Go-Busters Mission 47 Transcript

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Go-Busters Mission 47

(エンター)トレビアン。
(電子音声)「クワガタロイドクワガタロイド…」
〈ゴーバスターズの前に現れたエンターは メタロイドと 削除したはずのエスケイプを作り出した〉
〈そこには 今までヴァグラスが使ったことのない 花や昆虫などの命あるものが 融合されていた〉
(仲村ミホ)敵メガゾードの転送反応あり。
16時間後に1体のみです。
(森下トオル)クワガタのほうは 通常のメタロイドと一緒か。
(黒木タケシ)しかし あれは…。
(エンター)ゴーバスターズ どうやら ゲームは私の勝ちですね。
あなた方がカードをすべて消すのが早いか マジェスティの成長が早いか 世界をかけたゲーム。
(陣マサト)だったら勝負はついてねえだろ。
てめえのマジェスティはまだ成長しちゃいねえ。
しましたよ。
ここに こうして。
(桜田ヒロム)お前 自分にカードを入れたのは まさか…。
メサイアとは そもそも成長し 進化するプログラム。
私は 自分にもそれを組み込んだのです。
オリジナルのメサイア亡き今… 私が新たなメサイアです。
黙っていて申し訳ありません。
(エンター)マジェスティのためのデータ集めは 私のためでもあったというわけです。
(チダ・ニック)けど 集めたデータは メタロイドと一緒に削除したはずだ!
ノン ノン。
万が一のことは常に考えておくものですよ。
バックアップか…。が いつ どうやって…?
(エスケイプ)パパ・エンターおしゃべりは それぐらいにして。
早く戦いたいわ。
(クワガタロイド)戦うのに許しなどいるか!
ハアッ!
(爆発音)
・~
・~
(一同)バスターズ レディ ゴー!
ハアッ!
(ヒロム・宇佐見ヨーコ)パワードモーフィン!
さあ あなたたちはいいモノかしら?
(銃撃音)(ゴリサキ・バナナ)リュウジ!
こっちがゴクで こっちがマゴク。
そして 私はエスケイプ。
すっごくいいモノよ。
は? いや 知ってるぞ。
(ヨーコ)また私たちのこと忘れてるの?
(ビート・J・スタッグ)お前は…。(電子音声)「トランスポート」
お前は俺のクワガタなのか!?
ん? 意味がわからん!(銃撃音)
うわっ!(陣)おい J!
(電子音声)「トランスポート」
(エンター)レッドバスター 無駄ですよ。
あなたは私に勝てない。勝つ!
ノン。 お気づきでしょう?
私が命あるものも人工物に融合させたこと。
今はまだ植物や虫ですが 徐々に より高度な生命やがては人間を融合します。
何っ!?
人間のデータ そして 人間の肉体。
集まれば集まるほど人間よりも完璧な人間となる。
お前が人間になるつもりか?
完璧な人間です。
もうあなたに不本意な敗北を喫することもないでしょう。
覚えてますか? 私が言ったこと。
あなたのデータが欲しいんです。
ああっ! ハアッ!
フンッ!あっ…! うっ…。
いただきましたよあなたのデータ。
何?例えば…。
ニワトリ。うっ!!
ヒロム!(ニック)ウソだろ!?
なんでウイークポイントばれてんだ!?
ハアッ!(銃撃音)
(爆発音)(一同)うわーっ!
(ヨーコ・陣)うわっ! うっ…。
ハハハハハ…!
レッドバスターあなたともあろう方が こんな たわいもないことで…。
やべえな。リュウジも動けねえし…。
(モーフィンブラスターのコール音)(黒木)「陣!」
いったん撤退だ!ああ それしかねえな。
J!了解。
俺のマーカーシステム作動!
何よ これからなのに。
あの虫とは一度 手合わせしたいものだ。
また戦えますよ。彼らに勝ち目はありませんがね。
(ウサダ・レタス)どういうこと?
突然 ヒロムのウイークポイントがばれるなんて!
(岩崎リュウジ)今まで知ってるそぶりなんて 全くなかったのに…。
つまり クリスマスにエスケイプに潰されて 復活するまでの間に知ったってことになる。
(黒木)しかし そんなことが可能だとは思えんが…。
とにかくさばれたのは しょうがないし 慣れるしかないよ。
ニワ…。ああっ…。
ニワンンに。(ため息)
できてりゃとっくに やってるって。
何年も必死に訓練して ようやく焼き鳥クリアしたぐらいだ。
でも このままじゃ戦えない!
やるしかない。えっ…。
やるしかないって まさか…!
(鳴き声)
(陣)ヒロムちゃん?
おい 大丈夫か?(ニック)大丈夫? ヒロム?
これ 訓練になってる?
どうかな…。
(ゴリサキ)死んでるんじゃ…。生きてるよ!
でも いきなりハードル高すぎるって。
じゃあもっと段階 踏んだら どう?
