Kamen Rider Wizard 27 Transcript

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Kamen Rider Wizard 27

〈女子高生に化けたメデューサを追って→
高校に潜り込んだ晴人たち〉
〈だが 晴人の前にもう1人のミサが現れ…〉
ハッ!
(晴人)ゲートは諦めてもらおうか。
フン。 まあ いい。
うー… ハッ!
うっ…!ああっ!
フッ。 フフッ。
・~
フッ。
・~
会えて うれしかったわ 真由。
美紗ちゃん…。
(真由)やっぱり美紗お姉ちゃんなの!?
(凛子)違う!あれはファントムなの!
離して!違う! ダメなんだって…。
またね。
(真由)待って! 美紗ちゃん…!
美紗ちゃん! 待って…!
〈魔法の指輪 ウィザードリング〉
〈今を生きる魔法使いはその輝きを両手に宿し→
絶望を 希望に変える…〉
・~
(仁藤)俺に任せとけば大丈夫だから!
親御さんには 僕からきちんと説明するからね!
お前にできんのか?そんな大役。
はあ? 仁藤さんこそ晴人さんの代わりに→
ちゃんと彼女を守ってくださいよ。
「代わり」じゃねえ。勘違いすんな。
どうせ 何か下心があるんでしょう?
(仁藤)何言ってんだ!ゲートに張りついてれば→
ファントムにありつけるとか全然思ってねえぞ!
ほら 言った!(仁藤)何を!?
どうぞ。
(凛子)落ち着いた?
まだ混乱してますけど…。
少し 聞いてもいいかな?
はい。
ご両親も行方不明みたいだけど何か知ってることは?
何も…。
私が 留学している間のことだったので。
学校は 帰国してから?
一人暮らしは危ないからって→
親戚が 寮のある学校を勧めてくれたんです。
私も みんなのいない家に1人でいるのは つらかったし。
お姉ちゃんのこと教えてもらってもいいかな。
美紗ちゃんはとっても やさしくて…。
(真由)引っ込み思案な私をいつも助けてくれました。
(ため息)
(真由の母)どうしたの?真由ちゃん。 ため息なんかついて。
まだ迷ってるのか。
うーん…。 行きたいとは思ってるんだけど…。
外国の暮らしに馴染めるか不安だし…。
それに…。それに?
みんなと離ればなれになっちゃうと思うと…。
大丈夫だよ 真由!心配しないで。
これは?
(美紗)パパとママそれに私と真由。
みんな いつも一緒よ。
美紗ちゃん…。
せっかくのチャンスなんだから→
自分で勝手に諦めたらダメ!
始まりも終わりも決めるのは自分よ。
(美紗)私たち家族はどこにいても応援してるから。
ありがとう!
いいお姉さんだったんだね…。
だから… 美紗ちゃんやパパやママが→
行方不明になったって聞いたときは→
本当にショックでした…。
けど…。
お姉ちゃんの言葉を励みに今まで頑張ってきたんだ。
私が諦めなければ いつかまた みんなに会えるって…。
(真由)でも…。
・~
まさか 美紗ちゃんが…!
・~
(ソラ)ここがミサちゃんが住んでた家か。
なんの用?
いやぁ まさか ミサちゃんの妹がいるとは ビックリしたよね。
さすがに あれは予定外だったでしょう?
そうね。
どうするの?
(ソラ)これから。
作戦 立て直すなら僕にも手伝わせてよ。
なら あのゲートはあなたが絶望させなさい。
なんで!?ミサちゃんが自分でやるんじゃ?
いいの… もう。
どうぞ。
この部屋 使っていいから。
すいません いろいろと…。
そんな 気にしないで。じゃ おやすみ。
あっ あの…。
ん?
美紗ちゃんは もう元には…。えっ?
私 思ったんです。
ファントムの中で→
まだ美紗ちゃんが生きてるんじゃないかって。
ファントムはゲートの記憶を利用してるんだ。
でも もしかしたらってことも…。
それは…。ごめんなさい。
困らせるような質問しちゃって。
じゃあ…。ゆっくり休んで。
・~
ハークション!
ったく 情けねえな!こんくらいの寒さでよ。
何言ってるんです!?こうなったのは…。
おっと!みなまで言うな。
家に入れてもらえなかったのはお前の説明が下手だったせいだ!
ハッハッハ!違います! アッツ!
