Gokaiger Episode 48 Transcript
〈３４の大いなる力を
手に入れるため
バスコはなんと
相棒のサリーを犠牲にして
ゴーカイジャーを撃破〉
〈さらに
ゴーカイガレオンを乗っ取り
ナビィをも手中にした〉
〈このままでは
宇宙最大のお宝は
バスコが手に入れてしまう〉
〈もう 止められる者は
いないのか？〉
（雷の音）
（ジョー・ギブケン）アイム！ 鎧！
（ジョー）マーベラス 大丈夫か！？
（伊狩 鎧）マーベラスさん
目 開けてください！
（キャプテン・マーベラス）うっ…。
（アイム・ド・ファミーユ）
無理なさらないで。
バスコは…？
（ルカ・ミルフィ）
ごめん… 負けちゃった…。
レンジャーキーも奪われたみたい。
（ドン・ドッゴイヤー）
ガレオンのコンピューターに
アクセスできない。
ナビィも… ダメだ…。
バスコが…
ガレオンを
乗っ取ったってことか…！
（ドン）たぶん…。
（アイム）レンジャーキーを奪われ
ガレオンも奪われ…。
（雷の音）
これから
どうしたらよいのでしょう…。
〈冒険とロマンを求めて
宇宙の大海原をいく
若者たちがいた〉
〈宇宙帝国ザンギャックに
反旗をひるがえし
海賊の汚名を誇りとして名乗る
豪快なやつら〉
〈その名は…〉
・～
（雷の音）
（ナビィ）んんんん～！ ん～！
（バスコ・タ・ジョロキア）
まずは俺が奪った
サンバルカン チェンジマン
フラッシュマン マスクマン
ファイブマンの大いなる力を
レンジャーキーに…。
んんんん～…！
んっ？
（バスコ）これで
すべてのレンジャーキーに
大いなる力が入った。
お次はナビィちゃんを…。
ナビィちゃん？
マジ…？
（バスコ）
ったく 面倒かけやがって…。
・～（ラッパラッター）
ナビィちゃんを捜して
ここに連れ戻す。
オーケー？
頑張ってね～。
（雷の音）
（ルカ）せっかく ここまできて…
あんなやつに
宇宙最大のお宝を…！
そういえば マーベラスさんは
宇宙最大のお宝を手に入れて
どうなさるおつもり
だったのですか？
確かに ちゃんと聞いたこと
なかったかも。
さあな…。
（ドン・アイム）え？
大体 そのお宝が
なんだかもわかんねえ。
でも 宇宙のすべてと
同じ価値があるっていうんだから
すっごい量の金塊とか…
宝石とかじゃない？
でも 宇宙と同じぐらいって
いったい
どのぐらいの量なんですかね？
１億トン… いやいやいや
１００億トンとかですかね？
（ドン）ガレオンに
載せられるかなあ？
重すぎて 動かなくなったりして。
こうやってやって…。
中身は
なんでもいいのかもしんねえ。
（ルカ）え？
この宇宙を旅する海賊たち
誰もが欲しいと望みながら
誰も手にしたことのない
伝説の宝物…。
それを手にした者は
宇宙のすべてを手にしたのと同じ。
そんなもんが存在するなら
手に入れるしかねえじゃねえか。
夢は…
手に入れられないと思った時に
なくなっちまうんだから。
マーベラス…。
（モバイレーツの着信音）
（ナビィ）
「みんな 返事して！ お願い！」
ナビィ！？
無事だったんだ…！
ルカ！ みんな 何やってんだよ！
バスコに
ガレオン乗っ取られちゃったよ！
わかってるわよ！ 今 どこ？
バスコから逃げて
コックピットに潜り込んでる。
ガレオンの出口 全部ふさがれちゃって
外には出られないよ！
ガレオンはどこなの？
えっと…
ポイント１４０で停泊中。
（足音）
あっ…！
・～
うう… ダメ…
みんな 早く来て…！
ナビィ？ どうしたの ナビィ！
もうっ…！
でも ガレオンの場所はわかった。
まだ終わってない。
・～
俺たちに任せろ。
（アイム）わたくしたちの夢は同じ。
必ず取り戻してきます。
今度は… 絶対に負けません。
・～
…頼む！
・～
（鎧）結構ギリギリの距離ですね…。
（ルカ）そんじゃ いきますか。
ハカセ 大丈夫？
…行く！
行くなって言われても 行く！
わたくしも！
上等だ。
みんな… いくぞ。
・～
（ドン）よしっ 潜入成功。
