Go-Busters Mission 21 Transcript

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Go-Busters Mission 21

(宇佐見ヨーコ)おはよう。
(桜田ヒロム)おはようござ…。
何これ…。
(ヒロム・ヨーコ)暑っ!
(仲村ミホ)すいません。
司令室の空調が故障しちゃって…。
あと30分ぐらいで
直るらしいんですけど…。
(岩崎リュウジ)
おせえぞ おめえら!
リュウさん!?
(チダ・ニック)おいおい
あのガラ悪い感じは…。
熱暴走か…。
(ウサダ・レタス)勘弁してよ!
朝の自主練直後に 空調の故障が
重なっちゃったんです。
(ニック)ああ サンキュー。
(黒木タケシ)夏は
ちょっとしたことで 体温が上がってしまうからな。
リュウジにとって… 大敵だ。
何 コソコソしゃべってんだよ!
(森下トオル)まあ…。
目障りなんだよ!
特に お前。
オヤジが
偉そうにしてんじゃねえ!
(ニック)ああ!
大丈夫。
そろそろ限界だろう。
地獄へ…。
リュウさん!
(ニック)氷 氷!
って ゴリサキ
どこ行ったんだ?
あっ だいぶ前に深刻そうな様子で
出て行きましたけど…。
深刻? ゴリサキが?
(ゴリサキ・バナナ)やっぱり
戦いが続いたせいかな…。
うおっ!?
(陣マサト)何? これ。
あっ… 陣!
ふーん…。
リュウジの
メディカルチェックの結果か…。
って おいおい
要再検査って…。
あっ 再検査ばっかじゃねえか!
そうなんだ…。
あっ! 陣なら
何かわからないか?
戦いが始まってから
リュウジの熱暴走が増えてて そのせいで 体に何か
影響が出てるんじゃ…。
ああ… ありえるな。
年とともに熱暴走が加速して
限界が来てるんだ。
このまま何度も暴走してたら…。
暴走してたら…?
リュウジの命にかかわるかもな…。
えーっ!?
やっぱり…!
た 大変だ!
リュウジ~!
なーんて なって…。
あれ?
バナナちゃん?
リュウジ~!
(ウサダ・ニック)うわっ!?
死ぬなー! うわぁ~!
(ウサダ)ゴリサキ!
ゴリサキ!
ゴリサキ 落ち着いて!
再検査…。
(ニック)確かに
全部 引っかかってるな…。
どっか悪いの? リュウさん。
実は 大変なことがわかったんだ。
リュウジの熱暴走が
熱暴走して…!
ゴリサキ 落ち着いて話しなよ。
つまり リュウジに限界が来てて
これ以上 暴走したら… 死んでしまうんだ。
(3人)えっ!?
(ウサダ)えーっ!?
あぁ… リュウジ~…。
〈新西暦 2012年〉
〈人類の命の源である
新エネルギー エネトロン〉
〈それを狙い 亜空間からの
侵略を進める ヴァグラス〉
〈人々の平和を 命を守る
特命を受けた若者たち ゴーバスターズ〉
・~
(メサイアの声)エンター もう一度
私を満たせ あの快楽で…。
(エンター)ウィ?
擬似亜空間ですか?
(エンター)あれを作る
メガゾードの能力データは すでに 創造する者たちへ
送っておきました。
必要があれば使います。
私がやれと言っている。
(エンター)マジェスティ?
私が快楽をお教えしたのは マジェスティに こちらの世界へ
戻りたいという思いを 強くしていただくため。
目先の楽しみは ほどほどに…。
エンター お前は
なぜ 私に逆らう。
ノンノンノン! 私は常に
マジェスティ・メサイアのために。
多少のお慰めは提供いたします。
どうか ご安心を シルブプレ。
問題は山積み。
ゴーバスターズに
亜空間にいるビートバスター。
そして 何をするにも必要な力
エネトロンの確保。
さらには
マジェスティのお守りまで…。
スポーツジムですか…。
こんなもので
ストレスを発散できる人間は 単純ですね。
(ため息)
まさかリュウジがな…。
大丈夫! 戦わせなければ
いいんでしょ? リュウさん。
ああ 俺たちでリュウジさんの分も
戦えばいい。
ありがとう。
ただ いくら命が危ないから
戦うなって言っても リュウジのことだから…。
自分がどうなろうと戦うとか…。
あー 言いそう!
