Kamen Rider Wizard 25 Transcript
〈仁藤を実家へ連れ戻すために福井から上京した祖母→
敏江は ゲートだった〉
〈しかし敏江は 突然自らを絶望させろと→
ファントムに迫り…〉
ねえ もしよかったら交換しない?
(グレムリン)この子とそちらのおばあちゃん。 フフフ…。
瞬平君の命とおばあちゃんの命…。
どっちか選べるわけないじゃない!
面白がってんだ あいつ。
ごめんなさいね 私のために…。
おばあさんのせいじゃないわ!
いや ばあちゃんのせいだ。
なんで あんなことしたんだよ!?
だって お前はファントムを食べないと→
死んでしまうんでしょう?
えっ!?じゃあ まさか→
ご自分の命と引き換えにファントムを生み出そうと…。
キマイラの…。
仁藤のエサに?
バカじゃねえの!?意味わかんねえよ!
わざわざ ばあちゃんが絶望しなくたって 他にも…。
私は もう十分に長生きしました。
攻介 私を連れていきなさい。
〈魔法の指輪 ウィザードリング〉
〈今を生きる魔法使いはその輝きを両手に宿し→
絶望を 希望に変える…〉
・~
(井川)こんな奴さらってどうするつもりだ?
あの場でゲートを脅せば早かったのに…。
それじゃあゲートは絶望しないよ。
だって あのおばあさんの心の支えは→
かわいい孫つまりビーストだもん。
楽しみだな。 フフフ…。
ああ!
そうだ俺 瞬平のリュックの中に→
グリフォン入れといたんだ。
(晴人・凛子)えっ!?
駅まで… 駅までだからな…。
そっから後は…。
グリフォンちゃん。一応 お前がついてってくれ。
「バードボウル」?
つぶれたボウリング場がある!
よし。 これで先手が取れるな。
攻介。私を連れていきなさい。
攻介。
ちょっと待ってよおばあちゃん。
瞬平は 俺が助けるから。
変なこと考えないで。頼むから。
なんでだよ…!
魔法使いのことがバレたら→
今までみたいに怒られるもんだと思ってたのに…。
なんで 急に…。
(敏江)そこのファントム!
私を絶望させなさい。
だって お前はファントムを食べないと→
死んでしまうんでしょう?
今まで… みたいに…。
コラ 攻介!!やめなさい!
あっ!
イテテ…。
ほら 言わんこっちゃない!
擦り傷だけで済んでよかったわ。 こいつ!
(敏江)コラ 攻介!!降りなさい!
落ちたら ばんそうこうじゃ済みませんよ!
(敏江)コラ 攻介!!流されたら→
取り返しのつかないことになるんですよ。
これ 持っていなさい。
(敏江)お守りよ。
ああーっ!バカか 俺! 大バカか!
ちょっと素直になりゃわかるだろう!
・~
俺が飛び込んで 隙を作る。
その間に 凛子ちゃんは瞬平を。わかった。
(電子音声)「コネクト プリーズ」
・~
(物音)
おっ… おい!
黙ってろ!
・~
(ピンの倒れる音)
メデューサ!?
指輪の魔法使い…?
瞬平は!?
一体 なんのこと?えっ?
(グリフォンの鳴き声)
えっ!?
(鳴き声)
僕のリュックがない…。
(笑い声)
ひっかかった ひっかかった!
やられた…。
(ミサ)どうしてここがわかったのか知らないけど→
私の時間を邪魔するなんていい度胸ね。
凛子ちゃん 下がってて!
変身!・~「シャバドゥビ タッチ ヘンシン」
(電子音声)「ランド プリーズ」
・~「ドドド ドドドンドン ドドドン」
フンッ! ハッ!
・~
ハッ!うわっ!
・~
うわーっ!
(電子音声)「ランド ドラゴン」
・~「ダンデンドン ズドゴンダンデンドゴン」
フッ!
(電子音声)「チョーイイネ!スペシャル サイコー!」
・~
(ソラ)わあ! すっごい!
