Kamen Rider Fourze 22

From TV-Nihon
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< Misguidance Counseling Kamen Rider Fourze The White Swan Alliance >

A Horse Kick

馬・脚・一・蹴

Air date: February 12, 2012

Important things that happened

  • The Pegasus Zodiarts evolves into the Cancer Zodiarts which being the first time that the Kamen Rider Club sees a Zodiart evolve into an Horoscope.

Guest Stars

Utsugi Haruka 宇津木 遥 - Nagasawa Nao HurricaneBlue from Hurricaneger, Lily on Double

Trivia

Transcript

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〈これが
前回の『仮面ライダーフォーゼ』〉
(速水公平)
2年B組の新しい担任 宇津木遙先生。
(宇津木遙)やめたい…。
(如月弦太朗)悩みがあるなら
俺が ドーンと受け止めてやるぜ!
(遙)あぁ もう 面倒くさい子ね!
(野座間友子)
ゾディアーツ同士が戦ってる…?
(我望光明)では あのペガサスは 君が選んだ生徒ではない
ということだね?
(ペガサス・ゾディアーツ)
やめてよ! 先生を殴る気!?
やっぱりそうなのか!?
遙先生!
うわっ! うわぁっ!
遙先生…。
今なら間に合う。
スイッチを捨てろ!
大きなお世話だ。
好き勝手やらせてもらうよ。
(朔田流星)待てっ!
ウー… ホワッ! ハッ!
(流星)ホワッ!
うわぁっ!
(ヴァルゴ・ゾディアーツ)ハッ!
わぁっ!
逃げたか…。
まあ いい。
しばらくは泳がせるか。
んっ?
羽根?
(城島ユウキ)やっぱり
宇津木先生だったね。
どうしよう…。
(弦太朗)今度は 俺が
先生を進路指導する番だ。
やりすぎたかな…。
でも… 先生 先生
うっとうしい奴…。
(速水)なぜ ペガサスを助けた?
あんな素性もわからない奴を。
我望様のご意志だ。
理事長の?
ゾディアーツを生むのは
スイッチであって 君じゃない。
意図せざるものが
新しい誕生を導くこともある。
〈宇宙…〉
〈無限のコズミックエナジーを
秘めた 神秘の世界〉
〈若者たちは アストロスイッチで
その扉を開き 未来を創る〉
〈Space on your hand!〉
〈その手で 宇宙をつかめ!〉
・~
(鬼島夏児)今度は 何が怖えんだ?
今度は 苦いお茶が一杯 怖い。
(拍手)
(JK)アハハハ… すげえ!
おい JK 何やってんだ?
弦太朗さん。
明日 この場所で
落研の発表会あるんすよ。
落研?
おう! お前さんが噂の転校生。
いや 個性的だねえ!
今度 あたしの落語 聞きに来てよ。
…誰?
(流星)鬼島君。 宇津木先生が
扇を持ってたって 教えてくれた。
そうそう。 宇津木先生の癖も
教えてくれたんすよ。
あの先生ね 何かをごまかすとき こう… 左の手で
右の頬をなでるから。
あ~ そうなんだ。
すげえ よく見てんな。
観察と模倣が芸の基本。
落語はすげえよ。 この舌先だけで
世界を作っちまう!
他にそんな芸は 動く歩道だ!
歩かないよ。
あるか? ないよってね!
ハハハハ…。
どういうことだ?
(鬼島)それじゃ 私は
もうちょい稽古するから。
(歌星賢吾)稽古?
そんなことしてると
授業に遅れるぞ。
そんな まだ
1時間ぐらいあるし…。
それ… 遅れてますよ。
えっ?
ほら。
あっ… いけねえ!
こいつは しくじった!
ったく 何してんすか!
あっ!
あたしもヘマだねえ。
おあとが よろしいようで。
さっきの
どういうことだ? だから。
(大杉忠太)如月~!
今度は何をした?
何が?
宇津木先生
今日 休むんだと!
遙先生が?
大杉先生…。
俺 急にお腹が痛くなりました。
早退します!
おっ… おい!
ゲンちゃん! ゲンちゃん!
(大杉)歌星…
お前の専売特許 とられたな。
・~
(電子音声)「メテオ レディ?」
・~
(流星)変身!
・~
先生!
遙先生はいるか?
おう にいちゃん!
キック やりに来たか?
俺と一緒に 世界 目指そうぜ!
そんなんじゃねえんだよ!
遙先生 捜しに来たんだよ。
そんなんじゃないだと?
どうも お前は
キックをバカにしているようだな。
この間から どうも
