Go-Busters Mission 08 Transcript

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Go-Busters Mission 08


(チダ・ニック)なんだ なんだ?
朝なんだからもっと爽やかな顔できないのか?
(桜田ヒロム)こんな早く起こされて→
そんな顔できるかよ…。
ヒロムの寝起きが悪いから→
いつも早めにタイマーセットしてるんだ。
まあ 10分前のところを100分前に間違えたがな。
お前 方向音痴だけじゃなくて→
タイマーにも問題あるんじゃないのか?
ああ~。
えっ… おい!人をポンコツみたいに言うな!
(仲村ミホ)「ただ今よりGT‐02 発進します」
何かあったのか?(ウサダ・レタス)はあ?
ただの訓練だよ。 自主練ってやつ。
自主練?
(ウサダ)しょっちゅうやってるよ。
ヨーコやヒロムとの差を埋めるためだって。
(岩崎リュウジ)いきますか。(ゴリサキ・バナナ)左後方に敵!
右後方!
(ウサダ)ヨーコとヒロムは訓練を始めた時→
3歳と7歳だったでしょ。
でも リュウジは15歳。この差は大きいんだよね。
(銃撃音)
フッ!
ハッ!
(エンター)う~ん…。
さすがに厳重ですねぇ。
・~
(宇佐見ヨーコ)メロンパン飽きたの。
明日はプリンね。(ウサダ)なんで?
プリン この間も出したでしょ!
(黒木タケシ)緊急連絡が入った。
メガゾード開発工場にヴァグラスが侵入したらしい。
新バスターマシンの設計を極秘に進めていた。
新バスターマシン…?
そんなの作ってたんだ。
ヴァグラスがどうやって嗅ぎつけたか不明だが→
今後の我々の戦力を大きく左右する→
最重要機密だ。
特命! 開発工場 並びに新バスターマシン設計図を守れ!
(一同)了解!
〈新西暦2012年〉
〈都市生活を支える巨大なエネルギー エネトロン〉
〈それを狙い人類をおびやかす存在 ヴァグラス〉
〈ゴーバスターズとは→
人々を守る特命を帯びて戦う若者たちのことである〉
・~
(警備員)侵入者は いたか!?(警備員)いいえ!
・~(鼻歌)
どこへ行くつもりだ?
来るの早すぎませんか?ゴーバスターズ。
エンター俺たちが早すぎるんじゃない。
お前がのろいんだ。
(電子音声)「イッツ モーフィンタイム」
(3人)レッツ モーフィン!
レッドバスター!
ブルーバスター!イエローバスター!
いくぞ! バスターズ レディ…。(3人)ゴー!
(バグラーたち)ザ ジー…。(電子音声)「トランスポート」
フッ! ハアッ!
(銃声)
フッ! ハッ!
ハッ! フッ!(銃声)
フッ! ハアッ! タアッ!
ハアッ!(電子音声)「トランスポート」
ザ ザ…。
ハッ! ハアッ!(バグラーたち)ザ ザ ザー…。
デヤッ! ハッ! フッ!
ハッ!(銃声)
ハッ! ハアッ! フッ!
ハアッ!
ハッ! フッ! ハアッ!
ザ…。
待て!(バグラーたち)ザ ザ… ジ ジ…。
(警報音)
フッ!
この厳重さ よほどトレビアンな設計図なんでしょうね。
わっ!? わあっ!
諦めろ!
あなた方に愛着が湧いてきましたよ。
つぶしたいという愛着が…。
ゴーバスターズ マピュース。
(3人)ハッ!
あっ。
逃げた…。
最後 なんて言ったの?
マピュース…。
直訳すれば→
「私のかわいいノミちゃん」かな。
ノミ!?そういう呼び方があるの。
ヨーコがピョンピョン跳ぶしな。私がノミ!? ひどい!
俺が言ったんじゃない。
設計図は大丈夫ですか?
ええ。 非常扉で→
なんとか足止めできました。
(本村カズヤ)リュウジ?
あ… お前 カズヤか!?
ああ やっぱり リュウジか!
ハハハ 久しぶり!おう!
リュウさん 知り合い?ああ 高校時代のクラスメート。
へえ~。
まさか ここに勤めてたとはね。ビックリだよ!
お前こそ なんだよゴーバスターズって。
信じらんないな。
マシンエンジニアになるのが夢だったのに。
お前は その夢かなえたみたいだな。
夢…。 まあな。
(本村)ここのコンピューターは外部と全くつながってない。
部屋自体が電波を遮断してるし→
ネットを通じての侵入は不可能だ。
それでエンターは乗り込んできたのか。
(操作音)
これが新バスターマシンの設計図…。
カズヤ お前がこれを?
まさか。 チームでだよ。
エンジニアも実際なってみると地味な仕事でさ。
何ひとつ自分の好きに開発できない。
エンターは開発をつぶすんじゃなくて→
この設計図を手に入れようとしてた…。
なんでだ?