絶対 そう言うよ。
だったら俺に考えがある。
お手柔らかに。
ボンジュール。
メタウイルス
「鍛える」 インストール。
うわっ!
うわぁー!
(電子音声)「ダンベルロイド
ダンベルロイド」
うわっ!
ああっ!
(ダンベルロイド)さあ 始まるぞ!
お前たち 俺について来い!
(人々の叫び声)
(森下)
中谷地区N‐191ポイントで エネトロン異常消費反応。
よーし いいぞ!
動かせ! 体を燃やせ!
自分の限界を超えろー!
(女性)止めてー!
(男性)体が勝手に…!
(ダンベルロイド)弱音を吐くな!
お前たちの力は
そんなもんじゃない!
腕が折れる!
(ダンベルロイド)あと3分 頑張れ!
お前たちの敵は誰だ?
会社か? 上司か? 世界か?
違う! 自分自身だ!
(銃声)
(一同)うわっ!
(一同)うわぁーっ!
何っ!?
ヴァグラス
体操教室もそこまでだ!
ほう… ゴーバスターズか。
よく来た。
フンッ!
ヌアアーッ!
うわっ!?
あっ!?
フンッ! フッ!
ハーッ! フッ!
ああっ!
うわっ!
うわっ!
ワン ツー… ヤァーッ!
何 あいつのパワー…。
鍛え方が足りないぞ
ゴーバスターズ!
受け取れ!
うっ… うおっ!
うっ… 重っ!
ミュージック スタート!
・~(音楽)
やだ… 勝手に動く!
さあ お前たちのファイトを
見せてくれ!
声を出せー!
あぁ…。
重いのに止まらない!
自分を超えろ!
笑顔を忘れるな!
ワン ツー ワン ツー…。
ちょっと…。
ワン ツー ワン ツー
ワン ツー…。
(タイマー音)
よーし ここまでだ。
トレーニングには
適度な休憩が必要だからな。
次も お前たちのいいファイト
見せてくれよ!
あっ ちょっと! 待って!
ワン ツー ワン ツー…。
あぁ…!
まったく… メタロイドなら
起こしてくれればいいのに。
俺たちだけで十分だったんで…。
ちょっと油断しただけだよね。
ああ。
今回のメタロイドは
パワーが桁外れだ。
リュウジ 調子が戻ったら頼む。
はい。
お前なら…。
いえ リュウジさんに 出撃してもらう必要はありません。
え?
(黒木)ヒロム どういうことだ?
(ウサダ)始まった…。
考えがあるって言ってたけど
うまくいくかな?
とにかく 俺たちは
調子合わせるぞ いいな!
司令官
ヨーコと話したんですけど 俺たち もっと年の近い人と
組んだほうがいいと思います。
賛成です。
えっ!?
ヴァグラスとの戦いは
いつ終わるかわかりません。
もし 10年 20年と続いたら…。
(電子音声)
「イッツ モーフィンタイム」
(2人)ん?
あぁ…。
はっ はっ はっ はっ…。
よいしょ…。
あぁ…。
(電子音声)
「イッツ モーフィンタイム」
(鐘)
ちょっと…!
そこまで差はないよ!?
あるよ! 絶対ある!
今のうちに
新しいブルーバスターを 選ぶべきです。 だろ?
(ニック)あ… そうそう。
(ゴリサキ)そうだな。
みんな… どういうこと?
何を考えてるか知らんが ワクチンプログラムのことを
忘れたのか。
それを打った人間だけが
ゴーバスターズになれる。
陣さんに
なんとかしてもらいます。
陣さんが亜空間で無事なのは
ワクチンを持ってるからですよね。
で 新しいブルーバスターですが 森下さん お願いします。
うん…。 はい?
(一同)えっ!?
リュウジさん 長い間 お疲れさまでした。
そっか… わかった。
うぅ… みんな ありがとう。
(モーフィンブラスターのコール音)
(ビート・J・スタッグ)ん? 俺だ。
(陣)「何が “俺だ”だ 偉そうに…」
「あっ お前 バナナちゃんに
あれは冗談だって 伝えただろうな?