あっ! ああ…。
(ウサダ)いい? ヒロム。最初は かわいい絵だけど だんだんとリアルになっていくよ。オッケー…。
(ゴリサキ)これを乗り越えてゴールできれば ウイークポイント克服一歩前進ってわけだ。
ああーっ!いけ!
ああ~…。頑張れ!
ギャーッ!!
うっ… ああ…。
よーし いけ! もう少しだ!
いけ! もうちょっと!(ウサダ)いけ! もうちょい…。
(一同)やったー!
(陣)おめでとう。
さあ ヒロムちゃん僕が祝福してあげるよ~!
ギャッ!
(電子音声)「ヒロム サクラダチキン反応マックス!」
(ウサダ)ああ~。(ニック)ヒロム!
フリーズじゃなくて気絶だ これ。
いっぺん休憩したほうがいいんじゃないか?
夜風に当てよう。
はい ほいほい ほいほい…。
(陣)あーあ。なんか バカらしくなってきたな。
(ウサダ)まあやってることは そうだけど 事態は深刻だからね。
まあな。けどよ やっぱ気になんのは エンターが どうやって ヒロムのウイークポイントを知ったかだ。
なんか妙っつうか 嫌な感じがするんだよな…。
妙と言えば エスケイプもですよ。
出てくる度にまるでリセットされたみたいに 俺たちのことを覚えていない。だよね。
それに削除してもすぐ出てくるし。
エンターも。アバターだからでしょうか?
それなら 元になる本体なりデータが必要だよ。
エンターが言ってたバックアップってのはどうだ?
例えば エスケイプのバックアップデータが 俺たちと出会う前のもんだとしたら。
なるほど。 復活するのは俺たちと出会う前のエスケイプ。
だとしても そのバックアップがどこにあるのかだが…。
例えばいまだ全く動きを見せない… 13番目のカード。
・~
データに手を入れたおかげで ようやく従順になってくれましたね マドモワゼル。
なんのこと?
いえ 別に。
・~
銃を抜かないんですか?
パパが私を傷つけるわけないもの。そうでしょ?
・~
これはこれでつまらないですね…。
待って パパ。
(ニック)おい 大丈夫か? ヒロム!
ヒロム しっかりしろ。
ヒロム!
うわーっ!(ニック)うわっ!
落ち着け! 俺だよ。
なんか悪化してないか?やっぱ無理か…。
いや 諦めるのは早い。ヒロム 無茶するな。
無茶はしない。発想を変えてみる。
え?発想を?
・~
ゴーバスターズ 出てこい!
俺と勝負しろー!
(警報音)
(森下)リンド地区R‐384ポイントに メタロイドが現れました!夜明けとともに活動開始か。
(ミホ)敵メガゾード転送完了まであと15分です! タイプはβ。
(J)よし 覚悟は決めた!
俺のクワガタは俺が倒す。
おいおいおいJ お前はメガゾードを頼むぞ。
いいや 俺はクワガタのほうと…。
J お前昨日から意味わかんねえぞ。
あいつは俺の親友だから…。おい! こいつは命令だ。
くっ…。なあ?
了解…!
(黒木)ヒロム あれはなんとかなりそうなのか?
ニワトリ。うっ!!
ヒロム!
いや たぶんダメです。(ウサダ)なんだ…。
でも 戦いはできると思います。
みんなに助けてもらえれば。
遅いぞ ゴーバスターズ!
力が有り余る! 破壊!
待て!ん?
来たか。
レッドバスター あれだけのウイークポイントをさらしておいて よく出てこられますね。
呼び出しておいて よく言うな。
今度こそ削除させてもらう。
あんたたちに できるかしら?私とパパ・エンターを…。
試させてもらうわあんたたちがいいモノか。
いいでしょ? パパ・エンター。
うっ!違う。
パパ…。
おい 何やってんだ…?
マジェスティ どうされたんです?
オーララ。
私としたことがなぜか いらついてしまって。
(電子音声)「エスケイプ エスケイプ…」マドモワゼル 好きに戦ってください。
ありがとう パパ・エンター。
今の何?
なんだか知らねえが 気分悪いな。ええ。
いくぞ!
(電子音声)「イッツ モーフィンタイム」
(一同)レッツ モーフィン!
(電子音声)「トランスポート」
いくわよ。
ハッ!おっと 呼び出したのは俺だ!
(ミホ)敵メガゾード転送完了!来ます!
やはり クワガタとの戦いは避けられないらしい。 フッ!
(銃撃音)
・~
もう一匹の虫はどうした!?
取り込み中だ。俺で我慢してくれ。
いいだろう。
だが レッドバスターお前の弱点は聞いている。
そこで固まってろ! ニワトリ!
あっ!悪いな!
うわっ…! ああ イテッ…。
おっ? おかしいな。ニワトリ ニワトリ ニワトリ~!
ああっ!
