Gokaiger Episode 43 Transcript

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Gokaiger Episode 43

〈ゴーカイジャーを倒すため 宇宙最強の男
ダマラスが繰り出された〉
〈片腕として駆り出された
バスコによって ジョーたち4人が撃破され そして マーベラスもまた
ダマラスの手によって 遂に…〉
(ドン・ドッゴイヤー)マーベラスを
どうするつもりだ!?
あっ…。
(ダマラス)
にくき海賊どもの船長です。
陛下。
(キャプテン・マーベラス)
陛下…?
こんな辺境の星に わざわざお出ましとは… 暇な皇帝もいたもんだな。
(ダイランドー)ヘイ ユー!
減らず口は
ほどほどにしなっちょ!
陛下 こんなやつは
とっととやっちゃいやしょう!
(アクドス・ギル)待て。
ただ地獄に落とすのでは
つまらぬ。
地球で公開処刑にせよ。
〈冒険とロマンを求めて 宇宙の大海原をいく
若者たちがいた〉
〈宇宙帝国ザンギャックに
反旗をひるがえし 海賊の汚名を誇りとして名乗る
豪快なやつら〉
〈その名は…〉
・~
(ナビィ)こっちかなあ~…。
いや こっちかな?
(ナビィ)ダメだ~!
なんの反応もない…。
もう ハカセ!
落ち込んでる場合?
勇者でしょ?
なんとかしてよ~! もう~!
(ナビィ)う~ こっちか!?
ホッ ホッ ホッ ホッ ホッ ホッ!
ホッ! ホッ!
うぅ~ ホッ トッ!
トッ トッ トッ トッ トッ…!
なんで動かないのかなあ~。
嘘なんだ…。
あっ なんか言った? ふぅ~。
嘘なんだ! 勇者なんて…。
えぇーっ!?
だって その本は?
星形のあざは?
僕が作ったんだ。
ちょっとした
いたずらのつもりだったのに…。
(ナビィ)かっかっ 描いたの~!?
みんなに
嘘ついたままになっちゃった。
(伊狩 鎧)間違いないですよ。
ドンさんは伝説の勇者
ドン・ドッゴイヤーだったんです。
(アイム・ド・ファミーユ)
わたくしも そう信じています。
だって 素敵じゃないですか。
ハカセさんが
実は伝説の勇者だったなんて。
う~…。
伝説の勇者でもなんでもない。
僕は ただの嘘つきだ。
ちょっと!
僕に海賊なんてできませんって。
まあ いいから座れ。
ほらよ。
なんですか? これ。
俺たちが夢をつかむための道具だ。
ザンギャックとやり合う時に
結構使えるぜ。
えっ!? 僕も戦うの?
ったりめーだろ。
海賊なんだからよ。
でも… 僕…。
心配すんな。
できねえことはしなくていい。
できることだけやってくれ。
伝説の勇者でもなんでもない僕が
残っちゃうなんて…。
(警告音)
(ナビィ)ん?
「地球人ども よく聞け!」
(人々の悲鳴)
逃げろ!
(悲鳴)
これまで 生意気にも
ザンギャックに刃向かってきた 海賊の船長を
キャプテン・マーベラスを これより処刑する!
マーベラスが!
処刑って…。
(ダマラス)「これでもう
地球征服を止められる者は 一人もいない」
「地球人ども 絶望し
ザンギャックに服従せよ!」
(ダマラス)処刑は
もう間もなくだ。
(バスコ・タ・ジョロキア)よう。
(サリー)ウキッ。
バスコ…!
貴様の役目は終わったはずだ。
何をしに来た。
一応
むか~しからの友達だからさ 最期くらいは見届けてやろうと
思ってねえ。
ふざけんな!
よくもジョーたちを…!
悪あがきはやめなって。
ちなみに俺 サンバルカンと
ファイブマンの大いなる力は ゲットしたから。
なんだと…!?
マベちゃんが死んだら
残りもぜ~んぶ 俺のもん。
フッ… 楽しみだなあ 今から。
(ナビィ)ハカセ どうする?
早くなんとかしないと マーベラスが…!
