Go-Busters Mission 16 Transcript

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Go-Busters Mission 16

(岩崎リュウジ)
先輩としか思えないんだけどね。
年齢以外は。
(チダ・ニック)つまり…
本物にしては若すぎるってことか。
ややこしいなぁ。
(桜田ヒロム)もし本物なら
亜空間から来たってことだ。
向こうの情報を聞き出せる。
(警報音)
(森下トオル)司令官!
シューターハッチL‐38に例のバディロイドです!
(ビート・J・スタッグ)
開けろ! 俺だ!
ビート・J・スタッグだ! 開けろ!
(ウサダ・レタス)
何 あいつ 普通に来てるの?
酔っ払って帰って来た
オヤジかって!
(黒木タケシ)ちょうどいい。
聞きたいことは山ほどある。
だが いきなり
ここに入れるわけにはいかん。
ヒロム。
了解!
俺の声が聞こえてないのか…。
そうか…。
よーし…。
おおっと!
いきなり銃撃か。
お前 危ない奴だな。
エネトロンをくれ。
昨日から… 飲んでない…。
おい! おい!
〈新西暦2012年都市生活を支える
巨大なエネルギー エネトロン〉
〈それを狙い
人類を脅かす存在 ヴァグラス〉
〈ゴーバスターズとは
人々を守る特命を帯びて戦う 若者たちのことである〉
・~
どういうこと?
エネトロンなら持ってったでしょ。
あれは陣が使う。
俺の分は 黒リンに
おごってもらえと言っていた。
黒リン?
私のことだ。
陣とは同期だったからな。
そう呼ばれてた。
ププッ…。
(ウサダ)黒リン…。
これ以上は 質問に答えてからだ。
俺の名前は… ビート・J・スタッグ。
ちなみに Jは…樹液のJだ。
聞きたいのは名前じゃな…。
樹液?
(宇佐見ヨーコ)…って
あの 木から出る樹液?
へえ… それは また 随分…。
あっ! ちょっ ちょっ…。
おいおいおい…
ジョンとかジョーじゃないのかよ。
いくらなんでも 虫すぎない?
まあ 虫だけど…。
(ゴリサキ・バナナ)
かっこいいなあ!
名前は どうでもいい。
まず あの陣マサトは 本当に陣マサト本人なのかどうかだ。
陣は陣だ。 1人しかいないし
俺は亜空間から来た。
やっぱり…。 じゃあ 向こうのこと
いろいろ知ってるよね?
俺に関係ないことは知らない。
俺は 俺にしか興味がない。
(ニック)何それ…。
おい!
(缶を開ける音)
ああ…。
(ゴリサキ)なんだ? あいつ…。
ダメだ こりゃ。
やっぱり 先輩に
直接聞くしかないみたいだね。
話してくれればいいけど…。
絶対に聞き出す。
亜空間のこと メサイアのこと 俺たちも 向こうに
乗り込めるのかどうか それと…。
俺たちが一番知りたいこと…。
それって… お母さんたちのこと?
まあ いざ聞くとなると
なんていうか…。
怖いか?
認めたくはないですけどね。
わかる。
(J)プハー!
(エンター)亜空間へ転送した
エネトロンが もれている…。
どこへ?
そして バスターを名乗る
意味のわからない2人組…。
どこから?
2人が
亜空間から来たのだとすれば これまでの転送記録に何か…。
(エンター)ん…?
メガゾードにまぎれて
何か ゴミのようなデータが。
恐らく これが あの2人…。
やはり 亜空間から…。
・~
メタウイルス
「探す」 インストール。
(電子音声)「パラボラロイド…
パラボラロイド…」
「パラボラロイド…」
(パラボラロイド)キュイーン!
夕原地区 Y‐628ポイントで
エネトロン異常消費反応!
(仲村ミホ)
敵メガゾード 転送反応あり!
「タイプはα。
転送完了時間 計算中」
(森下)「定点カメラが
メタロイドを とらえました!」
リュウジさん。 ヨーコ。
ああ。 ヴァグラスは
俺たちでなんとかする。
聞いてきて。 全部。
ああ。
行きますか。
このデータを使って スタッグとビートバスターを
探し出してください。
一体 何が狙いなのかを
聞き出さなければ。
その後は ゴミとして処分です。
急いでください。
この僕の探査レーダーなら
すぐですよ!
…なんて言うのは
うぬぼれでしょうか? ハハハッ。
自己評価は ご自由に。
では アプルス。
・~
どこだ?
(陣マサト)反射神経はいいな。
まあ この程度は できて当然か。
陣マサト…。
あっ…。
・~
俺たちが つけてくるのを
待ってたみたいだな。
おっ わかっちった?
