Kamen Rider Wizard 31 Transcript

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Kamen Rider Wizard 31

〈美しい心を持つ人間を 無差別に狙うファントム・レギオンは→
アンダーワールドに 侵入する力を持っていた〉
〈戦いの中 レギオンに 侵入されたウィザードは…〉
(瞬平)晴人さん!?
うわあーっ!!
わっ! わあっ!
(仁藤)おい 待てっ!
おい 大丈夫か!? しっかりしろ!
晴人さん…!
ドラゴンが…。 (仁藤)おい 晴人!?
俺の魔力が…。
消えた…。
晴人さん!! (仁藤)晴人!
〈魔法の指輪 ウィザードリング〉
〈今を生きる魔法使いは その輝きを両手に宿し→
絶望を 希望に変える…〉
・~
賢者の石…?
あなたが持ってるんでしょ?
うわーっ! うっ…!
すべてを知って どうするんだ? グレムリン。
あなたと同じさ…。
だって 僕は グレムリンじゃなくて→
ソラ… だから。
晴人…。
仁藤さんの話じゃ→
アンダーワールドで ドラゴンが大爆発したって。
だから… 晴人さんは もう魔法を使えないって。
そんな…。
晴人さん 魔法を取り戻せますよね!?
それは 俺にもわからんよ…。
・~
(ドラゴンの声) 晴人…。 操真晴人…。
ドラゴン… なのか?
(ドラゴン)晴人…。
待て…。 (ドラゴン)晴人…。
待ってくれ ドラゴン…。 ドラゴン!
うっ!
魔力が消えてる…。
・~
すまねえ 晴人…。
あのファントムは 絶対 俺が倒す!
・~
晴人さん? ちょっと どこ行くの?
ファントムを探しに行く。 ムチャよ そんな体で!
奴は ドラゴンを倒しただけだ。 俺自身は なんともない。
ファントムは 仁藤さんが探してますから!
奴は 無差別に人を襲ってる!
仁藤だけじゃ…。
晴人君!
あいつ 混乱してるな…。
(凛子)えっ?
「やらなきゃ」っていう 気持ちと→
魔力をなくしたことの 整理ができてないんだ。
(輪島)望んで得た力じゃない とはいえ→
魔法は 晴人の 一部だったからな。
私 行ってくる!
僕も。
晴人君!
落ち着いて! 晴人さん!
僕たち 今まで 晴人さんに頼りすぎてました。
こんなときくらい 僕たちに任せてください。
晴人! 意識戻ったのか!?
仁藤君。 仁藤さん。
もう大丈夫なのか?
それより ファントムは…。 いいから聞け!
お前のドラゴンが やられちまったのは→
全部 俺の責任だ。
どう謝っていいのかも わかんねえ。
(仁藤)だけど わかってるのは→
今のお前じゃ…。 魔法の使えないお前じゃ→
ファントムは倒せねえ!
だから 今は おとなしくしてろ。
頼む。
(内藤)エキサイティングしない…。 なぜ エキサイティングしない?
(仁藤)うわあーっ!
わあーっ!!
(内藤)奴の心を壊し損ねたせいか。
・~
(詩織)あっ! 魔法使いさんだ!
やっぱり!
ああ… 君たちは…。
ねえねえ また魔法を見せて! お願い!
ごめん。 もう見せられないんだ。
どうして?
もう 使えなくなっちゃったんだ 魔法…。
・~
(仁藤)うわあっ! ハッ!
やっと見つけたぜ ファントムさんよ。
また お前か。
お前に興味はない!
そっちになくても こっちにあんだよ!
(電子音声)「ドライバーオン」
ヘンーシン!
(電子音声)「セット オープン」
・~「L・I・O・N ライオーン」
おーしゃっ!
・~
あっ!? うわあっ!
・~
おっ!
こんにゃろ!
ずいぶん気合いが違うな。
当たり前だ。 ここで てめえを倒せなかったら→
晴人に顔向けできねえ。 うおーっ!
仁藤君…。 仁藤さん…。
(健太)詩織は ああ見えて 結構 重い病気なんだ。
えっ?
(健太)来週 手術が決まったんだけど→
不安でしょうがないみたいだから なんとか元気づけようと思って。
それで 手品を?
全然 うまくできないけどね。
だから ホントは 今日も あんたに会えるかもって。
また 魔法を 見せてもらえるかもって。
ごめんな。
魔力が消えて 初めてわかった。
俺には 魔法以外にできることが なんにもないって。
魔法が使えなきゃ 女の子1人 喜ばすこともできないって。
そうかな。
えっ?
俺が うれしかったのは→
もちろん 魔法はすごかったけど→
それより 妹を喜ばせようと してくれたことが→
うれしかったんだよ。
(健太)魔法より その心が。
たぶん 詩織もわかってるよ。
だって 俺の下手くそな手品→
最後は ちゃんと 笑ってくれるんだ あいつ。
(電子音声) 「バッ バッ バババ バッファ」
どりゃっ! うおーっ!
わあっ!
こうなったら…。
(電子音声)「ハイパー ゴー! ハイッ ハイッ ハイッ ハイパー」
・~
じゃ いくぜ!
(銃声)
(銃声)
なるほど…。 下品なお前を ここまで変えたのは→
あの魔法使いの心か。
だったら どうした!?