ムリだよ!
僕だってマーベラスを助けたいさ。
ルカたちの敵だって討ちたいよ!
でも 僕一人で あいつを倒す方法なんて
ないんだよ!
馬鹿!
弱っちい海賊だったけど
初めて戦った時から ハカセはハカセなりに
輝いてたよね!
《初めて戦った時…》
ムリムリ~。
僕には戦えないって!
あいてっ! いってぇ~…。
ハアッ! ジョー!
(ジョー・ギブケン)任せろ。
ハアッ! フッ!
(ゴーミン)ゴーッ!
(ドン)うわ~っ!
見とれてる場合じゃなかった~!
(ルカ・ミルフィ)貸して!
フッ! ハアッ!
ほいっ。
ああ… ありがとう。
でも ごめんね
女の子に助けてもらったりして。
何言ってんの。 海賊はね できるやつが
できることを全力でやって 補い合えばいいの。
できることを やる…。
えっ… 僕にも貸して!
ああっ ちょっと…!
ハーッ!
(銃撃音)
おりゃ おりゃ おりゃ おりゃ…!
(爆発音)
(ゴーミンたち)ゴー…!
(ドン)うわーっ! くっ!
あ… やったぁ 倒せた!
こんなのもあり?
アハ!
ありあり!
やればできるじゃん。
いいぞ ハカセ。
(ジョー)
二丁拳銃 やるじゃないか。
(ドンの声)僕…
すっごく嬉しくなっちゃってさ。
最初はムリヤリだったけど 自分も海賊なんだなあって
思えてきて この海賊船で
みんなと ずーっと一緒に 旅を続けていきたいって
思ったんだ。
ハカセ…。
でも 僕一人じゃ
何もできそうにないや…。
心配すんな。
できねえことはしなくていい。
できるやつが
できることを全力でやって 補い合えばいいの。
できることだけやってくれ。
僕に できること…。
僕 やるよ。
(ナビィ)ん?
みんなについちゃった嘘を
真実に変えてみせる!
この僕たちの旅は
絶対に終わらせない!
よし 始めろ。
おい。 忘れてねえか?
俺の仲間には まだ… 一人 すげえやつが残ってる。
まさか あの軟弱な金髪のことか?
フフフ… ハハハハ!
笑いしか起きぬわ。
やれ。
(ドゴーミンたち)ドゴ!
(2人)ドゴ!
(銃撃音)
何事だ!?
・~
ハカセ…!?
これはまた予想外な…。
かっこつけやがって。
ゴーカイジャーが6人いるってことを
忘れたのか? ダマラス。
僕こそ伝説の勇者
ドン・ドッゴイヤーだ。
宇宙の悪は
この手で退治してやる!
せっかく見逃してやったものを。
貴様ごときに何ができる?
できることができるんだ!
やれ。
(一同)ゴー!
・~
ハッ! うっ!
うわあぁ~っ!
・~
豪快チェンジ!
「ゴーカイジャー」
ハーッ!
(銃撃音)
フッ! ハッ!
うわあーっ! ああ ああ~…!
「ギンガマン」
ギンガグリーン!
ハッ! ホッ! ヨッ!
お~りゃあ!
ハカセ… どうするつもりだ!?
豪快チェンジ!
「マジレンジャー」
ジーマジカ!
ゴッ ゴッ ゴッ!?
(バスコ)これは意表を突かれたね。
何か策でもあるかと思ったら…
真面目に正面突破する気みたいよ。
ハカセ!! いくらなんでも 一人で正面から突っ込むのは
ムチャだ!
何言ってるの!
僕は 6人の海賊の中でも 伝説の勇者…
ドン・ドッゴイヤーだよ!
ええーい いつまで遊んでおる!
どけ! この私がやる。
あ…!
(ナビィ)今だ!
鳥!
ううぅ…!
(ドン)うわああっ!
(ダマラス)貴様など
しょせん相手ではない。
一足先に地獄に行け!
させるかあっ!!
きっ 貴様…!?
ゴーカイジャーには
7人目の戦士もいるんだよ。
そういうこと!
じゃあね バイバ~イ!
