Gokaiger Episode 01 Transcript

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Gokaiger Episode 01

〈ゴーカイジャー!〉
〈仮面ライダーオーズ!〉
〈レッツゴー!〉
〈地球は
史上最大の危機を迎えていた〉
〈全宇宙を支配しようとする
宇宙帝国ザンギャックの大艦隊が 破壊の限りをつくして 人々を恐怖のどん底に
陥れていたのだ〉
〈だが 地球には その強大な悪に立ちはだかる
戦士たちが存在した〉
〈愛と夢と平和と
人々の笑顔を守り続けてきた 34のスーパー戦隊だ!〉
(一同)ターッ!
〈この戦いが 世にいう
レジェンド大戦である〉
(ガオレッド)ハッ!
(ガオレンジャーたち)ターッ!
(ギンガレッド)ハッ!
・~
(ティラノレンジャー)
ハー… ハッ!
・~
(アカレンジャー)トーッ! ん?
(爆発音)
(アカレンジャー)みんな
スーパー戦隊すべての力を結集して 地球を守るんだ!
(一同)おう!
(一同)ハッ!
FIRE!
(爆発音)
〈こうして
地球の未来は守られた〉
〈だが スーパー戦隊の戦士たちは
戦う力を失い 伝説となった〉
〈そして 時は流れ…〉
(ナビィ)ナ~!
感じちゃった! 感じちゃった!
(ルカ・ミルフィ)
どうしたの? ナビィ。
地球だよ。 宇宙最大のお宝だよ!
(ドン・ドッゴイヤー)
マジで?
ん?
(ナビィ・ドン)お~!
(アイム・ド・ファミーユ)
なんて美しい星でしょう。
人々が住みやすそうです。
(ルカ)アイムらしい感想ね~。
私には
大きな宝石にしか見えないよ。
ルカは すぐそれだ。
(ジョー・ギブケン)
そんなことは どうでもいい。
俺たちの獲物は あの星にある。
宇宙最大のお宝だ。
(ルカ)すましちゃって。 ジョーも
内心 ワクワクしてるくせに。
でも ほんとに
こんな田舎の星にあるの?
宇宙のすべてと同じ価値のある
お宝なんでしょ?
(キャプテン・マーベラス)
あるに決まってんだろ。
(警報)
(ナビィ)ん?
(操作音)
(エラー音)
ああ もう! ハカセ!
(ドン)はいはい。
(ドン)ザンギャックの宇宙艦隊!
まずい 見つかっちゃったよ!
どうする? マーベラス。
下手にかかわると面倒だぞ。
うまくかかわりゃいい。
やっぱり そっち!?
それが… 海賊ってもんだろう。
〈冒険とロマンを求めて 宇宙の大海原をいく
若者たちがいた〉
〈宇宙帝国ザンギャックに
反旗をひるがえし 海賊の汚名を誇りとして名乗る
豪快なやつら〉
〈その名は…〉
・~
砲戦用意。
(スゴーミン)フッフッ…
賞金首の海賊どもか。
行きがけの駄賃に
ひねり潰してやる。
撃て!
左舷 ガレオンキャノン
撃てー!
面舵いっぱい!
(ゴーミンたちの悲鳴)
(警報)
ふざけたまねを…!
遊びは終わりだ! 撃て撃て!
どうだ…。
(ジョー)甘いな。
なんだと!?
・~
(ルカ)よし!
このまま地球に直行だね。
お宝 ほんとに
ありますように!
フッ あるっての。
パスタ 食べた~い!
あれ 何!?
あ…?
え?
「邪魔するぜ 地球人ども」
「俺たちは
海賊戦隊ゴーカイジャー」
「俺は キャプテン・マーベラスだ」
海賊だってよ…。
おい…。
「この星には
宇宙最大のお宝があるよな?」
「おとなしく ありかを教えな」
(ざわめき)
「隠すと ためになんないよ?」
ダメですよ ルカさん そんな…。
「ごきげんよう 皆さん」
「では… そこの庶民の方」
「はい あなたです」
はい。
「何か ご存じありませんか?」
ハッ。 何も存じ上げません。
「うわさも お聞きになったこと
ありませんか?」
ハッ。 申し訳ありませんが
地球上で知る者はいないかと…。
ね?
