Gokaiger Episode 41 Transcript
（伊狩 鎧）このところ
ザンギャックが出ませんね。
（ナビィ）そうだねえ。
（ジョー・ギブケン）今のうちに
大いなる力を集めておきたいが…。
ナビィ！
予感はあるけど
まだビシッとこないんだよね！
（ナビィ）あっ！
（アイム・ド・ファミーユ）フンッ！
（ドン・ドッゴイヤー）うわっ！
（アイム）あっ…。
（ナビィ）あれ？ 何かあったの？
わたくし そろそろ買い出しに…。
（鎧）そういえば 俺も…。
俺のメンバーズカードがないと…。
（ナビィ）いってらっしゃ～い！
（インサーン）ダマラス様
その後 皇帝陛下からのご指示は？
（ダマラス）一切ない。
（インサーン）我々は 一体
どうすればよいのでしょうか…。
（衝撃音）
敵襲か！？
〈冒険とロマンを求めて
宇宙の大海原をいく
若者たちがいた〉
〈宇宙帝国ザンギャックに
反旗をひるがえし
海賊の汚名を誇りとして名乗る
豪快なやつら〉
〈その名は…〉
・～
んっ！？
んっ！？
（ザツリグ）
宇宙帝国ザンギャック皇帝…。
まさか…。
（ザツリグ）アクドス・ギル様ご来臨。
・～
皇帝陛下！
・～
（アクドス・ギル）ダイランドー。
（ダイランドー）イエッサー！
ザツリグ。
（ザツリグ）ハッ！
ダマラスを拘束せよ。
おっ お待ちください 陛下！
ワルズ・ギル様を
お守りできないなんて
バカでショ！
カスでショ！
なんのために
補佐についたのだ！？
まさか貴様 何か
たくらんでいるのではないか？
（インサーン）恐れながら
ダマラス様は
ワルズ・ギル様に
出撃を禁じられて…！
（ザツリグ）ええい！
技官風情が口出しをするな！
ああっ！
（ダイランドー）連れていけ！
（ダマラス）陛下！
この私に 今一度 機会を！
陛下ー！！
（アクドス・ギル）愛する我が息子
ワルズ・ギルの弔いである。
海賊どもの首を ただちに捧げよ。
このザツリグが殿下の敵を討ち
征服した地球とともに
墓前に捧げます！
うむ。
（アイム）この星は
本当に品質のよいものが
安く手に入りますね。
（鎧）そうなんです！
いい星なんですよ
この地球っていうのは！ ねえ。
（ジョー）
お前は そればっかりだな。
でも よいことです。
自分の星を愛せるということは。
（爆発音）
・～
（アイム）ザンギャック！
あれは皇帝直属の親衛隊の艦隊だ。
（鎧）ええ！？
見つけたぞ 海賊。
３人だけか？
ザツリグ…。
俺は皇帝親衛隊のザツリグ。
数百の星を滅ぼし
惑星の破壊神と呼ばれた男だ。
ワルズ・ギル様の敵を討ちに
このような偏境な星に来た。
（アイム）豪快チェンジ！
「ゴーカイジャー」
ハーッ！
（銃撃音）
（アイム）ハッ！ フッ！
どうしちゃったんでしょう？
わからん…。 とにかく いくぞ！
（鎧）はい！ 豪快チェンジ！
アイム！
アイムさん！
（アイム）ハッ！
キャーッ！
（鎧）どうしたんですか！？
（アイム）離して！
（鎧）一体 何が…。
ハーッ！
（ザツリグ）フン。
フン。 海賊の力は この程度か。
キャッ！ うわーっ！
（ジョー）なんだ 今のは！？
アイム！
アイムさん！
フフッ。
アイム！
アイムさん！
一緒にやるぞ！
（鎧）なっ！？ ああっ！
なんだ？ これ…！
攻撃というなら
せめて このぐらいはやれ。
フンッ！
（３人）うわーっ！
・～
フフッ…。
夜が来る。
夜は 酒を飲むための時間だ。
次は６人で来い。
待ちなさい…！