エンターも作りたいんじゃないの?
新しいメガゾード。
確かにヴァグラス側の戦力アップは考えられる。
(黒木)「また狙ってくる可能性は高い」
「油断するな」(3人)了解。
リュウさん。ん?
マシンエンジニアが夢だったって本当?
昔の話。
まあ 家がエネトロンタンクのそばだったから→
よく メガゾード見てたせいかな。
それを開発した→
天才マシンエンジニアの人に憧れてね。
カズヤも全く同じだった。
2人して 勝手に先輩って呼んで→
いつか一緒にメガゾード作るのが夢で…。
でも 高1の冬に あれが起きた。
俺は そのまま特命部に入ったからそれっきり。
夢を諦めたってわけですか。
同情しないでよ。
小さい頃の憧れや夢なんて…。
「よくある話」
リュウジ 本当はゴーバスターズがイヤなんじゃ…。
おっ? おいおい 盗み聞きか?趣味悪いぞ。
戦闘中以外はプライバシーの侵害だよ。
だって 俺とリュウジはお前たちみたいに→
小さい頃からの付き合いじゃないから→
何か突っ込んだ話できなくて…。
それはお前の性格の問題だと思うね。
ええっ?
(エンター)道具というのは 常に進化する。
我々のメガゾードもそうあるべきです。
メタウイルス 掘る インストール。
(電子音声)「ドリルロイド…ドリルロイド…」
「ドリルロイド…」
(客たちの悲鳴)
(警報音)
(森下トオル)舞沢地区M‐194ポイントで→
エネトロン異常消費反応です!(ミホ)敵メガゾードの転送反応あり。
タイプαです!転送完了時間は…。
早い! 3分20秒です!
(ニック・ゴリサキ・ウサダ)えっ!?
(黒木)「ヒロム リュウジ ヨーコ」
「工場内の人間を避難させてメタロイド襲撃に備えろ」
どんな手段をとっても 設計図を奪われるわけにはいかん!
(3人)了解!
(アナウンス)「ヴァグラスの襲撃が予想されます」
「ただちに避難してください」カズヤ ここは俺たちが守る。
すぐ避難しろ。ああ…。
ちょっと待って!
はい わかりました。
上が念のために パソコンに→
セキュリティーロックをかけろって。
パスワードとか部外秘だから先に出てもらえるか? 悪い。
わかった。 急げ。
・~
今の電話 ウソですね。
外部からの電波を遮断してる部屋で→
携帯電話が通じるはずがない。
あっ そっか。でも なんで そんなウソを?
根本的な疑問。
エンターは どうして設計図のことを知ったのか。
一番簡単なのは内部の人間の協力だ。
(モーフィンブレスのコール音)
(ミホ)「敵メガゾード転送完了まであと1分です!」
ヒロム ヨーコちゃん…→
そっち 頼めるかな?
・~
(ミホ)「30秒前です」
「バディロイド接続」
(電子音声)「レッツ ドライビング」01 いけます!
よいしょっと。(電子音声)「レッツ ドライビング」
03 いけます。(ゴリサキ)頑張って。
CB‐01 RH‐03 発進!
(電子音声)「イッツ モーフィンタイム」
(2人)レッツ モーフィン!
(アナウンス)「CB‐01 発進!」
(ミホ)「全回路 動力伝達」
(森下)「01専用ハッチ 展開」
(ミホ)「エース専用リフト 上昇開始」
「RH‐03バスターエンジン始動」
「RH‐03 発進!」
・~
5 4 3 2 1…。
転送完了。 来ます!
・~
来ません!来ませ~ん。
仲村さん 場所は?
仲村 どうした!?
それが… 見当たりません!
ええっ!?
敵メガゾードを確認できません!何!?
転送は終わってるはずなのにどこにも…。
どういうこと?熱反応もなーし。
(ミホ)でも いるはずなんです!(ニック)「そんなバカな」
・~
(電子音)
カズヤそのハードディスクは なんだ?
今 何をコピーしてた?
いや…。
新バスターマシンの設計図か?
返せよ!
お前 どうして!?
思ってたのと全然違ったんだ。
メーンの開発には関われないしずっと下っ端で…。
やりたいことできないのはお前と一緒だ! わかるだろ!?
カズヤ…。
「どこ?」
本当にいないよ。
ニックモニターが空ばっかりだぞ。
もしかして 時間を間違えたとか?普通にあることだからな。
お前と一緒にするな。 もっと下。(ニック)はいはい。
下…?
仲村さん。
転送は地上にされるって決まりは?
「ありません。 転送空間は上下左右 制限なく可能です」
ニック 下だ!えっ 下~?
うわっ! うっ…。
(2人)うわっ!(ドリルロイド)貫通!
・~
(ニック)なんてこった!地中から攻撃とはね!
・~
(ドリルロイド)設計図はいただく。 フン。
アアーッ! テヤッ!
何ぃ!? お前… この力 人間か?
