Kamen Rider Fourze 05 Transcript

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Kamen Rider Fourze 05

〈これまでの
『仮面ライダーフォーゼ』は…〉
(城島ユウキ)ここは 月。
月面基地ラビットハッチ。
(歌星賢吾)
ゾディアーツは俺が止める。
(如月弦太朗)宇宙 キター!!
仮面ライダー部だ。 この学校を
怪物から守るための部活だ。
あの見えないゾディアーツが
狙っているのは フェスの候補者だ。
あの場で 一番
クイーン目指していたのは 他でもない あんただ。
(佐久間珠恵)それじゃあ
クイーンフェスは無理そうね。
(風城美羽)そう簡単に諦めちゃ
笑われたくない男に笑われるの。
よし!
タイマンはらせてもらうぜ!
(JK)チッス! おっ。
先輩!
(弦太朗)おう 朝から どうした?
先輩~!
(賢吾)君は 我々には もう 関わりたくないんじゃ
なかったのか?
そんなことないっすよ。
俺と如月先輩は 大親友っすから。
(ユウキ)大親友?
そう! 俺と先輩は クイーンフェスのときに
一緒に頑張った間柄っすから!
なんか とてつもなく
うさん臭い。
なんてこと言ってんすか!
今日は その先輩に 感謝の意を込めて…
パーティーのお誘いに来たんすから。
あぁ~ 俺はいいや。
この学校の全員と友達になる男!
如月弦太朗っしょ?
いいや お前とは。
俺だけハブっすか!?
お前はヘビじゃねえよ。
ヘビのハブじゃねえっすよ!
仲間はずれってことですよ。
どうしたの?
なんか いつもと違うね。
なんかなぁ…。
お前と友達になるのは
一番最後でいいや。
なんで~!? 今 なりましょうよ!
今すぐ!
ホントに そう思ってんのか?
(大杉忠太)おい 席つけ 席。
やっべえ!
おい 如月。
お前 なんで まだその服なんだ?
制服ぐらいな
転入するときに用意しとけ。
でも俺 これ
気に入ってるんす。
気に入るとか
気に入らないじゃない。
規則だから ちゃんとしろ。
この学ランは 俺の一部。
血と汗と涙が染みついてるんです。
だったら
クリーニングに出せ!!
いいから後で…。
職員室に来い っすね。
(新田文博)ハッ!
ハッ!
あぁーっ!
あのお調子者…
絶対に許さねえ!
フッ! ハッ!
フッ! フッ! ハッ!
なんだ お前は!?
(スコーピオン・ゾディアーツ)
憎い相手がいるんだろう?
だったら 力をあげよう。
さあ 星に願いを。
・~
これは…。
〈宇宙…〉
〈無限のコズミックエナジーを
秘めた 神秘の世界〉
〈若者たちは アストロスイッチで
その扉を開き 未来を創る〉
〈Space on your hand!〉
〈その手で 宇宙をつかめ!〉
・~
(大文字 隼)ハーイ! ハニー。
(美羽)あら 隼。 なんの用?
嫌だな。 キングとクイーンは
いつもペアだ。
君のそばにいるのは
当然だろ?
そうね。
あなたのそばには
クイーンが必要ね。
でも それは
私とは限らない。
(繁野ジュン)ヤダ 私!?
何を言ってるんだ。
君は この学園の そして 僕のクイーンだ。
それに
とても心配しているんだよ。
実は最近 妙な噂がある。
噂?
何? 何?
クイーンである君が
よりにもよって ギークやトラッシュと
一緒にいるって。
特に あの転校生の 如月とかいうのには
気をつけたほうがいい。
奴は
トラッシュの中のトラッシュだ。
それは 男の中の男
って意味かしら。
えっ?
ジュン。 しばらく チアリーダー部には
顔出さないから あと お願いね。
美羽!
(ジュン)わかった 頑張る!
(隼)美羽!
・~
「星 見えないな…」
「意外に暗いんだ」
「月には大気がないから
光は屈折しない」
「地上で見えるほど
恒星は輝かない」
「あれは 屈折で
大きく見えているだけだ」
「えー…」
「満点の星空なんてのは 地上のセンチメンタリズムだ。
急いで戻ってこい」
もう…。 せっかく
仮面ライダー部部長として 宇宙と対話しようと思ったのに。
そんな部はないし 君は部長じゃないし
宇宙は しゃべらない。
第一 素人が勝手に月面に出たら
命の保証はできない。
宇宙服の扱いは ユウキに
しっかり教えてもらったわ。
勝手に触るなよ。
触るな。
あら かわいい!
・~
何それ?
エレキスイッチだ。
このポテンシャル…
普通じゃないぞ。
(野座間友子)足りない…。
エビフライとポテトサラダ…。
刺激が足りない!
新しい出会いが 刺激に変わる…。
解剖台の上の
ミシンと こうもり傘。
エビフライの上の 納豆…。
フフフ。
納豆… 納豆…。
消えた…!
