Go-Busters Mission 09 Transcript

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Go-Busters Mission 09

〈エネルギー管理局〉

〈人々の生活基盤である

エネトロンを文字どおり 管理 運営する

公的機関である〉

〈ゴーバスターズが

ヴァグラスから回収したエネトロンも 管理局へ届けられる〉

(岩崎リュウジ)

ウサダ一人で行ったって…。

(桜田ヒロム)

まだケンカ続いてるのか?

(ウサダ・レタス)フンッ!

(宇佐見ヨーコ)フンッ!

あ~ コックピットに

ヨーコがいないと スッキリだよ。

ほんと 広々。

ウサダだけですけど

何か不満でも?

いえ 確認いたします。

う~ん 任務終了!

あ~ 1人だと気楽。

(ウサダ)おっ?

(三田)よろしければ…。

(丸山)お送りします。 どうぞ。

あ そう? どうも。

(ウサダ)丁寧に扱ってよ。

せーの…。

うう…。

(ウサダ)重要人物扱いだね。

おお~! おお…!

(ウサダ)おお~! イエーイ!

少々お待ちくださいませ。

あ うん…。

せーの…。

おいしょ!

ああ…。

えっ えっ えっ?

なんか暗いんですけど…。

(仲村ミホ)えっ? 誘拐された?

どなたがですか?

RHUL‐03?

(チダ・ニック)RH…?

(机をたたく音)

(一同)うわっ!

ウサダが!?

(一同)誘拐!?

〈新西暦2012年〉

〈都市生活を支える

巨大なエネルギー エネトロン〉

〈それを狙い 人類を脅かす存在

ヴァグラス〉

〈ゴーバスターズとは

人々を守る特命を帯びて戦う 若者たちのことである〉

・~

(職員の声)「もしもし 当局の備品を盗んだという

お話ですが…」

(丸山の声)「備品?

と… とぼけるな! お前たちが 厳重に警備してたのは見てる!」

「かえしてほしけりゃ

エネトロンを2000トロン用意しろ!」

(ウサダの声)

「ちょっと! 安すぎるでしょ!」

(丸山の声)「うるせえ!

1億円にはなるんだよ!」

(ウサダの声)「もうちょっと

ウサダの価値ってのを…」

(丸山の声)「また連絡する」

以上が 犯人から エネルギー管理局に

かかってきた電話です。

今の様子じゃ

ヴァグラスは絡んでませんね。

まったく

ウサダってば ドジなんだから。

(黒木タケシ)しかし なぜウサダが

単独で管理局へ行ったんだ?

ヨーコ。 命令は

お前とウサダにしたはずだぞ。

はい…。 それが…。

(リュウジ)すいません!

俺とヒロムがヨーコちゃんの宿題

手伝ったせいです。

何?

これは どういうことなの?

ヒロム! リュウジ!

ごめん! できないって

ベソかいてたから つい…。

出てるよ 湯気…。

俺は手伝ったんじゃない。

どっちが先にできるか

競争するって言うから。

まあ 当然 俺が勝ったけどな。

勝たなくていいし

ヨーコは まだ16歳なんだから 勉強も大切なの!

お前の教育方法が

悪いんじゃないのか?

あー!

ウサダの苦労も知らないで!

ヨーコはね 小さい時から

学校をさぼってばかりで ウサダの授業だって 何かと

ごまかして逃げ出すんだから!

そういうことだけ

上手なんだよね!

この間のテストなんて

なんと 0点だったんだから!

ああ…。

(ウサダ)もう これ以上 ヨーコが おバカになったら

困るの! ほんとに!

ああ…。

何? あっ…。

ああ…。

フフ~ン…。

これ以上おバカって何よ!

ヨーコが悪いんでしょ!

ちゃんと勉強しないから!

ウサダがいなかったら

今頃 どうなってるか!

別に。 ウサダがいなくったって

ちゃ~んと やるし。

へえ~! だったら ウサダも

楽でいいし!

フンッ!

(ウサダ)フンッ!

(ため息)

すいません…。

(ミホ)あの…

エネルギー管理局から こちらは全く関知しないので 一切 特命部で

解決しろとのことです。

だろうな…。

森下 ウサダの識別信号を探せ。

(森下トオル)了解。

(エンター)

我がマジェスティ メサイア。

新しいメガゾードのための設計図

入手いたしました。

(メサイアの声)新たな力… 私が支配するための…!

(エンター)ウィ ウィ ウィー!

ただ

エネトロンも少々使う必要が…。

(メサイアの声)

減らすな! 我が力を!!

もちろん ご安心を。

シルブプレ! シルブプレ!

まったく…。

エネトロンを集めるためには メガゾードが必要。

しかし そのためには

エネトロンが必要とは…。

う~ん…。

どこかに エネトロンの塊でも 落ちてませんかね。

「(雑音)」

(男の声)「エネトロン2000だよ!」

(男の声)2000だよ!

エネトロン2000だよ!

最初に言ったろう!