(一同)うんうん。
「あらまあ…」
どうも話が違うな。
ほら~! だから
僕は何度も言ったじゃん!
うっ!
どうするの? マーベラス。
うん…。
メシだな。
(一同)え?
ったく…。
でも この星のお金がないよ!
どうする気?
ルカ。
え?
指輪。
えー!?
・~
(ワルズ・ギル)
バリゾーグ インサーン。
地球征服の準備は整ったか?
(バリゾーグ)イエス ボス。
ワルズ・ギル様好みの
冷酷な行動隊長を 待機させております。
(インサーン)私が最強の武器を
開発して 与えましたのよ。
お喜びになる顔が見たくて…。
フフフ…。
フッ 手加減はいらん。
宇宙帝国ザンギャックの力を
存分に思い知らせてやれ。
はい。
(バリゾーグ)ハッ。
(ダマラス)殿下 先遣隊が
海賊どもにやられたようです。
何!? 情けないやつらめ。
我が軍の恥だ!
バリゾーグ 先遣隊の存在は
データから抹消しておけ。
イエス ボス。
海賊対策は講じますか?
必要ない。
ちんけな海賊など
我が帝国にとってはハエ以下だ。
殿下。
あなどると足をすくわれますよ。
ぐあー!!
この俺に逆らうのか? ダマラス!
ザンギャック皇帝の息子である
このワルズ・ギルに!
いいえ。 ではご命令を 殿下。
くう…!
進路 地球! 全速前進だ!
こっ これはすごい!
1000万円で
引き取らせていただきます!
まあ そんなもんか。
ったく もう…。
あくまで貸しだからね!
ちゃんと利子つけて返してよ!
…って 絶対返す気ないと思うな。
(アイム)え? そうなのですか?
(ジョー)アバウトなやつだからな。
結構 いい星だな。
この手の星は
食い物がうまいんだ。
じゃあ せっかくだから 超高級レストランで
ゴージャスにいこうよ!
(2人)おっ?
(2人)なんで ここ~?
いいにおいじゃねえか。
うまそうだぜ カレーってやつは。
わかるけどさあ…。
このような庶民の生活
よい経験ではないですか。
そりゃあ アイムには
珍しいかもしれないけど…。
で 宇宙最大のお宝は
どうやって探す?
焦んな。
食わねえと頭が回らねえ。
(マスター)お待たせしました
サファリ特製カレーでございます。
うわ~!
(アイム)おいしそうですよ。
いただきましょう。
(3人)いただきます。
(爆発音)
あー!!
(ルカ)お金… お金…
私の大事なお金…!
おい。
(マスター)ええ…?
カレーはどうなる?
ムリです どう考えても!
マジかよ…。
(ドン)そんなことより あれ!
何? あの でっかいの!
あれは ザンギャック宇宙艦隊の旗艦
ギガントホース!
さっき やっつけたのは
ただの先遣隊だったんだ!
どういうこと?
あれが来たってことは やつら
本気で この星を征服する気だよ。
(爆発音)
(ドン)うわー!
あ~ もう!
よそで やんなさいよ!
どうしよう…。
宝探しなんかしてる場合じゃ…!
とりあえず戻るか
ゴーカイガレオンに。
(シカバネン)ワルズ・ギル様。
行動隊長 シカバネンのやり方を
じっくりお楽しみください。
ハーッ!
(人々の悲鳴)
・~
・~
大丈夫だからね!
うわっ!
キャーッ!
ヘッヘッヘ… 逃げてもムダだ。
(シカバネン)
ハッハッハッハッハ!
どうしたんだ?
(シカバネン)
誰一人 見逃しはしない。
うっ うう…!
子供たちだけは…。
ああっ!
行かないの?
気の毒だけど この星に
明日は もうないかもね。
そして
帝国の領域の一部となる か…。
わたくしたちのふるさとと
同じように…。
(シカバネン)ん? フフフフ…。
フフフフフフ!
う~ん いい顔だ。
ゾクゾクするぜ…!
もっと おびえてみせろ。
気に入らねえな。
・~
(シカバネン)フフフフフ…。
素敵な顔をありがとよ。
(銃声)
ううっ! 誰だ!?
・~
(シカバネン)貴様ら
確か 賞金首の海賊どもだな。
いったい なんのまねだ?