（ルカ・ミルフィ）手も出せずに
やられるなんて 相当な相手だね。
皇帝親衛隊と
言っていたが…。
やつの攻撃が
まったく見えなかった。
（鎧）気づいたら吹っ飛ばされてて
何もできませんでした。
（キャプテン・マーベラス）
面倒くせえやつに
狙われたもんだな。
（ドン）とりあえず
いったん隠れて様子を見る？
（ナビィ）逃げよう！ 逃げよう！
逃げるが勝ちだよ！
（鎧）でも…。
《お父様 お母様…》
こんな… こんなことって…。
（ザツリグ）
ファミーユ星の虫けらども。
お前たちは
ザンギャックへの忠誠を拒んだ。
その報いが これだ！
フッフッフッフッフッフ…。
ハッハッハッハ！
（執事）しっかりしてください
王妃！
（ザツリグ）ムダだ。
もう逃げ場はない！
（王）アイム
すぐに この星を出るのだ。
お父様？ 何を…！
わたくしは最後まで残ります。
この星に！
（王妃）なりません アイム。
あなたは生きるのです！
（執事）姫。 さあ 姫…。
（アイム）嫌です！
離して！ 嫌です！
離して！
（王）うわーっ！
（王妃）キャーッ！
お父様！ お母様！
《ご覧になっていてください》
《今度こそ
わたくしの この手で…
敵を取ってみせます！》
・～
今日はイタリアンスペシャルです！
（ナビィ）やった！
一丁 やるか。
上等だ！
（２人）ゴー！
ありがとうございました。
どこに行く気だ？
止めないでください。
ザツリグは
わたくしの星を滅ぼした
誰よりも憎い相手です！
そういうことだったのか…。
（ルカ）なるほどねえ。
何かあるとは
思ってましたけど…。
皆さん…。
１人で あいつを
倒せるわけないだろ。
あいつとやれば…
確実に お前は死ぬ。
それが現実だぞ。
でも わたくしは…。
（アイムのすすり泣き）
泣くな。
お前 俺と初めて会った時
なんつった？
フン！ ハッ！
（ルカ）フッ！
ハーッ！
（スゴーミン）スゴッ！ スゴーッ！
・～
スゴ？
スゴーッ！
（アイム）お待ちください！
ああ？ なんだ？ お前。
わたくし アイム・ド・ファミーユ。
ファミーユ星の王女です。
（ドン）あの ザンギャックに
滅ぼされた星の？
（ジョー）１人で ここまで
逃げ延びてきたのか…。
で そのお姫様がなんの用？
あの…。
ああ？
わたくしを仲間にしてください！
海賊になりたいんです！
バッカじゃない？
お姫様なんかにできるわけないよ。
できます！
一生懸命 がんばりますから！
どうして
そんなに海賊になりたいの？
わたくしの故郷は
もうありません。
けれど 他の星へ逃げ延びた方は
いらっしゃいます。
その方たちが ファミーユ星の
誇りを持ち続けられるよう
わたくしは
象徴として生き続けたいのです！
（ルカ）ふ～ん。
だったら
海賊なんかじゃダメだろう。
いいえ。 海賊だから よいのです。
だって この手配書に顔が載れば
わたくしが生きて
ザンギャックと戦っているのを
見せられますから。
星空の向こうに
お前を支えにしてるやつらが
たくさんいるんだろ。
そいつらのためにも １人で
死ににいくわけにはいかねえだろ。
でも…！
アイム。
顔を上げて 前を見ろ。
俺たちがいるだろ。
・～
皆さん！
わたくしに力を貸してください！
ザツリグを倒すために！
その言葉を待ってたぜ。
ああ。
皇帝親衛隊なんて知ったことか。
あんなやつ
たいしたことありません！
（ドン）僕に任せといて！
イテッ！
（ルカ）あんたが言う？
・～