お前に聞きたいことがある。
どうぞ。 なんでも どうぞ。
お前が もし 本当に
亜空間から戻って来たとして…。
来たとして? 黒リンには
はっきり そう言ったはずだぜ?
じゃあ 知ってるはずだよな?
13年前
亜空間に転送された人たちは…。
これは…!
みんな…。
みんな 生きてるのか?
キュイ~ン キュイ~ン…。
おりゃっ!
ヴァグラス!
ここで何してるの?
ゴーバスターズ!
あなたたちに用はない!
…なんて言ったら
失礼でしょうか?
うわっ! なんか やな奴!
やっぱり失礼でしたかね?
(パラボラロイド)ハアッ!
ハアッ!
ああーっ!
これでは
集中して仕事ができません!
…なんて言うのは
ぜいたくですが。
ハア ハア… ハーッ!
待て! やな奴!
13年前のクリスマス
あれは ひどかった。
(陣)暴走したシステムを
なんとかするためとはいえ センターごと
亜空間へ転送だもんなぁ。
脱出できたのは お前たち
子供3人と バディロイドだけ。
決めたのは お前の親父さんだ。
(桜田ヨウスケ)
建物ごと亜空間へ転送する。
黒木くん 頼んだぞ!!
ホント 大迷惑。
そうだろ?
いきなり亜空間に道連れだぞ?
英雄的決断だか知らねえけど お気楽に
人を巻き込むなって話だよ。
違う。 あの時 どんな思いで
父さんが決断したのか お前に わかるのかよ!!
おう おう おう…
やっと火がついたかい?
どの程度の腕か知っときたい。
俺に勝てたら
亜空間のこと 教えてやる。
ああっ!
ヤアッ!
うっ…。
(電子音声)
「イッツ モーフィンタイム」
レッツ モーフィン!
レッツ モーフィン!
ハッ!
うわっ!
デヤッ!
(電子音声)「トランスポート」
キュイン… キュイン…
キュイン… キュイン…。
ハッ! 発見!
…なんて 生意気でしょうか?
(カメラのシャッター音)
いたよ ヨーコちゃん。
ハアッ!
うわっ!
ハアッ!
・~
うわっ!
残念だったなぁ。
まだだ…。
そんなに知りたいか?
パパとママのこと。
それだけじゃない。
亜空間のこと 何もかも メサイアをシャットダウンする
ために必要なこと…。
全部だ!
ハアーッ!
・~
おお… 惜しいなぁ。
が 今のは ちょっと効いたぜ。
ハアッ!
うわーっ!
ハアッ! ハアッ!
うわっ!
ああ?
サバ サバ サバ?
エンター。
亜空間から来たゴミは
あなたですね。
少し お聞きしたいことがあるので
お付き合いを。
男と付き合う気はない。
ゴーバスターズは任せます。
わかってます。
うっ… うう…。
んっ?
ヒロム!
ヒロム!
追跡ミサイル 発射!
うわっ!
うっ…。
(爆発音)
うわっ…。
もう一発!
まったく… しょうがねえなぁ…。
ハッ!
やっぱ付き合ってもらうわ。
ハッ!
(エンター)ノン ノン ノン!
ヒロム!
先輩…。
ああーっ!! ちょっとしたミス!
…なんて言うのは
許されませんか?
了解。
俺のマーカーシステム 起動。
あっ…。
ふっかーつ!
驚いた?
当然ですよ…。
どういうことですか?
(エンター)
なるほど。 わかりました。
あなた 亜空間から転送された
アバターですね?
当たり。 …って 当然か。
お前も そうなんだからな。
ハハハハ…。
アバターって何?
どういうこと?
簡単に言えば 自分の分身かな。
つまり 先輩もエンターも
本体は亜空間にあるんだ。
そうか…
だから 姿は13年前のまま…。
(陣)そのとおり。
俺は違う。
俺は 本当に亜空間から来た。
転送のためのマーカーだ。
陣と それから 他にも
もっと大きな…。
(陣)俺にかぶるんじゃねえ!
(エンター)詳しい解説
ホントにホントに メルシー。
亜空間で
エネトロンを盗んでいたのも あなたたちですね。 転送のために。
まあな。 俺は絶対に
こっちの世界へ戻ってくる。
ゴーバスターズ そのためには
お前たちには もっと 強くなってもらわなきゃ
困るんだよ。
特に エースパイロットの
桜田ヒロム!
