Kamen Rider Wizard 16 Transcript

From TV-Nihon
Jump to navigation Jump to search

Kamen Rider Wizard 16

〈新たな魔法石を手に入れドラゴンの力を 次々と引き出していくウィザード〉
〈彼は魔法使いとしてさらなる進化を遂げつつあった〉
ずいぶん深い森だな…。こんなとこに魔法石が?
うん。 確か この辺りに入り口があったはずなんだけど…。
なんか おかしい…。
えっ?
同じところをグルグル回らされてるみたいだ。
・~
誰かが邪魔してるってことか。
魔法石の秘密…。
やっぱ そう簡単にはたどり着けないみたいだな。
(ユウゴ)クリスマスか。
ったく…。 何が楽しいんだか!
人間っていうのは訳がわかんねえな。
なあ いっそのことこの街ごと吹っ飛ばそうぜ。
そしたら どっかのゲートが1人ぐらい絶望すんだろ。
俺の魔力も 完全に回復したしこんな街ぐらい簡単に燃やしつくしてやるよ。
(ミサ)ゲートを見つけたわ。
ああ ごめん!
フェニックス。
あの男を 絶望の淵に落としてきなさい。
俺に行かせてくれるのか?
街を吹っ飛ばされてゲートを減らされるよりよっぽどマシだもの。
ヘヘッ。 ありがてえ!
だからムダに暴れるのは なしよ。
もし 勝手なことをしたら…。
わかってるって。
ムダなことはしねえよ。
〈魔法の指輪 ウィザードリング〉
〈今を生きる魔法使いはその輝きを両手に宿し絶望を 希望に変える…〉
・~
冬の防犯キャンペーンです!お願いします。
戸締り 気をつけてくださいね。(くしゃみ)
スリ 万引きに ご注意を。
夜の戸締りにも ご用心を。
あっ… すいません。お願いします。
なんで 私だけ こんな格好…。
ふだん 真面目に働かん罰だ!
署長…。
いやぁ 私 いつも真面目に…。
私が何も知らんとでも思ってるのか?
まあ それはいい。なぜか 国安0課からお前がファントムを追うのは大目に見てやるように指示も来てるしな。えっ!?
しかし! 他の者への示しもある。
しっかり働け!
だからって何も クリスマス・イブに…。
どうせ 彼氏もおらんのだろ。問題はあるまい。
署長!今の発言はセクハラです。
私も傷つきました。そうなの?
ざまあみろっつうの!
えっ…。何やってんの? 凛子ちゃん。
あぁ いや 何って…。
見ればわかるでしょ。仕事よ 仕事。
見てわからないから聞いてるんだけど。
警察ってそういう仕事もするんだ。
いや…。 私だってね好きでやってるわけじゃないのよ。
いや でも結構 似合ってるよ。
えっ そう? やだ!おだてたって 何も出ないわよ。
ハハハハハ…!ちょっと 笑ってるじゃない!
ファントムか?
・~
(達郎)なんだ おめえら!?
・~
ハッ!
クリスマスパーティーにしちゃまだ明るすぎるだろ。
(電子音声)「ドライバーオン」
・~「シャバドゥビ タッチ ヘンシン」変身!
(電子音声)「フレイム プリーズ」
・~「ヒーヒー ヒーヒーヒー」
さあ ショータイムだ。
(電子音声)「コピー プリーズ」
(達郎)なんだよ 次から次へと訳わかんねえ…。
さあ! 早く 今のうちに!
・~
ふぃ~。
(達郎)はあ? ゲートだとかファントムだとかんな話 信じられっかよ!
それも こんなコスプレ女に言われても。
私だって 好きで こんな格好してんじゃないわよ…。
まあまあ 凛子ちゃん落ち着いて… ハハハ…!
達郎とか言ったな?
初対面のくせに呼び捨てか?おめえ。
そっちこそ初対面で おめえ呼ばわりは…。
ああ?すいません…。
あ やっべえ! ったくよけいな時間 くわせやがって!
ちょっと! まだ話は…。なんだよ! 俺は忙しいんだよ!
信じなくてもいいけど化け物に襲われたのは事実だろ。
しばらく おとなしく…。うるせえ!
今日は 俺の希望の日なんだよ!
希望の日?