いい勝負。
お前…!(メデューサ)グレムリン!?
(ソラ)先手打ったつもりだった?
残念でした。
今度は ちゃんとゲートを連れておいで。
明日 町外れのスクラップ置き場で待ってるよ。
じゃあね~!
待てっ!
わあっ!待ちなさい グレムリン!
(ノック)はい。
攻介…。
ばあちゃん。
このまま一緒に福井に帰ろっか。
コラ 攻介!!
情けない…。
その言葉 昨日まではあんなに聞きたかったけど→
今となっては一番聞きたくない!
やっと気づいたんだ!
ばあちゃんの気持ち…。
ずっと 俺のこと思ってくれてたんだって。
(仁藤)やっと…。
なのに 今 死なれたら…。
俺が絶望する。
バカだねえ…。
お前が 私のために人様を犠牲にするような子なら→
それこそこのおばあちゃんが絶望しますよ。
ばあちゃん…。
覚悟しなさい 攻介!
お前だって 瞬平君を見捨てたくはないでしょう?
うん…。
ほれ。
フフフ…。
さすが ばあちゃん…。
お見通しか。
おぉ? んっ?
・~
この私を利用するとは…。
いい度胸ね。
うわっ! おっと!フフフフ…。
おっと!
ふう…。
やだなぁ誤解だよ 誤解。
何っ!?
ミサちゃんの力を借りれば→
ついでに指輪の魔法使いも倒せるかな~と思ったんだ。
フフフフ…。
そうか…。奴らの思うつぼだったか。
(凛子)ええ。逆に グリフォンを利用された。
晴人 どうするの?
おばあちゃんを差し出すわけにはいかない。
なんか 作戦考えないと。
迷ってる時間はもうないぜ。
仁藤。
ああ いい。みなまで言うな。
やっぱり ここは俺たちが行くしかないってわけだ。
(一同)えっ!?
ばあちゃんも 覚悟しろよ。
心得てます。
おい! まさかおばあちゃんを渡す気か?
(仁藤)待たせたな。
おばあちゃん!?
(グレムリン)自分のおばあさんの命より→
この子を選んだんだ?
ダメですよ 仁藤さん!おばあちゃんを渡すなんて…!
瞬平 お前は黙ってろ。
じゃあ 人質交換だ。
はいはい。
でも ちょっとその前に→
君の そのカッコいいベルト渡してくれるかな?
魔法を使われちゃうと面倒なんだよね。
わかった。
(電子音声)「ドライバーオン」
ありがとう。
それじゃあ おばあちゃんこちらへどうぞ。
ダメです 仁藤さん…。なんで そんなことするんですか!?
仁藤さん!!(ワータイガー)きさまも早く行け!
おばあちゃん!行きなさい。
嫌です。一緒に逃げましょう。
でないと… うわっ!
(グレムリン)よいしょ!ひいっ!
おばあちゃん!
ところで おばあちゃんせっかく来てくれたことだし→
あなたの望みを叶えてあげようと思うんだ。
私の望み?
言ってたよね?「私を絶望させてくれ」って。
今 ここで壊してあげるよ。心の支えを。
つまり あなたのお孫さんをね。
(ワータイガー)うおーっ!
うわぁーっ!
仁藤さん!(敏江)攻介!
どわぁーっ!
うわぁっ! わあっ!
やめろ! やめろーっ!
うわぁーっ!
あっ…! あっ…。
(グレムリン)魔法の使えない魔法使いは 虫けら以下だね。
(ワータイガー)フッフッフ…。
これで終わりだ。古の魔法使い。
(グレムリン)さあかわいいファントムを生んでね!
やめろーっ!!
フンッ!
んっ!? ん?
えっ…?
フッ!
お前…!
フッ!(グレムリン)わっ! あっ…!
(電子音声)「コネクト プリーズ」
(銃声)
晴人さん!ふぃ~。
大丈夫? 瞬平君。
…はい!
ぬぅ…! んっ!?
まさに ピンチはチャンス!だったな。
おい! ベルトを奪えば 魔法は使えないんじゃなかったのか?