お前にはな。
今のままじゃ
ヴァグラスは倒せない。
先輩…。
(モーフィンブレスのコール音)
(ミホ)「敵メガゾード転送完了まで
あと1分です!」
問題解決。 これで心おきなく
あなたたちを潰せます。
よい戦いになる!
…なんて思ってるのは 僕だけでしょうか?
知るか! 自分で考えろ。
厳しいねぇ。
さっきは どうも。
ひとつ 貸しな。
J いくぞ。
了解。
(電子音声)
「イッツ モーフィンタイム」
(電子音声)
「イッツ モーフィンタイム」
(2人)レッツ モーフィン!
(3人)レッツ モーフィン!
・~
レッドバスター!
ブルーバスター!
イエローバスター!
スタッグバス…。
おい。
俺が先だ。
ビートバスター!
スタッグバスター!
バスターズ レディ…。
(一同)ゴー!
(パラボラロイド)行け!
(バグラーたち)ザ ジー…。
・~
おりゃっ!
ハアーッ!
タアッ!
ジーッ!
ハアッ! フッ! おりゃっ!
デヤーッ!
転送完了。 来ます!
いいタイミングですね。
メガゾードを
オートから手動に変更。
ハッ! フッ! ハッ!
何っ?
あっ!
嘘? メガゾードで
攻撃してくるつもり?
うわっ!
(バグラーたち)ジーッ!
ヒロム! 乗れ!
(電子音声)「レッツ ドライビング」
・~
ニック
こいつをここから引き離す!
オーケー!
ハアッ!
・~
ああ…。
ハッ!
J!
了解!
新たなメガゾードの転送反応です。
2体? しかも早い…。
もう来ます!
何?
(電子音声)
「BC‐04 シフトアップ」
(電子音声)
「SJ‐05 テイクオフ」
さーてと…
まずは試し運転といきますか。
BC‐04 ゴー!
SJ‐05 ゴー!
・~
あれは…。
なんだ?
・~
あいつら エネトロン吸ってる!
マジで虫だ!
ハッ!
ハッ!
デヤッ!
うわーっ!
リュウさん。
了解!
(電子音声)「トランスポート」
(電子音声)「イッツ タイム フォー
スペシャルバスター」
あっ あっ…。
(2人)ハアッ!
キュ… キュイーン!
(爆発音)
ハッ! うう…。
俺は やる!
(J)フンッ!
やるねぇ!
ニック こっちもいくぞ!
(ニック)オッケー!
(電子音声)
「イッツ タイム フォー バスター」
(爆発音)
シャットダウン完了!
わからない?
転送された人たちのこと
全然わからないんですか?
あの夜 俺は
クリスマスパーティーを欠席して 仕事してたんだ。 別ブロックで。
転送された後も
バラバラだったし…。
俺は ずっと陣と一緒に…。
他の人間と
亜空間で会ったことはない。
そうですか…。
(陣)でも ひとつだけ。
亜空間で拾ったもんだ。
・~
・~『ジングルベル』
・~
季節はずれのクリスマスかぁ…。
・~『ジングルベル』
みんな無事だね。 きっと。
ああ。
俺たちも頑張らないとだね。
よし! 帰るか!
ニック!
反対。
えっ? はっ? はっ?
わざとに決まってんだろ
ほら もう…。
おい ニック どこ行くんだよ。
こっちだろ。
うわーっ! イテッ…。
何やってんだよ お前。
・~
〈ゴーバスターズ
ネクストミッション〉
(陣)エンジニアの夢はどうした?
今は戦い専門です。
(エンター)完成です!
破壊のメガゾード!
(森下)ディメンションクラッシュが
破られた!
(陣)守ってるだけじゃ
勝ちはねえ!
バスターズ レディ…。
(ヒロム・リュウジ・ヨーコ)ゴー!
〈この夏 スーパーヒーローの
極限バトル 2本立て!〉
〈劇場版『フォーゼ』&
『ゴーバスターズ』…〉
〈これまでの
『仮面ライダーフォーゼ』は…〉
(速水公平)宇宙飛行士に
なるための 資質をテストする。
(如月弦太朗)
宇宙飛行士になれんの!?
(JK)エリーヌ須田。
強力な宇宙ライバル 出現っす。
(城島ユウキ)私が宇宙飛行士に
なれるかどうかの日が 近づいてきてるのよ!
(エリーヌ須田)
宇宙に行くのは 私だ!
ユウキだけじゃなく
俺とも ダチになってくれ!
(エリーヌ)できないよ 弦太朗。
だって 君は仮面ライダー
私はゾディアーツ…。
(リブラ・ゾディアーツ)
見えた タウラス。 杉浦雄太…。