さあな。
ああ…。
どうせ つまらん宝探しでも
してるんだろう。
見逃してやるから
さっさと消えろ。
うっさい バーカ!
バッ… バカ!?
消えるのは お前だ。
あなたたちの言うことを聞く
耳など ありません。
僕も お前らみたいなの大嫌いだ!
貴様ら 正気か!?
我々は
宇宙帝国ザンギャックだぞ?
我々に刃向かうと どうなるか
わかっているのか!?
わかってるさ。
だが
気に入らねえもんは ぶっ潰す。
それが海賊ってもんだろ。
(一同)豪快チェンジ!
「ゴーカイジャー」
・~
ゴーカイレッド。
ゴーカイブルー。
ゴーカイイエロー。
ゴーカイグリーン。
ゴーカイピンク。
海賊戦隊…。
(一同)ゴーカイジャー!
派手にいくぜ。
(銃撃音)
くっ!
ゴーミンども やれー!
すげえ!
まさか… 35番目のスーパー戦隊?
(一同)え!?
・~
ハッ!
(銃撃音)
・~
どいて!
(悲鳴)
・~
ハッ!
うわ~!
おっと! ハイハイッ!
もういっちょう! ハイハイッ!
おりゃっ!
フン。
・~
ハカセ!
うっ うん! ハッ!
・~
ヤーッ!
(銃撃音)
・~
フンッ! ハッ!
アイム!
承りました!
・~
ハッ!
まだまだ。
・~
(ルカ)あ~ もう!
うじゃうじゃと…。
あれ いってみるか。
(ジョー)あれか。
(ドン)あれだね!
(ルカ)うん。
(アイム)いいですね。
フフ~ン…。
(一同)豪快チェンジ!
「ゴレンジャー」
先生 あれって?
地球で一番最初に結成された
スーパー戦隊。
秘密戦隊ゴレンジャーだよね。
でも どうして?
ゴレンジャーハリケーン
参ります!
ゴレンジャーハリケーン
ゴミ清掃車!
(一同)ハッ!
ハカセさん!
はい! よっ!
うわーっと!
ハッ! ルカ!
ほっ! よっ! ジョー!
フンッ。
ハッ! マーベラス。
おう! エンドボール!
(ゴーミンたちの悲鳴)
スゴー!
(ドン)しつこいなあ もう。
(一同)豪快チェンジ!
「シンケンジャー」
・~
(一同)豪快チェンジ!
「マジレンジャー」
(一同)ジー マジカ! ハッ!
(一同の悲鳴)
面白い見世物だったが
そろそろ飽きた。
あばよ! ハッハッハー!
ハーッ!
(ジョー)ハーッ!
(ルカ)ハーッ!
(ドン)ヤーッ!
(アイム)ハーッ!
(シカバネン)なあ!?
ハッ!
くうっ!
おりゃー!
仕留めるぞ。
・~
「ファイナルウェーブ」
ん? ああ ああ ああ…!
そりゃー!
うわー!
(爆発音)
ハッ。
あ~あ やっちゃった…。
(ドン)え?
私たち
完全に帝国を敵に回したよね。
ええ~!?
そうだな。
どうしましょう…。
まずいよ マーベラス!
1秒でも早く地球を離れないと!
アイテッ! 痛い痛い痛い…。
どうしたの?
ありがとう!
助けていただいて
ほんとに ありがとうございます。
(ドン)うっ!
何言ってんだ あんた。
え?
私たちは宇宙海賊。
お宝探しに来ただけよ。
でも だったら どうして
やつらと戦ってくれたんですか?
それは…。
カレーライスだ。
(一同)え?
あれを食い損ねて
俺たちは腹が立っていた。
まあ そんなとこだ。
・~
だから 別に
お礼を言われる理由はないよ。
・~
・~
〈次回 第2話〉
(ナビィ)
黒い服の人間を探してみるぞよ。
(少年)あんたたち
地球を守る気ないんだろ。
ないね。
ちょっと探しもんがあってな。
〈『仮面ライダーオーズ』
前回の3つの出来事〉
〈1つ。 司法試験を失敗した男 神林の正義を望む欲望から
ヤミーが誕生〉
〈2つ。
バッタヤミーが人助けをした〉
〈そして 3つ〉
〈最後の一撃を放とうとする
オーズの前に 神林が立ちはだかった〉
(火野映司)神林さん!