いいから 今日だけは俺にかまうな。
(輪島)あっ… ごめんなさい。どけ! おっさん!
ずいぶん乱暴なゲートだなぁ。
ああいう人ってホント 面倒よね。
それでもゲートなら守らなきゃ。
それに…。それに?
グールしかいなかったのが気になる。
なんか 嫌な予感がすんだ。
どういうつもり?
(ユウゴ)…ああ?
なぜ グールに襲わせたの?
ムダに暴れんなって言ったのお前じゃねえか。
それで 魔法使いに嗅ぎつけられたんじゃ意味がないわ。
(笑い声)
だな!あなた まさか…。
俺に任せたんだから黙って見とけってんだ。
ヘッ!
(達郎)ウィッス!おい 遅えぞ!
達郎 こっち来い!はいっ!
レギュラー満タン 入ります!
(達郎)お願いします!
どうぞ。
あいつ 一体いくつバイトしてんだ?
見かけによらず働き者みたいね。
いや… 遊ぶお金が半端ないんですよ きっと。
それか 悪いことして借金が すんごいあるとか。
(凛子)かもね。
こんなところで何してるんだ?
わっ! 署長!
お前のせいでな わしまでこんな格好させられてるんだ。
さあ 今日はしっかり働いてもらうぞ。
ごめん! あとは任せた…。
お勤め ご苦労さん。
ありがとうございました。ご苦労様です。
(子供たちの遊ぶ声)
(子供たちの遊ぶ声)
なあ 今年のプレゼントなんだと思う?
俺は新しいゲームソフトがいいな。
私は ランドセルが欲しい!
楽しみだよね。
妙なとこで休憩するんだな。
それとも ここが次のバイト先か?
つけてたのか?てめえら ぶっ飛ばすぞ。
達郎か?
やっぱりそうだ!
達郎 久しぶりじゃないか。
どけっ!痛いっ!
達郎!
すいません! 晴人さん…。
ったく…。 クラーケンが追ってるから まあ いいけど。
君たちは達郎の友達かね?
いや 友達ってほどじゃないけど。あんたは?
私は ここの園長だ。
(鳴き声)
このつばめ園は 身寄りのない子供を預かる施設でな。
達郎も 小さいころ親を亡くして高校に入るまでここにいたんだ。
あいつも親を…。
んっ?
いや…。 で?
だが 達郎も ちょっと乱暴なところがあってな。
園でも 学校でもよく問題を起こした。
で 3年前にここを飛び出してそれっきりになってしまった…。
そうだったのか。
で… あいつは今 何を?
さあ。 一応働いてるみたいだけど。
(女の子)園長先生!今年も来てくれるかな?
ああ… どうかなぁ。
絶対に来るよ!ねえー?
痛い…。
みんな 楽しそうだなぁ。
みんな 今夜のビッグプレゼントを心待ちにしてるんだよ。
ビッグプレゼント?
配達 終わったっす!おう ご苦労さん。
ほい。 今週の給料だ。
ありがとうございます。
よし! これで足りる。
(ため息)
なんだよ?おめえもヒマ人だな。
園長が言ってた。去年のクリスマス・イブにプレゼントを届けてくれた謎の人物がいるって。
お前だったんだな。
今日は 子供たちの希望の日ってことか。
それだけじゃない。
このクリスマスプレゼントは…。
俺にとっても希望だ。
(園長)みんな!いい子にしてたからプレゼントがありまーす!(子供たち)やったー!
(達郎)クリスマスプレゼントは身寄りのない俺たちにとって希望の贈り物だった。
すげえ! ありがとう!
(達郎)大きくなったら 今度は自分が 誰かに希望を与えたい。
そんなふうに思ってた。
が… 実際は逆。
俺は園長や施設に迷惑かけてばっかりで希望なんかとは程遠い人間になっちまった。
けど 今日は…。
クリスマスだけは こんな俺でも誰かの希望になれる。
子供たちにプレゼントをあげるこの日だけが俺の希望の日なんだよ。
わかったらもう俺の邪魔はすんな。
手伝うよ。
はあ?
誰かの希望になりたいって気持ち 俺にもわかるから。
なるほどね。
フェニックス!
プレゼントが!
