Gokaiger Episode 38 Transcript

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Gokaiger Episode 38

〈ジョーが
バリゾーグと対決する中 ゴーカイジャーの前に
司令官 ワルズ・ギルが現れた〉
〈ワルズ・ギルは ザンギャック最強の決戦機
グレートワルズに乗り込み ゴーカイジャーを圧倒〉
〈マーベラスは
みんなを脱出させたが 6人は
バラバラになってしまった…〉
(ワルズ・ギル)
これで海賊どもの船は沈んだ。
バリゾーグ! ゴーミンとともに
やつらの死体を見つけてこい!
(バリゾーグ)「イエス ボス」
〈冒険とロマンを求めて 宇宙の大海原をいく
若者たちがいた〉
〈宇宙帝国ザンギャックに
反旗をひるがえし 海賊の汚名を誇りとして名乗る
豪快なやつら〉
〈その名は…〉
・~
(インサーン)見事な勝利でした
ワルズ・ギル様。
俺が自ら出撃したのだ。
これくらいは当然のこと。
(インサーン)
祝賀会の用意は整っております。
(ワルズ・ギル)おお 用意が早いな。
さすがインサーンだ。
フン! ハッハッハッハ…。
(ダマラス)
お見事です 殿下。
ケッ!
ああ…。
(ドン・ドッゴイヤー)
うわ… どうしよう…。
ザンギャックのやつら
僕たちを捜してるみたい。
(ルカ・ミルフィ)落ち武者狩りならぬ
落ち海賊狩りってやつね。
(アイム・ド・ファミーユ)マーベラスさんは
大丈夫でしょうか?
大丈夫だよ
マーベラスだもん。
まったく
1人でムリしちゃってさ…。
(ゴーミンたちの声)
(ルカ)とにかく戦ってる暇はない。
急ぐよ!
(アイム)ジョーさんと鎧さんも
捜さなくてはいけませんね。
(ジョー・ギブケン)
マーベラス… 生きてろよ…!
バリゾーグ…。
ゴーカイブルー 生きていたのか。
ああ。 不本意ながら
仲間に守られてしまってな。
ワルズ・ギル様のためだ。
私がここで始末する。
そうはいかない!
豪快… チェンジ!
「ゴーカイジャー」
(伊狩 鎧)ザンギャックのやつら
いったい どんだけいるんだよ。
(ルカ)鎧!
うわっ! ああっ! ああっ!
大声出したら
ゴーミンに気づかれるでしょ!
ルカさん…!
痛っ!
あっ ドンさんにアイムさんも!
皆さん
無事だったんですね!
まだジョーがいないけどね。
それにマーベラスさんも…。
あれが…
マーベラスさんにとっての 「守る」って
意味だったんでしょうか?
(キャプテン・マーベラス)
俺が残る! お前たちは脱出しろ!
さあ? 自分が
アカレッドにしてもらったことを 私たちにしたってことでしょ。
ああ見えて責任感強いからね。
マーベラスさんらしいです。
皆さん それでいいんですか?
え?
ん?
確かに マーベラスさんらしいかも
しれません。
すっごい
男らしいかもしれません。
でも… 俺には納得がいきません。
納得?
俺は… マーベラスさん一人に
背負ってほしくなかったです。
仲間なら…!
俺たちを守るんじゃなくて 最後まで
一緒に戦いたかったです…。
ハッ!
うっ! うわっ!
うわっ!
うわっ! ぐっ…!
ハーッ!
フンッ!
うわっ!
残念だったなあ。
せっかく
仲間に救われた命だったのに。
仲間に救われた命…。
ハーッ!
シド先輩… いや バリゾーグ!
(ジョー)お前が忠義を通す
ワルズ・ギルは お前を
命を張って守ってくれるのか!?
(バリゾーグ)
ボスは 私が守るべき存在。
私をワルズ・ギル様が守ることは
ありえん!
ぬあっ!
うわっ!
そうか…。
やはり俺たちとは違うな。
何?
(ジョー)俺は 絶対に
ここで倒れるわけにはいかない!
仲間のために命を張った
大馬鹿野郎に 借りを返すためにもな!
フッ… お前が私に勝つことは
できない!
ハッ! フンッ!
うわっ!
これが終局だ。
ハア… ハア…。
うっ! ううっ…!
俺が残る! お前たちは脱出しろ!
俺は… 絶対に勝つ!
借りを作ったまま死ねないからな。
待っていろ… マーベラス!
ハッ!
なんだと!?
ハッ!
フンッ!
ぐっ…!
ぬあーっ!!
ぐっ! ああっ…!
うあーっ!!
ハ-ッ!!
うわーっ!
(爆発音)
《マーベラス…》
(アカレッド)マーベラス…。
マーベラス!
あっ…。
アカレッド…。
どうして…?
俺は死んだのか?
ハッ! みんなは!?
(アカレッド)大丈夫だ。
5人とも生きている。
そうか よかった…。
本当に そう思うか?
どういう意味だ?