ふざけんなよ~!

おい 何もめてるんだよ!

早くしろよ~!

ねえ じゃあ ウサダ

そろそろ帰ってもいいよね?

うーん そうだね。

そろそろ帰っても…。

いいわけないだろ!

お前が人質なんだよ~!

ちょっと! 耳 触んないで!

(森下)

ウサダ君の識別信号キャッチ。

岩佐地区

ポイントI‐036です。

信号発信にも気づかないなんて

素人同然だな。

仕事が楽そうでいいじゃない。

ヨーコちゃんも安心でしょ。

別に心配してないし。

シューターのリンク 完了です。

特命。

バディロイド ウサダ・レタスを

奪還せよ。

(3人)了解!

(森下)「シューターハッチ

I‐030 オープン」

(電子音声)「トランスポート」

(電子音声)「コールモード」

地下通路 侵入。

データ送信します。

(電子音声)「アナライズモード」

データ受信。 解析完了。

ナビゲート開始します。

よろしく。

(ミホ)「右へ進んでください」

前方50メートルを左へ。

さらに130メートル直進です。

・~

T字の通路を右へ 約80メートル。

「近いです」

・~

(ミホ)「その中です」

動くな! 特命部だ!

(2人)うわー!

と… 特命? なんだ それ?

大丈夫。 警察よりやさしいから。

(ウサダ)やっと来た…。

遅くない?

何よ。 私がいないと

楽なんじゃなかった?

ちょっと休んでから

脱出しようとしてたとこ。

あっ そう。

おとなしくしろ。

(バグラーたち)ジ ザザー…。

ヴァグラス!

まさか…。

うわー! あーっ!

(バグラーたち)ザ ジー…。

(電子音声)

「イッツ モーフィンタイム」

(3人)レッツ モーフィン!

・~

フッ! ハッ!

(電子音声)「トランスポート」

ハッ! ハッ!

フッ!

ハアッ!

デヤッ! ハッ!

デヤーッ!

(バグラー)ジーッ!

ハッ!

ハアーッ!

ハッ! ハアッ!

ハアッ!

(バグラー)ザ ザ…。

うわー! ああー!

ハアッ!

ハッ!

(爆発音)

う~ん お見事!

それにしても

なんでヴァグラスが?

サヴァ? ゴーバスターズ。

エンター!

お前が絡んでたとはな。

誘拐なんて地味なこともするんだ。

いいえ。 今からやってみようかと。

うわっ! うう…!

ウサダ!

(ウサダ)離せ…!

爆弾?

退避だ!

(三田)うわー!

(ウサダ)うう… 離せー!

(爆発音)

うわっ!

(森下)誘拐犯2名は

警察局へ身柄を移送。

ウサダ君は行方不明です。

信号もキャッチできません。

(ゴリサキ・バナナ)ええっ?

テレビ回線に

エンターが割り込んでいます!

メーンモニターに切り替えます。

(エンター)

「アロー アロー アロー」

「聞こえてますか?

ゴーバスターズ」

「先ほどは失礼。

改めて取引のお話を」

「あなた方のかわいいラパン

ムッシュ・ウサダと引き換えに エネトロンを2万トロン」

2万トロン!?

ウサダ…。

「取引は今から1時間後」

「1秒でも遅れれば

取引は自動的に消滅しますので そのおつもりで」

さっきと同じ爆弾!

2万トロン… 管理局に申請すれば

時間までには なんとか…。

いや。 管理局が 一切

関知しないと言ってきたのは エネトロンを

出す気はないということだ。

それじゃあ ウサダは?

取り返す。 偽の取引でも

なんでも仕掛けてな。

偽か…。 あのエンターを

うまく ごまかせりゃいいが…。

でも やるしかない!

そうだ! ごまかすなら

いい手がある!

へへーん! やっとウサダの価値が

わかってもらえたかな?

でも… このまま

ウサダがいなくなったら ヨーコの面倒

誰も見てくれないよな…。

(エンター)来ましたか。

ヨーコ…。

最初は輸送車で行く。

取引するって見せるために。

中を確認されたら終わりだぞ。

エネトロンは ないんだ。

大丈夫。

他に 大きなごまかし作って 相手の気をそらせれば。

大きなごまかし?

例えば…。

1台とは

少ないんじゃないですか?

ヒロムを偽物にする!

えっ?

(森下)まだあとから3台来る。

黙って待ってろ。

そんなの

すぐバレるに決まってる。

わざとバレるようにするんだよ。

本物のヒロムも。

(ニック)なるほど。

バレバレすぎて 他に何か仕掛けがあるんじゃ

ないかって気になるよな。

(黒木)エンターは下手に

動けなくなるというわけだ。

その間に私がウサダを助ける。

(ゴリサキ)えっ?

でも ヨーコは

リュウジと一緒にいるんだろ?

いないよ。

本当のごまかしは こっち。

えっ?

あれって ヨーコじゃない!

ということは 本物は…?

ウサダ…。

おやつは絶対忘れちゃダメ!