仁藤さんが マヨネーズ談義なんてしてるからでしょ。
(仁藤)はあ? おい 返せよ!
あんたたち何 ケンカしてんの!
おう 凛子ちゃん。ご家族には話をつけたわ。
ほら!早く 面影堂行くわよ!
(仁藤・瞬平)はいっ!あっ!
出たぁーっ!
敵さんのほうが一足 早かったみてえだな。
こうなったら 俺の出番だ!(電子音声)「ドライバーオン」
フッ! イッテエー!
ヘーンシン!(電子音声)「セット オープン」
・~「L・I・O・N ライオーン」
ダアッ! ハッ!
ブレックファストタイムだ!
(メール着信音)
(輪島)ホントに気のちっちゃい奴だな。
えっ!?どうかした?
あ… いえ 別に。
あの… 寮に帰ろうと思うんですけど いいですか?
えっ?
ちょっと 1人になりたくて。
美紗ちゃんのこととかいろいろ考えたいし。
ゲートじゃないから大丈夫だと思うけど…。
念のため送ってってあげなさい。
うん。(真由)大丈夫です。
1人で帰れますから。えっ… ちょっと待って!
(携帯電話)
凛子ちゃん?
・~
うわあっ!
ハロ~!
こっちです!こっち こっち! 早く!
おい! あっ… クソッ!
待てっ!
おっと!おりゃっ!
今日のメーンディッシュはお前だ!
食べてみれば~?
くあーっ!
変身!・~「シャバドゥビ タッチ ヘンシン」
(電子音声)「フレイム プリーズ」
・~「ヒーヒー ヒーヒーヒー」
はぁ… はぁ… はぁ…。
(ミサの声)「私を助けられるのは真由だけ」
「1人で家まで来て。美紗」
・~
僕が捕まえられるかな~?
あー もうっ!
あれっ?こっちだよ こっち!
(グレムリン)こっちだって。
こっち!どこ行った?
(グレムリン)おりゃっ!うわあっ!
ちょこまか ちょこまか逃げんじゃねえよ!
うわっ!
あっ!?(グレムリン)また会ったね!
ハッ!(銃声)
晴人君!(仁藤)ちょっ… 悪ぃ 悪ぃ!
(仁藤)おい!お前 いつの間に!?
(グレムリン)あ~あ!2人そろっちゃった。
どけっ!(仁藤)わざわざ来ることねえのに。
お前だけじゃ心配だからな。
心配ご無用だってえの!
・~
わっ!(仁藤)うわあっ!
心配ご無用だって?うるせえよ!
(電子音声)「ハリケーン プリーズ」(電子音声)「バッファ」
・~「ゴー!バッ バッ バババ バッファ」
・~「フーフー フーフーフーフー」
・~
うわっ!
・~
ふう~!
ん~ なんかイマイチだよなぁ。
2人相手にずいぶん余裕じゃねえか。
フフフフ…!もっと面白くするために→
いいこと教えてあげるよ。えっ?
・~
(鳴き声)
(ドアの開く音)
・~
美紗ちゃん…!
(ミサ)待ってたわ。
来てくれると思ってた真由なら。
美紗ちゃんなのね…。やっぱり…。
そう…あなたのお姉ちゃんよ。
やっぱり 美紗ちゃんの心が残ってたんだ!
真由のおかげよ。
あなたの顔を見ていろいろと思い出したの。
じゃあ このまま元の美紗ちゃんに?
かもしれない。
もっと いろいろと思い出せれば…。
じゃあ…!
美紗ちゃんがくれたのよ。覚えてる?
これは留学のときの…。
そう! 私 これを心の支えにして頑張ってきたの。
諦めなければ また パパやママや美紗ちゃんに会えるって。
だから 本当にうれしくて…。
私も うれしいわ。
あなたの心の支えがわかって。
えっ…?
これで あなたを絶望させられる。
なんだって!?
真由ちゃんがゲート!?
ビックリした?まさか同じ学校に→
ゲートが2人もいるなんて!
しかもミサちゃんの妹だなんてね!
(仁藤)おい 嘘つくんじゃねえ!
フフフ 信じなくてもいいけど。今ごろ ミサちゃんが→
お家でお出迎えしてるんじゃないかな。
まさか あれは…。メデューサに!?
お姉ちゃんに絶望させられる妹なんて 面白いよね~。
そんなことさせるか!仁藤!
(仁藤)みなまで言うな!