俺は あの時のあんたみたいに
あいつらを守ったんだ。
お前は私ではないし ゴーカイジャーは
赤き海賊団ではないだろう。
お前が選んだ仲間たちは 本当に
お前に守ってほしかったのか?
お前が本当に守るべきものは
夢を掴むために集まった かけがえのない仲間たちとの
絆じゃないのか?
俺とあいつらの… 絆…。
マーベラス それが
海賊ってものじゃなかったのか?
フッ…。
そうだな。
それが海賊ってもんだ。
・~
俺だけなんでしょうか?
マーベラスさんに
納得できないなんて…。
鎧だけじゃないよ!
わたくしたちも一緒です。
だから 急ごう。
ゴーカイガレオンまで。
マーベラスに
文句言わなきゃ。
はい!
ほら 行くよ!
うわっ!
・~
シド… 先輩…。
・~
(シド・バミックの声)ジョー。
・~
シド先輩…。
俺… あなたの魂だけでも
救えましたか?
(シド)強くなったな ジョー。
でも その強さは
お前一人のものじゃない。
お前と仲間のものだ。
俺と仲間の…。
いい仲間を見つけたな。
その手で掴め。
お前たち みんなの夢を。
シド先輩…。
行け! ジョー!
はい。
《シド先輩…
ありがとうございます》
(ナビィ)マーベラス!
マーベラス!
ねえ マーベラス!
痛え…。
よかった! 死んでなかった!
マーベラス~!
死ぬか。
おいらを置いて死んだら
承知しないからな!
鳥…。
夢だったのか…。
ん? 何が?
いや こっちの話だ。
それより 鳥。
今 ザンギャックが襲ってきたら
どうする?
決まってるだろ!
2人で戦うよ~!
な~んてね。 おいらだけ飛んで
逃げちゃうかな。
フッ… お前なあ。
どこへ行くんだよ?
フッ! 決まってんだろ!
何!? バリゾーグが
死んだだと!?
はい。 先ほど バリゾーグの
生体反応が途絶えました。
(インサーン)どうやら
海賊どもは生きていたようです。
あああ… ああ…。
うあーっ!!
バリゾーグ…!
ぬあーっ!! 俺が自ら片をつける!
グレートワルズを用意しろ!
(ダマラス)殿下!
お待ちください!
(ワルズ・ギル)
止めるな! 俺は戦うぞ!
バリゾーグの弔いだ!
(ダマラス)殿下!
(ルカ)ジョー!
(ジョー)お前ら!
(アイム)ジョーさん 大丈夫ですか?
その傷…。
たいしたことはない。
それに 俺の心配をしている
場合じゃないみたいだ。
(スゴーミン)スゴー。
(鎧)いつの間に!
(2人)スゴッ!
(ゴーミンたち)ゴッ!
(砲撃音)
(スゴーミンたちの悲鳴)
(砲撃音)
(2人)スゴーッ!
(ドン・ルカ)マーベラス!
(アイム・鎧)マーベラスさん!
待たせたな。
いいや 待っていないさ。
お前が もたついていたおかげで
俺は決着をつけられた。
借りは返す。
そうか。
(ドゴーミン)
全員生きていたのか。 ドゴー。
だが ここがお前たちの墓場だ。
ドゴー。
鎧 俺が間違ってたみたいだ。
え?
マーベラスさんの守るって
どういうことなんですか?
お前らや お前らの夢は 俺に守られるほど
やわじゃねえもんな。
はい。 ないっす!
わかってんじゃん。
(アイム)それでいいと思います。
(ルカ)じゃあ
文句は言わないであげるか。
で どうすんの?
マーベラス。
フッ 決まってんだろ。
派手にいくぜ!
(2人)撃て!
(一同)豪快チェンジ!
「ゴーカイジャー」
(一同)ハーッ!
(2人)かかれ!
ハーッ! ゴーカイレッド!
フンッ! ハッ! フンッ!
ゴーカイブルー。
ほっ! えい!
ゴーカイイエロー!
ハッ! ゴーカイグリーン!
フンッ! ハーッ! ハッ!
ゴーカイピンク!
ゴ~カイ… シルバー!
おりゃっ!
海賊戦隊…。
(一同)ゴーカイジャー!
(ゴーミンたちの悲鳴)
(爆発音)
おのれ…!
こうなれば…!
(2人)必殺! ドゴー!
(ジョー)フンッ! ハッ!
(鎧)おりゃっ!
残りのやつらも ぶったたくぞ。
(5人)レンジャーキー セット!
「レッドチャージ」
(5人)
ゴーカイガレオンバスター!
「ライジングストライク」
(鎧)ゴーカイレジェンドリーム!
(2人)ドゴーッ!
(鎧)ぬおーっ!
(2人)そんなバカな! ドゴー!
(爆発音)
(ワルズ・ギル)負け犬の分際で!
バリゾーグを倒し
俺様に かみついたことを 後悔させてくれる。
今度こそ あの七光り野郎を倒す!