（鎧）どうしましょう？ とりあえず
コックピットに行って ナビィさんを…。
（ドン）メーンコンピューターのある居住区を
確保したほうがいいと思う。
あそこさえ押さえれば
あとは なんとでもなるよ。
だが
そこにバスコもいるだろうな。
考えたって仕方がないでしょ？
どうせ
やらなきゃいけないんだし。
よし。 分かれて居住区を目指すぞ。
不意を突いて一斉に飛びかかれば
勝機もある。
（鎧）了解。
（ルカ）オッケー。
（アイム）あっ… わたくしたち？
そうか。 ナビィを捜すために
バスコが あのラッパを使って…。
（鎧）あっ…！
（ドン）僕は そんな
おしっこのあとに
ズボンで手を拭くようなポーズは
しないぞ！
してる してる。
あれって無意識だったんですか？
それより
運が向いてきたかもよ。
いきますよ！
（ジョー）レンジャーキーを取り戻せば
変身できる！
サンキュー ナビィ！
はあ… まったく
危ないとこだったよ。
じゃあ もう一回
マーベラスたちに連絡を…。
ん…？
ギャーッ！
ハッ！ ハアッ！
ここで負けるわけには
まいりません！
（銃声）
おりゃあっ！
ああ～ なんか やりづれえ！
おおっと！
（ドン）意表を突く戦いなら…
僕のほうが本家だぞっ！
（銃撃音）
・～
うっ…！
こんな時に… 俺は…！
ううっ！
・～
（電子音）
（サリー）ウキッ？
まさか…！？
ウキッ？
ウキッ！
ウキッ！
（爆発音）
俺は あいつにも
助けられたってことか…。
・～
（ナビィ）放せ…！
（バスコ）おーし。 よくやった。
ナビィちゃん
追いかけっこは楽しかった？
そんなわけないだろ！
いくら捕まったって
何回でも逃げてやる！
そんなわけには いかないよ。
ナビィちゃんには
大事な大事な役割があるからねぇ。
役割？
（バスコ）なんのエネルギーの供給もなく
動き続ける永久機関。
宇宙の物理法則を無視した
イレギュラーな存在。
ナビィちゃん。
君が 宇宙最大のお宝への
扉なんだよ。
なんですと～っ！？
お前らは もういいよ。
宝箱に戻りな。
お前ら まさか…！
（銃声）
チッ…！
ああ～！
ええ？ あっ 何？ 何 何？
ごめん ナビィ。 私たちは本物よ。
（ナビィ）ええっ？
フッ！
ハアッ！
フッ！
（アイム）ハッ！
（アイムの声）
海賊版の海賊なんかに
本当の海賊が
負けるわけありません。
みんな！ さっすが～！
（バスコ）まったく…
生きてるだけでも驚きだけど
ここまで乗り込んでくるとはね。
ほんとに… どこまでも
手間かけさせるやつらだ。
ハアッ！
（一同）うわあぁー！
やっちゃいな。
（指を鳴らす音）
（ジョー）一気にいくぞ！
（一同）豪快チェンジ！
タアーッ！
ハッ！
（銃撃音）
炎のたてがみ！
ジー・マジカ！
（２人）ハッ！
ハアァッ！ デンジパンチ！
ハアァァ！
フッ！
（爆発音）
返してもらうぞ。
フッ… それがどうしたの？
今度こそ負けない！
（一同）レンジャーキー セット！
「スペシャルチャージ」
（一同）
ゴーカイガレオンバスター！
カモン。
（一同）ハッ！
「ライジングストライク」
フッ！
フッ！ ハアァッ！
（一同）うわあぁーっ！
そんな…！
バカ野郎…！
…ったく めんどくさいこと
させないでって。
（バスコ）どうせ
お前らが また負けて
レンジャーキー
取られるんだからさぁ。
（バスコ）これで終わりだ。
じゃあね～。
（銃撃音）
（ドン・ルカ）マーベラス…！
（鎧）マーベラスさん…！
わりぃ。 遅くなった。
あとは俺に任せろ。
マベちゃん 本当にしつこいね。
そんな体で
まともに戦えると思ってんの？
気にすんな。
ちょっとしたハンデだ。
それより…
お前の顔を見るのは
これが最後だ。
絶対にケリをつける！
フッ… 最後か…。
じゃあ 最後に
いいこと教えてあげる。
マベちゃんが懐いてたアカレッド
実は この星のやつだったんだよ。
何…？
（バスコ）俺たちは
宇宙最大のお宝を餌に
レンジャーキーの回収の手伝いを
させられてたんだよ。