ってか こんなの
食べられないじゃない!
あっ… 意外に おいしい。
お疲れ様っす!
これ 食べてください。
また お前か!
何 企んでる?
いやぁ なんも
企んでないっすよ。
僕の気持ちがホントだって
信じてほしくて!
今日は 弦太朗先輩のファン
連れてきたっす。
(相崎めぐみ)めぐみょんだよ~。
ヤバい!
この髪型 超ウケる!
えっ? そ… そうか?
今日 パーティー来てよ。
みんな 盛り上がるよ。
ヘヘ… そうか?
そこまで言われたらなぁ。
そうそう!
それでこそ 弦太朗先輩!
どうした?
いやいや なんでもないっすよ。
じゃあ 放課後。
よろしくっす!
…はぁ!
はぁ…。
何を コソコソ逃げてるんだ?
JK。
あっ!
いい加減 許してくれよ 新田。
悪いのは 全部 お前だ。
恨むんなら 自分を恨め。
・~
ああっ…! わあぁっ!
(JK)わぁっ! わあぁ…!
・~
(ユニコーン・ゾディアーツ)
待てっ!
JK!
んっ!?
・~
ゾディアーツ!
なんだ お前らは?
今度は馬かよ!
ユニコーンよ!
ゾディアーツは
星座が元になってるから。
あれは 一角獣座の怪人。
おおっと!
(電子音声)「スリー ツー ワン」
変身!
・~
宇宙 キター!!
なんだ きさまは?
仮面ライダーフォーゼ
タイマンはらせてもらうぜ!
(電子音声)「ロケット・オン」
フッ!
ライダーロケットパーンチ!
うおぉー!
フォーゼは?
あっち!
賢吾君 新しいスイッチよ。
なぜ 君が指示を?
仮面ライダー部部長だもの。
俺は認めない。
そうそう 賢吾君の言うとおり。
おい! 新しいスイッチがあるなら
ケンカしてないで くれよ!
おい!
いつまでやってるんだ!
んっ?
おぉ… これか。
エレキスイッチだ。
他のスイッチとは パワーが違う。
その力 見せてくれ。
わかった!
よし!
(電子音声)「エレキ」
(電子音声)「エレキ・オン」
うおぉ…! なんか出たぞ!
新しいモジュールだ。
コンセントをさせ!
えっ…?
これか! これ?
どれに さすんだよ?
それだ!
よし!
うおっ!
うおーっ!
すっげえな!
電撃パワーが ビリビリひびくぜ!
よしっ!
うわぁ…!
よーっ ヤッ!
うわぁ…!
やあっ!
わあぁ…!
エネルギーが逆流しているのか。
うおっ… 待てっ!
ゲンちゃん!
大丈夫?
こいつに 食われるかと思った。
食われる?
スイッチにか?
なんか… 怖えな…。
やっぱ すげえな あいつ…。
いや すげえのは
あのスイッチか。
・~
(くしゃみ)
(園田紗理奈)星占いですか?
えっ? あぁ…。
いや 今週の運勢 最悪で…。
「あなたに 強く
反抗する人が現れます」
「断固とした態度で
臨みましょう」
これ 如月のことですよ。
断固とした態度… か。
実は 私も
迷っていることがあるんです。
僕との交際のことでしたら
迷うことはない。
僕は いつでも
オープンハートです。
今日 生徒主催のパーティーに
誘われてるんです。
教師として
行っていいものか どうか…。
あいつら 園田先生のことを 友達かなんかだと
思ってるんですよ。
ですよね~。
(大杉)いや それ
行っちゃダメですよ 園田先生。
教師と生徒 毅然とした態度で
一線を引かないと。
コラッ!
ご覧なさい 僕なんてね 学外で生徒と会っても
視線を そらされます。
それは どうかと。
えっ!?
いえ。 それより 大杉先生
星座は 何座で?
さそり座です。
・~(鼻歌)
ユウキ 調整 終わったぞ。
・~(鼻歌)
何それ?
ビートに チェーンアレイ。
さっきみたいに
エネルギーが逆流したのは エレキスイッチだけなの?
ああ。
あんなパワーは初めて見た。
で… 君は いつまで
ここにいるつもりだ?
学園の平和を守るのは
クイーンの義務でしょ。
それとも 私がいたら
お邪魔かしら。
・~(鼻歌)
邪魔だなあ。 ユウキは
俺のアシストができるが 君ができるのは
無駄口を叩くことくらいだ。
リーダーは
作業をするんじゃないの。
みんなの心の支えになるのが仕事。
賢吾君 わかって。
名前は呼ぶな。
あら! ユウキには
呼ばせてるくせに。
それは 彼女が勝手に…!
じゃあ 私も勝手に呼ぶわ。
それとも
彼女は特別なのかしら。
質問の意図が読めないな。
あら そう!
あった あった!
スイッチャーが誰か わかったよ。
スイッチャー?