むむ…!
ま… やつを油断させるには
いい作戦だったぜ。
で 次は?
ない!
はあっ?
僕はできることをやった。
次はマーベラスの番だ。
こうなったら いけるとこまで
派手にいくか!
やれ!
(銃撃音)
(一同)ゴッゴー!
(ジョー)俺たちも
まぜてもらっていいか?
マーベラスさん ドンさん。
お待たせいたしました。
お前ら…!
みんな~!
生きてたんだね! よかった…。
(ダマラス)
むむ… うぅっ なぜだ!
そんな馬鹿な!
悔しいけど
そっちの仲間割れのおかげよ。
(4人)うわーっ!!
(サリー)ウキッ! ウキーッ!
うわあっ! うっ!
(3人)うわああーっ!
(サリー)ウキー!
(サリー)ウキッ。
ウキー。 ウキッ。
ウキーッ。
何ぃ!?
(バスコ)ハッ!!
バスコ… 裏切ったのかぁ…!
言ったろ?
そいつらを生かしとくには
事情があるって。
宇宙最大のお宝を手に入れるには
そいつらの力が必要なんだよ。
おっ おのれぇ…!
油断は禁物だよ おっさん。
宇宙で一番強いなんて
思ってるから あんな弱っちいやつに
一杯食わせられるんだ。
ふざけおって… ハアッ!
(バスコ)うっ! ううっ…!
チェッ…。 ほらよ。
どういうつもりだ?
あっ お礼はいいよ。
実は どうしても ぜひ
マベちゃんに見つけてほしい 大いなる力があるんだよねえ。
そのあと
ゆっくり勝負をつけようねえ。
じゃあ あとはよろしく!
(サリー)ウキー。
うぅ… 許さんぞ!
この私を
ここまでコケにしおって…!
マーベラス。
わかってる。
俺たちのすげえところ…
こいつらに見せてやろうぜ!
(一同)豪快チェンジ!
「ゴーカイジャー」
ゴーカイレッド!
ゴーカイブルー。
ゴーカイイエロー。
ゴーカイグリーン。
ゴーカイピンク。
ゴーカイ… シルバー!
海賊戦隊…。
(一同)ゴーカイジャー!
ドーンといこうぜ!
(一同)ゴー!
(一同)ハーッ!
ハアッ!
お~りゃあ~っ!
ハーッ! ターッ!
(爆発音)
皆さん これはどうでしょう。
ハハハッ い~いですねえ!
ハッ!
(一同)豪快チェンジ!
(鎧)トウ!
フェイスチェンジ!
「シュリケンジャー」
「フラッシュマン」
「ダイレンジャー」
「シンケンジャー」
「チェンジマン」
「ゴレンジャー」
(ドン)オールグリーン!
(2人)ドゴ!
(ドン・ルカ)ハーッ…!
(2人)ハアッ!
(アイム)ハアッ!
おりゃあっ!
(2人)ターッ!
(ドゴーミンたち)ドゴー!
(ジョー)フンッ!
(鎧)テヤッ!
(ドゴーミンたち)ドゴー…!
(爆発音)
フン… ハアッ!
(一同)うわああっ!
あとは てめえだ!
ハーッ!
(5人)ハーッ!
ハアッ!
(アイム・ルカ)うわあっ!
貴様らなんぞにやられる
私ではない!
ハーッ!
おおおおお!
ハアッ!!
(アイム・鎧・ルカ・ジョー)
うわああーっ!
ハアッ!
ハカセ!
ヤアアアーッ!
(銃撃音)
ハーッ!
おりゃあ!
いくよ!
「ファイナルウェーブ」
ハアッ!
おりゃあっ!!
うぅっ ぐわぁっ あっ…!
馬鹿な…!
この私が押されているだと!?
フン。 とどめだ!
ゴーカイガレオンバスター!
(5人)レンジャーキー セット!
「レッドチャージ」
(5人)
ゴーカイガレオンバスター!
ハアッ!!
「ライジングストライク」
(爆発音)
この私を… なめるな!
今度は僕が!
ああ!
決めちゃいましょう!