逃げずに来るとは たいしたもんだ
海賊ども。
今日が貴様らの最後だ。
（アイム）最後なのは あなたです。
ザツリグ。
わたくしの故郷を…
たくさんの人々の幸せを奪った
あなたを 絶対に許しません！
フンッ おもしろい。
どう許さないのか
見せてもらおうか。
いきますよ 皆さん。
ああ。
（ルカ）オッケー！
（一同）豪快チェンジ！
「ゴーカイジャー」
海賊戦隊…。
（一同）ゴーカイジャー！
かかってこい！
派手に参ります！
（銃声）
（銃撃音）
（ザツリグ）ムダムダ。
（一同）ハーッ！
（２人）ハッ！
（ザツリグ）フンッ！
（４人）うわっ！
うわっ！
ああっ！
フンッ！
（一同）うわーっ！
フンッ！
（一同）うわーっ！！
こんなものか？
（アイム）まだまだです！
ならば こんなのもあるぞ。
（一同）うわーっ！
フッフッフ…。
（アイム）
大丈夫ですか？ 皆さん…。
あったりめえだ…！
いい準備運動だ…。
マーベラスさん…。
それより 見たか？
やつの胸の目を。
見ました。
あれが開くと何かが起きる…。
ということは…。
（ドン）うん。 あれを封じれば
まともに戦える。
（ジョー）アイム。
お前が封じろ やつの目を。
（ルカ）私たちが おとりになるから
その隙を突いて…。 ね。
わかりました。
皆さん よろしくお願いします！
戻ったか。
あれで終わりでは
つまらんからな。
終わるのは てめえのほうだ。
減らず口を。
皆さんの気力
すごすぎです。
なくしたくないもんがあるからな。
（ルカ）そうだね。
（鎧）え？ え？
（ドン・マーベラス）豪快チェンジ！
（鎧）ああっ 豪快チェンジ！
「ゴーカイジャー」
正直 最初は
何もできないお姫様だった。
（鎧）え？
（マーベラスの声）銃を撃たせりゃ
反動でひっくり返る。
おりゃっ！
（ジョーの声）剣を持たせりゃ
重さに振り回される。
ハーッ！
フンッ！
うわっ！
（マーベラスの声）
およそ戦いにゃ向いてなかった。
（ドンの声）家事をさせてもさ…
もう めちゃくちゃだったし。
あっ！ ごめんなさい！
ごめんなさい…。
ハーッ！
（銃撃音）
（ルカの声）なんかマイペースすぎて
タイミングが合わないしね。
今 気がついたの？
ハーッ！
うわっ！
（一同）うわーっ！
あっ…！
フッフッフ…。
だが アイムには
俺たちにないものがあった。
（鎧）え？
（ジョー）ああ。
（ドン）うん。
（ルカ）だね。
なんだと！？
また？
（マーベラスの声）４人の頃は
ケンカになることも多かった。
皆さんも いかがですか？
（マーベラスの声）
だが アイムが来てからは
なんでだか… いい感じになった。
（鎧）わかります！
なんか… わかります！
ほう… まだ立つか。
皆さん 次で参ります！
ああ。 いくぞ！
（ジョー）おう。
（ルカ）はいよ！
「ファイナルウェーブ」
（一同）ハーッ！
おりゃっ！
ヤーッ！
おろかな… フンッ！
鎧！
はい！
「ゴーカイシルバー
ゴールドモード」
今です！
ハーッ！
（ザツリグ）何！？
うわっ！ うわーっ！ ああっ！
「ファイナルウェーブ」
ハッ！
うわーっ！ うっ！ ああ…。
（ジョー）よし。
これで やつの技は封じた。
ぬああっ！ 俺の… 俺の目が！
ど派手に参りましょう！
鎧さん！
（鎧）はい！
ぬああ…！
（２人）豪快チェンジ！
「ゴーオンウイングス」
（２人）ジェットダガー！
「ミッション６ フルパワー」
（２人）ダガーアクロバット！