あの赤いおっさんは
俺たちが命がけで集めた
レンジャーキーを
この星の連中に タダで
くれてやるつもりだったんだ。
こんなチンケな星を
守るためにね。
いいかい？ マベちゃん。
俺が裏切ったんじゃない。
あの おっさんが 最初っから
俺たちを裏切ってたんだよ。
言いたいことは それだけか？
今の俺は 赤き海賊団じゃない。
この星に宇宙最大のお宝があり
それを手に入れるためのものが
そろってる。
それだけで十分だ。
俺たちゴーカイジャーの夢を
邪魔するもんは
誰であろうと ぶっ潰す！
てめえだろうが
ザンギャックだろうが
アカレッドだろうがな！
ふーん。
言うようになったじゃん。
なんか嬉しくなってきたよ。
じゃあ 決着つけようか
マベちゃん。
いや… マーベラス。
（銃撃音）
マーベラス！
豪快チェンジ！
「ゴーカイジャー」
フッ！
（銃撃音）
ハアーッ！
おりゃあ！
ハアッ！ おりゃあっ！
ハッ！
（銃撃音）
ハッ！
うおぉぉー！
・～
（銃声）
フン！
（銃撃音）
ハッ！
（銃撃音）
「ファイナルウェーブ」
おりゃあ！
ハアーッ！
（爆発音）
うわあぁっ！
うあぁっ！
・～
うおおぉぉーっ！
ハアーッ！
（銃撃音）
ハッ！ ハアァッ！
うあぁぁーっ！
ハアァッ！
（バスコ）うあぁぁー！
ハッ！ うりゃぁぁーっ！
んっ！？
フッ！
（銃撃音）
ううっ…！
てやあっ！
（バスコ）うっ…！
うおぉぉー！
ハアァッ！
うっ…！
ハアッ！
うっ… ぐあぁっ！
結構粘ったけど ここまでだよ。
（ドン・ジョー・ルカ）マーベラス！
（アイム・鎧）マーベラスさん！
チッ…！
楽しかったよ マーベラス。
（銃声）
ちょろちょろ動き回るのは
ここまでだ！
（ドン・ジョー・ルカ）マーベラス！
（アイム・鎧）マーベラスさん！
正気？ メチャクチャやるねえ
マーベラス。
…言ってろ。 これが最後だ。
絶対にケリをつける！
うりゃあぁぁーっ！！
ハアァァーッ！！
（爆発音）
（ドン）マーベラス！！
（アイム）マーベラスさん！！
マーベラス！！
（バスコ）まさか…
相討ちになるとはね…。
（バスコ）もっと早く
やっときゃよかったなぁ…。
うっ…。
何…！？
あっ… ああっ…！
（バスコ）じゃあ頼んだよ サリー。
お守りだ。
なるほどね… そういうことか…。
やったあ～！
・～
（ルカ）マーベラス！
（鎧）マーベラスさん！
（ドン）大丈夫？ マーベラス！
死んじゃ やだよぉ！
バーカ。
今 くたばるわけねえだろ。
いよいよ宇宙最大のお宝が
拝めるってのに…。
そうだな。
いよいよ なのですね…。
なんかドキドキしてきた。
じゃあ 早くガレオンに戻ろう。
まずは腹ごしらえしましょう！
おいしいもの
たくさん作りますから！
（ルカ）おっ いいねえ。
じゃあ 今日は
私も手伝おっかな！
えっ？
いや… ルカはいいよ！
（ルカ）どういう意味よ それ！
・～
〈次回 第４９話〉
（飛羽高之）俺たちの大いなる力
受け取るがいい。
（ルカ）これが宇宙最大のお宝？
こっちも
そろそろ終わりにしようぜ。
（インサーン）私は海賊どもを倒して
出世コースに返り咲くのよ！
〈宇宙最悪の刑務所
魔空監獄に挑むゴーカイジャー〉
〈宇宙海賊と宇宙刑事の
新たなるスーパー戦隊伝説が
誕生する！〉
〈新西暦２０１２年
人々を守る特命を帯びて戦う
若者たちがいた〉
〈バスターズ レディーゴー〉
〈イッツ タイム フォー
バスター〉
〈これが
前回の『仮面ライダーフォーゼ』〉
（歌星賢吾）マグネット ＮとＳ…。
これだけは よせ！
（ドラゴン・ゾディアーツ）
打倒仮面ライダー そそるぜ！
もう限界だ！ こんな部
俺のほうから出てってやる！
（朔田流星）《ガキのケンカ
そのものだ。 めまいがするぜ》
やめろ 如月！ 実験もせず
いきなり使うのは危険だ！
（如月弦太朗）
絶対 成功させてみせる！
お前と仲直りするためにも。
（城島ユウキ）携帯 飛んでったー！
朔田なんか信じるからだ。
君は… 大バカだ！