何度言えば わかるの!

わかってる。

・~

何か仕掛けてるなら

一度 場を乱してみましょうか。

・~

(銃声)

(銃声)

何?

あーっ! 司令官 あれは確か

αの装備じゃ…。

まさか 残ってたのか…。

(銃声)

どうします? あれは暴れますよ。

ほっときますか?

(モーフィンブレスのコール音)

「リュウジさん

プランBに切り替えます」

えっ? プランB?

わかった。 行こう。

(森下)いいから 早く!

ええっ?

・~

ハッ!

ウサダ!

ヨーコ?

しょうがないから 助けてあげる。

うっ うう…。

フン 助けられてあげるよ!

(黒木)

「CB‐01 GT‐02 発進!」

・~

ズィット。 水?

しかし このために

あんなバカげたことを…。

うーん… うーん…。

すっかり騙されましたよ

マドモアゼル。

ヨーコ! タイマーが早まった!

鎖 離して! 爆発する!

えっ? ちょっと待って!

ダメだ! 巻き込まれる!

ヨーコ 逃げて!

そんなの やだ!!

ダメだって!

(2人)死んじゃ やだ!!

エヘヘ…。

ウフフッ。

(鎖が切れる音)

うわっ!

(爆発音)

ウサダ? 嘘でしょ?

ウサダ!

ウサダ…。

ウサダー!!

(モーフィンブレスのコール音)

(ウサダ)「ヨーコ!」

なぜです?

あなた方はバグゾードの方へ…。

お前が見たのは

バスターマシンだけだろ!

これがプランB。

行ったと見せかけるだけです。

(銃声)

(ウサダ)うわー!

えいっ!

ハアッ!

(爆発音)

なるほど。 街より

バディロイドを選んだんですね。

エンター。 お前は勘違いしてるよ。

ああ。 俺たちは3人じゃない。

(銃声)

ゴリサキ 粘れよ!

倒せなくとも 動きぐらいは!

うん! なんとか止める!

仲間で支え合うのが ゴーバスターズだ!

バカ!

バカ~!

フン… フフフ…。

うわぁーーーーー!!

(電子音声)

「イッツ モーフィンタイム」

ハッ!

(3人)レッツ モーフィン!

ハッ! フッ!

フッ! ハッ!

デヤッ! ハッ!

(エンター)ゴーバスターズ

いい勉強になりました。 メルシー。

(モーフィンブレスのコール音)

(ニック)「ヒロム!」

「そっちは うまくいったのか?」

ああ。 すぐ行く。

(銃声)

うわーっ!

ヒロム!

お待たせ!

リュウジ!

(電子音声)「レッツ ドライビング」

大丈夫か?

(ニック)もちろん!

(電子音声)「レッツ ドライビング」

ゴリサキ よくやった。

そ そんなぁ~。

いくぞ!

・~

フッ!

ああっ!

うわっ!

(ヨーコ・ウサダ)いけー!

ハッ!

えいっ!

くらえ!

(電子音声)

「イッツ タイム フォー バスター」

ハアッ!!

(爆発音)

(3人)シャットダウン完了!

これ 司令官の字でしょ!

なんで ヨーコの宿題

手伝うんですか!

宿題?

私は模範解答を頼まれただけだ。

(ウサダ)模範解答?

あのねぇ 模範解答って 司令官 どういうのか

わかってますか?

やっば…。

くぅ~! ヨーコ!!

あの

俺の変装の件なんですけど…。

ああ 似てたでしょ?

全然。 ダメですよね あれ。

ああ そう?

ごめん! 時間なかったの。

(ウサダ)時間ないじゃないでしょ!

でも ウサダ助けるために

頑張ったんだから…。

平和だね。

えっ? 平和か?

平和ですよ。

そ… そうかなぁ?

だから ごめんね!

あっ こら! 待て~! うわっ!

・~

〈ゴーバスターズ

ネクストミッション〉

(ニック)ヒロム!

お姉さんが会いたいって。

(エンター)なんとしても

デルタニウムを…。

(桜田リカ)どうして家族を

バラバラにするの?

姉さん 俺が自分で決めたんだ。

バスターズ レディ…。

(ヒロム・リュウジ・ヨーコ)ゴー!

これが俺たちの…。

(如月弦太朗)仮面ライダーと スーパー戦隊の…。

(2人)力だ!

〈今こそ 全ヒーローのパワーを

集結せよ!〉

〈これが

前回の『仮面ライダーフォーゼ』〉

(アリエス・ゾディアーツ)

この昴星は 余の王国だ。

(朔田流星)

二郎を救える… こいつなら。

(如月弦太朗)

なんでも受け止めるぜ 流星!

お前のダチに関わることなら。

(流星)だったら

受け止めて 死んでくれ 如月!

二郎を救うためには どうしても

アリエスの力が必要なんだ。

こうやって 本気で戦って 初めて お前と

語り合えた気がするよ 流星…。

(歌星賢吾)如月ー!!