こいつが ゲートの心の支えってわけだ。
グールに達郎を襲わせたのはお前だったか。
はあ?
けど ホントはゲートなんてどうでもいいんだ。
俺は ただてめえと遊びたいだけだ。
魔法使い!
・~「シャバドゥビタッチ ヘンシン」
変身!
(電子音声)「フレイム プリーズ」
・~「ヒーヒー ヒーヒーヒー」
早く逃げろ!
プレゼントを置いていけるかよ!
この時を ずっと待ってたぜ!
ただ倒すんじゃ つまんねえ。
目の前でゲートを絶望させててめえも一緒に 絶望の淵へ叩き落としてやるぜ!
うわぁっ!
(電子音声)「フレイム ドラゴン」
・~「ボーボー ボーボーボー」
(電子音声)「チョーイイネ!スペシャル サイコー!」
・~
ハッ!
何っ!?
同じ技が 二度も効くかよ。
俺は 死と再生を繰り返すたびに強くなる…。
不死身のフェニックス様だ!
ヤアッ!
わあーっ!わっ!
遊びの時間は これからだぜ。フッ!
あっ!?
・~
達郎!!
キラキラ目障りな その頭今度こそ 叩き割ってやるぜ!
(電子音声)「コネクト プリーズ」
ハッ!
・~
こう見えて俺も 少しは成長しててね。
お前と遊んでいるヒマはない。
(電子音声)「ウォーター ドラゴン」
・~「ジャバジャババシャーン ザブンザブン」
・~
オラッ!
(電子音声)「チョーイイネ!ブリザード サイコー!」
こんなもんに… 負けるかよ!
まだだ!
(電子音声)「ウォータースラッシュストライク」
・~「ジャバジャバ バシャーンジャバジャバ バシャーン…」
(電子音声)「チョーイイネ!スペシャル サイコー!」
ハッ!
(電子音声)「フレイム」おい! しっかりしろ!
もうダメだ…。
俺の… 希望が…。
諦めるな。
俺が 最後の希望だ。
・~
(電子音声)「エンゲージ プリーズ」
ここが 達郎のアンダーワールドか。
ハッ!
ドラゴン 来い!
(電子音声)「ドラゴライズ プリーズ」
・~
フィナーレだ。・~「ルパッチ マジック タッチ ゴー」
(電子音声)「チョーイイネ!キックストライク サイコー!」
ダアーッ!
(爆発音)
ホーホーホーホーホー!
サンタクロース?なんで!?
メリークリスマス!
ああ… どうも。
ホーホーホーホー…!
ふぃ~。
…んっ?
・~
言ったろ 俺は不死身だって。
次の手品を楽しみにしてるぜ。魔法使い。
ハッ!うっ!
うっ…。 あっ…。
大丈夫か?
ああ…!ごめん!
お前を助けるのが精いっぱいだった。
命が助かってもプレゼントがなきゃ…。
これじゃあ 今夜は間に合わねえ。
んっ?
これは…?
(電子音声)「メリークリスマス プリーズ」
・~
プレゼントが… よかった!
嘘だろ…。こんな魔法 ありえない。
メリークリスマス!
まさか…本物のサンタだったのか!?
・~
お前だったのか!?
・~
どこへ行く!?
遠慮しないで 中に入れ。
俺は ここに戻る資格はねえ。ここは お前の家だ。
家に帰るのに資格なんか必要ない。
けど 俺は…。昔のことはいい。
今のお前は 子供たちの希望だ。
・~
さあ。 さあ!
彼のホントの希望はここに帰ることだったのかもね。
かもな。
さ… 僕たちも帰りましょ。
コヨミちゃんと輪島さんが待ちくたびれてますよ きっと。
そうね。
・~
(凛子)わあー!
なんか クリスマスな感じになってきたじゃないですか!
かわいいサンタもいるしな。えっ やっぱり?
アハハハハ…!笑いすぎなんじゃないの?
〈次回 『仮面ライダーウィザード』〉
いっただっきまーす!
油断は禁物という言葉を知らないのかね?
ファントムを倒せるのは俺しかいないから。
ピンチはチャンス!
さあ ショータイムだ。
〈究極 究極 究極!〉
〈度肝を抜くバイク対装甲車バトル〉
〈さあ 怪人どもかかってきやがれ!〉