お前は気に入らなかった。
目障りなんだよ!
やめなさい。
先生…。
あんたも 先生って呼ぶな!
何度 言ったらわかるの?
もう私に付きまとわないで。
何度でも 付きまとう。
先生が スイッチを手放すまで。
スイッチ?
ごまかすなよ!
持ってんだろ? スイッチ。
知らないわ。 なんの話?
(鬼島)何かを ごまかすとき こう… 左の手で
右の頬をなでるから。
やっぱり…。
何? その顔。
私を哀れんでるの?
なんで ゾディアーツなんかに
なっちまったんだよ!?
ゾディアーツ?
何それ?
マーシャルアーツの一種?
バッカみたい。
逃げんなよ 先生!
逃げてなんかないわよ!
逃げて キックができると思う?
だったら教えてくれよ。
先生の本気が どこにあるのか。
リングに上がりなさい。
教えてあげるわ。 私の本気。
呼び出しどおりに来たぞ。
乙女座のホロスコープス。
なんの用件だ?
…んっ?
君の正体が知りたくてね。
それはお前か? それとも
お前の上にいる人間の意志か?
ウー… ホワッ!
ホワチャッ! ハッ!
ウー… ホワチャッ!
ハッ! ウー… ホワッ!
ハッ!
うわっ!
ウー…。
ハー… エイッ!
・~
ハッ!
おーりゃっ!
ハッ!
・~
おりゃっ!
・~
うわっ! わぁっ!
どう わかった?
これが私の本気。
じゃあ なんで
先生 やめんだよ?
先生って呼ぶな!
君には関係ない。
関係なくねえ!
今なら間に合う!
自分のやったことを考え直せ!
うるさいわね!
私だって 迷ってんのよ!
ヤアーッ!
・~
・~
(電子音声)
「リミットブレイク OK!」
ハッ! ハッ! ハッ!
ホワチャッ!
こらえただと!?
なかなかやるね。
だが 今の君では 私はおろか 彼を倒すことも無理だろうね…
あのペガサスを。
またお会いしよう。
なんだと?
…あっ!?
大丈夫か?
あ… おう。
迷ってんなら来いよ 学校。
明日 進路指導だぜ。
俺 待ってるから。
うっ!
(馬のいななき)
うっ…。
(いななき)
待ってたぜ 先生。
待て!
いつまで逃げんだよ 遙先生!
その声 ひょっとして…。
さあ! 進路指導だぜ 先生。
ちょっと…!
そんな格好で なんのつもり?
本当にあんた
一直線は一直線でも バカ一直線ね!
先生が スイッチ捨てらんないなら
俺が打ち砕く!
はあ?
だから 正々堂々 戦おう!
変身しろ!
スイッチを出せ!
ほら! ほらほら!
わかったわよ。
出すわよ。
出せばいいんでしょう!
おう!
来るか!? 来い!
来い来い! ハッ! よし。
はい!
これでいいでしょう。
そうさ これこれ!
あの… これって!?
そうよ
火災報知機のスイッチ。
私が壊したの。
ムシャクシャして回し蹴りしたら
命中しちゃって…。
(非常ベル)
これでいいでしょ。
え… あれ? あれ…?
鬼島の扇は?
あぁ… あれも なくなったの。
いつの間にか。
えーっ!! じゃあ
先生は ゾディアーツじゃない?
だから 何それ?
ニャハーッ!
食べちゃうぞ…。
おい! 何してる?
ダメだよ! 強い磁石だと
この子たち 壊れちゃう!
おいで!
よしよし。 怖かった 怖かった。
ラビットハッチは
精密機器の固まりだ。
気をつけてくれ。
はい!
(大文字 隼)じゃあ
マグネットステイツも要注意だな。
携帯でも壊れたら たまらん!
さすが天高のキング
いいこと言いますね。
えっ…? お… おう。
ごめんなさい!
本当に申し訳ない!
じゃ ずっと私を
怪物だと思ってたの?
そのとおりです…。
本当に ごめんなさい!
君は ホントに一直線ね。
うらやましいわ。
辞表?
これって…。
出しそこなった辞表。
この1年
ずっとカバンに入れっぱなし。
自分でも わかってる。
やめる やめるって言う人間に
かぎって やめやしない。
どんなにキックが好きでも
それで生きてく自信がない。
あなたの言ったとおり
私は ずっと迷ってた。
でも 迷ってんのは
ギリギリのとこで踏ん張ってる証拠だ。
えっ?
俺は やり続ける。
如月弦太朗だけど 仮面ライダーフォーゼ。
友達を作るけど 怪物は倒す。
やり続けてれば
いつか 2つの道は1つになる。
それが 俺の一直線!
俺の進路は それだ。
先生の進路だって きっと…。
(NSマグフォン)
何っ!? 本物のスイッチャーが
わかった!?
そう! 早く来て!
わかった すぐに行く。
・~
私の進路…。
ぐーりんだい ぐーりんだい
ぽんぽこぴーの ぽんぽこなーの 長久命の長助ちゃんが
あたいの頭をぶった!
すいませんねえ。
うちの じゅげむじゅげむ ごこうのすりきれ
かいじゃりすいぎょの すいぎょうまつ うんらいまつ
ふうらいまつ…。
(鬼島)いやぁ 皆さん
そろって聞きに来てくれるとは うれしいねぇ。
(流星)確かに
あなたの話が聞きたいんです。
落語とは別の話をね。