どうして!?
俺は 魔法を使ってねえよ。
これは 晴人の魔法だ。
俺なら 仁藤の指輪を使えるからな。
(電子音声)「ビースト プリーズ」
えっ? えっ!?
俺のベルトを使って仁藤に 魔法をかけておいたのさ。
ヘヘッ!
おめえらなんかにばあちゃんの命も 瞬平の命も→
渡すわけねえだろう!仁藤さん…!
あー… グレムリンだっけ?昨日の借りは返したぜ。
魔法使いが 化かし合いに負けるわけにはいかないからな。
だったら力で ねじ伏せてやる!
力でも 負ける気はねえなぁ。
ぬぅー…!
仁藤!おいっと!
(電子音声)「ドライバーオン」
変身!・~「シャバドゥビ タッチ ヘンシン」
ヘンーシン!
(電子音声)「セット オープン」(電子音声)「フレイム プリーズ」
・~「L・I・O・N ライオーン」・~「ヒーヒー ヒーヒーヒー」
さあ ショータイムだ。ランチタイムだ。
・~
あぁー! おわっ!
・~
よいしょっ!待てっ!
うおぉ…! わあっ!
わあっ!
(グレムリン)フフフフ… ハハッ!
・~
(電子音声)「バッファ ゴー!バッ バッ バババ バッファ」
いくぜーっ!
・~
ハァーッ…!
どりゃあっ!
なんのこれしき…!
(ワータイガー)うおぉ…!
(グレムリン)こっち! ばあ!フハハハ!
ハハハハ…!
ヤアッ!(爆発音)
・~
(グレムリン)なんだよ?
・~
(電子音声)「フレイム ドラゴン」
・~「ボーボー ボーボーボー」
(電子音声)「ドラゴタイムセットアップ スタート」
・~
(電子音声)「ウォータードラゴン」
(電子音声)「ハリケーンドラゴン」
(電子音声)「ランドドラゴン」
んっ!? うおっ!
(電子音声)「ファイナルタイム」(グレムリン)んっ?
・~
ハーッ!
君たちが 意外にやるってことがわかったよ。
うわぁっ!今日のところは 退散かな。
(ワータイガー)グレムリン!
逃げ足の速え野郎だ。
まあ いい。 お前だけでもがっつり食ってやるぜ!
・~
決めろ! 仁藤。
メーンディッシュだ。
(電子音声)「キックストライク ゴー!」
ハーッ! どりゃっ!
うおぉ…!
ハーッ…!
どりゃーっ!
(爆発音)
ごっつぁん!
(凛子)ここを開く…。
えっ!? 仁藤君自分でおばあちゃんを→
福井まで送ってったの?はい。
マッハで帰ってくるって言ってましたけど。
さすがに思うとこあったんだろ。
せーの!
(一同)できた!
なあ ばあちゃん。はい?
俺 今後のことちゃんと考えるから→
だから ばあちゃんは…。
ファントム生もうなんて二度と思うなよな。
わかりました。
大丈夫だよ!ばあちゃんのお守り 持ってるし。
あっ! そういえば…。
まだ持ってたんだ これ。
電車の時間だ。 行こう。
・~
〈次回 『仮面ライダーウィザード』〉
(ソラ)ミサちゃんが自分でゲートを狙うなんて珍しい。
私の心の支え。
(仁藤)今度こそ お前を食う!公務執行妨害で 逮捕する!
一気に片づけるか!
(晴人)ふぃ~。 これで4人そろったな。 あと1人だ。
(ダイゴ)ウィザードとビーストの連係プレー! ブレイブすぎるぜ!
〈「スーパーヒーロータイム」〉
〈次回もシャバドゥビ 止めてみな!〉
(剣崎真琴)・「いくよOne Two Three Four」
・「Fly」
・「Fly…」
(菱川六花)「アイドル・剣崎真琴」
「デビュー曲は発売1週目でミリオンヒット」
「現在 スター街道爆進中の歌姫である」