ヨーコちゃん!ヒロム ごめん!
うわっ! おお 痛え…。
あっ…。
ならば これならどうだ!
あっ!ウオーッ!
うっ! 一番 痛いよ。
ええっ?
もう効かないぜ。フリーズさせないより フリーズから早く回復する手に切り替えたってわけだ。
完全に固まりきる前にな。
いやぁさすがにフリーズしたヒロムを 痛い目に遭わせるなんて手は試したことなかったんだよなぁ。
ダメージはあるけど… フリーズよりマシだ!
くう~っ! いいだろう!まとめて たたき潰してやる!
(電子音声)「アー ユー レディ?」(ニック)オーケー!
パワードモーフィン!
おおっ!?
(ヒロム・ニック)ボルカニックアタック! ハッ!
フッ!
(ヒロム・ニック・陣)ボルカニックビートスラッシュ!
うわっ…!
うわっ… うわーっ!
(爆発音)
(モーフィンブレスのコール音)
(ミホ)「樹液さんがゾードに苦戦しています!」
あ? …ったくJの奴 何やってんだ。
・~
くっ… さすがは俺のクワガタ!
待ってろ J!(クラクション)
(陣)ゴーバスタービートレディ ゴー!
(ニック)ヒロム 驚いたぞ。ん? 何が?
お前が みんなに助けてほしいって素直に言ったこと。
ああ…。
あの時だって言わなかったのにな。
(ヒロムの声)死ぬほど怖いのに 助けてって言ったら負けだと思ってた。
でも 特命部に来てそうじゃないってわかった。
自分で自分を閉じ込めてパニクってたわけだ。
ヒロムお前がフリーズしなくなるのも 近いって気がするよ。ああ。
よし Jを援護だ!
・~
フッ!
・~
「陣さん 今です!」(陣)「オーケー!」
J!了解!
(陣・J)ビートカタパルトアタック!
(爆発音)
「シャットダウン完了」
さらば 俺のクワガタ!
ハッ! ハッ!うわっ! あっ!
おっと! フッ!
あら あなたは いいモノかしら?ウフフフ。
ハッ!
ハッ!ハッ! くっ…!
デヤッ!あっ!
ウフフ。 いいわ。
あなたは やっぱりいいモノだったのね。
こっちがゴクで こっちがマゴク。
そして 私はエスケイプ。すっごくいいモノよ。
エスケイプ… お前またリセットされてるのか…。
やるしかないよ リュウさん。
(電子音声)「トランスポート」ハアッ!
フッ!(電子音声)「パワードカスタム!」
(リュウジ・ヨーコ)パワードモーフィン!
ハアーッ!
あっ…!(リュウジ・ヨーコ)ハアッ!
うっ!デヤッ!
ああっ! うっ! あっ… うっ…。
(爆発音)
(エンター)トレビアン。
またひとつ強さを見せていただきましたよ。
エンター!
いくら人間のデータを集めても人間と融合しても無駄だ!
なぜです?
仲間も平気でもてあそぶようなお前は 絶対に人間になれない。
ただのデータだ。
(うなり声)
怒りを強さに…。
これも人間から集めたデータです。
同じですよ。 あなたたちも 私も!
(電子音声)「トランスポート」
(爆発音)
ハッ! エンター絶対にお前を削除する!
(電子音声)「イッツ タイム フォーファイナルバスター」
ジュヴォワ。
では やってみてください。
(陣)てめえ…!
(カウントダウンの音)
これで終わりだ!
はあ… はあ…。
ヒロム やったよな?そのはずだ。
とにかく しばらく警戒だけは…。(J)陣!
わあっ! 何!?なんだよ?
俺のクワガタが…。あ?
こんなところで冬眠していた!
(一同のため息)(陣)J お前…。
おい 帰ろうぜ。行こう 行こう。
帰ろう 帰ろう。よかったね。
早くあったかいケースに入れてあげたほうがいいよ。
ああ。
(転送音)
みんな 待って!(ウサダ・ゴリサキ)え?
ボンジュール。
エンター!
やっぱ あいつのバックアップがどっかにあるんだ。
そいつを削除しねえと…。
それでしたら…。
そこに。えっ?
あなたですよ レッドバスター。
あなたが私のバックアップです。
(一同)ええっ!?
これ以上 安全な場所はないでしょう。
あなたがいる限り私は何度でも よみがえります。
・~
・~
(ニック)〈ゴーバスターズネクストミッション〉
(陣)ヒロム 死ぬ気か!?(ニック)1人じゃ行かせない!
(ウサダ)永久にエンターは倒せないよ!
エスケイプ…終わらせる お前を!
(エスケイプ)私もパパのように…!
(2人)派手にいくぜ!
〈伝説の鍵を巡る時空を超えた争奪バトルが 今 始まる!〉
〈出た!〉
〈こんな強い奴ら見たことない!〉
〈2月17日 君は目撃する〉