こいつは俺に任せて お前は行け。ああ。
真由ちゃんの家なら私が!
(電子音声)「ハリケーン ドラゴン」
・~「ビュービュービュービュー ビュビュー」
(電子音声)「チョーイイネ!スペシャル サイコー!」
頼む! 凛子ちゃん。
ハッ!
まさか あなたもゲートだったなんて。
双子って不思議ね。
(真由)美紗ちゃん何言ってるの?
私に 美紗なんて女の心は残ってない。
(ミサ)私はファントム・メデューサ。
うわあっ!
ふう…。 フフフフ…。
そんな…。
パパとママは どうしたの!?
フッフ…。
あの2人…。
バカよね。
(ミサ)自分の娘はとっくに死んでるのに。
心配してたのよ。
さあ あったかいココアでも飲みなさい。
うるさいっ!
美紗ちゃん!?
(メデューサ)フッフッフ…。(2人の悲鳴)
フフッ。 フッ!
・~
(真由)まさか…。
(ミサ)そう…。
私が この手でね…。
・~
そん… な…。
・~
あなたの大好きなパパもママもお姉ちゃんも→
みんな この世にはいない。
さあ 絶望してファントムを生み出しなさい。
・~
やめろ!
指輪の魔法使い…!?
(ミサ)なぜ ここに?
晴人君 真由ちゃんが!
パパ… ママ…。
まずい!そうはさせない!
うわっ! うわあっ!
どすこい!
もういいかな。 ハッ!
うわっ!
あっちのほうが面白そうだから。じゃあね~!
あ~ おいっ!
食いそびれちまったか…。
大丈夫か?
はい。 でも真由もゲートだったなんて…。
間に合うといいがな…。
・~
ハーッ!
・~
(電子音声)「フレイム ドラゴン」
・~「ボーボー ボーボーボー」
(電子音声)「コネクト プリーズ」
(電子音声)「ドラゴタイム セットアップ」
・~
うっ! わあっ!
うっ…!
(メデューサ)どうした?ずいぶん焦っているな。
晴人君!ファントムが生まれちゃう!
真由ちゃん…!
んっ?
フッ!
うわあっ!
ダメよ よそ見しちゃ。
晴人君!?
パパ…! ママ…!
キャッ!
・~
ダメだ…。 絶望しちゃ…!
フッ。 指輪の魔法使い。
新たなファントムの誕生を目に焼きつけなさい。
そして 一緒に絶望して→
あなたもファントムを生み出すといいわ。
きさま…!
・~
フフフフ…。
始まりも終わりも決めるのは自分よ。
・~
美紗ちゃーん!!
(真由)美紗ちゃん…!
あっ!?
(メデューサ)んっ…!?
バカな!
ファントムを抑え込んだ…!
晴人君と同じってこと…?
美紗ちゃんが…お姉ちゃんが助けてくれた…。
なぜだ!?なぜ そんなことが!
美紗ちゃんの振りをしただけのあんたなんかに→
私の人生を終わりにさせない!
なんだと!?
(電子音声)「テレポート」
白い魔法使い…!?
えっ!?
おっと! これは予想外。
でも もしかしたらすごいラッキーなのかな。
(ソラ)彼と会えたってことは。
消えろ。
(電子音声)「エクスプロージョン」(メデューサ)ああっ!
よく希望を捨てずに生き残ったな。
お前は 魔法使いになる資格を得た。
私と来ることがお前の家族を奪った→
ファントムを倒すただ1つの道だ。
(白い魔法使い)どうする?
おい… 待て!
決めるのは 彼女自身だ。
・~
行きます 私…。
真由ちゃん…。
(真由)いいんです!
これは…。
私が決めた 始まりだから。
また会おう 操真晴人。
(電子音声)「テレポート」
あれが 晴人君が言ってた…。
ああ。
あいつ 真由ちゃんを魔法使いにするつもりなのか?
〈次回 『仮面ライダーウィザード』〉
(仁藤)このライオン… 似てる!
これは 私の研究だ!勝手なことをするな!
(仁藤)俺のベルトは!?俺の指輪は!?
(ソラ)君をやっつけちゃう→
チャンスってことだよね?仁藤!
ウィザードとビーストを倒せ。
このままだと宇宙は破滅です!(晴人)そんなことはさせない。
〈オールヒーロー夢の競演〉
〈『スーパーヒーロー大戦Z』〉