。
ウキッ… ウキッ… ウキッ。
（バスコの声）
じゃあ 頼んだよ サリー。
ウキッ ウキッ…。
ウキッ！
ウキッ ウキーッ！ ウキッ！
ウキッ ウキーッ ウキキ！
ウキッ ウキーッ！
来たね 来たねえ 宝箱ちゃん。
ウキキーッ ウキッ！
ウキッ ウキーッ。
ウキッ ウキッ。
（銃撃音）
ウキッ ウキーッ…。
どうしたの？ サリー。
とっととおいで。
ウキー…。
ウキ… ウッ。
本当にいいのか？
ウキッ？
悪いな。
後をつけさせてもらった。
あらら～。 マベちゃんたちまで
ついてきちゃったんだ。
ってことは その宝箱は…。
（ルカ）偽物に決まってるでしょ。
ウキッ！？ ウキ…。 ウキ…。
ウキーッ！ キッ！
こんなことだろうとは思ったけど
あんた やりすぎよ。
私たちが手当てしてなかったら
その猿 ほんとに死んでたのよ。
でも そのくらいしなきゃ
船には乗せないっしょ？
サリー。
そいつは本当に お前のことを
仲間だと思ってくれてんのか？
ウキ…。
（バスコ）あれ？
マベちゃん 何考えてんの？
まさか サリーを引き抜くつもり？
お前は黙ってろ。
いくら作戦だとしても
仲間を わざと傷つけるなんて
ひどすぎる！
（バスコ）関係ないね そんなこと！
サリーは 俺が苦労して
ここまで仕込んだんだ。
傷つけようが どうしようが
俺の命令に従うこと
イコール サリーの幸せなんだ。
ウキー…。
（アイム）そんな幸せありません！
つかもうとするなら
幸せは どこにでも生まれます。
ウキ…。
（バスコ）サリー。
ウキ… キッ。
どうでもいいから
とっとと こっち来な。
ウキッ ウキーッ。
ウキキッ ウキーッ。
サリー！
ウキー…。
ウキ…。
ウキー…。
・～
ウキー…。
（銃撃音）
（アイムの声）信じられません。
どんな理由があったとしても
自分の仲間を
ここまで傷つけるなんて…。
…ウキッ ウキッ！
ウキッ ウキーッ！ ウキッ！
最後の最後に
大逆転ってとこだな。
人を裏切り続けてきた
てめえが悪いんだよ！
フフ… ハッハッハッハッハッ！
マベちゃん
人を裏切り続けてきた俺が
猿を信じてるとでも思う？
何！？
ウキッ。
（バスコ）サリー よくやったよ。
あいつら全員
ガレオンから引き離した上に
一番面倒なマベちゃんを
簡単に片付けられる。
（電子音）
ウキッ？
何かを得るためには…
何かを捨てなきゃ。
まさか…！？
（サリー）ウキッ！
（爆発音）
うわあああーっ！
（サリー）ウキーッ！
（一同）マーベラス！！
・～
（ドン）大丈夫！？
しっかりして マーベラス！！
どうしよう… 意識がないよ。
信じられません…！
今まで一緒にやって来たサリーを
こんな…！
（ジョー）バスコ… 貴様！！
許さない…。 絶対に許さない！！
マーベラス ちょっと待ってて。
すぐに こいつ ぶっ倒して
ガレオンに連れて帰るから。
できるかなあ？
（一同）豪快チェンジ！
「ゴーカイジャー」
（ジョー）ハアーッ！
・～
（バスコ）ほ～ら どうしたの？
（ジョー）この…！
（ルカ）余裕かましてくれちゃって。
みんな こいつでいくよ！
（一同）豪快チェンジ！
「ダイレンジャー」
（一同）ハーッ！
フン。
（ジョー）ハアッ！
ハアッ！
（鎧・アイム）フッ！ ハーッ！
（２人）ああっ！
ハーッ！！
（バスコ）ほらっ！
天時星・時間返し！
やられる前に やり返す！
ハアッ！
ああっ！
天幻星・霧隠れ！
幻新幹線！
ハアッ！
天重星・重力逆転波！
・～
ハーッ！！
ハアッ！
天風星・一文字竜巻！
ハアッ！
はっ！ うぅっ…！
（バスコ）ハッハッハッハッ…！
（アイム）うぅっ… うっ…。
ハアッ！
うわあっ！
吼新星・乱れやまびこ！
うっ…！
ヤーッ！
フン！
うわーっ！！
（バスコ）もうボロボロじゃん。
いい加減 諦めな。
諦めねえよ…！ 絶対に！！
（一同）豪快チェンジ！
「ハリケンジャー」
（一同）ハーッ！
フン。
（一同）超忍法・影の舞！
（アイム・ドン・ルカ）ハーッ！
（ジョー）ヤーッ！
（一同）ハーッ！！
（一同）うわああっ！
フフフ…。
もう一度いくぞ！
（一同）豪快チェンジ！
「ギンガマン」
（一同）ハーッ！ 銀河の戦光！
うっ… ハーッ！
（ジョー）ぐわっ！
（一同）ああっ！
そろそろ終わりにしよっか。
・～
（一同）ああーっっ！！
ま… こんなところか。
・～
（雷の音）
みんな どうしたの？
返事してよ！
鎧！ アイム！ ハカセ！ ルカ！
ジョー！ マーベラス～！！
よう ナビィちゃん。 ごぶさた～。
（ナビィ）バッバッバッ バスコ～！？
やあぁーっ！
逃げてもムダだよ。
もう誰も助けに来ない。
マーベラスたちをどうしたんだ！？
勝手に入ってくんな！
お前なんか！ お前なん…！
ぎゃっ！ ぐう… ぐわあっ！
やーっと揃った…。
３４の大いなる力。
すべてのレンジャーキー。
ゴーカイガレオン。
（ナビィ）うぅ あぁ～…！
そして ナビィ。
（ナビィ）うぅっ きゅわ～っ！
宇宙最大のお宝は…
この俺のもんだ。
（ナビィ）うぅぅ… きゅう～…！
ふんっ！ あぁ～っ…！
ハッハッハッハッハッハッ…！
・～
・～
・～
〈次回 第４８話〉
（アイム）レンジャーキーも
ガレオンも奪われ
どうすればいいのでしょう…。
（ジョー）まだ終わってない！
（バスコ）めんどくさいこと
させないでって。
夢を邪魔するやつは
誰だろうと ぶっ潰す！
〈宇宙最悪の刑務所
魔空監獄に挑む ゴーカイジャー〉
〈宇宙海賊と宇宙刑事の
新たなるスーパー戦隊伝説が
誕生する！〉
〈新西暦２０１２年
人々を守る特命を帯びて戦う
若者たちがいた〉
〈バスターズ レディーゴー！〉
みんな来てね！