(ドン)レンジャーキー セット!
「グリーンチャージ」
(一同)ハアッ!
「ライジングストライク」
あああ…!
(爆発音)
やったぁ!
ちょ~い ちょいちょいちょ~い!
(インサーン)ダマラス様…
ご武運を!
うがああーっ!
ったく こいつもか。
「ゴーカイガレオン」
「発進 豪獣ドリル」
(5人)海賊合体…。
完成 ゴーカイオー!
「豪獣神」
(鎧)完成 豪獣神!
これが最後の命…。
必ず貴様らを倒す!
フン!
ターッ!
ううぅ…!
(発射音)
ああーっ!
(ルカ)鎧!
おおりゃあーっ!
ハーッ!
(5人)うわあっ!
フン!
(ジョー)なんて野郎だ…。
(アイム)さすがは
宇宙最強ということでしょうか。
(ドン)大丈夫。
宇宙で一番強くても
あいつには仲間がいない。
だから
僕たちが負けるはずがない!
ね!
そうだな。
・~
よーし…!
マジドラゴン!
(5人)ゴーカイマジバインド!
あっ…!
パトストライカー いけ!
うっ!
ライオンさんもお願いします。
(吠える声)
うおっ! ぐわぁっ!
風雷丸!
風雷丸 見参! トウヤーッ!
ぐあぁっ…!
来い! マッハルコン!
(炎神マッハルコン)バリバリ~!
待ってたぜ!
俺様もいくぜ-!
(マッハルコン)おりゃあっ!
どわああっ!
(一同)レンジャーキー セット!
(一同)海賊合体…。
(マッハルコン)海賊合体!
(一同)
完成 カンゼンゴーカイオー!
おのれぇ…!
うらぁっ! てやぁっ!
ぐっ…!
どわああっ!
(一同)カンゼンミサイル!
うっ! うっ! ああっ ああっ…!
おわあっ…!!
どうだ!
仲間の力を集めれば
10倍にも 100倍にもなる!
(一同)レッツゴー!
ゴーカイ
カンゼンスーパーバースト!
・~
どわっ! ぐわああぁ…!
馬鹿な…!
私は信じぬ…!
海賊ごときに この私が…。
うううぅぅ…。
あああぁぁっ…!
(爆発音)
よし!
(ルカ)よっしゃあ!
(一同)いただきまーす!
・~
よかった。
またみんな一緒に旅ができる。
うん。 だね!
やっぱ ハカセのご飯 最高だわ。
ま…
伝説の勇者が作ったメシだからな。
だから ごめんって!
嘘だったって謝ったじゃん!
いいえ。 嘘じゃありません。
だって ハカセさんがいなければ マーベラスさんを助けて
いただけなかったのですから。
だから 俺たちにとってドンさんは
本当の勇者です。
ありがとう アイム。
ありがとう 鎧。
勇者ドン おかわりだ。
ドン 俺も。
私も。
わたくしもお願いします。
ん! んんんん!
もう~!
ちょっとは勇者っぽく扱え!
・~
〈次回 第44話〉
(マーベラス・ジョー・ドン・ルカ・アイム)
クリスマス?
(鎧)すごくハッピーな日なんです。
(ルカ)鎧!
(少女)自分で行かなきゃ 後悔するもん!
(ルカ)クリスマスは
まだ終わってないよ。
(一同)豪快チェンジ!
〈この冬 ゴーカイジャー
最大のピンチ 最大のバトル そして 最大のクライマックスを
見逃すな!〉
〈これまでの
『仮面ライダーフォーゼ』は…〉
(城島ユウキ)仮面ライダー部は
ごっこ遊びじゃない。
賢吾君が始めたことを
みんなが実行してる。
(歌星賢吾)「学園と地球の
自由と平和を守る 仮面ライダー部
ここに正式スタートだ!」
(速水公平)校長の速水です。
宇宙に夢を 星に願いを。
(スコーピオン・ゾディアーツ)
如月弦太朗… もはや許せません。
メディカルスイッチで君を救う。
俺に賭けてくれるな?
(如月弦太朗)
もちろんだ。 ダチだからな。