ハーッ！
うわっ！ ああっ…！
ハカセさん！
（ドン）うん！
（２人）豪快チェンジ！
「ゴウライジャー」
ダブルガジェット！
（２人）サンダー！
ぬあーっ！
ルカさん。
はいよ！
（２人）豪快チェンジ！
「ゴセイジャー」
（２人）ゴセイシャイニング！
うわーっ！
ジョーさん。
ああ。
（２人）豪快チェンジ！
「デカレンジャー」
スワンイリュージョン！
ディーソードベガ。
（ジョー）ベガスラッシュ！
ああっ！ ああ…。
マーベラスさん。
いくぜ！
（２人）豪快チェンジ！
「シンケンジャー」
（２人）烈火大斬刀！ ハーッ！
百火繚乱！ ハッ！
ハッ！
ハーッ！
ハーッ！
うわっ！ ああ…！
おりゃっ！
ハッ！
うわーっ！ ああっ！ ああ…。
（一同）
ゴーカイガレオンバスター！
レンジャーキー セット！
「ピンクチャージ」
ぬあっ！
（アイム）お父様 お母様…。
今こそ無念を晴らします…！
（一同）ハッ！
「ライジングストライク」
ぬあーっ！
（鎧）よっしゃー！
フン…。
・～
ちょいちょいちょ～い！ 俺と並ぶ
すごいやつだったはずでショ！
ザツリグちゃ～ん！
これが海賊か。
まだ終わりではありません。
巨大化していただきます！
（ダイランドー）
よろしゅうにね。
俺がいきます！ 皆さんは
その間にマッハルコンを！
ああ。
（ルカ）はいよ。
（５人）炎神ソウル セット！
（炎神マッハルコン）バリバリ～！
（５人）ゴー！
お姫様の活躍
陰ながらワクワク見てたぜ！
まあ そんな…。
俺もバリバリいくぜー！
うわっ！ ああっ！
バリバリに合体だぜ！
ゴーカイジャー！
おう！
（ルカ）オッケー！
（一同）カンゼンソウル セット！
（一同）海賊合体！
（マッハルコン）海賊合体！
（一同）
完成 カンゼンゴーカイオー！
ん！？
（一同）カンゼンドリル！
うわっ！ うわーっ！
とどめ 参ります！
おう！
（鎧）よし！
うっ… うう…！
（一同）
ゴーカイカンゼンバースト！
うわーっ！
（ザツリグ）うわーっ！
（アイム）宇宙に散った命のために
わたくしは強く生き続けます。
（鎧）だ～っ！ ハッハッハ～！
（ドン）いい風。
（ルカ）戦いのあとだけに
格別よね～。
皆さん…
ありがとうございました。
よかったな 敵が取れて。
はい！
俺たちも目的達成だ！
（アイム）ん？
やっぱり！
マーベラスさんの
なくしたくないものって
アイムさんの…！
言うな バカ！
（鎧）痛い痛い！ ギブ！ ギブ～！
なんですか？
いいの いいの。
ほんまに苦しい！
痛い痛い 痛い痛い！
（鎧）ちょっと どこ行くね～ん！
あっ 痛い！
・～
・～
〈次回 第４２話〉
（鎧）ドンさんは 勇者
ドン・ドッゴイヤーだったんです。
（ダマラス）キャプテン・マーベラス
貴様は絶対に許さん！
お前は下がってろ。
（ドン）みんな！
（ドン）こんなの嘘だーっ！
（一同）豪快チェンジ！
〈ついに逮捕か！？〉
〈絶体絶命の危機！〉
〈これまでの
『仮面ライダーフォーゼ』は…〉
（如月弦太朗）仮面ライダー部だ。
この学校を
怪物から守るための部活だ。
（風城美羽）スイッチの悪用は
私たちが許さない！
（歌星賢吾）ラビットハッチから
出られなくなった…。
（城島ユウキ）仮面ライダー部は
ごっこ遊びじゃない。
賢吾君が始めたことを
みんなが実行してる。
学園と地球の自由と平和を守る
仮面ライダー部。
ここに正式スタートだ！
仮面ライダー部！
（一同）イエーイ！