ますます興味が湧いた…。
エキサイティング! (仁藤)わっ! やべえ!
おう 晴人…。 大丈夫か?
…あれっ?
おっちゃん! コヨミは?
あ そういえば さっきから見てないな…。
これ。
そうか! お前が 魔法を使えなくなったってことは→
コヨミに 魔力を与える者が いなくなったってことだ!
それに気づいて…。
俺のことを思って 自分から姿を…。
とにかく 捜そう!
どうしたんだ?
魔法の使えない今の俺が…。
コヨミを見つけても…。
何を言ってるんだ!
命を救うことだけが→
コヨミを救うことじゃ ないんじゃないか?
(健太の声)妹を 喜ばせようとしてくれたことが→
うれしかったんだ。
魔法より その心が。
魔法より心か…。
・~
動かねえ!
よく避けた。
が… 裂けた空間が戻るまで 動けまい。
何っ!?
あっ… あっ!
おい 待てっ!
やっぱり ここだったか。
ごめん。
俺… 自分のことで 頭いっぱいで…。
コヨミのこと…。
あのとき ここで言ってくれたこと→
覚えてる?
俺たちが何者だろうと 今を生きようぜ。
今を生きる…?
晴人の言うとおりだった。
今を ちゃんと生きたおかげで 思い出も 仲間もできた…。
コヨミ!
今の俺には 魔力はない。
けど それでも俺は…。
俺は…。
あったかい…。
晴人のおかげで→
私は 人として 消えることができる…。
晴人の心に みんなが救われてきた…。
魔法なんかなくったって→
みんなの希望になれる…。
だから→
魔法をなくしたことも→
私が消えることも→
悲しまないで…。
コヨミ…。
いい…。 実にいい。
やはり お前の心は美しい。
ファントム!? どうして ここに!?
お前の心を壊し損ねたからな。
ずいぶん探したぞ。
わっ! キャッ!
わあーっ!
では ゆっくり楽しませてもらおう。
・~
俺は まだ やられるわけにはいかない!
・~
うおっ!
実にいい!
ヤアーッ!
・~
うおっ!
・~
うわっ!
ああっ…!
・~
わっ! ああ…!
晴人!
・~
うっ…!
あっ…!
・~
コヨミー!!
・~
終わりだ。 諦めろ。
俺は…。 俺は諦めない。
命がある限り… コヨミの命も諦めない!
ハーッ!
(レギオン)うっ! ううー…!
あそこ!
指輪…?
・~
(電子音声) 「ドライバーオン プリーズ」
どうして…。
心の強さで 俺を よみがえらせたか。
ドラゴン…。
相変わらず 面白い奴だ。
改めて お前の希望になってやる!
・~「シャバドゥビ タッチ ヘンシン」 変身!
(電子音声)「インフィニティ インフィニティ…」
(電子音声) 「インフィニティ プリーズ」
・~「ヒー スイ フー ドン ボー ジャバ ビュー ドゴン」
・~
変身した…。
戻ったんだ… 魔力が…。
戻ったんですよ 晴人さん! 魔法使いに!
晴人君…。
俺が最後の希望だ。
俺が最後の希望だ。
エキサイティング!
その心 改めて 切り刻ませてもらうぞ!
うおーっ!
バカな!?
フッ! ハッ!
面倒なことになったな…。
来い! ドラゴン!
・~
ハーッ!
んっ!?
(電子音声)「インフィニティ」
ハーッ!
・~
(電子音声)「ターンオン」
・~
ハッ! うおっ! ああ…。
フィナーレだ。
(電子音声)「ハイタッチ シャイニングストライク」
・~「キ・ラ・キ・ラ キ・ラ・キ・ラ…」
ハッ!
ハーッ!
(レギオン)うわあっ!
エキサイティング…!
(爆発音)
(電子音声)「プリーズ プリーズ」
コヨミ!
・~
晴人…。
コヨミのおかげで 俺は 最後まで諦めずに済んだ。
ありがとう。
よかった…!
もう… 晴人さーん!! あ… イッテ!
やっぱり 晴人さんが 魔法使いじゃなきゃ!
(詩織)すごーい! (健太)すごいだろう。
詩織ちゃん 喜んでますね。
手術が成功したおかげかしら。
すごい! すごい! すごい…!
いや… それだけじゃないさ。
(詩織)すごい! すごい! もう1回 もう1回!
上手くなったな。
じゃあ 俺も。
チチンプイプイ!
(3人)おーっ!
さすが晴人さん。 俺も マヨネーズ浮かそうかな。
魔法使いさん。 それは手品? 魔法?
さあ どっちでしょう?
(ワイズマン)メデューサ。
今日から 彼の指示で ゲートを絶望させろ。
彼?
ハロ~。
グレムリン!
(ミサ)ワイズマン これは 一体!?
(ワイズマン)頼むぞ。
よろしくね ミ~サちゃん。
そんな…。
フフフフ…。
〈次回 『仮面ライダーウィザード』〉
1日で… 100万!?
覚悟なき者 働くべからず!
絶望していただきましょうか。
(仁藤)俺の親友を こんな目に遭わせやがって。
さあ フィナーレだ。
〈くらえ! スペースショッカー〉
〈これが 日本のヒーローの底力だ〉
〈これを見ずに ヒーローは語れない〉
〈『スーパーヒーロー大戦Z』〉
〈いつ見るの? 今でしょ!〉