たぶんね。
リュウジ…お前 どうなってんだ?
まあ いろいろとね。
これが夢を諦めた理由かな。
けど どうかしたのはお前のほうだよ カズヤ!
あんなになりたかったエンジニアだろ!
だから 違ったんだって!
違わない!お前は見えてないだけだ!
うっ! ああっ… うっ…。
(ドリルロイド)これさえあれば…。(電子音声)「イッツ モーフィンタイム」
ヤアーッ!!
これだけは渡さない!
レッツ モーフィン!
邪魔をするな!
・~
ハアッ…! くうっ…!
うわっ! くっ…!
(ドリルロイド)こいつ…。
うわっ!
カズヤ それ渡すなよ。せっかくかなえた夢だ!
いや… 近づけば 夢なんて消える。
テヤッ!
カズヤ!
・~
ダメだ 届いてない!
リュウジさんが来るまで持ちこたえろ!
ゴーバスターオーならなんとかなる!
(ウサダ・ヨーコ)それ 本当!?
・~
《そうだ… 夢なんて遠くから見てる時が一番いい》
あっ! うっ!
(リュウジの声)カズヤ それ渡すなよ。
せっかくかなえた夢だ!リュウジ…。
これが夢を諦めた理由かな。
アアーッ!
くっ…! ああっ!
あんなになりたかったエンジニアだろ!
(カズヤの声)リュウジあんなに好きだったのに…。
ハッ!
(リュウジの声)違わない!お前は見えてないだけだ!
リュウジにはまだ俺の夢が見えているのか…。
けど どうかしたのはお前のほうだよ カズヤ!
・~
何やってんだ 俺。
ちょっと思いどおりにならないくらいで…。
あっ…。
あっ!私の呼びかけに 快いご協力→
本当に本当にメルシー。
ダメだ! やっぱり返してくれ!俺がバカだった!
ああっ!
お約束の報酬です。
・~
バカだ…。 俺は大バカ野郎だ!
うわあーっ!!
ああっ!
(電子音声)「トランスポート」
ハアーッ…。
ヤアーッ!
テヤッ! テイッ!
ハッ!
ハアーッ… テヤッ!
ハアッ!
くっ… この…! 抜けん…!
(電子音声)「トランスポート」
(電子音声)「イッツタイム フォー バスター」
ハアッ!
ギャアーッ!(爆発音)
(ウサダ・ヨーコ)うっ! くっ…!
(ゴリサキ)みんな お待たせ!
敵メガゾードは地面の中だって?うん。 全然攻撃できない!
リュウジさん 合体してディメンションクラッシュを!
「あ? ああ なるほど」
あれで空間を一時的に変質させれば→
地中も関係なくなるってわけね。よし いきますか!
なんだかわかんないけどラジャーラビット!
コンバインオペレーション!特命合体!
(リュウジ・ヨーコ)「了解!」
・~
ゴーバスターオー…。(2人)レディ ゴー!
敵メガゾード右前方 地下25メートル!
(ニック)ロックした!エネトロン インターロック!
出力アップ70パーセント 80パーセント…。
(電子音声)「イッツタイム フォー バスター」
(リュウジ・ヒロム・ヨーコ)ディメンションクラッシュ!
こういうことか!(3人)ハアッ!
(爆発音)
シャットダウン完了。
リュウジ… 俺…。
わかってる。
逃げずに戻ってきたんだからな。
俺 もう一度好きだった この仕事を…。
俺と それから俺たちの先輩の分もな。
先輩 確か13年前 行方不明に…。
あの日 俺は先輩に会いに行くつもりだった。
いつか もう一度 会いに行く。必ず。
リュウジ お前…。
大丈夫。これはこれで 気に入ってんだ。
相棒もいるし。
うんうん…。
コラッ!だから 盗み聞きするなよ。
や… やめて! やめて!
仲間もいるしな。
・~
・~
・~
・~
〈ゴーバスターズネクストミッション〉
(ヒロム・リュウジ・ヨーコ)ウサダが誘拐!?
(エンター)引き換えにエネトロンを。
ごまかすなら いい手がある。(ウサダ)ヨーコ 逃げて!
ウソでしょ… ウサダ!ウサダーッ!!
バスターズ レディ…。(ヒロム・リュウジ・ヨーコ)ゴー!
これが俺たちの…。(如月弦太朗)仮面ライダーと→
スーパー戦隊の…。(2人)力だ!
〈今こそ 全ヒーローのパワーを集結せよ!〉
〈これまでの仮面ライダーメテオは…〉
〈昏睡状態の親友井石二郎を救うため→
交換留学生 朔田流星として天ノ川学園高校に潜入中〉
〈彼のターゲットは 二郎を復活させることができるという→
アリエス・ゾディアーツだ〉
〈仮面ライダー部に見習い部員として所属しているが→
彼がメテオであることは誰にも知られてはならない〉
(朔田流星)俺の運命は 嵐を呼ぶぜ!