そう ゾディアーツの正体。
パトロールしていたバガミールが
撮影してたんです。
クセがある奴だな こいつは。
どうやったら友達になれる?
(扉の開く音)
・~(大音量の歌声)
・~(大音量の歌声)
うっるせえ…。
・~(大音量の歌声)
うっ!
(掛け声)
すっげえな あいつ…。
あげぽよ! 来てくれたんだ。
えっ? あげ…?
(めぐみ)ねえ 一緒に歌おう!
引っ張んな! 押すな…。
あっ… でも なんか
ちょっと いい匂いする…。
さっすが 弦太朗先輩!
モテモテっすねえ~。
こいつ 俺のツレのタカヒロっす。
仲良くしてやってください。
(田中高広)よろしく~っす!
JK すっげえな。
こいつら全部 お前の友達か?
まあね! 俺が 一声かけりゃ…。
やあ こいつ すげえっすよ。
一声で ソッコー パーティーっす。
イエーイ!
(一同)イエーイ!
(一同)JK! JK! JK…!
「今日は JKナイトに
集まってくれて ありがとう!」
「楽しんで帰ってくれよ~!」
(一同)イエーイ!
正直 見くびってた。
悪かった。
そうか。 お前も これだけの友情に
支えられてる男ってことか。
じゃあ これで俺たちも
友達ってことで!
そうだな。
もう1曲 いっちゃおうか~!
私も よろしく。
えぇ~ そりゃあ。
もっと楽しい遊びをしようぜ
JK。
1年C組 新田文博。
フェンシング部。
JKと同じクラスだ。
そういえば カフェテリアで
JK 彼見て 逃げ出してた。
JKが 妙に弦太朗に
接触していたことといい 奴の狙いがJKという可能性は
大いにあるな。
いけない! ゲンちゃん
JKのパーティーに行ってる!
ユウキ 部長命令よ。
そのスイッチ
弦太朗に持っていって。
了解!
頼んだぞ。 気をつけて。
(一同)
ワツー ツー スリー フォー!
・~(一同)
「I want you I need you」
あーん。
あーん。
(ガラスの割れる音)
あーん。
あーん…。
JK。 本当のパーティーは
今からだ。 フンッ!
先輩 何 食ってんすか!
怪物ですよ!
あっ! いっけねえ!
お前たちは逃げろ!なんなの?
いい加減にしろ!
何が狙いで暴れてんだ?
お前には関係ない。
そうはいかない。
スイッチの力を悪用はさせねえ。
大事なダチとの約束なんだ!
(電子音声)「スリー ツー ワン」
変身!
・~
っしゃー!
宇宙 キター!!
タイマンはらせてもらうぜ!
・~
(電子音声)「チェーンソー・オン」
おーりゃっ!
(笑い声)
おりゃっ! うりゃっ!
おーりゃっ!
やるなあ こいつ!
おりゃっ!
これ 新しいスイッチ!
ビートと チェーンアレイ!
ありがとよ!
じゃあ さっそく試すか!
(電子音声)
「ビート チェーンアレイ」
(電子音声)「ビート・オン」
むっ! うっ うっ あぁ…!
うひょっ!
ヘッドホンしてても ひびく~!
あっ! あぁっ…。
んっ? よしっ!
(電子音声)
「チェーンアレイ・オン」
・~
いっけー! トゲトゲボール!
おーりゃっ! おりゃっ!
ああっ!
えっ? おっ! くっ… 何っ!?
馬ヅラの下に もう1つ 顔が!?
わあっ!
おりゃっ!
わあっ!
そんなん アリかよ!
うおっ!
・~
わあっ!
あっ! フェンシング部だから…。
ほう…。
わあっ!
(通信音)
(電子音声)「レーダー・オン」
「如月 エレキスイッチを使え」
でも あれは…。
「怖いのか?」
わあぁ…!
わかったよ!
よし。 …あっ? あれっ?
どこいった!?
どうしたの!? ゲンちゃん!
どうした?
何をグズグズしてる。
さっきまで あったのに…。
やっべえ… どっかに落としたか?
で… どうだったよ?
チャラかったろ?
(高広)楽勝。 めぐみょんが
抱きついたら 隙だらけ。
・~
しっかし 悪いよな。
用心棒させときながら
パクるんだ。
ああいう お人好しは 利用するだけ
利用すればいいんだよ。
友達 友達って…。
ムカつくよ。
なんで ないんだ!?
どうした!? エレキだ!
何をやっている!
うわっ! うわぁっ!
フッ! ハッ!
一角獣座は
面白い進化をしている。
(JK)友情なんて信じてる奴は
大バカ野郎だ。
助けても 変わらないぞ。
このパワー しびれるぜ!
〈青春スイッチ オン!〉
(火野映司)『仮面ライダー×仮面ライダー
フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』
(如月弦太朗)フォーゼ&オーズが
映画になるぜ。 内容もメガ盛りだ。
10月8日から 映画館で発売される
前売り券には 限定で 光る スタンプストラップがついてくる。
(2人)見に来てね!