Kamen Rider Wizard 01 Transcript

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Kamen Rider Wizard 01

〈かつて魔法は
科学と並ぶ学問であった〉
〈しかし 文明の進歩とともに
魔法は いつしか忘れ去られた〉
〈時は流れ… 現代〉
〈科学では解明できない恐怖を 魔法で振り払う 1人の男がいた〉
〈人は彼を
魔法使い ウィザードと呼ぶ〉
(晴人)うまい…。
(鳴き声)
見つけたのか? ガルーダ。
しょうがない…。
これは おあずけだな。
(電子音声)「コネクト プリーズ」
案内 よろしく!
・~
(パトカーのサイレン)
・~
(網野)状況は?
まだ 作業員が何人か
取り残されてるようです。
行けるか? 大門。
大丈夫です。
人を守るのが
私たち警察の仕事ですから。
(網野)よし 突入だ!
・~
うわあぁっ! わあっ!
何!? こいつら…。
・~
(銃声)
…そんな!?
・~
キャッ!
・~
(銃声)
(空砲)
何をしてもムダだ。
・~
(電子音声)「コネクト プリーズ」
何っ!?
(銃声)
・~
うっ!!
銀の銃弾…!
きさま 魔法使い!?
魔法使い…?
おのれ…! フンッ!
・~
ウィザードか!?
さあ ショータイムだ。
・~
いけっ!
(銃声)
(銃声)
(銃声)
(銃声)
邪魔すんなっての。 ハッ!
(電子音声)
「シューティングストライク」
ハッ!
(携帯電話の操作音)
ああ コヨミか?
グールは片づけたんだが ファントムに逃げられた。
どこ行ったか わかるか?
(コヨミ)ガルちゃんだけじゃ
無理よ 晴人。
もっと
使い魔を出してくれなきゃ。
「あのねえ 魔法使うのも
けっこう疲れるんだから」
わかってるわよ。
でも仕方ないじゃない。
まったく…。 コヨミの奴
簡単に言ってくれちゃって。
・~「ルパッチマジック
タッチ ゴー!」
(電子音声)
「ユニコーン プリーズ」
(電子音声)
「クラーケン プリーズ」
んっ!
近くにいるはずだ。
よろしく!
あなた…
本当に魔法使いなの?
まあね。
私は 警視庁鳥井坂署の
大門凛子です。
あなた さっきの化け物のこと
知ってるみたいだけど。
ファントムのこと?
ファントム?
世の中には 魔力の高い人間 ゲートって
呼ばれる人間がいる。
そのゲートの命を奪って生まれる
魔力の塊。
それが 奴らファントムさ。
フェニックス様。
フッ。
派手にグールまで出しといて
失敗するとは どういうことだ?
ええ?
(ミノタウロス)
魔法使いが現れ 私の邪魔を…。
(メデューサ)ウィザード… か?
メデューサ様。
我々
ファントムのなすべきことは ゲートを 絶望の淵に追い込み 新たなファントムを生み出すこと。
ワイズマンが 再び
サバトを開くためにね。
わかっております。
(ユウゴ)なら
魔法使いなんざ ほっといて とっとと
ゲートを追い込んでこい!
(ミノタウロス)はっ!
(凛子)じゃあ ファントムが
ゲートを襲うってことは さっきの作業員の中に
ゲートがいた…?
だろうな。
ちょっと待って!
それより あなた
なんで魔法が使えるんだっけ?
俺も 体の中に
ファントムを1匹飼ってるから。
・~
なんで!?
(ため息)
なんだ
どうしたんだ? コヨミ。
晴人が警察に捕まった。
なっ 何っ…!?
ねえ… 凛子ちゃん。
いきなり
留置場はないんじゃない?
あなたからは 危険な匂いが
プンプンするのよ。
えっ? そう?
そう言われると 男として
悪い気はしないなぁ。
では 操真晴人さん。
改めて
ファントムのことを伺います。
ねえ 凛子ちゃん。
なれなれしく呼ばない。
やっぱり
ファントムと関わるつもり?
当たり前でしょ!
人々を守るのが警察の務めよ。
奴らと戦えるのは
魔法使いだけだよ。
だからって…。
諦めろって言うの!?
警察なのに 人々を脅かす脅威に
何もしないで 絶望してろって言うの!?
そりゃ… 魔法使いは いいわよね。
魔法で なんでもできるから
絶望することもないんでしょ?
・~
俺は…。
俺は…!
魔法があるから
絶望しないんじゃない。
えっ?
絶望しなかったから 魔法を
手に入れることができたんだ。
何よ…。 また
訳のわかんないこと言って。
まあ いいわ。
魔法なんかなくても 私は
この事件を解決してみせる。
ふーん…。
そんな簡単に
絶望してたまるもんですか。
フフ…。
まあ いいけど。
でも ホントに
絶望しちまうことがあったら…。
俺が あんたの
希望になってやるよ。
えっ?
何よ それ!
大門。 ちょっと。
変なことばっかり言ってないで
おとなしくしてるのよ!
(扉の開閉音)
さて… どうするかな。
(凛子)捜査を諦める!?