ほっとくと深刻になるぞ」
バナナちゃんだろ?
大丈夫だ。 今 一緒にいる。
ちゃんと伝えた。
あ… ヒロムくん 僕 全然 訓練したこと
ないんだけど…。
大丈夫です
形だけですから。
新しいブルーバスターがいれば
リュウジも諦めるでしょ。
(ニック)そうそう そういうこと。
(ゴリサキ)そうだね。
あの… どういうことですか?
ごめんね。 さっきは
リュウさんがいたから 話せなかったんだけど 実は…。
まったく あいつら…。
絶対に何かあるな…。
お前たち 何を企んでるのか
そろそろ話したらどうだ?
強引なことをして すいません。
司令官にも事情を…。
メタロイド発見。
林戸地区R‐384ポイントです。
さあ 第2ステージだ!
カモン! ゴーバスターズ!
待たせたな。
(ダンベルロイド)
おっ 今度は3人か。
偉いぞ! よく来た!
(電子音声)
「イッツ モーフィンタイム」
ああ… 森下さん
そこまではいいです。
っていうか 無理です。
ああ そうだね。 戻ってます。
(2人)レッツ モーフィン!
よーし また鍛えてやるぞ!
だったら俺たちも鍛えてよ。
陣さん。
(電子音声)
「イッツ モーフィンタイム」
(2人)レッツ モーフィン!
俺が鍛える。
いいファイトだ!
敵はお前自身だ。
超えられるかな?
俺を超えるのは俺だけだ。
お手並み拝見。
ミュージック スタート!
ん? 勝手に動くぞ!
ホント バカな お前…。
(電子音声)「トランスポート」
(アラーム音)
(ミホ)敵メガゾード
転送完了まで あと10分です。
(黒木)
バスターマシン スタンバイ!
(ニック)オッケー!
(ウサダ)ラジャーラビット!
(ウサダ)行くよー!
(ミホ)頑張ってください
リュウジさんの分も…。
仲村 さっき ヒロムが
言いかけたことを話せ。
すいません。 実は…。
(ミホ)リュウジさんの体が
熱暴走で限界になってて…。
戦いを続けて
もし また熱暴走したら 命はないそうです。
だから リュウジさんに
戦いをやめさせようとして ヒロムくんたちは…。
なるほどね…。
リュウジさん! ダメですよ!
頼む 行かせてよ!
ダメだよ…。
仲間のピンチなんだ。
(森下)リュウジさん!
(ミホ)リュウジさん!
仲村 今の話 どこから出た?
ゴリサキさんが
確か 陣さんから聞いたと…。
(黒木)陣!?
おー…。
その時点で
誰も疑わなかったのか…。
(ミホ・森下)え?
フッ! ハーッ!
アッ!
次は これだ!
(3人)ウワーッ!
第3ステージだー!
ウッ!
アッ!
さあ どうした?
お前たちのファイトは
そこまでか!?
(陣)おい リュウジは
何やってんだ?
戦わせるわけにはいきませんよ。
えっ なんで?
なんでって 陣さんが
言ったんですよね? ゴリサキに。
これ以上戦ったら
リュウさんは…。
もしかして…
Jの奴 言ってねえの!?
ファイトをなくした者に これ以上のトレーニングは
いらないな。
脱落者には消えてもらう!
(ヨーコ・ヒロム)えっ 冗談!?
(陣)あ いや…。
何? 冗談じゃないぞ! 消えろ!
待てー!
あ…!
ん…!
リュウさん…!
もうお芝居はいいよ。
わかってるから。
あと1回 熱暴走したら
終わりだって…。
どうして それを…!
(陣)話 大げさになってるし…。
みんなの気持ちは嬉しいけど
引退試合ぐらいさせてよ。
あ…。
え… あ…。
これが 俺の…
最後の変身かもな…。
フフフフッ…。
・~
(電子音声)
「イッツ モーフィンタイム」
レッツ モーフィン!
デヤァーッ!
デヤーッ!
アアーッ!
ハッ! ハーッ!
テアッ! ハッ!
おっ お前のファイトは
なかなかだ!