このグレートワルズには
貴様ら程度の力では かなわん!
(鎧)まずは俺がいきます!
豪獣トリプルドリルドリーム!
ワルズアロー!
うわっ!
マジゴーカイオーでいくぞ!
(5人)ゴーカイマジバインド!
(ワルズ・ギル)もはや 俺の怒りは
その程度では消せん!
まだだ!
(5人)ゴーカイ風雷アタック!
(風雷丸)拙者にお任せくだされ!
必殺奥義 乱れ桜!
参る!
ワルズギルティ!
(風雷丸)うわっ!
(鎧)うわっ!
(5人)うわっ!
マッハルコン!
(炎神マッハルコン)また あいつか!
今度は命張っていくぜ!
どこまでも往生際が悪いやつらだ。
このままで終わって たまるかよ!
忌々しき海賊ども。
死を迎え入れる覚悟はできたか?
そんな覚悟なんて いらない!
何!?
この程度で
私たちがひるむと思ってんの?
打つ手がなくとも
絶対に逃げたりしない!
なんてったって
僕たち 海賊だもんね。
わたくしたち6人の気持ちは
ひとつです!
ああ。 夢をこの手で掴むまで
俺たちは突き進むだけだ!
(一同)ん?
これは…。
(アイム)ゴーカイジャーの
レンジャーキーが光った!
こっちもです!
(ルカ)もしかして…。
よし いくぞ!
(ジョー)ああ!
(鎧)了解!
(一同)レンジャーキー セット!
くっ…! 何!?
何が起こった!?
(マッハルコン)なんだよ!
ないとか言って あるじゃねえか!
これが お前らゴーカイジャーの
大いなる力だろ!
俺たちの大いなる力…
夢を掴む力か!
そのカンゼンソウルを
俺様にぶっさせ! バリバリ!
(一同)カンゼンソウル セット!
(一同)海賊合体!
(マッハルコン)海賊合体!
・~
(一同)
完成 カンゼンゴーカイオー!
・~
なんだと!? これは いったい…!
ど派手に突っ走るぜ!
うわっ!
ワルズアロー!
俺は超える! ダマラスも父上も!
見ていろ バリゾーグ…!
(一同)カンゼンミサイル!
(ワルズ・ギル)ぐわっ!
うわーっ! クソッ!
どういうことだ!?
こんな虫けらどもに…!
(一同)カンゼンドリル!
なぜだ!? なぜ
グレートワルズが押されている!?
このまま一気に決めるぞ!
(一同)レッツゴー!
ゴーカイカンゼンバースト!
ぐわっ! なっ…!
俺は… 俺は
このまま終わってしまうのか!
(ワルズ・ギル)ぬあーっ!
そんな まさか…
グレートワルズが!
殿下…。
(アイム)つまり
34のスーパー戦隊と同じように わたくしたちにも 大いなる力が
あったってわけですね。
なんだか ちょっと
ピンとこないけどね。
これで 俺たちも本格的に
スーパー戦隊ってことですかね。
さあな。
しかし 俺たちは 本当のゴーカイジャーになった
ってことだ。
でも 1人でゴーカイガレオンに
残るなんてね。
ちょっとは寂しかったんじゃ
ないの? マーベラス。
フンッ! んなわけねえだろ。
実際のところ
どうだったんだ?
もう 心細くて
泣きじゃくってたよ~!
ぐわっ!
鳥。
嘘をつくなー!
うわ~っ!
コラッ!
ギブ! ギブ!
なんちゃって~!
コラッ! 待ちやがれ!
寂しい~ 寂しい~!
みんな どこ行ったの~!? って 泣いてたよ~! アハハッ!
馬鹿野郎! 待て!
(ナビィ)泣いてたのはマーベラスだよ。
マーベラスの泣き虫~!
(鎧)ああ そのへんに…。
(ナビィ)アイム~!
(ダマラス)殿下…。
私がついていながら…。
海賊め…!
・~
〈次回 第39話〉
(伊達健太)この学校の
生徒になってもらいます!
授業を受けろとは言われてねえよ。
(アイム)
素敵ですね 青春って感じで。
(バスコ・タ・ジョロキア)さっさと
取引 済ませちゃおうか。
ここは俺たちが必ず守ってやる。
(一同)豪快チェンジ!
〈ついに逮捕か!?〉
〈絶体絶命の危機!〉
〈これが
前回の『仮面ライダーフォーゼ』〉
(鵜坂律子)私たちは魔女さ。
逆らうと… 呪うよ。
(野座間友子)月世界の魔女は
月に選ばれし者。
魔力を授かり
月の理想郷へ飛び立てる者。
(電子音声)「ファイヤー・オン」
(大文字 隼)赤いフォーゼ!?
(如月弦太朗)
ファイヤーステイツってやつだ。
(スコーピオン・ゾディアーツ)
君にもあげよう。
魔女に生まれ変わるという
スイッチを。
(歌星賢吾)
野座間が ゾディアーツに…!
友子!