事件を
なかったことにするんですか!?
そうだ。 この事件は
警察では 手に負えん。
確かに 相手は
想像を絶する化け物です。
けれど…!
とにかく
もう この件には関わるな。
どうしてです!? あんな奴らを
野放しにして いいんですか!?
人を守るのが
警察の仕事じゃないんですか!?
これは 上からの絶対命令だ!
(凛子)えっ!?
・~
あれは
晴人を捕まえた…。
待て! 大門。
(お腹の鳴る音)
あっ…。
そういや メシの途中だった。
(電子音声)「コネクト プリーズ」
あっ ユニコーン!
いいところに。
お前も食べる?
(網野)気持ちは わかる。
だが… あの化け物どもが 俺たちの手に負えないことも
わかるだろう?
諦めろ。
どうして 先輩まで…!
私は 人を守りたくて
警察に入ったんです。
その仕事を まっとうしないで
何が警察なんですか!?
なんで そこまで
刑事としての自分に こだわる?
・~
(凛子)私が刑事になったのは
父の影響なんです…。
父は 田舎の駐在だったんです。
町を 一生懸命守る父は
みんなに慕われていました。
お父さん!
おう 凛子!
(凛子)私も 父みたいに
人々を守りたい。
そう思って 刑事になったのに…。
なるほど。
それが お前の心の支えか。
うっ!
何するんですか!?
うっ!
・~
あっ!
ってことは…。
凛子ちゃんが ゲートだったのか。
また おあずけだ!
(電子音声)
「スモール プリーズ」
ハッ!
・~
網野先輩が… ファントム!?
どうして…!?
網野は 絶望して死んだ。
俺というファントムを
生み出してな。
そんな…。
俺たち ファントムの前では
お前は無力だ。
あっ!?
あっ…。
あっ あぁ…。
お前も絶望して
新たなファントムを生み出せ!
フハハハハ…!
うわっ!
指輪の魔法使い!?
狙いは凛子ちゃんだったとはな。
彼女を頼む。
お前に関わってるヒマはない。
俺も同じさ。
(電子音声)
「ドライバーオン プリーズ」
だから とっとと… 片づける。
・~「シャバドゥビ
タッチ ヘンシン」
変身!
(電子音声)
「フレイム プリーズ)
・~「ヒーヒー ヒーヒーヒー」
・~
さあ ショータイムだ。
ハーッ!
・~
(電子音声)「コネクト プリーズ」
(銃声)
・~
ハッ!
ハッ! やあっ!
ハッ!
うわぁっ!
うおーっ!
ちょっ ちょっ ちょっ…
おいおい おいおい!
おっと!
まったく
困った暴れん坊ちゃんだ。
(電子音声)「ランド プリーズ」
・~「ドドド ドドドン
ドン ドドドン」
きさま…
エレメント変化できるのか!?
まあね。
(電子音声)
「ディフェンド プリーズ」
うわっ! うっ…!
フフフフ…。
ハッ!
わあっ!
こんなのもあるぜ。
(電子音声)
「ハリケーン プリーズ」
・~「フーフーフー
フーフーフーフー」
ハッ! ハッ ハッ!
フー! ハッ ハッ!
(電子音声)「フレイム プリーズ」
・~「ヒーヒー ヒーヒーヒー」
フィナーレだ。
(電子音声)「チョーイイネ!
キックストライク」
(電子音声)「サイコー!」
ハー…!
ハッ!
ダアーッ!
フッ。
うわぁっ!
ふぃ~。
晴人!
んっ?
このままだと
ファントムが生まれちゃうわ!
俺の目の前で
二度と そんなことはさせない。
凛子ちゃん。
魔法… 使い…。
もう… ダメみたい…。
絶望なんてするな。
俺に任せろ。
俺が あんたの
希望になってやるよ。
変な… 魔法使いね…。
約束する。
俺が最後の希望だ。
・~
(電子音声)「エンゲージ プリーズ」
・~
んっ?
お父さん!
ここが彼女の精神世界
アンダーワールドか。
んっ? うわっ!
とんでもない魔力の塊だな。
晴人…。
約束したからな。
やるしかない。
(電子音声)
「ドラゴライズ プリーズ」
・~
うわっ!
ドラゴン! 俺に従え!
(電子音声)「コネクト プリーズ」
ハーッ!
・~
フンッ!
ハアーッ!
・~
・~
フッ!
・~「キャモナ スラッシュ
シェイク ハンズ」
(電子音声)「フレイム
スラッシュストライク」
・~「ヒーヒーヒー ヒーヒーヒー」
ハーッ!
ハアッ!
はぁ…。
終わったの?
ああ。 これで彼女は
ゲートじゃなくなった。
もう襲われる心配はない。
・~
希望… か。
・~
(凛子)またファントム退治!?
この件は 我々の国安の管轄です。
お前は 魔法使いとなる
資格を得た。
僕も 魔法使いになりたいんです!
さあ ショータイムだ。
魔法… 面白いな。
俺も 一度は使ってみたい。
だろ? 他にも
いろんなのがあるから 期待してくれ。
スーパーヒーロータイム
次回も お見逃しなく!