別の?
君がペガサス・ゾディアーツですね
鬼島君。
何それ?
鬼島君 腕時計の具合どうですか?
まだ遅れませんか?
(鬼島)おう… よくわかるね。
さすがは特別編入生。
それは 君の体が
磁力を帯びているからですよ。
あたしが? なんでよ?
例えば… ものすごい
磁力の嵐の中にいたとか。
(鬼島)そんなの証拠になるの?
あたしの時計が安物なだけでしょ。
だったら
お腹を見せてもらっていいですか。
この間 メテオがペガサスの脇腹に
拳を打ち込むのを 僕 見てたんですよね。
もし あなたの脇腹にケガがあれば
それが証拠になります。
わかった わかった。
いいよ。
こんな腹でよければ
いくらでも見せてやるよ。
ただし…。
俺の腹は黒いぜ。
(電子音声)「ラストワン」
やっぱり。
それ どこで手に入れた?
拾ったんだよ。
(鬼島)いやぁ…
強いって 面白いね。
落語と同じぐらい面白い。
俺… 鬼島さんの落語
すげえと思ってたのに…。
なんでだ? なんで 遙先生が
ペガサスだなんて嘘をついた!?
面白いから。
何っ!?
前に言ったじゃないか。
(鬼島の声)俺は 舌先ひとつで
世界を作るのが好きだって。
これ 没収!
(鬼島の声)あの女を選んだのは 稽古してたのに
俺の扇子を奪ったからだ。
人の芸を邪魔する奴は
痛い目に遭えばいい。
完全な愉快犯か。
(風城美羽)弦太朗! 仮面ライダー部の
部長として命じます。
そういう根性の曲がった子は
きっちり リミットブレイクしちゃいなさい!
わかった。
そうかな…。
ペガサスだけに
そう うまくはいかない…。
・~
(電子音声)「スリー ツー ワン」
変身!
・~
っしゃー!
宇宙… ハッ! キター!!
タイマンはらせてもらうぜ!
・~
ああっ!
うぅ… わっ!
あっ! わぁっ!
(JK)1人で逃げないで 流星さん!
JK!?
逃げるなら一緒に!
1人より 2人っすよ!
わあぁっ!
(流星)《まずいな
これじゃ変身できない》
(電子音声)「ウォーター・オン」
ヘッ!
次は こいつだ!
(電子音声)「ビート ビート・オン」
わっ! ヤバイ ヤバイ!
ほら 耳 ふさいで!
うりゃー!
うー… イエイ!
おりゃっ!
わぁっ!
結構 手ごわいな…。
悪いな。 俺は口も回るが 腕も立つんだよ。
何やってんの!
腰が入ってないわよ 如月君!
あっ… 先生!
初めて名前を…。
あなたの担任なんだから
当たり前でしょ。
やったー!
じゃあ…。
決めた。 私も
2つの道を まっすぐに行く。
だから あなたも頑張りなさい。
・~
ラジャー!
よーし。
(電子音声)「スパイク
スパイク・オン」
よーし!
おっ?
よーく見てなさい!
・~
おりゃっ!
・~
だから あの女
虫が好かなかったんだ。
逃がさねえ!
(電子音声)「ホイール ステルス
ホイール・オン ステルス・オン」
オラ!
いっけー!
・~
まいたか。
まかれて たまるか!
おりゃっ!
(電子音声)「クロー シールド」
(電子音声)「クロー・オン
シールド・オン」
・~
ハッ!
・~
うっ… うっ!
うわぁっ!
(電子音声)「ハンマー
ハンマー・オン」
うわぁっ…!
割って さす!
(電子音声)
「Nマグネット Sマグネット」
「NSマグネット・オン」
よし! 一気に決めてやる!
・~
くらえ!
ライダー超電磁ボンバー!
(電子音声)「リミットブレイク」
・~
やったぜ。
やったー!
よっしゃー!
ざまあ! ざまあ!
《最輝星も輝かない
はずれ野郎だったな》
あっ!?
なんだ ありゃ…。
おぉ…! 感じる…。
久しぶりに
新しいホロスコープスが誕生するぞ。
…えっ!?
フッフッフ…。
・~
何あれ!?
(流星)まさか…。
(キャンサー・ゾディアーツ)
うおぉーっ!
力が充ち満ちるぜ!
(ヴァルゴ)
来たまえ 新たな同胞よ。
蟹座の使徒 キャンサー。
鬼島さんが 幹部に…。
《キャンサー…》
《アリエスではなかったか》
(美羽)今回は 流星君のお手柄ね。
いや 僕は たまたま…。
って… 待って 待って!
《一番のきっかけは ヴァルゴが
「彼」と口走ったことだ》
《あれが 正体を知る
ヒントになった》
《過ちなのか
それとも 意図的なのか…》
よーし! こいこい こいこい…。
ちょっと 休憩しない!
ほらっ!
学校に
キックボクシング部 作るから。
如月君にも
協力してもらうわよ!
でも 俺には
仮面ライダー部があるのに!
いいから
もっと強くなりなさい!
いきなり スパルタ先生だ…。
我が名は キッグナス。
心やさしき 正義のヒーローさ!
正義の心を分かち合う時間だ。
(我望)おめでとう キャンサー。
(流星)正義のゾディアーツなどいるのか。
〈青春スイッチ オン!〉
(如月弦太朗)売られたケンカは
買わせてもらうぜ。
〈全面戦争 勃発!〉