おい 言ってやれよ。
お前は まだ死なないって。
さすがに言えません!
あんなに盛り上がってるのに…。
チッ… これもJの奴が…!
フンッ! ハッ!
おい! J いつまでやってんだ
早く助けろ!
(銃声)
(J)おおっ!
了解。 フンッ!
フンッ!
フッ!
お前 バナナに
伝えろっつったろ!
伝えた。 バナナだ。
あー…。
このバカ!
ゴリサキのことだよ!
ったく…!
バナナに伝えろ…
では これはなんだ?
バナナではないのか!
たとえ熱暴走しても お前を…。
ハアァァーッ!
(ダンベルロイド)ああ… 足が!?
ハーッ!
アアーッ!
まさか この俺が
パワーで負けるとは…。
ハッ!
ハーッ! デヤッ!
アァーッ!
ああーっ!
オラァーッ!
アァ~ アァ~ アァ~!
アアァァーッ!
ハーッ!
アアァー…!
ウッ… アッ…!
(電子音声)「イッツ タイム フォー
スペシャルバスター」
アァーッ!
グアァァーッ!
そのファイト ビクトリー!
(爆発音)
削除完了。
もう暴走する力も
残ってないか…。
(J)俺は間違っていない。
(陣)あとはよろしくな。
(ヨーコ・ヒロム)えっ!?
(陣)おい J!
ヒロムなら言えるでしょ
こういう時こそ 言ってよ。
お前な…!
(モーフィンブレスのコール音)
(ミホ)「敵メガゾード 転送完了。
来ます!」
ヒロム ヨーコちゃん
行きますか!
リュウジさん あの…。
体の限界とか命が危ないとか 全部 陣さんの冗談でした。
へ…?
(3人)えーっ!?
こっち来い!
そう お前は死なない。 大丈夫。
J 行くぞ!
了解 俺のマーカーシステム作動!
(陣・J)変形!
バスターヘラクレス!
・~
(陣・J)
完成! バスターヘラクレス!
先輩!
ヒロム ヨーコちゃん
ここは俺に任せて!
リュウジ ごめん!
でもよかった。
心配させたな。
でも悪いのはお前じゃなくて…。
(電子音声)「レッツ ドライビング」
あ…!
あれ? リュウジくん?
オラッ!
リュウさん すごい…。
フッ!
ウオォォーッ!
ヤァァーッ!
(爆発音)
(陣)やった!
シャットダウン完了!
さすが リュウジくん!
「先輩 今度という今度は…」
(陣)うわっ! ごめんって!
いや あの… Jが悪いんだよ!
ホント 許して!
バナナちゃんなんて言うから
まぎらわしいんだ。
それにしても 再検査って
なんだったんでしょう?
医療班に聞いたんだが 検査の時に
熱暴走してたせいらしい。
(ミホ・森下)え…?
しかし あのヒロムまでが
冷静な判断ができなくなるとは…。
それだけの存在というわけだ
リュウジは。
リュウジ
ホント ごめんって! ねえ?
ごめんで済めば
警察いりませんよ! 先輩!
はぁ… 冗談でよかった…。
ごめんって
ごめん ごめん!
・~
〈ゴーバスターズ
ネクストミッション〉
(エスケイプ)なんだ 強いのね。
(キーロイド)ロック完了!
子供のいたずらのはずじゃ…。
俺がゴーバスターズだ。
(エスケイプ)今すぐ試したいわ
どれくらい いいものか…。
バスターズ レディ…。
(ゴーバスターズたち)ゴー!
〈この夏 ゴーバスターズが
映画で登場!〉
〈エネタワーが街ごと狙われた〉
〈バディロイドは
なんとさびついて動けない!〉
〈これまでの
『仮面ライダーフォーゼ』は…〉
(ヴァルゴ・ゾディアーツ)お前たちが
今まで無事で来れたのは 我らが主の温情だ。
(タチバナ)今の君に必要なのは
友情ではなく 非情だ。
(如月弦太朗)それぞれが
それぞれの道を信じて進んでれば 俺は 絆を信じられる。
(江本州輝)聞いてくれ 賢吾君。
歌星は 君の…。
(サジタリウス・ゾディアーツ)
悲しいものだな…。